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スマホサイトのLPOのポイント8ヶ条を徹底解説!

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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。
今回紹介するテーマはスマホサイトにおけるLPO(ランディングページ最適化)についてです。

近年、Webサイトをスマホで見るユーザーが急激に増加しています。(詳しくは総務省のデータを参照してください。)
そのため、Web担当者にとって、スマホユーザー向けにサイトを最適化することは必須事項となっています。
サイトの最適化には様々な種類がありますが、そのうち特に大事なものの一つに「LPO(ランディングページ最適化)」があります。

この記事ではスマホサイトにおけるLPOを行う際に意識すべきポイントについて解説していきます。
PCサイトとは異なるスマホサイトならではのポイントも多いので、しっかりと理解してサイトを改善していきましょう!

目次

スマホにおけるLPOとは?

そもそもLPOとはLanding Page Optimization の頭文字をとったもので、日本語では「ランディングページ最適化」のことです。
コンバージョン率を高めるためにランディングページを改善することを指します。
LPOについての基礎知識は別記事(LPOとは?基礎知識とまず見るポイントを解説)にも詳しく載っていますのでご一読ください。

先述のようにスマホの普及率は高まってきおり、インターネットユーザーの使用デバイスにおけるスマホの割合も高まって、PCからの訪問よりもスマホからの訪問が多くなっています。そのため、サイトをスマホユーザー向けに最適化することはもはや必須です。

スマホはPCとは異なる操作上の特徴があり、ユーザーの行動も異なります。そのためPCとは異なるポイントに注意しなければなりません。

スマホサイトの操作上の特徴の主なものとして、以下のようなものがあげられます。

  • 「戻る」が使いにくい
  • 画面が狭く、一覧して見渡せない
  • スクロールが止まりにくい
  • 文字入力がしづらい
  • タッチパネルで操作 など

以上を踏まえ、ここからはスマホのLPOで気を付けるべきポイントを8個ご紹介します。

LPOのポイント8ヶ条!

それではLPOで重要になるポイントを8個解説していきます。

 

1) LP型かメニュー型かを見極めよう

スマホ向けLPにはLP型とメニュー型の2種類のタイプがあります。

LP型 従来のLPのように長い一枚のページで表示するタイプ。
メニュー型 メニューバーが表示され、クリックすることでそれぞれのページに飛ぶタイプ。

自分のサイトがどのような業種、サービスのサイトなのかによってどちらかのタイプを選びましょう。

例えば、整体院や病院、エステサロンなどのサイトはLP型が向いています。というのも、整体院や病院を求めているユーザーというのは病状を元に調べている場合が多いからです。ユーザーの求めるもの(特定の悩みや病状)に合わせて複数のページを作りましょう。
とはいえ、取り扱う商品数が多い場合は、商品一つ一つにページを作るわけにはいかないのでメニュー型がおすすめです。

 

2) 右手親指を意識しよう

押して欲しいボタンは右手親指で押しやすいところに置きましょう。

自分がスマホを操作しているときのことを考えてください。きっと多くの人が右手でスマホを持って右の親指で画面を動かしていると思います。

当然右手親指から遠いところよりも近い方がタップしやすいです。もし押したいボタンが遠くて押しにくかったらイライラしちゃいますよね。押して欲しいボタンは右手親指で押しやすいところに設置するのが基本的なポイントになります。

 

3) ファーストビューで何のサイトかわかるようにしよう

ファーストビューで何のサイトなのかがすぐにわかるようにしましょう。
ファーストビューを見て何をやっているのかわからないという印象を与えてしまうと、ユーザーは興味を持ってくれずすぐ離脱してしまいます。美容院などでオシャレなサイトを意識して、店名からメニューまで全て筆記体の英語にしてしまうと内容がわかりにくくなってしまいます。見た目を綺麗にすることも大切ですがわかりやすくなければなりません。

見た目を綺麗に楽しくするためにフラッシュ(音声や動画、画像などのアニメーションを組み合わせて作られたコンテンツ)が使われることもありますが、スマホの場合だと表示に時間がかかったり再生されなかったりするのであまり使わない方が良いでしょう。必要な情報を伝える前に離脱されてしまう恐れがあります。

