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SEOとは?仕組みや基本的な対策方法・Googleの考え方などを解説
SEO |
こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
近年、コンテンツマーケティングを行う企業が増えています。Web担当となり、SEOを勉強する必要が生じたという人は少なくないです。この記事では、SEOはと何か、SEOはなぜ重要か、SEOのための対策・注意点などについて解説しています。SEOについて充分に理解し、コンテンツマーケティングを行うための参考にしてください。
目次
- SEOとは?
- なぜSEOが重要なのか
- SEOが注目されるようになった理由
- SEOで検索順位が決まる仕組み
- SEOで重要なGoogleの考え方とは?
- SEOで得られる効果
- SEOでもっとも重要なこと
- SEOを行うための基本ステップ
- SEOには内部対策と外部対策がある
- コンテンツ作成時にできる内部対策
- クローラー向けに行う内部対策
- 外部対策として行うべきこと
- SEOを行う上で気をつけたいポイント
- SEOで使いたい5つの無料ツール
- よく出てくるSEO用語集
- まとめ
SEOとは?
コンテンツマーケティングを行う際に、自社のサイトを検索上位に表示させるためには、SEOが非常に大切だといわれています。ここでは、SEOとは何かについて解説します。
Search Engine Optimizationの略語
SEOは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の頭文字をとったものです。SEOは、通常「エス・イー・オー」と呼ばれ、和訳すると「検索エンジン最適化」という意味になります。
検索エンジン最適化とは?
検索エンジン最適化とは、検索結果表示画面において上位表示されるように、コンテンツ作成時に対策を行うことをいいます。GoogleやYahoo!などで、ユーザーがキーワードを入力し、検索を行った際に、自社のWebサイトが検索上位に表示されることで、クリック率が高まり、集客などの成果が出やすくなります。
Google検索エンジンへの対策
検索エンジンには、Google・Yahoo!・Bingなどがありますが、Google・Yahoo!を使った検索が9割を超えていることが分かっています(2021年3月時点)。Yahoo!は、Googleの検索アルゴリズムを活用しているため、実際はGoogle検索エンジンへの対策を行えばよいことになります。
※参考:Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats
SEOを行うべきWebサイトとは?
広告費用をあまり欠けられない中小企業のWebサイトなどでは、積極的にSEOを行いましょう。コンテンツマーケティングは、比較的低コストで行えます。Webコンテンツを作成するための初期コストだけは必要となりますが、広告とは異なり、継続的な効果が期待できます。コンテンツの成果が出ていないという場合は、SEOができているかを確認することも大切です。
なぜSEOが重要なのか
検索画面において上位表示させるためのSEOですが、それが、なぜ重要なのかについて解説します。
検索結果の1ページ目に表示させられる
SEOを行うことで、発信したコンテンツに対して、Googleからの高い評価が得られれば、検索結果の1ページ目に表示することが可能となります。SEOは、Googleが検索順位を決める仕組みを理解し、行われる対策です。上位表示されるためにGoogleが求める要素を多く実行することが、高評価につながります。
ユーザーは検索上位の記事をクリックする
ユーザーは、情報を求めて検索した際、検索上位の記事をクリックする傾向があります。1ページの検索画面に表示されるサイト数は10個で、2、3ページと下位に表示されるほど、クリック率が低くなります。1ページ目に表示される10サイトの中でも、1位の記事がもっともクリック率が高いです。SEOを行う際は、1ページ目への表示、できれば1位表示を目指しましょう。
SEOが注目されるようになった理由
近年、SEOが注目されている理由について、SEOの歴史を通して解説します。
SEOの歴史
1990年に、世界初の検索エンジン「Archie」が開発されたことで、多くの検索エンジンが開発され、SEOの重要性が認識されました。1996年に、ディレクトリ型検索エンジンをYahoo!が採用し、同一カテゴリ内で上位表示させるためのSEOが行われました。1998年にはGoogleがロボット型検索エンジンを採用したことで本格的なSEOが始まり、現在大きく注目されています。
検索エンジンの仕組みと進化
ロボット型検索エンジンが登場するまでは、ディレクトリ型検索エンジンが主流でした。ディレクトリ型検索エンジンは、人がサイトを閲覧したうえで、カテゴリ分けをし、検索画面に表示させるものでした。ロボット型検索エンジンは、ロボットがインターネット上のサイトを巡回し、検索画面に表示させるものです。これにより、検索画面に表示させるサイト数が飛躍的に増大しました。
