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noindexタグでSEO対策|設定する6つのケースと注意点を解説
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
noindexタグは、サイトやページをGoogleなどの検索エンジンにインデックスされないようにするメタタグのことです。
この記事では、noindexタグを適切に設定しSEOの成果を得たい担当者に向けて、noindexタグとは何か、noindexタグが必要か見極める3ステップ、noindexタグを設定したほうがよい6つのケースなどを解説します。noindexタグを設定する方法も解説しているので、ぜひ役立ててください。
目次
- noindexタグとは
- noindexタグの設定はSEO施策の1つ
- noindexタグが必要か見極める3ステップ
- noindexタグを設定したほうがよい6つのケース
- noindexタグを設定する2つの方法
- noindexタグの設定を確認する方法
- noindexタグを設定するときの3つの注意点
- まとめ
noindexタグとは
noindexタグは、サイトやページをGoogleなどの検索エンジンにインデックスさせないメタタグです。noindexタグを設定すると、検索結果に表示されないようになります。
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noindexタグの設定と検索結果の関係
検索エンジンは、以下の3つのステップで検索順位に表示させています。
- クロール:検索エンジンの巡回
- インデックス:データベースに保存
- サイト評価:アルゴリズムに基づいたサイト評価
noindexタグは、インデックスをさせないように指示するためのタグです。クローラーの巡回はありますが、インデックスされないため検索結果には反映されません。
nofollowタグとの違い
nofollowタグはnoindexタグと混同されやすいため、注意が必要です。nofollowタグは、サイトやページ内に設置されたリンク先をクロールさせないためのタグです。
noindex | nofollow | |
---|---|---|
定義 | 検索エンジンのクローラーに対して、インデックスさせないように伝えるメタタグ | クローラーがリンク先のページを巡回しないようにヒントを与えるリンク属性 |
効果 | GoogleやYahoo!などの検索結果からnoindexを指定したWebページが表示されなくなる(削除される) | リンク先のページへSEO的な評価を受け渡さない可能性がある |
備考 | – | リンク元、リンク先のページは検索結果から除外されない |
例えば、リンク先の信頼性を担保できないときや、有料リンクでSEOの評価を渡したくないときに用います。つまり、nofollowタグを設定することで、自社サイトのSEOの評価が低下するリスクを軽減できます。
noindexタグの設定はSEO施策の1つ
noindexタグの適切な設定は、有効なSEO施策の1つです。
重複コンテンツや、質の低いコンテンツがインデックスされてしまうと、マイナス評価につながります。
一方で、良質なコンテンツのみインデックスされるようにすると、よい評価を得て、上位表示されやすくなる傾向があります。
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noindexタグが必要か見極める3ステップ
noindexタグが必要か見極めるためには、3つのステップを踏む必要があります。
ここでは、3つのステップについて解説します。
1.本当に必要なページか検討する
まずは、サイトの管理者やユーザーにとって本当に必要なページか検討しましょう。
必要のないページは、noindexタグを設定するのではなく、削除することをおすすめします。類似しているページが複数ある場合は、統合できないか検討しましょう。
2.クロールさせる必要があるか検討する
ページの削除や統合を実施したら、クロールさせる必要があるか検討します。
「ページの存在は必要だが、クロールは不要である」という場合は、robots.txtの設定が適切です。
例えば、サイトの管理者ページなどは、外部の人からアクセスされたくないページであるため、クロールさせないように設定しましょう。
3.インデックスの必要があるか検討する
最後に、インデックスの必要があるか検討します。クロールの必要があると判断したものの、インデックスが不要なページに対しては、noindexタグを設定しましょう。
インデックスの必要性を判断するための具体例は、以下の章で解説します。
noindexタグを設定したほうがよい6つのケース
サイトの利便性向上などの理由でページ自体は必要であるが、インデックスの必要がないページ、インデックスされないほうがよいページに設定します。
具体的に、6つのケースをピックアップし、解説します。
1.HTMLサイトマップページ
HTMLサイトマップページは、ユーザーが目的のページを見つけるためのもので、サイト内にどのようなページがあるのかを案内します。検索結果に表示される必要はないため、インデックスは不要です。noindexタグを設定するようにしましょう。
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2.内容が重複または類似しているコンテンツ
同じサイト内に重複コンテンツがある場合、検索エンジンからの評価が分散する可能性があるため、noindexタグを設定しましょう。類似コンテンツも同様です。
例えば、ECサイトの場合、商品紹介のテキストは同じで、色違いの商品を別のページで紹介しているケースがあります。この場合、類似コンテンツと判断されるおそれがあるため、noindexタグを設定することをおすすめします。重複コンテンツは、canonicalで正規化する方法もあります。
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3.検索流入が不要のページ
404エラーページやサンクスページなど、検索流入が不要のページも、noindexタグを設定することをおすすめします。
