サイト改善のヒントが見つかる!便利なツール 7選

サイト改善|2017.01.13

サイト改善に役立つツールをご紹介

サイト改善の方法は、常にサイト運営者の頭を悩ませる問題です。

  • 自社サイトからの売上を増やすように言われたが、何をすればいいかわからない
  • 競合のサイトが、分かりやすいと評判な理由を知りたい

何の根拠もなく、手探りでサイトを改修したとしても、成果に直結するような結果を得ることは難しいでしょう。サイト改善には、自社そして競合サイトの現状の「見える化」が不可欠です。サイトの状態がデータとしてわかれば、根拠のある改善施策を練ることができます。そのため、効果的に改善に向けたPDCAサイクルを回すことができます。
今回は、サイトの現状を可視化して確認できるツールを厳選して7つご紹介します。価格帯や自分の目的に沿ったツールを導入し、意味のあるサイト改善を目指しましょう。

目次

アクセス解析ツール

アクセス解析ツールとは、自分のサイトに訪問したユーザーの特徴や行動を、数値として記録できるツールです。たとえば、次のようなデータを得ることができます。

  • PCとスマートフォン、どちらのデバイスからサイトを閲覧している人が多いのか。
  • サイトの中で閲覧回数が最も多いページはどれか。

このようなアクセス解析データを分析することで、ユーザーの傾向が把握できます。たとえば、「PCユーザーよりもスマホユーザーの方がサイト内の回遊率が悪い」のであれば、スマホ表示に問題があるのではないか?というように、サイト設計の改善案を案出することができます。

それでは、代表的なアクセス解析ツールと、関連するサイト分析ツールを紹介していきましょう。

1)Googleアナリティクス (無料)

Googleアナリティクス

https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/

今や日本の上場企業の75%以上が導入しているとも言われる、アクセス解析の鉄板ツールがGoogleアナリティクスです。基本無料にもかかわらず、トップクラスの機能性を誇ります。導入するアクセス解析ツールを悩んでいるのであれば、まずおすすめするツールです。

<メリット>

  • データの種類・正確性・即時性、どれをとってもトップクラス。
  • 初心者の方でもわかりやすく、中上級者の高度な要求にも対応できるレポート画面。
  • Googleの他のWebマーケティングツール(Google Search Console、Google Adwords、Googleタグマネージャなど)との連携が可能。
  • 有名なツールのため、関連書籍はもちろん、セミナーや関連ツールも多岐にわたる。

<価格>

  • すべて無料
  • ただし、月間1000万ヒット以上の超大規模サイトは有料版が適応される(約100万円/月)

2)AIアナリスト(一部無料)

AIアナリスト

https://wacul-ai.com/

AIアナリストは、Googleアナリティクスのアクセス解析データを自動で分析し、わかりやすいサイト改善案を提示してくれる人工知能サービスです。膨大なデータを分析しなければ難しさを、一瞬で解決してくれるツールになります。

サイト全体をくまなく、精密でありながら素早く分析できることが人工知能の強みです。初心者の方や、アクセス解析に十分な手間をかける余裕がない方はぜひ一度登録してみることをおすすめします。
無料の利用登録のみで、人工知能によるサイトの改善提案と、弊社のコンサルタントによるアドバイスまで受けることができます。

<メリット>

  • Googleアナリティクスのアカウントを連携するだけのカンタン登録(タグ埋め不要)。
  • データの集計のみならず、サイトの改善ポイントを分かりやすい日本語で提案。
  • web担当者に代わり、日々の数値のチェックを人工知能が代行。

<価格>

  • 基本機能は無料。
  • 1サイトにつき、5万円~/月の有料プランであれば、すべての機能とサポートが利用可能になります。

3)Adobe Analytics(有料)

Adobe Analytics

http://www.adobe.com/jp/marketing-cloud/web-analytics.html

Adobe Analyticsは大企業向けのアクセス解析ツールです。大量のページを持ち、常に膨大なユーザーが閲覧しているようなECサイトや企業サイトが導入してる場合が多いです。
高度な分析や、独自に分析方法をカスタマイズすることも可能で、上級者向けマーケティングツールとしての性格も持っています。そのため費用も高額で、公式には非公開となっていますが、月に100万円以上はかかると言われています。
確かな分析能力を持つ人員の確保や、定期的な社内セミナーの開催など、トータルのコストを考えた上で導入すべきか検討することを推奨します。

<メリット>

  • アクセス解析ツールとして抜群の機能性を誇る。大規模EC・企業サイト向き。
  • 他のAdobeのマーケティングツール(Adobe Marketing Cloud)と連携可能。

<価格>

  • 約100万円~/月

4)Yahoo!アクセス解析 (無料)

Yahoo!アクセス解析

https://analytics.yahoo.co.jp/

Yahoo!アクセス解析も、主要なアクセス解析ツールの一つとして挙げられることの多いツールです。
Yahoo! JAPANビジネスIDを取得しないと利用することができないため、スポンサードサーチ(検索連動型広告)やYDN(ディスプレイ広告)など、他のYahoo!のマーケティングツールとの併用を念頭に置くと良いでしょう。
月間1億ページビュー(PV)まで無料で計測できることが強みで、アクセス解析ツールとしては、リアルタイム分析やユーザー属性分析に重点を置かれています。
ただし全体的な機能性はGoogleアナリティクスほどではなく、PV制限に引っかかることは普通のサイトであればまずないので、あくまでGoogleアナリティクスとの併用が望ましいツールです。