変化し続けるGoogleのアルゴリズム
1998年、創業当時のGoogleのアルゴリズムは、出現するキーワード数・外部からのリンク数により、サイトを上位表示させるというものでした。このころのSEOとして、無意味なキーワードの書き込み、自作の大量リンク、無関係なリンクの大量購入などが行われました。これらのスパム行為を防ぐため、Googleはアルゴリズムのアップデートを定期的に行うようになりました。
SEOで検索順位が決まる仕組み
検索エンジンには、優良なコンテンツを検索上位に表示し、ユーザーに提供する役目があります。検索エンジンは、インターネット上のWebサイトの情報を集め、Googleの基準でランク付けを行っています。ここでは、検索エンジンがランキングを決めるまでの仕組みについて解説します。
1.Webサイトのクローリングを行う
検索エンジンは、クローラーというロボットを使い、インターネット上のWebサイトのクローリングを行っています。クローリングには、這いまわるという意味があり、サイトに記載されたリンクをたどり、蜘蛛が糸の上を這うイメージで、Webサイト上を巡回します。SEOの第一歩として、サイトをクローリングしてもらうことが重要となります。
2.Webサイトをインデックスする
検索エンジンは、クローラーが集めたデータをインデックスします。インデックスには、索引という意味があります。索引は、本などの最後に、五十音順などに語句と掲載ページが記載された一覧です。検索エンジンは、インデックスすることで、集めたサイトの情報をGoogleのデータベースに、登録・保存します。サイトの情報が、分かりやすく、インデックスされやすいことが重要です。
3.Webサイトのランキングを決める
検索エンジンは、Google独自のアルゴリズムにもとづき、インデックスされたWebサイトのランキングを決めます。アルゴリズムとは、ある結果を出すためのやり方・計算方法を指します。Googleは、ユーザーのためにより良い情報を提供したいと考えています。効果的なSEOを行うためには、Googleの考え方を理解することが非常に重要となります。
SEOで重要なGoogleの考え方とは?
検索エンジンのランキング決めは、Googleの考え方にもとづいて行われます。ここでは、Googleの考え方について解説します。
ユーザーファーストという考え方
Googleは、ユーザーファーストという考え方を大切にしており、ユーザーの利便性を第一優先に考えています。検索結果が、ユーザーにとって期待したものでない場合、ユーザーはGoogleではなく、他の検索エンジンを利用する可能性があります。Googleは検索表示画面に広告を表示させることで広告収入を得ており、ユーザーの満足度がGoogleの利益につながります。
Googleが掲げる10の事実
Googleは、企業理念として「10の事実」を作り、SEOをはじめ、会社経営にいたるまで、この「10の事実」にもとづいて行わっています。SEOを効果的に行うためには、これらのGoogleの考え方を理解することが大切です。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
- 遅いより速いほうがいい
- ウェブ上の民主主義は機能する
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズはすべての国境を越える
- スーツがなくても真剣に仕事はできる
- 「すばらしい」では足りない
※参考:Google が掲げる 10 の事実| Google
Googleの評価基準であるEATの重要性
Googleは評価の基準として、「EAT」を重要視しています。EATとは、Expertise・Authoritativeness・Trustworthinessの頭文字を取ったものです。SEOで成果を上げるためには、コンテンツ作成時に、3つの要素を意識する必要があります。
Expertise:専門性
Googleの評価基準であるEATの中で、もっとも重視されているのが専門性です。専門性を重視したサイトにするためには、特定の分野について専門的に解説することが求められます。ひとつのテーマにしぼり、新しく正しい情報を網羅的に解説することで、専門的なサイトとして認められやすくなります。
Authoritativeness:権威性
専門的な知識を持つ認知度の高い人が発信する情報は、権威性が高いです。コンテンツの執筆者が、医者であったり、多くの著書を出版していたりするといった著名人であれば、ユーザーの安心感が高まります。SNSでシェアされる、外部サイトからのリンク数が増える、多くのメディアなどで拡散される、ことなどによっても権威性を取得できます。
Trustworthiness:信頼性
Webサイトの運営者・コンテンツの執筆者が、信頼できることが大切です。オリジナリティがあり、コピーコンテンツではないことも求められます。Googleは、医療・金融などの分野では、信頼性のないコンテンツを検索画面に表示しないという取り組みを行っています。
Googleが評価するサイトとは?
