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導入必須!無料SEOツール厳選6選【目的別】
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
目次
目的別にSEOツールを使い分ける
SEOツールは、自サイトのどのようなデータを調べたいのかによって使うべきものが異なってきます。
例えば、
- サイト内のページで対策キーワードがどのくらい使われているのか調べたい(内部対策用)
- 自サイトがどのサイトからリンクを受けているのか調べたい(外部対策用)
というように、SEOにおいて見たいデータは何種類もあります。
どのようなデータをとりたいのかという目的に応じて、それぞれに適するツールを使うことが重要です。
(関連記事:「Googleアナリティクスだけじゃない!?サイト改善方法がわかるツール 7選」)
まずはサーチコンソールを導入
まず導入をおすすめしたいのが、「Google Search Console」(サーチコンソール)です。
サーチコンソールとは?
サーチコンソール(旧ウェブマスターツール)とは、Googleが提供する無料SEOツールです。SEOの内部対策にも外部対策にも役立つ超万能ツールで、ビジネスサイトの運用にはまず導入すべきものといえます。
サーチコンソールでは、
- どんなキーワードで検索したユーザーがサイトを訪れているのか
- 自分のサイトへのリンクがどこから貼られているか
- サイト内のページにエラーが発生していないかどうか
- スマートフォンから閲覧したときに問題のあるページ
- Googleが認識しているサイトのキーワード
など、SEOに重要な様々な指標を確認することができます。
Googleにサイトのページを認識してもらうには
数ある機能の中でもまず行ってほしいのがGoogleへのクロール申請です。
Googleは、ボットというプログラムによってWebサイトを巡回しています。
この巡回を「クロール」と呼び、「クロール申請」とはGoogleのサイト巡回プログラムに対し、自分のサイトに巡回してもらうために申請を行うことです。
基本的にクロール漏れということは起こらないのですが、何らかの理由でサイトがクロールされていないと、どんなにサイトを改善してもSEOには役立ちません。
クロール申請を行うことで、万が一の事態を防ぐことができます。
クロールを申請するには、管理画面で「Fetch as Google」を選択し、クロールしてほしいページのURLを入力することでできます。
(詳しくは、サーチコンソールの使い方|SEOで見るべきポイントとはをご覧ください)。
この作業を行うことで、Googleが自サイトのページを確実にクロールしてくれるようになります。
(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」)
キーワード選定に便利なツール
キーワード選定は、SEOを始めるに当たってまず初めに取り組むべき作業です。
どのような検索キーワードの表示順位で上位を狙うことができるのか、簡単に分析できるツールをご紹介します。
「Google Adwards キーワードプランナー」
キーワードプランナーとはGoogleが提供する無料ツールです。これを使えば、気になるキーワードの「検索ボリューム」や「関連して検索されるワード」などを知ることができます。
これはGoogleAdwards(グーグルアドワーズ)という、リスティング広告の運用を目的としたツールのなかにある機能のひとつなのですが、広告を出稿しなくても無料で利用することができます。
SEOにおけるキーワードプランナーの詳しい使い方は、
キーワードプランナーの使い方|SEOキーワード選定をご覧ください。
(関連記事:「プロが厳選!絶対に入れておきたいアクセス解析ツール4選」)
内部対策に便利な無料SEOツール
内部対策とは?
