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Google Adwordsとは? メリットから始め方まで徹底解説!
Web広告 |
こんにちは。「AIアナリスト」運営チームの堀です。
今回は「Google Adwords」とは何かを丁寧に解説します。
Web担当になって間もない方の中には、
「前任者から引き継いでなんとなくGoogle Adwordsを使っているけれど、どこに広告を出稿できるのかあまり分かっていない」
「Google Adwordsで出せる広告にはどんな種類があるのだろう」
「Google Adwordsの料金体系を詳しく知りたい」
というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Google Adwordsのメリットをはじめとして、広告の種類や料金などGoogle Adwordsとはどのようなサービスなのかをわかりやすくご説明いたします。
Google Adwordsについてしっかりと理解して、成果をアップさせましょう。
目次
- Google Adwordsとは?
- Google Adwordsのメリット
- 広告の種類
- Google Adwordsの料金
- Google Adwordsを始めるには?
- 広告で集客したあとのCVRもアップさせよう
Google Adwordsとは?
Google Adwordsとは、Googleが提供するオンライン広告サービスです。
インターネット上で広告を出す場合、この「Google Adwords」あるいは「Yahoo!プロモーション広告」を利用する人が多いです。
Google Adwordsを使うと、Googleのネットワーク上に広告を出すことができます。
たとえばGoogleの検索結果やYoutube、Gmailなどです。
Googleであるキーワードを検索した際、上部にはたいていAdwords広告が表示されています。
基本的には1クリックごとに料金が発生するシステムなので、低価格からでも出稿しやすいという特徴があります。
また、Googleのサービスなので、Googleアナリティクスとの連携も可能です。
Google Adwordsのメリット
ここからはGoogle Adwordsならではのメリットをご説明します。
1) 世界中に届く
Google Adwords の広告は
- Googleの検索結果
- Googleと提携しているウェブサイト(例:BIGLOBE、goo)
- Youtube
- Gmail
などに出すことができます。
実は、StatCounterによれば、世界におけるGoogleのシェアは約92%、Yahoo!のシェアは約2%です。
その点で、GoogleAdwordsを利用することで国内・国外を問わず世界中のユーザーに広告を見てもらえるというメリットがあります。
2) ターゲットを設定できる
「地元に密着した事業だから、遠く離れた場所の人に広告を見てもらっても仕方がない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方でも大丈夫です。ターゲットを柔軟に設定できるというメリットがあります。
- 地域
- 言語
- 興味関心
- 性別
- 年齢
など、広告を見てほしいユーザーの属性を詳細に設定することができます。
特に年齢については、「デモグラフィックターゲティング」と呼ばれる機能があり、何歳から何歳までに広告を表示するというように細かく設定ができます。
Yahoo!プロモーション広告では、この年齢設定はディスプレイ広告(バナーなどの広告)にしか適用できません。
一方Google Adwordsであれば、ディスプレイ広告はもちろん検索連動型広告(検索結果に表示される広告)にも適用可能です。
3) 広告表示のオプションが豊富
広告表示のオプションとは、この赤枠部分のことです。
Google Adwordsでは、このオプションに関する設定が豊富です。
たとえば
- 店舗の住所を表示する
- アプリへのリンクを表示する
- そこをクリックした人にSMS(ショートメッセージサービス)を送る
など、よりユーザーの興味をひきつける広告、コンバージョンに導きやすい広告を出すことができます。
4) Googleアナリティクスとの連携が可能
Googleが提供するサービスなので、他のGoogleのツールと連携することができます。
Googleアナリティクスを利用されている方は、データを連携することで Google Adwordsの広告を経由してサイトに流入したユーザーの直帰率や滞在時間が分かります。
Adwords広告の成果をより詳しく見ることができ、広告の改善に役立ちます。
連携のより詳しいメリットや実際の連携手順を知りたい方は、「Googleアナリティクスとアドワーズの連携で広告分析がもっと便利に!」を参考にしてみてください。
(関連記事:「AIが自動でサイト分析!GoogleアナリティクスのAssistant機能の実力は?」)
広告の種類
Google Adwordsを使って出すことができる広告は3種類あります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1) 検索広告
検索エンジンに入力されたキーワードに応じて検索結果の画面に表示される広告です。
文章のみのテキスト広告が多いです。
2) ディスプレイ広告
Googleのネットワークに入っているウェブサイトやアプリに表示される広告です。
画像形式のバナー広告が多いです。
ディスプレイ広告についてより詳しく知りたいという方は、「ディスプレイ広告とは?リスティング広告との違いまで徹底解説!」を参考にしてみてください。
3) 動画広告
主にYoutubeで配信される広告です。
名前のとおり、動画の形式で表示される広告です。
(関連記事:「プロが厳選!絶対に入れておきたいアクセス解析ツール4選」)
Google Adwordsの料金
Google Adwordsの特徴がつかめてきたところで、次は広告料金を説明します。
まず広告掲載の仕組みとしては、キーワードが検索された場合に自動的にオークションが行われ、検索結果に表示される広告とその掲載順位が決定します。
このオークションに入札するために入札単価を設定する必要があります。
入札単価の設定方法はいくつもあり、目的に応じて選ぶことになります。
ここではよく使われる設定を2つ説明します。
クリック単価 |
広告クリック1回ごとに料金が発生するシステム。 サイトへの誘導を重視する場合におすすめ。 |
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インプレッション単価 |
「広告が1000回表示されるごと」のように、表示回数に応じて料金が発生するシステム。 ユーザーからの認知度向上を重視する場合におすすめ。 |
初めてGoogle Adwordsを利用する場合には「クリック単価制」を選択し、1日の予算内でクリック数が最大化するように、クリック単価(1クリック当たりの料金)をAdwordsが自動調整する「自動入札機能」を利用する人が多いです。
(関連記事:「Googleアナリティクスだけじゃない!?サイト改善方法がわかるツール 7選」)
Google Adwordsを始めるには?