Googleの評価が高いサイトについて、具体的に解説します。
ユーザーの検索意図に合っている
Googleは、ユーザーの検索意図に合った、質の高いサイトを高く評価しています。検索したユーザーの疑問に対して、的確な回答を提供できるコンテンツを、優良コンテンツとして認めています。
キーワードに合ったコンテンツ
ユーザーが検索する際に入力したキーワードに合ったコンテンツを、Googleは高く評価しています。検索したキーワードとコンテンツが合っていないと、ユーザーは離脱が増えます。離脱数が多いコンテンツは、Googleにより有用ではなかったとみなされます。
読みやすくわかりやすい
読みやすく、わかりやすいサイトは、Googleから高い評価を得ます。何が書かれているのかわからないコンテンツは、ユーザーの離脱につながりやすいです。難しい言葉を使わず、簡単でわかりやすい文章の記述につとめましょう。
モバイルに対応している
Webサイトが、モバイルに対応していないと、高い評価が得られないことがあります。最近は、パソコンではなく、スマートフォンなどのモバイルで検索するユーザーが多くなりました。パソコン用の画面のままでは、モバイル端末では読みにくいことが多いです。
ページの表示速度が速い
ページ表示の速度が速い方が、Googleの評価が高くなります。ページの表示速度が遅いと、サイトが表示される前に離脱してしまうユーザーが少なくありません。ユーザーが閲覧できないサイトは、ユーザーにとっては有用であるとはいえません。
Googleの考え方について、下記の記事を参考にしてください。
Googleが重視する「権威性」とは?E-A-Tの概要や高める方法を解説
SEOで得られる効果
SEOを行うことで、コンテンツの上位表示が目指せます。ここでは、SEOにより上位表示されることで、得られる効果について解説します。
意欲の高いユーザーを多く集客できる
SEOを行い、自社サイトのコンテンツが検索上位されることで、購入意欲の高いユーザーを多く集客できます。検索上位に表示されたコンテンツほど、クリック率が高いことが判明しています。クリックされることで、自社の商品・サービスを全く知らなかったユーザーと接点を持てることとなります。
広告より低コストで集客できる
SEOは、広告よりも低コストで集客を行えます。広告は、掲載し続ける限り、広告費用の支払いが必要となります。SEOのために発信されたコンテンツが、インターネット上に表示されるためのコストは発生しません。ただし、コンテンツの作成のための労力、またはコストがかかる可能性がある点は、念頭に置いておきましょう。
ブランディング効果が期待できる
商品・サービスが、検索上位に表示されることで、ブランディング効果が高まることが期待できます。上位表示された商品・サービスについて検索を行ったユーザーは、有名な商品・サービスなのではと考えます。多くの人にコンテンツを読んでもらい、認知度をあげることで、商品・サービスの購入につながる可能性が高まります。
発信したコンテンツは企業の資産となる
発信されたコンテンツは、インターネット上に掲載され続け、企業の資産となります。上位に表示されたコンテンツは、継続的な集客と商品の売上につながります。ただし、一度発信したコンテンツは放置せず、定期的に効果測定を行い、適宜修正が必要です。
SEOでもっとも重要なこと
SEOを行ううえで、常に念頭に置いておくべき、もっとも重要なことについて解説します。
良質で価値あるコンテンツを作成する
SEOでもっとも重要なことは、ユーザーが必要とする、良質で価値あるコンテンツを作成・発信し続けることです。Googleは、ユーザーファーストという考え方をかかげており、ユーザーに役立つコンテンツを高く評価します。コンテンツ作成時には、できるだけ良質で価値あるコンテンツが大切であることを意識しましょう。
ユーザーが分かりやすい内容にする
ユーザーが分かりやすく、読みやすい内容にすることが大切です。どんなに有益な内容であっても、難解な専門用語ばかり使用していては、ユーザーにとって、ありがたいコンテンツとはいえません。専門的な知識がない人にとっても理解できるコンテンツを目指しましょう。