SEOで最も重要と言われる施策が「内部対策」です。これは、
- ユーザーにとって有益なコンテンツを充実させる
- サイトをクロールする検索エンジンに、自分のサイトテーマや内容などを分かりやすく伝える
という2つの方法があり、具体的に実践する方法としては、大きく分けて以下の2つに分類されます。
- キーワードを配置する:クローラーに認識される部分(サイトタイトルなど)にキーワードを入れる。
- サイト構造を最適化する:サイト構造をなるべく簡潔にし、ユーザーが使いやすいサイトにする。
それでは、それぞれの実践で役立つ無料ツールを紹介していきます。
キーワード配置が適切か確認する:「SEO 高屋」
「SEO 高屋」は、SEO対策の重要な指標を一括でチェックしてくれるSEO総合対策ツールです。ダウンロードの必要がなく、ウェブ上でチェックできるのが嬉しいツールです。中でも特にチェックすべき項目は、
- title:サイトタイトル
- description:検索エンジンに表示されるサイト説明
- keywords:サイトキーワード
- h1:h1タグ(大見出し)のテキスト内容
の4つです。これらは、クローラーがサイトテーマを認識する際に特に重視する項目といえます。
それぞれの項目に、狙いたいキーワードが設定されているかを確認しましょう。
また、このツールでは、「キーワード出現率」もチェックできます。
上記のようにサイト内の総単語数の中で、狙いたい単語の出現率がどのくらいであるかを確認できます。
ただし、狙いたいキーワードの量を調整するよりも、キーワードに関連度の高く、ユーザーが求めているコンテンツを提供することが重要です。あくまでも参考情報として見ておきましょう。
サイトの階層構造を調査する:「Website Explorer」
「Website Explorer」とは、指定したサイトの階層構造を調べることができる無料ツールです。
サイト構造を分かりやすくすることは、クローラーがサイトを高評価する要素のひとつです。
例えば簡潔なツリー構造にすることで、クローラーに対して「どのような順番でサイトを巡回すべきなのか」「サイト内のどのページにリンクが多く集まっているのか」ということを知らせることができます。
実際にダウンロードして、調べたいサイトURLを入力し、「開始」をクリックすると数分で分析が完了します。
左枠には、サイト内で使用されているすべてのHTMLファイルのタイトルが表示されており、フォルダをクリックすると右上枠にそのフォルダ内で使用されているファイルやフォルダが一覧で表示されるようになっています。自社サイトを見るのはもちろんのこと、競合サイトのサイト構造を分析することで自社サイト改善の参考にすることもできます。
(関連記事:「AIが自動でサイト分析!GoogleアナリティクスのAssistant機能の実力は?」)
外部対策に便利な無料SEOツール
外部対策とは?
外部対策とは、自サイトに他サイトからのリンクを集めるための施策を指します。評価には、「被リンク(外部サイトから自サイトへのリンク)」の量や質が大きく影響してきます。
そこで、自サイトが受けている被リンクのチェックに役立つツールを2つご紹介します。
被リンク数や被リンクを受けているサイトについて調べる:「hanasakigani.jp」
「hanasakigani.jp」は、大手SEO会社ディーボが提供する無料被リンクチェックツールです。被リンク状況について重要な項目のデータを調査することができます。「被リンク数」や「被ドメイン数」、「被リンクのページタイトルとURL」、「アンカーテキスト」などを知ることができます。
このツールも、会員登録やツールのダウンロードなしに、ウェブサイト上でURLを入力するだけで分析ができるのでとても簡単です。ただしその分、正確性の高いデータがとれるわけではなく、あくまでおおよそのの数値やデータが示される、ということに注意しましょう。目安程度に使うのがおすすめです。
被リンクについてより詳しく調べる:「Ahrefs」
「Ahrefs」はウクライナで開発された、世界的にメジャーな被リンクチェックツールのひとつです。
Ahrefsのメリットのひとつとして、14日間無料体験版を試すことができるという点です(その後の本利用は99ドル/月~料金がかかります)。
Ahrefsを使うことで、サイトのドメイン、あるいは各ページごとの両方に
- 被リンク数の推移
- 参照ドメイン数(自サイトへリンクを発しているドメインの数)の推移
- アンカーテキストに頻出するフレーズやそのランキング
など、被リンクに関する細かな情報を調べることができます。
また、Ahrefsでは独自のクローラーによりサイトを巡回していますが、そこで検知される被リンクの質や量によりドメインの評価付けが行われます。自サイトはもちろん、発リンク元のサイトについて調べる際にも効果的です。
被リンク対策を始めると同時に導入することをおすすめします。
SEOで成果をあげたい方に
ここまで紹介したSEOツールを用いて、積極的に集客に対する施策を行いましょう。
また、よりSEOで成果をあげたい方にはコンテンツマーケティングがおすすめです。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。
WACULが提供する「AIアナリストSEO」は、月額30万円で戦略から実行まで一貫サポートする「SEOコンサルティング」サービスです。本サービスは、貴社サイトデータだけでなく、競合サイトや弊社が保有するビックデータの分析に基づき、CV獲得に特化したSEO戦略を立案し、記事制作からCVR改善提案まで幅広くサポートいたします。
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この記事の執筆者
曽我 由里香
社内最若手のインターン生。カスタマーサポートからマーケティングまで幅広い業務をこなしています。