では、さっそく Google Adwords を始めてみましょう。
メールアドレスとウェブサイトのURLを入力してください。
また、Adwords広告の運用に役立つメールを受け取ることができるので、「配信を希望する」を選択し、次に進みましょう。
次はキャンペーン作成です。
キャンペーンとはAdwords広告を管理する上で使われる単位です。
商品・サービス・ターゲットごとにキャンペーンを作成すると、複数の広告を効率よく出稿・管理することができます。
たとえば20~30代の女性向けの広告と40~50代の男性向けの広告では、宣伝したい内容や文言が異なってきます。そのような場合、それぞれのキャンペーンを作成することになります。
1.予算
ここでは1日の予算を設定します。
月額の予算を日数で割り、1日あたりの予算を算出しましょう。
たとえばBtoBのサービスを提供している会社が広告を出すとしましょう。
月額の予算が60万円で、広告を出すのが月に20日(月の営業日数)とすると、1日あたりの予算は 60万÷20日=3万円 です。
Adwords広告に慣れてきたら、実際に1日あたりいくら支払っているのかを確認し、それに応じて予
算を変更していきましょう。
2.地域
広告を見せたい地域を選択しましょう。
国だけではなく、都市単位で選ぶこともできます。
3.ネットワーク
広告を表示する媒体の選択です。
検索ネットワーク(GoogleやGoogleと提携している検索エンジン)はデフォルトで設定されています。
ここでは、ディスプレイネットワーク(検索エンジン以外の、Google関連のサイト。GmailやYoutubeなど)を含めるか否かを選択しましょう。
4.キーワード
広告を表示させる対象のキーワードを記入しましょう。
5.入札単価
広告が1回クリックされるごとに支払う額の上限を設定できます。
慣れるまでは「予算に応じて自動で入札単価が設定される」を選択するのがおすすめです。
6.広告作成
最後に、広告を作成しましょう。
ここでは
- ランディングページのURL
- 見出し1
- 見出し2
- 広告文
をそれぞれ記入しましょう。
その際、ユーザーの興味を惹きつけるために
- 広告文に検索キーワードを含める(そのキーワードで検索された時に太字で表示されるため目立つ)
- 具体的な数字を取り入れてアピールする
などを意識するのがポイントです。
広告文の作成についてもっと知りたいという方は、「リスティング広告の広告文作成のポイント」を参考にしてみてください。
これらを記入したら「保存して次へ」をクリック。その後、お支払い手続きを済ませたら完了です。
(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」)
広告で集客したあとのCVRもアップさせよう
以上のように、Google Adwordsについてご紹介してきました。
Google Adwordsは世界中で使われているオンライン広告サービスであり、各自が目標に応じて手軽に広告を出せるのが特徴的です。
成果をあげるために、今後もGoogle Adwordsをうまく活用して顧客を獲得していきましょう。
とはいえ、集客数をアップさせただけでは意味がありません。
集客した後は、ユーザーに自社サイトを回遊してもらい、最終的にはコンバージョンしてもらう必要があります。
そこで、広告で集客したユーザーのCVRを最大限アップさせたい方には、弊社サービスの「AIアナリスト」がオススメです。
このAIアナリストは、人工知能がGoogleアナリティクスのデータを自動で分析し、サイトの改善案までご提供するアクセス解析ツールです。
めんどうなデータ分析はAIアナリストに任せてサイトを改善し、集客の成果を最大限コンバージョンにつなげましょう。
この記事の執筆者
堀 文香
東京大学経済学部在学中のインターン生で、マーケティングチームに所属しています。