検索エンジンに認識される記述を行う
検索順位を決定するのは、検索エンジンです。そのため検索エンジンが認識しやすい記述を心がける必要があります。HTMLやCSSは検索エンジンが認識できるようにしておきましょう。上位表示されるためには、検索エンジンに認識され、コンテンツをGoogleのデータベースに登録してもらう必要があります。
SEOを行うための基本ステップ
効果的なSEOを行うためにできる、基本的なステップについて解説します。
1.ペルソナの設定
SEOは、ユーザー目線で、ユーザーニーズをよく理解したうえで、作成することが求められます。SEOを行う手始めとして、まずペルソナの設定を行いましょう。ペルソナとは、コンテンツを読んでくれるユーザー像や、自社の商品・サービスに興味を示してくれそうな顧客像となります。年齢・職業・居住地・趣味・ライフスタイルなど、細かく設定することで、ターゲット像が絞り込めます。
2.キーワードを選ぶ
ペルソナが、検索する際に入力するキーワードが何かを考え、コンテンツを作成するためのキーワードを選びます。ペルソナの課題、何を知りたいのかをよく考えたうえで、キーワードを選びましょう。
3.コンテンツの骨組みを作成する
ペルソナが欲しい情報を意識しながら、コンテンツの骨組みを作成します。コンテンツを作成するキーワードを入力し、検索上位に表示された競合サイトを調査し、ユーザーが何を求めているかを見極めましょう。競合を意識しつつ、競合より優位に立てる骨組みを作ることが大切です。
4.コンテンツを作成・発信を行う
作成した骨組みにそって、コンテンツを作成し、発信します。コンテンツを作成する際は、分かりやすい内容・読みやすい文章を心がけることが大切です。競合サイトをコピーした内容は、Googleのペナルティを受け、検索画面に表示されなくなる可能性があるため気をつけましょう。
5.コンテンツの効果検証と改善を行う
発信したコンテンツは、数週間~数か月経った段階で、必ず効果検証と改善を行いましょう。コンテンツの効果は、短期間で効果が出ることは少ないため、コンテンツ数が蓄積するまでは作成に集中し、しばらくしてから効果検証を行うとよいです。効果が出ていないコンテンツの課題を抽出し、リライトを行うなど、コンテンツの改善につとめることが大切です。
SEOには内部対策と外部対策がある
SEOとして、行うべき対策には、内部対策と外部対策があります。
内部対策とは
内部対策とは、自社のWebサイト上で行える対策のことをいい、コンテンツ制作時にできる対策と、クローラー向けに行う対策があります。ユーザーが読みやすいコンテンツを作成し、クローラーの巡回をうながせることで、Google検索エンジンの評価が高くなり、コンテンツが検索上位に表示されやすくなります。
外部対策とは
外部対策とは、サイト外からリンクをはってもらうための対策を行うことをいいます。Googleの検索エンジンは、外部のサイトから多くのリンクがはられているWebサイトについて、外部からの高い評価を得ているとみなし、検索上位に表示します。外部からの高評価を得られるように、内部対策を充実させ、良質のコンテンツを作成することも大切です。
コンテンツ作成時にできる内部対策
コンテンツを作成している時や、検索順位が下がってしまった時などに行うとよい内部対策について解説します。
1キーワードで1コンテンツを作成する
1つのコンテンツを作成する際の主軸となるキーワードは、1つだけに限定しましょう。複数のキーワードについてのコンテンツを作成した場合、何の情報について解説したサイトかが不明瞭になり、いずれのキーワードでも上位表示されない可能性があります。
タイトルにはキーワードを含める
タイトルには、必ずキーワードを含めましょう。キーワードは、できるだけタイトルの冒頭部分に記載することをおすすめします。タイトルを見るだけで、コンテンツに何が記載されているかがわかります。検索順位を上げることは大切ですが、表示されたタイトルをクリックしてもらうための対策も必要です。
