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ディスクリプションとは?SEO対策やCTRへの効果・設定のコツなど詳しく解説
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
ディスクリプションとは、Webページの要約文のことです。この記事ではディスクリプションについて基礎知識から実践的な内容まで幅広く紹介します。SEO対策を行いたい人やマーケティングに関する知見を広げたい人向けの内容となっているので、ぜひ役立ててください。
目次
- ディスクリプションとは
- ディスクリプションを設定する理由
- SEOにおけるディスクリプションの効果
- ディスクリプションが検索結果に表示されない場合の対策
- ディスクリプションの記述はコピー文章で!書き方を3ステップで紹介
- ディスクリプションを記述する際の3つのポイント
- ディスクリプションを記述する際の注意点
- まとめ
ディスクリプションとは
ディスクリプションとは、HTMLタグの1つで、Webページの要約文のことです。検索エンジンの情報収集を行うクローラーに対してページの概要を伝える役割を持っています。ディスクリプションの文章自体は、Webページには表示されず、検索エンジンの検索結果が表示される時に表示されます。
なお、ディスクリプションは、メタディスクリプション(meta description)ともいいます。
メタディスクリプションについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
meta descriptionとは?|SEOへの影響から適切な書き方まで解説|アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ
ディスクリプションとスニペットの関連性
検索エンジンの検索結果に表示されるディスクリプションを「スニペット」といいます。このスニペットには、「スニペット」「リッチスニペット」「強調スニペット」など、いくつかの種類があるのが特徴です。ディスクリプションにWebページの内容を適切に記述することで、Googleに認識してもらえます。
また、ユーザーはディスクリプションを確認したうえで、そのWebサイトを見るかどうか判断するため重要なものだといえるでしょう。
なお、以下の記事では、スニペットに関して詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
リッチスニペットとは?設定の仕方から効果まで徹底解説!|アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ
ディスクリプションを記載する場所
ディスクリプションは、HTMLのhead内に入れ、meta要素として記述されます。具体的には「<meta name="description" content="●●">」となり、「●●」の部分が検索結果画面に表示されます。
metaタグとは
metaタグとは、HTMLタグの1つであり、検索エンジンにWebサイトの情報を知らせるために設定されるものです。ディスクリプションは、metaタグの1つとなります。そして、metaタグは、「meta name〜」から始まります。
ディスクリプションの記述方法
ディスクリプションは、先ほども触れているように、headタグに「<meta name=”description” content="●●">」という形で記述します。ただし、WordPressを利用している場合は、管理画面で設定できるケースもあるため、一度管理画面を確認してみてください。
なお、以下の記事では、タグの使い方について詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
SEOに効果的なタグの使い方を徹底解説! titleタグ・metaタグからhタグまで|アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ
ディスクリプションが表示される場所
ディスクリプションは、Googleなどの検索エンジンで検索をした際に、検索結果の下に表示されます。ここに表示されるのは、metaタグの内容です。一方で、Webページ内にはディスクリプションは表示されません。
ディスクリプションを設定する理由
ここでは、ディスクリプションを設定する理由について解説します。
CTR(クリック率)への影響
ディスクリプションを設定することは間接的にSEO対策になります。これは、ディスクリプションを用意すると、検索結果上でWebサイトの内容をユーザーに対してアピールができ、ユーザーに「このサイトは役立ちそうだ!」と判断してもらうことで、CTRの向上につながるためです。
実際に、ディスクリプションを設定したことでCTR率が5.8%高くなったというデータもあります。また、CTRの向上はSEO対策をする上では非常に重要です。CTR率が高ければ、検索結果の上位に表示される可能性も高くなるでしょう。
以下の記事では、CTRについて詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
クリック率(CTR)とは?|確認方法から改善対策まで徹底解説!|アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ
設定しない場合の検索結果
ディスクリプションは、任意で設定可能です。設定していない場合は、検索エンジンが自動的にページ内から検索意図に合致していそうな部分を抜き出して検索結果に表示されます。また、ディスクリプションを設定している場合でも、検索エンジンの判断で、自動的に抜き出された文章が掲載されることもあります。
SEOにおけるディスクリプションの効果
ここでは、ディスクリプションがSEOにどのような効果を与えるのか解説します。なお、以下の記事では。SEOについて詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
SEOとは?ホームページを開設したら対策を!|アクセス解析ツール「AIアナリスト」ブログ
検索順位には影響しない
ディスクリプション自体は、検索順位に直接影響を与えることはありません。これはGoogleが、ディスクリプションの表示順を決定する要素に含めていないためです。そのため、ディスクリプションを設定してもしなくても、検索順位が変わることはありません。