<メリット>

  • リアルタイムでのアクセス状況を正確かつ詳細に把握することができる。
  • 訪問ユーザーの企業名を調べられる機能は、Googleアナリティクスには無い機能。

<価格>

  • すべて無料(1億PV/月)

※この記事は2017年1月13日時点のものです。
Yahooアクセス解析は2018年3月31日をもってサービス提供が終了します。2017年10月以降、新規受付も不可となります。
それ以降も計測されたデータを継続して利用する場合、ユーザーローカル社が提供するアクセス解析ツールへの連携が可能となります。

ヒートマップツール

ヒートマップ分析とは、Webページの温度計のような機能です。クリック位置や閲覧時間など、ページに対するユーザーのリアクションの濃淡を、サーモグラフィーによって表すことができます。
ユーザーの動きを目で見える形にして、サイト改善の糸口を見つけ出しましょう。

5)User Heat (無料)

User Heat

http://userheat.com/

User Heatは、ヒートマップ解析専門の無料ツールです。Googleアナリティクスなど、他のアクセス解析ツールと併用しましょう。User Heatでは、「熟読エリア分析」「クリックエリア分析」「終了エリア分析」等、合計5つの種類のヒートマップをサイトのすべてのページについて確認することができます。視覚に訴えるヒートマップを確認して、ユーザーがどのように移動しているか、またどこに関心をもっているかを把握しましょう。

<メリット>

  • ヒートマップ解析に特化したツール。全5種類のヒートマップを確認できる。
  • 無料でもサイトの全ページについて分析できる

<価格>

  • 全て無料(30万PV/月まで)。上限を超えた時点で計測がストップし、自動で課金されることはない。

6)Ptengine (一部無料)

Ptengin

https://www.ptengine.jp/

Ptengineは、2013年にグッドデザイン賞を受賞した話題のツールです。グラフィカルでオシャレな画面が特徴で、アクセス解析ツールとしても、リアルタイム分析、マルチデバイス分析、イベントトラッキングなど基本的な機能はすべて揃っています。
さらにGoogleアナリティクスなど従来のアクセス解析ツールには無い、ヒートマップ分析を得意としている点でも見逃せません。導入している企業数も増加中の、注目のツールです。
ただし、無料版では目玉機能のヒートマップ分析が1ページしか使えないので注意が必要です。

<メリット>

  • ヒートマップ機能と通常のアクセス解析機能が同時に使える。
  • イベントトラッキングの設定をとても簡単に設定できる(タグの書き換え不要)。

<価格>

  • 無料プランも利用可能(2.5万PV/月まで、ヒートマップ分析は1ページのみ)。
  • 有料プランはPV数に応じて従量課金。(月間5万PVの14800円/月〜)ヒートマップ利用可能ページ数は無制限になる。

競合分析ツール

7)Similarweb (一部無料)

Similarweb

https://www.similarweb.com/

Similarwebは、自分に所有権のないサイトのアクセス情報を知ることができる、競合分析ツールです。基本無料で使用することができ、競合サイトが自社サイトと比べてどのくらい訪問されているのか、あるいはリンクや検索等、どこからの流入に強いのかが分かります。
データの信ぴょう性については意見の分かれるツールですが、大まかな傾向を掴むだけでもwebマーケティング戦略を立てるのに役に立つでしょう。

<メリット>

  • 競合サイトのアクセス情報を閲覧することができる。
  • PV数や流入元など、数多くのデータがある程度の正確性をもって分かると言われている。

<価格>

  • 基本機能は無料
  • より高機能な分析や、データのエクスポートなどを必要とする場合は有料版が利用可能。(価格は非公開、応相談。)

目的や価格帯に沿ったツールを選ぼう

用途別に7つのツールを紹介してきました。有名なツールがほとんどでしたので、既に導入されている方も多いかもしれません。
しかし重要なのは、ツールを使用してサイト改善に役立てられているかです。
PDCAサイクルを回すのに必要なデータを把握できるツールを、サイトの規模や予算を踏まえながら選定し、サイト改善の施策を打っていきましょう。

ツールが多すぎて選べないよ、という方には、上でご紹介したGoogleアナリティクスとAIアナリストをオススメします。
アクセス解析ツールは、サイト運営の基本となる必須ツールです。中でもGoogleアナリティクスは無料かつ高機能なツールとして必ずや役に立つでしょう。
そのGoogleアナリティクスを最大限に活かすツールがAIアナリストです。導入するだけで、最終目的である『サイト改善に直結する提案』を受けることができるツールは他にはありません。
アクセス解析の人工知能『AIアナリスト』の詳細はこちらをご確認ください。


この記事を書いた人

佐久間 智大

東京大学在学中のインターン。Webに関する幅広い知識を持つ、期待の若手です。