SEO内部対策|コンテンツ制作時に押さえておくべき5つのポイント

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こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」ライターチームの竹本です。

今回はサイト内部のコンテンツを制作する時に、SEOの内部対策の観点から注意すべきポイントについて解説しています。またSEO効果に関して有効・無効と諸説あるmetaタグについての見解も紹介しています。

目次

SEO内部対策とは?


画像(Pixabay)

SEOは大きく分類して、外部対策・内部対策の2つに分けることができます。

外部対策は自サイト外で行うSEOで、被リンクの増加などがあてはまります。一方の内部対策はその名のとおり自サイト内で行うSEOです。
内部対策にはいろいろなものがありますが、今回はその中でも重要度の高い、コンテンツ制作に関する内部対策をご紹介します。

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コンテンツ制作時に注意すべき5ポイント

コンテンツ制作時にいくつかのポイントを抑えることが内部対策として有効です。これは、検索順位が、

1) クローラー(Googleのウェブサイト情報を収集するプログラム)の巡回
2) ページのインデックス(サイト情報がGoogleのデータベースに登録されること)
3) 順位の決定(インデックスされた情報を元に、アルゴリズムにより順位を決定)

という3ステップで決定されているからです。Googleは、良質でキーワードと関連度の高いコンテンツをできるだけ上位に表示したいと考えているわけですが、いくらあなたのサイトが良質なコンテンツを掲載していても、そのページをクローラーが巡回し、それが正しくインデックスされ、アルゴリズムにより良質だと判断されなければ意味がありません。
すなわち、良質なコンテンツを良質であるとクローラーに伝える施策が必要なのです。

それでは、適切にサイトが評価されるようにするための、具体的なポイントを見てみましょう。

 

1) 1ページに1キーワード

1ページ1キーワードを心がけましょう。
1ページにいくつものキーワードを含めてしまうと、各キーワードの重みが減ってしまい、どのキーワードでも上位表示が狙えなくなってしまいます。検索エンジンが、そのページがどんなキーワードに関するページなのか判断できなくなってしまうのです。

各ページの狙うキーワードはキッチリと1つに決めて、無駄なキーワードはなるべく排除するようにしましょう。

 

2) ページタイトルはh1を使い、必ずキーワードを入れる

h1,h2,…,h6のタグを見出しタグと言います。なかでもh1タグはGoogleがページの内容を把握するために真っ先に見る重要なタグです。
そのため、このh1タグにはページ内容を簡潔に表すタイトルを入れましょう。またその際、必ずキーワードを入れましょう
ここにキーワードが入っていなくては、Googleはキーワードとの関連性が高いとは評価してくれません。

 

3) 見出しタグを適切に使い構造化

見出しタグを適切に使って、コンテンツを構造化しましょう。見出しタグがない文章の羅列はユーザーだけでなく、クローラーにとっても分かりにくいです。見出しタグを適切に使うことで、ユーザーもクローラーも、今コンテンツ全体のなかでどこを読んでいるのかが分かりやすくなります。

見出しタグは、数字の順番通りに使うようにしましょう。2の直下に4が来たり、3の下に2が来たりしてはいけません。

見出しタグを適切に使い構造化

 

4) 引用タグを使用する

引用タグ(blockquote)というタグがあります。これは、他サイトからコンテンツを引用する際に用いるタグです。そもそも他サイトの無断コピペ、盗用は禁止ですが、Googleも順位決定のアルゴリズムにおいて、コピーコンテンツは質を大きく下げる要因としています。

他サイトからの引用を行う際には、引用タグを適切に用いることで、コピーコンテンツではなく引用であることを示すようにしましょう。

 

5) 適切なWEBライティングを実践する

上記の内部対策のポイントに加えて、コンテンツのユーザーである人間の視点も考慮したWEBコンテンツのライティングを実践しましょう。重要なポイントを以下の記事でも解説しているので、ぜひ目を通してみてください。
初心者がWEBライティングで意識すべき11個のポイント

meta description タグは記述すべき?

SEO内部対策でよく話題にのぼるものとして、meta discriptionタグがあります。
結論から言うと、meta discriptionタグはSEO観点からは有用か定かではないですが、ユーザービリティ観点から考えると必須なので記述すべきだといえます。
meta description タグは、サイトの内容の要約を伝えるためのタグです。ここに記述した内容は、以下の画像のように検索結果にも表示されます。

検索結果に表示

実はmeta descriptionのSEOとしての有効性は定かではないです。
しかし、検索結果画面に表示される以上、少なくともユーザーのクリック率には大きく関わるものなので、必ず書くようにしましょう。

また字数についても注意が必要です。WEB版では120字前後、スマホ版では50字前後が表示され、超過分は省略されてしまうので、それを踏まえた上で、必ず伝えたいことはこの字数以内に含めるようにしましょう。

meta keywordsタグは不要?

また、上記のmeta discriptionタグに似たものとして、meta keywordsタグがあります。
かつてはSEOのために重要であるといわれていたmeta keywordsタグですが、Googleが公式に、「meta keywords タグは検索順位に関係ない」と明言しています

参考 : Official Google Webmaster Central Blog: Google does not use the keywords meta tag in web ranking

かつて、meta keywordsを利用したブラックハットSEOが横行しました。これらに対応して、Googleのクローラーが成長し、コンテンツ本文から内容を理解してキーワードを抽出できるようになりました。その結果、サイトオーナーが自由に記述できるmeta keywordsタグからキーワードを抽出する意味がなくなったのです。

meta keywords は meta description のように集客上の効果があるわけでもありません。むしろ、競合に自サイトが狙っているキーワードを知られてしまうというデメリットもあります。今後どのように変化するかは分かりませんが、少なくとも現在はmeta keywords を編集するメリットは無さそうです。

まとめ

今回の記事では、コンテンツ制作時にSEO内部対策で気を付けるべきポイントを4点ご説明しました。

コンテンツ制作時のポイントは、頭に入れておけばどれも手間のかからないものです。しかし、これをするとしないとでは大きな差が出る重要なポイントばかりです。コンテンツ制作の際には必ずチェックするようにしましょう。

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この記事の執筆者

竹本 泰紀

竹本 泰紀

東京大学経済学部在学中のインターン。マーケティングチームで幅広く活躍しています。