エラーページは、対象のページがないことを伝える役割があり、必要です。同様に、サンクスページや手続き完了を確認するページなども必要とされています。しかし、いずれのページもインデックスされる必要はありません。
4.情報量が少ないページ
テキストや画像など情報量が明らかに少ないページは、低品質のページと判断される場合があり、マイナス評価の要因になり得ます。そのため、noindexタグを設定する、コンテンツの情報量を増やすなどの対策が必要です。
例えば、ECサイトで該当する商品がなかった場合に表示される「検索結果は0件です。」というページが該当します。
5.コピーコンテンツ
Googleからコピーコンテンツと判断されると重大なペナルティを受けるリスクがあるため、注意が必要です。他サイトからのコピーコンテンツがある場合は、本当にそのコンテンツが必要なのかを検討します。不要であれば、削除しましょう。
残す場合は、ペナルティを回避するためnoindexタグを設定しましょう。
6.テストページ
テストページにも、noindexを設定しておきましょう。作業が終わるまでnoindexタグを設定しておけば、ユーザーの目に触れなくて済みます。
また、限られたユーザーのみに公開し、一般には知らせていないページもインデックス不要です。特にサイト運営やユーザー管理ページなどは、noindexタグの設定だけでなく、ユーザー認証を利用したアクセス制限も同時に設定しておくことが重要です。
noindexタグを設定する2つの方法
noindexタグを設定する方法は、主に2つあります。ここでは、2つの方法について解説します。
1.ファイルに直接タグを設定する
ファイルに直接タグを設定する方法があります。HTMLのhead要素に、以下のいずれかのタグを入力します。
- HTMLタグ:<meta name=”robots” content=”noindex”/>
- XTHMLタグ:<meta name=”googlebot” content=”noindex” />
なお、Googleの検索エンジンに対してのみクロールを回避したい場合は、該当の検索エンジンを対象にnoindexを設定しましょう。
2.WordPressで設定する
WordPressで設定する方法もあります。
代表的なのは、「All in One SEO Pack」というプラグインを使用する方法です。
WordPressを利用すれば、ページやカテゴリーごとにnoindexタグを設定できます。
設定手順は、以下の通りです。
- 投稿ページあるいは固定ページの編集画面を開く
- AIOSEO設定にある「Advanced」をクリックする
- ロボット設定のボタンが現れたら、オフにする
- 「インデックスなし」のボタンをチェックする
noindexタグの設定を確認する方法
noindexタグの設定が完了したら、設定ができているか確認しましょう。ここでは、設定の確認方法について解説します。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)で確認する
Google Search Consoleで確認する方法があります。Google Search Consoleは、Googleが無料で提供する解析ツールです。確認手順は、以下の通りです。
1.Google Search Consoleにログインする
2.左メニューにある、インデックス作成配下の「ページ」を選択する
3.「ページにあるnoindex タグによって除外されました」をクリック
4.noindex タグによって除外されたリンク一覧を確認し、該当ページがリストにあるか確認する
ブラウザで確認する
ブラウザで確認する方法もあります。ブラウザでページのhtmlを表示してnoindexが設定されているメタタグを探す方法です。
確認方法は、主に以下2点があります。
【1】ページソースから確認する
ページの画面上で右クリックのメニューを開き「ページのソースを表示」を選択
表示されたソースから「noindex」のテキストが表示されているか確認
【2】拡張機能で確認
Google Chromeなら、拡張機能の「NoFollow」で確認
noindexタグを設定するときの3つの注意点
noindexタグを設定する際には、気をつけるべき点があります。ここでは、3つの注意点について解説します。
1.noindexタグはクローラーの巡回を拒否するわけではない
noindexタグは、インデックスさせないためのタグで、クローラーの巡回を拒否するわけではありません。クローラーの巡回を拒否したい場合は、robots.txtを設定します。
ただし、noindexタグを設定したページをrobots.txtでクロール拒否すると、検索エンジンのクローラーに「インデックスを拒否する」という指示が伝わらなくなるため、注意が必要です。
robots.txtとは?意味から設定方法まで詳しく解説
2.不要なnoindexタグがないかチェックする
不要なnoindexタグがないかチェックすることも大切です。不要なnoindexタグの設定があると、流入が少なくなるためです。
テストページにnoindexタグを設定してそのまま公開してしまう、テンプレートに誤って設定して多くのページに設定してしまうなどの例もあります。サイトの評価に関わるため、不要なnoindexタグがないかチェックするようにしましょう。
3.noindexタグを設定しすぎない
noindexタグを設定しすぎないようにも注意しましょう。noindexタグをむやみに設定すると、サイト流入が減少するリスクがあるためです。流入が少ないとサイト評価に悪影響を及ぼす可能性があります。慎重に判断し、noindexタグが必要か見極めて設定することが大切です。
まとめ
noindexタグは、検索エンジンにサイトやページをインデックスさせないためのメタタグです。noindexタグを設定すると、検索結果に表示されなくなります。noindexタグを設定する際には、必要かどうか見極めてから実施することをおすすめします。クロールさせる必要があるか、インデックスさせる必要があるかも検討しましょう。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
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