SEOコンサルティングとは?依頼する3つのメリットと依頼先を選ぶ7つのポイント

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こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

SEOコンサルティングとは、検索エンジンでサイトを上位表示させるために、戦略やテクニックを提供するサービスです。

この記事では、自社のサイトに課題を抱える担当者に向けて、SEOコンサルティングを依頼するメリットや依頼した場合の流れ、SEOコンサルティングの発注先を選ぶ際のポイントなどを解説します。SEOコンサルティングの活用を検討する際に、ぜひ役立ててください。

目次

SEOコンサルティングとは

SEOとは、検索エンジン最適化のことです。GoogleやBingなどの検索エンジンで検索したときに、自社のサイトを、より頻繁に、より上位に表示させるための施策を指します。

SEOコンサルティングとは、SEOの施策立案や実施を支援するサービスです。サイトの現状分析を行い、問題点を特定し、解決策を立案・実行します。主なSEOの施策としては、外部対策、内部対策、コンテンツSEOが挙げられます。それぞれについて以下で解説します。

SEO内部対策

SEO内部対策とは、Googleにコンテンツの価値を適切に伝えるための施策です。検索順位は、Googleの評価に左右されます。Googleは、プログラムを通じてサイトの情報を収集し、アルゴリズムに基づいて検索結果の表示順位を決定します。

Googleに対して、サイトの良質なコンテンツの情報を適切に伝えるためには、SEO内部対策が重要です。具体的な施策として、サイト構造の最適化、サイトマップの作成、適切なキーワードの埋め込みなどが挙げられます。

内部対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。

※参考:SEOの内部対策とは?【5分でわかる基本ポイント】

SEO外部対策

SEO外部対策とは、文字通りサイトの外部で行うSEOの施策のことです。主に、質のよい被リンクの獲得に注力します。検索エンジンは、サイトを評価するうえで、サイトの信頼度や、異なるサイトとの関連性を重要な要素としています。被リンクの質や量が、これらの評価指標と考えられています。

SEO外部対策の具体的な内容として、良質なコンテンツの作成とSNSによる拡散、サテライトサイトの作成など、外部から自社のサイトへのリンクを増やす活動が挙げられます。

外部対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
※参考:【SEO外部対策とは】いますぐ実践できるポイントやおすすめツールをご紹介!

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、ユーザーにとって有益なコンテンツをサイト内に配置し、検索結果の上位表示を目指す施策です。有益なコンテンツの継続的な追加と、既存コンテンツの見直しが重要とされています。内部対策の一環として行われていましたが、コンテンツそのものの重要性が再認識され、近年では新たなカテゴリーとして分類されています。

コンテンツSEOについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
※参考:コンテンツSEOとは?その手順やメリット・注意点を初心者にもわかりやすく解説

SEOコンサルティングを依頼する3つのメリット

SEOコンサルティングを依頼することで、いくつかのメリットが得られます。ここでは、主なメリットについて解説します。

コア業務に専念できる

SEOコンサルティングを依頼するメリットは、自社のコア業務に専念できることです。SEOの対策には、専門的な知識と多くのリソースを必要とします。SEOコンサルティングを活用することで、負担を軽減し、時間の余裕を生み出せます。専門のコンサルタントに依頼することは、慣れないSEOに時間を費やすよりも、合理的な選択といえます。

効率よくサイトが成長する

サイトが効率よく成長することも、SEOコンサルティングを依頼するメリットです。サイトを成長させるには、手間と時間がかかります。コンテンツ制作やキーワード選定、競合サイトの調査など、多数の業務遂行が必要だからです。

社内にノウハウが不足している場合、施策の実施は難しく、スムーズな進行も期待できません。時間と手間をかけても、成果に結びつく保証はありません。SEOコンサルティングを利用すれば、専門家の知識と経験により、効率的なサイトの成長を期待できます。

持続的に集客できる

SEOコンサルティングに依頼し、サイトが成長すれば、持続的な集客が見込めます。上位表示を維持できれば、情報の更新や定期的なメンテナンスを行うだけで、長期的な集客が期待できます。広告施策のような資金力に依存する関係から離れ、認知の拡大が可能です。

また、SEOは潜在層と顕在層の両方のユーザーにリーチが可能です。それぞれのニーズに基づいたコンテンツを提供することで、商品やサービスの購入の可能性を高めます。

SEOコンサルティングを依頼する際の注意点

SEOの施策は、短期間で成果を得られるものではありません。中長期的な取り組みが求められます。企画立案から実行、検索エンジンによる評価までには、ある程度の時間が必要です。サイトが一度評価されたとしても、評価を維持するためには、最新の情報に合わせたメンテナンスや、コンテンツのリライトが重要となります。

しかしながら、SEOは時間をかけて取り組む価値のある施策です。サイトへの訪問数やコンバージョンの増加を通じて、企業の課題解決や目標達成に貢献する可能性を持っています。

SEOコンサルティングへ依頼した際の流れ

SEOは、一定のプロセスに沿って推進します。ここでは、SEOコンサルティングへ依頼した際の、一般的な流れを解説します。

1.ヒアリング

SEOコンサルティングのプロセスは、ヒアリングから始まります。SEOで課題を解決し、目標を達成する戦略・戦術を立案するには、ヒアリングが不可欠です。

ヒアリングでは、自社が現在直面している課題や、達成したい目標を共有します。そのため、事業やサービスの内容、強み、ターゲットとしているユーザーなどについて、丁寧な聞き取りが行われます。
これらの情報を理解しなければ、適切なSEOの施策を立案し、実行することが困難であるためです。ヒアリングは、SEOコンサルティングの成功を左右する重要なステップといえます。

