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Googleアナリティクスでサイトの目標設定をしよう【初心者向け!】
アクセス解析 | 更新:2021.01.19 | 公開:2016.06.03
Googleアナリティクスの目標設定とは?
こんにちは!「AIアナリスト」セールス担当の小島卓己です!
今回はGoogleアナリティクスで「目標」を簡単に設定する方法をご紹介します。
目標はアクセス解析において最も重要な指標の一つです。
Webサイトの成果を数値化して、現状や問題点を把握することができます。
設定をすると、以下データを可視化できます。
- 目標を達成したセッション数=コンバージョン数(CV数)
- 目標を達成した割合=コンバージョンレート(CVR)
一方で、目標を正確に設定できているサイトは多くありません。
「目標設定をしようとしたら、小難しい選択肢が出てきて諦めてしまった。」なんて声も聞こえます。
しかし、実際はほとんどの選択肢に大した意味などないのです!
今回はすごく簡単に実施できる、基本的な目標設定の方法をお伝えします。
必要なステップは3つのみ!
Googleアナリティクスの操作自体は3分も掛かりません!
(関連記事:「AIが自動でサイト分析!GoogleアナリティクスのAssistant機能の実力は?」)
ステップ1.何を目標に設定するかを決める
サイトの目標=「サイト内でユーザーに期待する行動」を明確にしましょう。
サイトの存在意義とも言える、重要なテーマです。
- ECサイトの場合:商品を購入してほしい
- 求人サイトの場合:会員登録をしてほしい
- 不動産サイトの場合:物件への問い合わせをしてほしい
- コーポレートサイトの場合:資料請求をしてほしい
Webサイトを通じて、ユーザーを最終的に導きたい地点はどこですか?
思い浮かんだら、次のステップへ進みます!
(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」)
ステップ2.目標に設定するURLを調べる
Googleアナリティクスでは「特定ページの閲覧」を目標に設定することができます。
ステップ1で明確にした、「ユーザーに期待する行動」が完了した時に表示されるページのURLを目標に設定しましょう。
末尾に"thanks.html"や"complete.html"が付くような、一般的に「サンクスページ」と呼ばれるページのURLです。
- 商品を購入してほしい場合:商品購入が完了した際に表示されるURL
- 会員登録をしてほしい場合:会員登録が完了した際に表示されるURL
分析したいWebサイト内で、上記に該当するページは何でしたか?
同じようなURLルールを持つページならば、複数ページを一つの目標として設定可能です。
(例)AA.com/complete○○.html(○○は商品種別等によって変化) など
URLを調べたらメモしておきましょう!
次はいよいよGoogleアナリティクスでの設定に入ります。
(関連記事:「Googleアナリティクスだけじゃない!?サイト改善方法がわかるツール 7選」)
ステップ3. Googleアナリティクスで目標を設定する
Googleアナリティクスで目標を設定しましょう。
何も考えず、以下操作を実施するだけです。
たったの5ステップで完了します!
1.「管理」→「ビュー」内「目標」クリック
2.「新しい目標」をクリック
3.「カスタム」「続行」をクリック
4.以下のとおり記入して、「続行」をクリック
名前 | 「購入完了」など自由に入力 |
---|---|
目標スロットID | そのままでOKtd> |
タイプ | 「到達ページ」を選択 |
5.到達ページ
下の表を見ながら「等しい」「先頭一致」「正規表現」を選択し、調べたURLを入力します。
入力するURLはドメイン部分="AA.com"は必要なく、そのあとに続く"/"から始まるURL部分だけです。
完了したら「保存」を押して目標設定は完了です!
(1)等しい | 目標URLが1つしかない場合 (例)AA.com/complete.html →"/complete.html"を入力 |
---|---|
(2)先頭一致 | 目標URLが複数あり、先頭部分が同じ場合 (例)AA.com/complete○○.html(○○は異なる文字または数字) →"/complete"を指定 |
(3)正規表現 | 目標URLが複数あり、先頭部分が同じではないが、規則性がある場合 (例)AA.com/△△complete.html(△△は異なる文字または数字) →"/(.*)complete.html"を指定 など |
※正規表現では、他にも様々な表記ルールを設定できます。詳細はこちらをご参照ください
(1)の場合でも、URL末尾にセッション毎で異なるパラメーターが付与される場合があります。
とりあえず先頭一致で入力しておくと安全です。
(例)AA.com/complete.html?**(「?」以下がパラメーター)
(2)(3)の場合、例えば購入エラーページなども場合も類似の規則性を持つ場合があります。
そちらに含むと正確性に欠けますので、目標に関連するURLを詳細に調べると安全です。
(例)購入失敗 AA.com/complete_error.html
(関連記事:「プロが厳選!絶対に入れておきたいアクセス解析ツール4選」)
目標の達成数を増やすためには…
お疲れさまでした!
これで目標の設定は完了です。
CV数やCVRは可視化できたけど、
それを増やすにはどうしたらいいの?という疑問をお持ちの方。
それこそがサイト運営者が様々な手段を講じてもなかなか実現できない、最も大きな経営課題なのです。
データは可視化するだけでは本来の価値を発揮できません。
適切な手段で集計して、分析して、データを基に施策を打って初めて活用できていると言えます。
Webサイトのデータ集計や分析には膨大な時間がかかります。
また、有意な分析ができる人材を育てるにも長い時間が必要です。
そんな面倒な作業は人工知能に任せてしまいましょう!
「AIアナリスト」ならば、
人工知能の速くて正確なデータ分析を基にして、
Webサイトの「どこを」「どのように」改善すればCVRが上がるのかまでをまとめて提案します。
さらに以下のようなことも可能です。
- 目標設定以前のCV数やCVRも計測!
- 過去に遡ってデータを分析・集計!
- 毎月の主要指標レポートを簡単に出力!
- 人工知能がWebサイトの未来の数字を予測!(過去データや類似業種データを基に分析します)
※6月下旬リリース予定
AIアナリストの詳細、無料登録はこちらから→「AIアナリスト」
他にもGoogleアナリティクスでは以下のような目標設定ができます。
- 特定のリンクやボタンのクリック数(イベントトラッキング)
- 1セッションあたりのPV数
- 1セッションあたりの滞在時間
今回は最も簡単かつ一般的な到達ページでの設定をお伝えしました。
Googleアナリティクスでデータを貯めて、
迅速かつ正確な分析でサイトの成果を上げていきましょう!
この記事を書いた人
小島 卓己
営業担当。不動産営業の経験を経てWACULに入社後、営業チーム責任者を務める。