CTRの改善が見込める
ディスクリプション自体は、SEO対策にはならなくても、スニペットの内容を充実させることでCTRの改善が可能になります。CTRの向上につながるディスクリプションとは、ユーザーがクリックしたい、読んでみたい、と思えるような文章のことです。魅力的な文章にすることでユーザーが興味を持つため、CTRの改善が期待できます。
ディスクリプションが検索結果に表示されない場合の対策
ディスクリプションを設定しているにも関わらず、検索結果に表示されないケースがあります。これは、Googleがディスクリプションの内容を不適切であると判断し、代わりにWebサイトからテキストを自動抽出することがあるためです。CTRを意識しすぎて、ページと関係ない内容をディスクリプションに記載するとこのような事態が起こりやすいといえます。
表示されない場合は、「sectionタグ」「divタグ」「spanタグ」のどれかに「data-nosnippet属性」を記述するようにしてください。また、ディスクリプションの文章自体を書き換えるという方法もあります。
ディスクリプションの記述はコピー文章で!書き方を3ステップで紹介
ディスクリプションの記述をする際は、コピー文章を意識しましょう。コピー文章とは、ユーザーの反応を得やすいような文章、ついついクリックしてしまうような文章のことです。コピー文章を作成することで、ディスクリプションの閲覧やクリックといった行動を促すことができます。ここでは、コピー文章の書き方を解説します。
【ステップ1】ユーザーの悩みに共感する内容
コピー文章は、ユーザーの抱える悩みに共感するような内容にするのがポイントです。冒頭部分で共感するような文章を記載することで、ユーザーの興味・関心を引き付けることができるでしょう。例えば、SEO対策に関するコンテンツを扱っている場合、以下のような形でユーザーに共感します。
「SEO対策がうまくいかずに挫折してしまった人は多いのではないでしょうか?」
ユーザーは、ディスクリプションを見て「これは自分のことだ!」と思うとクリックしてくれるため、共感できるような内容にすることが重要です。
【ステップ2】ページ内に書かれている内容の説明
共感するような文章の次は、そのページにどのようなことが書かれているのか、内容の説明を行います。細かく説明すると、途中で文章が切れてしまうため、簡単に説明しましょう。先ほどのSEOの例でいうと、悩みに共感した後に、以下のような形で、内容の説明を行います。
「この記事ではSEO対策の始め方と、行う際のポイントについて解説しています。」
ユーザーのニーズに応じていることがわかるように説明することで、さらに興味を持ってもらえるでしょう。
【ステップ3】クリックを促す内容をアピール
ユーザーに実際にクリックを促すような内容をアピールすることも大切です。クリックを促すような内容とは、例えば競合となる他サイトとの差別化を図れるような内容です。他サイトと同じ内容や同じメリットを紹介しているだけでは、自社サイトではなく他サイトが選ばれてしまう可能性があります。クリックを促す内容は以下のようなイメージです。
「この記事ではSEO対策の概要から具体的な方法まで網羅しているため、一通り読むことでSEO対策を始めることができます。」
「今だけSEO対策のアドバイスを直接受けることもできます。」
競合にはない点や自社だけのメリットなどを提示して差別化を図ってみてください。
ディスクリプションを記述する際の3つのポイント
ここでは、ディスクリプションを記述する際に押さえておきたい3つのポイントについて解説します。
検索ニーズに応える内容を意識する
ディスクリプションを作成する際は、ユーザーがなぜ検索をしているのか、検索ニーズを意識する必要があります。どのような悩みを持っていて、何を知りたいのか、といった検索ニーズに応えるディスクリプションにすることで、クリックされる可能性も高くなるでしょう。
オリジナルの文章を心掛ける
ディスクリプションはオリジナルの文章を作るようにしましょう。また、ページやコンテンツの内容ごとに固有のディスクリプション作成するのもポイントです。他のページの文章をコピーするのは望ましくありません。これはページが違えば、コンテンツの内容も違うためであり、コピーをしてしまうと、ページのタイトルと内容が一致しなくなるためです。
要約するうえでのコツをおさえる
コンテンツの要約する際には、段落に分けて各段落の要点を探すようにすると、作成しやすくなります。また、検索結果で太字表示されるためキーワードも適宜入れるといいでしょう。太字表示の数が多いとユーザーも「このコンテンツは良さそうだ」と判断するかもしれません。また、目次やまとめから要約文を推敲する方法もおすすめです。
ディスクリプションを記述する際の注意点
ここでは、ディスクリプションを記述する際の注意点について解説します。
文字数は70文字前後にする
ディスクリプションの文字数は70文字前後にしましょう。これは、スマートフォンで表示される最大文字数が70文字前後であるためです。パソコンの場合は、最大で120文字程度が表示されますが、近年では、スマートフォンからWebサイトにアクセスする人が多いため、スマートフォンに合わせておくようにしましょう。
なお、ディスクリプションの最適な文字数は特定されているわけではなく、これまでにも、複数回変更されているため、今後も変更がある可能性があります。
キーワードは無理に入れない・羅列しない
ディスクリプションにキーワードを入れることで、検索結果で太字表示になりますが、無理にキーワードを入れないようにしましょう。また、キーワードの羅列もおすすめしません。ディスクリプションは直接的なSEO対策にはならないため、キーワードを無理に入れる必要はありません。
無理に挿入するとかえって読みにくくなってしまうため、ユーザーからクリックされない恐れがあります。
まとめ
ディスクリプションは、検索結果の下に表示される文章のことです。Webページの要約文となっているため、ユーザーがサイトを閲覧するかどうかの判断基準になります。一方で、直接的なSEO対策になるわけではないので、ユーザーの共感を得られるような文章、興味を引くような文章を心がけるようにしましょう。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。