 

4) 文字の大きさに注意しよう

見やすく、わかりやすくするためにも文字の大きさには十分注意しなければなりません。

スマホはPCに比べて画面が小さいです。拡大ができるとは言え、読みにくいというストレスはユーザーに悪い印象を与えてしまいます。
スマホでもストレスなく読める大きさの文字にしましょう。

 

5) 表示速度を改善しよう

先ほども述べたようにスマホからのサイト閲覧はPCよりも手軽な分、表示が遅いと離脱されてしまう可能性も高くなります。サイトがなかなか表示されず切断してしまった経験はありませんか。

サイトの表示速度は重要なポイントです。表示速度の改善には「PageSpeed Insights」というツールがあります。
上記のページにアクセスし、分析したいページのURLを入力します。あとは分析ボタンを押せば表示速度及び表示速度を下げている原因を教えてくれます。

サイトの表示速度を100点満点で評価してくれます。またどのように直せばいいのかも教えてくれるので活用しましょう。

サイトの表示速度に関しては以下の記事も参考にしてください。

参考 : 【超重要】サイトのページ表示速度を知ろう!測定方法から改善方法まで解説

 

6) 電話をかけやすいデザインにしよう

忘れてはならないのはスマホは電話であるという点です。
よって、電話コンバージョンがある場合は、電話を掛けやすいデザインにすることが必要になります。
当たり前のことのようですが重要なポイントの一つです。

電話番号は大きくはっきり表示することはもちろん、ボタンを押せばすぐにかけられる仕様にすることも大切です。「今すぐお電話を!」などと電話を促す文言なども効果的です。あとは電話番号と合わせて営業時間もわかりやすく表示しましょう。

水回りのトラブルなど電話問い合わせの多い業種は、スマホとの相性もいいです。スマホ側のサイトでは電話しやすいような対策が必要になります。

 

7) フォームもスマホに最適化しよう

スマホはPCよりも閲覧が気軽にできる反面、入力はフリック入力ですので負担が大きいです。入力フォームはPCサイトと同様ではダメであり、スマホに最適化しなければなりません。

スマホ入力の最大のストレスとなっているのはフォームが小さすぎることによる誤タップです。文字入力での離脱を開けるためには、

  • 文字入力を避けて選択式にする。
  • 入力欄などの各要素を大きくする。

などの対策がとれます。単純ですがこれだけでもユーザーのストレスは大きく減らすことができます。

また、スクロールが多くなるのも避けましょう。スマホで「入力」→「スクロール」→「入力」→「スクロール」を繰り返すのは意外と負担になります。これに対しては

  • 入力項目を減らす。
  • 「次のページへ」ボタンを作って複数のページに分割する。

といった対策がとれます。入力エリアは一画面に入るのが理想です。

 

8) PCよりオファーのレベルを下げよう

オファーを下げるというのは商品の購入や問い合わせのハードルを下げるということです。普段スマホを使う場面を考えると何かを購入しようという気持ちでサイトを見ていることは少ないと思います。気軽になんとなく見ている方が多いでしょう。実際に何かを買うときはPCサイトから買う人の方が多いです。

このようにPCとスマホではユーザーの購入への気持ちが違うので、売り込むものや売り込み方も変えなければなりません。

オファー下げの例

  • 申し込み → メールマガジン登録
  • 本製品購入 → お試しセット購入
  • 定期購入 → 単品販売

このようにスマホユーザーでも気軽に行動できるレベルに下げましょう。

LPだけではなくサイト全体も最適化しよう

ここまでスマホサイトのLPOについて解説してきました。

スマホサイトのLPOには絶対の正解があるわけではないので、試行錯誤を繰り返し、より良いサイトを目指すことが重要です。特にPCとスマホの違いは大きいので、今回紹介したスマホならではのポイントや注意点を意識しましょう。

また、LPOは定義の通りLPを改善することです。CVを最大化してゆくにはLPだけでなくサイト全体を改善していくことも重要になります。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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