h2・h3見出しを活用する
h2・h3などの見出しを活用することで、コンテンツ本文が読みやすくしましょう。ユーザーの利便性を考慮したことが認められ、検索上位に表示されやすくなります。見出しを読むだけで、記載内容が把握できるようにすることが大切です。h2の下位見出しはh3、h3の下位見出しはh4とする必要がある点に注意しましょう。
競合より良質なコンテンツを作成する
競合のコンテンツをよく調査し、競合よりも良質なコンテンツを作成しましょう。競合では解説されていない情報を含める、同じ情報をより詳細に解説するなど、コンテンツの質を競合以上のものにすることで、上位表示が目指せます。
画像のファイル名にキーワードを含める
画像を挿入する際には、画像のファイル名にもキーワードを含めましょう。画像を挿入することでユーザーの理解度を深まるため、ユーザーの利便性につながりSEO効果が得られます。alt属性を利用することで、画像が表示されない際にも、何の画像であるかを示せるため、ユーザーの利便性が高まります。
descriptionを作成する
コンテンツの概要を解説するための「description」を作成しましょう。descriptionは、コンテンツの本文ではなく、検索画面のタイトル下部に表示されます。ユーザーは検索画面上に表示されたdescriptionを読むことで、サイトをクリックするための判断を行います。キーワードを含めつつ、わかりやすい内容にまとめましょう。
クローラー向けに行う内部対策
クローラーを呼び込む、クローラーの巡回数を増やす、クローラーがサイト内を巡回しやすくする、などのために行うべき内部対策について解説します。
XMLサイトマップを送信する
XMLサイトマップを送信することで、クローラーの巡回をうながしやすくなります。作成したばかりのコンテンツがすぐにクロールされ、検索エンジンにインデックスされるための重要な対策といえます。XMLサイトマップの送信方法については、下記の記事を参考にしてください。
内部リンクを貼る
コンテンツ内に、内部リンクを貼ることで、自社サイト内をクローラーが巡回しやすくなります。情報の充実度が、検索エンジンに認識されることで、検索上位表示が可能となります。内部リンクについては、下記の記事を参考にしてください。
内部リンクとは? SEO で重要な4ポイント【チェック必須】
カテゴリ分けを行う
カテゴリ分けを行い、コンテンツをカテゴリ別に分類することで、クローラーが巡回しやすくなります。ユーザーが情報を見つけやすくなり、ユーザーの利便性が得られることも、検索エンジンの高評価につながります。カテゴリ分けについては、下記の記事を参考にしてください。
パンくずリストを作成する
パンくずリストを作成することで、表示されているページが、サイト内のどの位置にあるコンテンツかが簡単に分かります。ページの上部に表示される「TOP>パン>作り方>材料」などと記載されたものを、パンくずリストと呼びます。パンくずリストについては、下記の記事を参考にしてください。
パンくずリストとは?SEOとの関係性から作成方法、設置時の注意点まで解説!
メニューを作成する
ナビゲーションメニューを作成し、全てのページに表示させましょう。ナビゲーションメニューは、ページの上部などに、全ページ共通に表示されるメニューで、サイト内の重要なコンテンツをクローラーとユーザーに伝える役目があります。
URLの正規化を行う
同じ内容のページが、異なる複数のURLで存在する場合は、URLを正規化しましょう。URLの正規化を行うことで、もっとも検索エンジンからの評価を得たいページに、検索エンジンを誘導できます。URLの正規化を行わないと、評価が分散してしまいます。canonicalタグを設置することで、URLの正規化が行えます。URLの正規化とcanonicalタグについては、下記の記事を参考にしてください。
canonicalタグとは?設置方法やよくある間違いも解説!
