検索エンジンとは?仕組、検索エンジン別のSEO対策方法なども解説

SEO |

こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

検索エンジンとは、インターネット上に蓄積された情報を検索するためのシステムです。

この記事では、検索エンジンの定義や仕組み、検索エンジン別のSEO対策などについて解説します。おすすめのサービスも紹介しているので、参考にしてください。

目次

検索エンジンとは

検索エンジンは、インターネット上にある情報を検索するシステムで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどから利用できるものです。

検索したいキーワードを検索エンジンに入力すると、関連するWebサイト、Webページ、画像ファイルなどが表示されます。例えば、「渋谷 カフェ」と検索すると、渋谷でおすすめのカフェの所在地やメニューなどの情報が表示される仕組みになっています。

検索エンジンとブラウザの違いは?

検索エンジンと混合されやすいものに、ブラウザがあります。ブラウザは、パソコンやスマートフォンなどでインターネット上の情報を表示するためのアプリケーションです。Google ChromeやSafari、Microsoft Edgeなどが挙げられます。

一方で検索エンジンは、ユーザーが入力したキーワードに基づいて、関連性の高い情報を提供する仕組みです。検索エンジンの一覧については、後述します。

【2024年版】検索エンジン一覧

検索エンジンはGoogleやYahoo!だけでなく多数あります。ここでは、各検索エンジンの特徴について解説します。

検索エンジンのシェア率

Statcounterのグローバル統計「日本の検索エンジン市場シェア(2023年)」によると、日本における検索エンジンのシェアの約8割がGoogleです。

2位のYahoo!は約1割のシェアですが、Googleのアルゴリズムを使用しているため、検索結果の順位はGoogleとほぼ同様です。

画像引用:日本の検索エンジン市場シェア | Statcounter のグローバル統計

各検索エンジンの特徴

各検索エンジンの特徴は、以下の通りです。

検索エンジン名 特徴
Google
  • 国内・海外ともにシェア率No.1
  • Webページだけでなく、画像、動画、地図、ニュースなども検索可能
Yahoo!
  • 日本国内ではシェア2位
  • Google の検索アルゴリズムを採用
  • 知恵袋検索、辞書検索など独自サービスを搭載
Bing
  • 独自の検索アルゴリズムを構築
  • 期間指定で絞り込み検索が可能
Baidu
  • 中国で高いシェア率を誇る
  • WebナビゲーションサイトやSNSサービスを提供
YANDEX
  • ロシアでのシェア率No.1
  • ロシア語、英語、トルコ語、日本語などに対応
DuckDuckGo
  • ユーザーの個人情報、検索履歴が記録されない安心設計
  • シンプルなインターフェース
Naver
  • 韓国でのシェア率第2位
  • 画像、動画、ニュースなどのカテゴリを提供
Ecosia
  • Bingと独自の検索アルゴリズムを統合
  • ユーザー検索による収益の一部を環境保全団体WWFに寄付
Seznam
  • チェコ共和国に拠点を置く
  • 独自機能を搭載
CocCoc
  • ベトナムでのシェア率第2位
  • ベトナム語の入力サポート、スペルチェックが可能

検索エンジンの仕組み

検索エンジンは、主に3つの仕組みに分けられます。ここでは、それぞれの特徴について解説します。

クロール

クロールとは、Googleの巡回ロボット「クローラー」を使い、インターネット上の情報を集めることです。クロールは、インターネット上にある情報の認識を目的としています。定期的にクロールすることで、Googleがまだ収集していない情報や更新された内容を見つけています。

ただし、IDやパスワードなどでログインが必要なWebページには、クローラーはアクセスできません。検索結果にも表示されないため、留意しておきましょう。

インデックス

インデックスとは、クロールで集めた情報を、検索データベース「インデックス」に格納することです。データベースは、迅速に取り出せるように、整理・保存されたデータの集まりを意味します。Webページがインデックス登録される際には、以下の情報も同時に格納されます。

  • Webページの言語
  • Webページの使いやすさ
  • コンテンツの配信元の国

なお、コンテンツの品質が低かったり、ルールに反していたりする場合は、インデックス登録されない可能性があるため、注意しましょう。

ランキング

ランキングとは、検索結果の順位付けのことです。Googleは、独自のランキングシステムをもとに、検索結果に順位を付けてWebページを表示しています。これにより、検索結果に関連性の高い情報が表示されるようになっています。

