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https化のSEO効果とは? https化のメリット・デメリットも解説!
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
この記事では、https化のSEO効果をテーマに、https化がSEOに与える影響や、https化によるメリット・デメリットを解説しています。
「https化のような細かい内部施策も取り入れて、自然検索からのさらなる流入数・CV数の増加を目指したい」
「Webサイトをhttps化したほうがいいという記事を読んだけれど、実際のところどうなんだろう」
というお考えをお持ちのWeb担当者の方に向けて、https化のSEO効果がどれほどあるのかについて解説します!
目次
https化がSEOに与える影響は?
Webサイトをhttps化することには、SEO効果があるといえます。
Googleは、Webサイトをhttps化しているかどうかを検索順位の評価基準に組み込む(SEOの評価に取り入れる)と2014年に発表しています。
ただし、検索順位の重要な主な評価基準は、リンク、コンテンツ、RankBrainなどであるため、https化(SSL化)がそこまで影響を及ぼすとはいえません。実際、Googleウェブマスター向け公式ブログでは
「このランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。」
と述べられています。
これは、https化をSEOの評価に入れることで、世界中のWebサイトのhttps化が進んでセキュリティが高まることをGoogleが期待しているものと考えられます。Googleウェブマスター向け公式ブログによれば
「Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。」
とのことです。
このようにGoogleはWebサイトをhttps化することを推奨しています。
したがって、https化はSEOに大きな効果があるとまではいえないものの、検索順位決定の基準に含めると言っている以上、https化のSEO的メリットはあると言えます。
(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」)
Webサイトをhttps化するメリット・デメリット
ここからは、https化による、SEO以外の観点でのメリット・デメリットをご紹介します。
Webサイトをhttps化するメリット
https化することでSEOに有利に働くと考えられますが、純粋にユーザーの利便性を高めるうえでのメリットもあります。(ユーザーの利便性を高めると結果的にSEO評価も高まります。)
Webサイトの安全を確保できる
公共の場で使われるFreeWi-FIは、安全性が低く、第三者によって情報が盗まれる・改ざんされることもあります。
たとえば、SSL化されていないWebページのフォームで個人情報を記入した際にその個人情報が盗聴されてしまうことがあります。
そのため、Webサイトのセキュリティを強化することは重要です。
ユーザーからの信頼を得られる
Webサイトの安全が確保されることで、ユーザーは安心してそのWebサイトを訪れ、利用することができます。
また、SSL化されたWebページはSSL証明書が発行されており、「このWebサイトはなりすましではありません」というように、Webサイトの管理者の身元を証明してくれます。
表示速度が改善される
Webサイトをhttps化すると、Web高速化プロトコル「HTTP/2」によってWebページの表示速度を早くすることができます。
httpのページとhttpsのページのどちらからアクセスされてもリファラを取得できる
httpsのページからhttpのページに遷移すると参照元が正確に解析されません。
そんなとき、すべてのWebページについてhttps化してしまえば解決できます。
httpsのページからhttpsのページ、httpのページからhttpsのページ、どちらも性格にアクセス解析ができます。
このように、https化することでユーザーがより安心して使えるWebサイトとなるため、その結果SEOにも良い影響があります。
Webサイトをhttps化するデメリット
次に、デメリットとしては次のようなことが挙げられます。
SSL証明書を発行する費用がかかる
サーバーの種類やSSL認証の強度にもよりますが、コスト面でのデメリットがあります。
httpのときについた「いいね!」などがなくなる
Webサイト・WebページのURLそのものが変わるため、それまでにSNSで拡散されたカウント数などが0になってしまいます。
(関連記事:「Googleアナリティクスだけじゃない!?サイト改善方法がわかるツール 7選」)
SEOで成果をあげたい方に
Webサイトのhttps化は、SEOに大きな効果があるとはいえないものの、ユーザーの安全・安心のためにも重要な施策であるといえます。
「まだhttps化していないページがある」という方は、これを機にWebサイト全体をSSL化してみてはいかがでしょうか?
SSL化とあわせて、SEOで成果をあげたい方が今取り組むべきなのはコンテンツマーケティングです。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。
SEOに強い良質なコンテンツを作るためにおすすめなのが弊社の「AIアナリストSEO」です。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。