リンク切れが起きていないか調べる
コンテンツ内に記載したリンクの中で、リンク切れが起きていないかを確認しましょう。リンク切れが起きると、クローラーの巡回が中断されてしまいます。ユーザーにも不愉快な思いを与えるため、サイト内にリンク切れが起きないように、気をつけることは重要です。リンク切れについては、下記の記事を参考にしてください。
リンク切れとは?404 Not Foundと表示される原因やチェックツールを解説
robots.txtを設定する
クローラーの巡回が不要なコンテンツには、robots.txtの設定を行いましょう。会員専用ページ、カートの決済ページ、などユーザーにとって重要な情報とはいえないページに設定するとよいです。不要なコンテンツにクローラーが巡回することを制御することで、重要なコンテンツへの誘導が可能となります。robots.txtについては、下記の記事を参考にしてください。
表示速度を速める
ページの表示速度はできるだけ速くなるようにしましょう。表示速度が遅いサイトは、ユーザーが離脱しやすいです。表示速度が遅いと、ユーザーの利便性が損なわれ、検索エンジンの評価が低くなります。画像を減らす、画像の容量を減らすなどの対策を行いましょう。表示速度については、下記の記事を参考にしてください。
【超重要】サイトのページ表示速度を知ろう!測定方法から改善方法まで解説
モバイルフレンドリーに対応させる
スマホを使って、検索する人が増えている現代では、モバイルフリーに対応させることが非常に大切です。2016年にモバイルフレンドリーに関するアップデートが行われたため、モバイルフリーに対応していることで、高評価につながります。
外部対策として行うべきこと
外部対策としては、被リンク獲得・サイテーション・第三者による評価などがあると望ましいです。コンテンツを作成している時、検索順位が下がってしまった時などに行うとよい外部対策について解説します。
SNSを活用する
SNSを活用することで、コンテンツの拡散と被リンクの獲得を目指すことが重要となります。これには、発信するコンテンツ内にSNSのシェアボタンを設置する、自社独自のSNSを発信する、SNS広告の投稿をする、などの方法があります。
自作自演のリンクは貼らない
自作自演のリンクを貼るとGoogleのペナルティを受け、コンテンツが検索画面に表示されなくなる可能性があるので、やめておきましょう。自作自演のリンクとは、自社サイト以外に別サイトを作成し、自社サイトに多くのリンクを貼る行為を指します。サテライトサイトを作成する場合は、コンテンツと同様、優良なサイトにする必要があります。
【SEO外部対策とは】いますぐ実践できるポイントやおすすめツールをご紹介!
SEOを行う上で気をつけたいポイント
SEOを行う際に、気をつけておくべきポイントについて解説します。
短期間では効果が出にくい
コンテンツを配信してすぐに検索上位に表示される可能性は低いです。短期間では効果が出にくく、数週間~数か月経ってから、徐々に、検索上位に表示されるようになります。定期的に効果の測定を行うことをおすすめします。
効果の測定が難しい
コンテンツの優劣を測る指標の設定は難しく、SEOの効果の測定は非常に難しいです。検索順位を始め、検索によるサイトへの流入数などを、Googleアナリティクスなどのツールを使うことで測定しましょう。積極的にツールを活用し効果測定を行うことをおすすめします。効果が出ていないコンテンツは、リライトするなどの対策を行う必要があります。
Googleのアップデート時の対策が必要
Googleは、定期的に検索エンジンのアップデートを行うため、その都度ごとに対策を変える必要があります。SEOが注目されるようになり、低質なサイトが上位に表示されることも少なくありません。Googleは、低質なサイトを上位表示させないことで、ユーザーに良質なサイトを提供することを目指しています。
対策をやりすぎるとGoogleからのペナルティを受ける
SEOの効果を上げるための対策をやりすぎると、Googleのペナルティを受け、コンテンツが検索画面に表示されなくなることがあります。過度の対策を行うことは避け、良質なコンテンツの作成を行うことに注力しましょう。
SEOで使いたい5つの無料ツール
SEOを行う際に役立つ無料ツールを5つ紹介します。
Web解析ツール「Google Analytics」
Google Analyticsは、Web解析ツールとしては、もっとも有名なツールで、Googleが無料で提供しています。サイトへの訪問者数・ページビュー数など、さまざまな情報が、表・グラフなどで表示されます。Googleのアカウントがあればすぐに利用できます。Google Analyticsの使い方は、下記の記事を参考にしてください。
ホームページの解析方法|Googleアナリティクスの使い方とツールも紹介
検索順位をチェックする「Google Search Console」