なお、検索結果は独自のランキングシステムによって導き出されますが、ユーザーごとに異なる場合があるため、覚えておきましょう。以下は、検索結果に影響があるユーザー情報の一例です。

  • 国籍、所在地
  • 言語
  • 検索履歴
  • デバイス

検索結果で上位表示を目指すための手段

検索結果で上位表示を目指すための手段は、主に2つあります。ここでは、2つの手段について解説します。

リスティング広告

リスティング広告は、ユーザーの検索キーワードに対して検索結果に表示される広告で、検索連動型広告とも呼ばれています。検索結果に「スポンサー」と表示がされています。検索結果の上部または下部に表示されることが特徴です。SEOとは異なり、検索結果に即時に表示できる点がメリットです。

ただし、オークション形式の広告であるため、人気のあるキーワードの価格は高騰します。自社の費用対効果に見合っているかを判断した上で実施しましょう。

リスティング広告については、以下の記事も合わせてご確認ください。
リスティング広告の用語と種類【初心者向け】

SEO

SEOは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。検索結果に、自社のWebサイトが上位表示されるための対策のことです。SEOの場合、リスティング広告のように、ユーザーからクリックされても費用が発生しません。

ただし、検索結果で上位表示されるまでに時間を要します。検索エンジンのアップデートによっても順位が落ちる可能性もあるため、留意しておきましょう。

SEOについては、以下の記事も合わせてご確認ください。
SEOとは何か?仕組みや対策をわかりやすく解説

検索エンジン別のSEO対策方法

検索エンジンによってSEO対策方法は異なります。ここでは、GoogleとBingのSEO対策方法について解説します。

Google

Googleは、個別のコンテンツよりもドメインパワーを重視する傾向があります。
Webサイト全体が評価されるため、コンテンツ全体の見直しや、評価が低いページの削除などの対策が必要です。

また、企業・公的機関が運営するWebサイトは、個人が運営するブログと比べると、ドメインの信頼性を評価するドメインパワーが高い傾向にあります。そのため、検索結果で上位に表示される可能性が高いといわれています。特に、YMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる、幸福や健康、生活に影響を及ぼす分野では、その傾向がより顕著です。

Bing

Bingは、Googleとは異なり、個別のコンテンツを重視する傾向があります。特に、タイトルは重要な要素とされており、各ページにおいて検索キーワードとの一致度を優先して、順位が決定するといわれています。

Bingの場合は、新規メディアでも、個別ページに対して適切な対応をすることで、上位表示の可能性を高められます。例えば、複数のキーワードを組み合わせた「ロングテールキーワード」を狙う方法が有効です。

検索エンジンで上位を狙うなら「AIアナリストSEO」がおすすめ

検索エンジンで上位を狙うなら、「AIアナリストSEO」の利用がおすすめです。以下で、サービス内容について解説します。

「AIアナリストSEO」のサービス内容

「AIアナリストSEO」は、SEO対策のためのコンテンツ記事制作サービスです。「CVを意識したKW選定」と「競合に負けない記事構成」が特徴です。実績として、記事の公開から3か月で、検索結果10位以内に入っているコンテンツが54%もあります。

競合調査から、キーワード提案、構成・記事作成、効果検証までワンストップで任せられるため、SEO対策が初めての人も安心して利用できます。自社のSEO対策でお悩みの人は、ぜひご利用ください。

まとめ

検索エンジンは、インターネット上の情報を集めるシステムで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどから利用できます。検索エンジンで上位表示させるためには、リスティング広告やSEO対策がおすすめですが、広告費を抑えたい場合は、SEOが適しています。

WACULが提供する「AIアナリストSEO」は、月額30万円で戦略から実行まで一貫サポートする「SEOコンサルティング」サービスです。本サービスは、貴社サイトデータだけでなく、競合サイトや弊社が保有するビックデータの分析に基づき、CV獲得に特化したSEO戦略を立案し、記事制作からCVR改善提案まで幅広くサポートいたします。コンテンツマーケティングにお悩みの人は、お気軽にご相談ください。

SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」の資料請求はこちら



この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。