2.サイトの分析・調査

ヒアリングで共有した情報をもとに、SEOの適切な戦略・戦術を立案するためには、分析と調査が必要です。SEOの観点でサイトをチェックし、改善点を洗い出します。

マーケティング手法である3C分析を活用するケースもあります。3C分析とは、「Company(自社)」「Customer(顧客)」「Competitor(競合)」の3つの視点で分析することです。自社の事業やサイトの分析だけでなく、ユーザーの調査や競合企業の分析も行います。

3.SEOに関する戦略・戦術の立案

サイトの分析・調査が終了したら、SEOに関する戦略・戦術の立案を行います。SEOの施策には、内部対策や外部対策、コンテンツSEOなど、多様な手段があります。
ヒアリングで共有した情報とサイトの分析・調査結果、現在の検索アルゴリズムの特徴を踏まえて、最適な施策を考案します。サイトの仕様や、担当者の状況などを考慮し、実施可能な施策を検討することも重要です。

4.SEO施策の実行

立案した戦略・戦術にもとづき、SEOの施策を実行します。短期の施策では、サイトのマイナス要素を改善することが中心となります。具体的には、タイトルやディスクリプションの最適化、サイト構造の改善、サイトマップやパンくずリストの作成、アクセス不可能なページの修正などです。

一方、中長期的な施策として、検索による流入を増やす取り組みを進めます。キーワードを選定し、新規ページの作成や既存ページの修正などを実施します。

5.モニタリング

SEOの施策を続けながら、サイトの状態をモニタリングすることも大切です。戦略・戦術を立てて施策を実行するだけでは、どの程度効果が得られたか把握することは困難です。検索結果の順位や訪問数など、重要な指標を定期的にチェックしましょう。

特に、検索アルゴリズムの変更があると検索順位が影響を受けるため、注意が必要です。モニタリング結果を活用してPDCAサイクルを回し、施策の改善や新たな施策の検討を継続しましょう。

SEOコンサルティングを選ぶ7つのポイント

多くの企業が、SEOコンサルティングのサービスを提供しています。ここでは、質のよいサービスを選ぶポイントを解説します。

SEOに関する最新情報を把握している

SEOコンサルティングを選ぶ際には、SEOに関する最新情報を把握しているか確認しましょう。SEOに関する情報は年々変化するため、最新の動向に基づいた施策の提供可否は、得られる成果に影響を与えます。特にGoogleアップデート情報を把握しているか否かは、コンサルティングサービスの質を見極める際の、有用な指標となります。

SEOに関する深い知識を持っている

担当するコンサルタントが、深いSEO知識を持っているか見極めることが重要です。成果を得るためには、SEOの深い知識が必要ですが、どの程度、知識があるかを判断することは容易ではありません。

SEOの基本について学び、質問を投げかけ、コンサルタントが的確でわかりやすい回答を提供できるか確認しましょう。コンサルティング企業が運営するオウンドメディアも、実力を判断するための1つの指標です。

確かな実績がある

確かな実績があることも、SEOコンサルティングを選ぶ際の基準として挙げられます。これまでに実施した成功事例をチェックし、どのような成果を達成しているか確認することが大切です。
具体的な実績が示されれば、信頼度はより高まります。自社のサービスや目的に近い事例の紹介があれば、自社の状況にどの程度フィットするかを判断できる、有益な情報にもなります。

コミュニケーションがスムーズにとれる

担当のコンサルタントと、円滑にコミュニケーションを取れるかどうかも大切な要素です。コミュニケーションが不足すると、サイトの改善もスムーズに進行しない可能性があります。

SEOに関する疑問や不安に対して、専門家の立場から、丁寧でわかりやすい説明が提供されるかもチェックしましょう。成果報告や情報共有の頻度、要望や質問に対するレスポンスの速さも確認すべきです。業務への熱意や誠実さなども、考慮するとよいでしょう。

Webマーケティング全般に関する知識を持っている

SEOコンサルティングを選ぶ際には、Webマーケティング全般に関する知識も持ち合わせているかを確認しましょう。SEOはWebマーケティング施策の1つです。
目標達成のためには、SEOだけに依存せず、他のWebマーケティング施策を組み合わせて、全体の効果を最大化することが求められます。SEO以外で、どのようなWebマーケティングの手法に対応できるかもチェックしましょう。

コンテンツの質を重視している

SEOコンサルティングを選ぶ際のポイントとして、コンテンツの質が挙げられます。重要なSEO施策の1つであるコンテンツSEOにおいて、サイトが成果を得るために必要な記事数の目安は、一般的に100以上とされています。しかし、記事数を増やすだけでは成果は得られません。

検索エンジンは、質の高いコンテンツを評価の対象としているため、良質なコンテンツを充実させる必要があります。質の低いコンテンツは、効果をもたらさないだけでなく、検索エンジンからの評価を下げる可能性もあります。質にこだわったコンテンツが作成されているかを確認しましょう。

安易な発言をしない

SEOコンサルティングを選ぶ際、「必ず順位が上がる」「特定のキーワードで1位が取れます」などの安易な発言をする企業には、注意が必要です。検索結果の順位を左右するGoogleの検索アルゴリズムの詳細は公表されていません。「確実に順位を上げる方法」は誰にもわからないという事実を心得ておきましょう。

まとめ

優良なSEOコンサルティングを活用すれば、サイトの効率的な改善をしながら、自社のコア業務に専念できる時間も得られます。質のよいコンサルティングサービスを見極めるために、企業やコンサルタントが、SEOに関する深い知識や最新情報を持ち、信頼できる実績を有していることを確認しましょう。

WACULの「AIアナリストSEO」は、40,000弱のサイトデータとその分析ノウハウをもとに、最適なSEO対策の提案をしています。コンテンツ、外部対策、内部対策のすべての観点で調査し、SEO全体の最適化を追求します。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

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