Google Search Consoleも、Googleが無料で提供するツールで、掲載順位・クリック率・検索キーワードなどが確認できます。Google Analyticsと連携することで、効果的なSEOが行えます。Googleアカウントでログインすることで、簡単に始められます。Google Search Consoleの使い方は、下記の記事を参考にしてください。
Google Search Console(サーチコンソール)とは?主な機能や設定の手順を解説
キーワード選びのための「Google キーワードプランナー」
Google キーワードプランナーは、キーワードごとの検索数や関連キーワードを調べられるツールです。Googleが無料で提供しており、コンテンツ作成時のキーワード選定のためなどに活用できます。Google キーワードプランナーの使い方は、下記の記事を参考にしてください。
Googleキーワードプランナーの使い方と活用方法|併用したいツールも解説
関連キーワードが取得できる「ラッコキーワード」
ラッコキーワードは、関連キーワードが取得できる無料ツールで、goodkeywordという名で、長い間多くの人に利用されてきました。ID登録することで無制限に利用できます。主軸となるキーワードに関連するキーワードを見つけたいときに活用するとよいでしょう。
コピペチェックができる「CopyContentDetector」
CopyContentDetectorは、無料のコピペチェックができるツールです。コピペ率の高いコンテンツは、Googleからのペナルティを受ける可能性があるため、注意が必要です。コンテンツ作成後に、コピペ率をチェックし、コピペ率が高い場合は、修正したうえで配信するようにしましょう。
よく出てくるSEO用語集
アルゴリズム | SEO上の意味は、Googleが検索順位を決めるルール |
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オウンドメディア | 企業のWebサイト・ブログ |
オーガニック検索 | 広告以外に表示されるGoogleなどの検索結果、自然検索ともいう |
オリジナルコンテンツ | 他のコンテンツとの類似性のない独自のコンテンツ |
コンテンツ | Webサイトで扱われる記事などの情報、内容 |
重複コンテンツ | 既存のページとよく似たページ |
被リンク | 異なるページから貼られたリンク。内部リンクと外部リンクがある |
内部リンク | Webサイト内のページ間で貼られるリンク |
外部リンク | 外部のWebサイトから自分のWebサイトに貼られるリンク |
カスタマージャーニー | 顧客が商品を認知してから購入に至るまでの過程 |
キーワード | Googleなどで、検索する際に入力される語句 |
ビッグキーワード | 検索エンジンにて検索される回数が非常に多いキーワード |
スモールキーワード | 検索回数が比較的少ない、ビッグキーワードを含む複合キーワード |
共起語 | キーワードと一緒に使われやすい語句 |
クリック率 | 検索画面に表示された回数に対するクリックされた回数 |
直帰率 | サイトを訪れたユーザーのうち、すぐにサイト外へ離脱した人の割合 |
コンバージョン | マーケティングなどで設定された達成すべき成果 |
ページの表示速度 | クリックされたページが表示される速度 |
ページビュー数 | ページが読み込まれ表示された回数 |
ページ滞在時間 | 1ページあたりにユーザーが滞在していた時間 |
クロール | 検索エンジンがインターネット上のコンテンツの情報収集すること |
検索ボリューム | 検索エンジンにより、キーワードが検索された回数 |
更新日 | コンテンツなどの変更・修正し投稿した日付 |
サイトマップ | ページ内のリンク一覧をまとめたページ |
ブラックハットSEO | 不正に検索順位を上げようとするテクニック |
ホワイトハットSEO | Googleのアルゴリズムに従い、検索上位表示のためのテクニック |
メタディスクリプション | 検索結果のタイトル下部に表示されるページの概要記載部 |
ユーザビリティ | ユーザーにとっての利用しやすさ |
リライト | コンテンツ・記事などの書き直しをすること |
まとめ
コンテンツマーケティングを行ううえで大切なのは、発信したコンテンツをより多くの人に読んでもらい、多くの顧客を得ることです。多くの人に読んでもらうためには、検索画面の上位にコンテンツを表示させることが重要です。キーワードの選定・ユーザーの行動分析などを行い、SEOをしっかりと行いましょう。
SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」は、1位獲得31%上位表示73%の実績を持つ、高品質SEO記事提供サービスです。狙うべきキーワードの選定から、ユーザビリティを考慮した記事づくりまで一括してサポートします。コンテンツ公開後は、ユーザーの動向を分析して改善施策を提案いたします。コンテンツマーケティングにお悩みの方はお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。