Googleアナリティクスのセッションとは?定義から確認方法まで詳しく解説

アクセス解析|2017.06.23

こんにちは。アクセス解析の人工知能「AIアナリスト」運営チームの大屋です。
今回のテーマは、Googleアナリティクスのセッションについてです。

Googleアナリティクスを使っていく上で、「セッション」の正確な理解は不可欠です。
というのも、セッションを正しく理解していないと、アクセス解析データを正確に読み解いて成果につながる課題を発見することができないからです。

しかしそうはいっても、他にページビューやユーザーなど似たような言葉もあってなかなか理解しづらいかと思います。

本記事では、Googleアナリティクスのセッションについて初心者の方でもわかりやすく解説します。
セッションを正確に理解し、Googleアナリティクスを使いこなしましょう。

目次

セッションとは?

セッションとは、基本的には「サイトに流入してから離脱するまでの一連の流れ」のことです。サイトの「訪問数」といってもよいでしょう。

例えば、Aというサイトに訪問し、ページaとページbを見た後サイトから離脱したとします。この「訪問 → ページ閲覧 → 離脱」という一連の流れが「セッション」です。

サイトに流入してから離脱するまでの一連の流れ

セッションが切れるのはどんな時?

それではサイトから離脱したというのはどのような場合でしょうか。いいかえると、セッションが切れたといえるのはどのような時でしょうか。

これについては、大きく分けて以下の3つの場合があります。

  • セッションの持続時間が切れた場合
  • 日にちをまたいだ場合
  • 参照元が変わった場合

以下、ひとつずつ見ていきます。

 

セッションの持続時間が切れた場合

基本的にはユーザーが30分間操作を行わないとセッションが切れます

例えばページaを見た後、30分席を離れたとします。席にもどってページbを見た場合、前のセッションは切れて新しいセッションが始まります。
逆に、29分後に席に戻ってページbを見た場合はセッションはまだ切れていません。

つまり操作の間隔が30分を超えたらセッションは切れるが、超えない場合は同じセッションが持続します。

ちなみに後に述べるように、セッション持続時間は30分から変更することができます。

 

日にちをまたいだ場合

日付が変わった場合もセッションが切れます。

例えば23:50にサイトを訪問し閲覧を続けている場合、0:00からは前のセッションが切れて新しいセッションになります。

 

参照元が変わった場合

サイトへ流入してきた経路が変わるとセッションが切れます。

例えばサイトAからリンクをクリックして計測対象サイトを訪問したとします。
その後すぐに、サイトBからリンクをクリックして再び計測対象サイトを訪問した時は、新しいセッションが開始されます。

また例えば、Google検索でキーワードを「aaa」として計測対象サイトに訪問したとします。
その後キーワードを「bbb」として計測対象サイトに訪問した場合も新しいセッションが始まります。

このように参照元となったサイトや検索の仕方などの流入経路が変わると、セッションが切れるということになります。

(関連記事:「プロが厳選!絶対に入れておきたいアクセス解析ツール4選」

セッション時間の変更方法

先ほども述べましたが、セッションの持続時間は30分から変更することができます
例えば、動画サイトなど、30分以上操作しないケースが普通にあるようなサイトをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そうしたサイトでは、30分経過する度にそれぞれが別セッションとして計測されてしまうと有効なデータはとれません。

そんなときは、セッションの持続時間を変更するとよいでしょう。
Googleアナリティクス上での変更方法は以下の通りです。

まずGoogleアナリティクスを開き、「管理」をクリックします。

「プロパティ」欄の「トラッキング情報」 → 「セッション設定」の順にクリックします。
セッション時間を変更して「適用」をクリックすれば完了です。

Googleアナリティクスを開き、「管理」をクリック

(関連記事:「AIが自動でサイト分析!GoogleアナリティクスのAssistant機能の実力は?」

セッション・ユーザー・ページビューの違い

さてGoogleアナリティクスにはセッションに似た用語に「ユーザー」や「ページビュー」というものがあります。
これらと「セッション」の違いは基本的には以下の通りです。

ユーザー サイトに訪問した固有のユーザーのことです。

例えばあるサイトのセッション数が3であっても、同一ユーザーであればユーザー数は1とカウントされます。

ページビュー ページビューとはブラウザにページが読み込まれることです。
つまりページが表示された回数のことです。

例えばサイトの「ページa」と「ページb」を続けて閲覧した場合を考えます。
この時セッション数は1ですが、ページが2回表示されているので、ページビュー数は2となります。

セッション・ユーザー・ページビューの違いについては、こちらの記事(「セッション数・ユーザー数・PV数」とは?)でも詳しく説明していますので、合わせて参照してみてください。

(関連記事:「Googleアナリティクスだけじゃない!?サイト改善方法がわかるツール 7選」

セッション数をGoogleアナリティクスで確認する方法

Googleアナリティクスでは「ユーザー」「集客」「行動」の3つのメニューがあります。
3つの基本的なレポートでそれぞれセッション数を確認しましょう。

 

「ユーザー」メニューでサイト全体のセッション数を確認

まずはサイト全体のセッション数を確認しましょう。

「ユーザー」 → 「概要」の順にクリックしましょう。

すると以下のような画面が表示されます。赤枠で囲まれたところが全体のセッション数です。

全体のセッション数

 

「集客」メニューで流入チャネル別のセッション数を確認

「集客」メニューでは「どこからサイトに来たか」という流入元がわかります。

「集客」 → 「すべてのトラフィック」 → 「チャネル」の順にクリックしましょう。

赤枠のところがチャネルごとのセッション数です。

チャネルごとのセッション数

 

「行動」メニューでページ別のセッション数を確認

「行動」メニューではページごとのセッション数を確認しましょう。

「行動」 → 「サイトコンテンツ」 → 「すべてのページ」の順にクリックします。

するとこのような画面になります。「ページ別訪問数」というのがセッション数のことです。

ページ別のセッション数

(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」

セッション数は毎日チェックしよう

いかがでしたか。
ウェブサイトユーザーの変化はとても早く、急にセッションが減ってしまったり、ユーザーが増えたりといったことは日常茶飯事です。
サイトの状態を理解するためには、毎日セッション数をチェックすることが何より重要です。

ただ、毎日数値をチェックするのはウェブ担当者には大変なことです。
毎日時間を割くのも大変です。またデータの変化があったときも、これがただのデータのゆらぎなのか異常値なのか判断が難しいのです。

そんな悩みを解決できるのが、アクセス解析の人工知能「AIアナリスト」です。AIアナリストでは、セッション数やユーザー数を毎日チェックしています。
以前までのトレンドから当日の数を事前に予測して実測値と大きな乖離があった場合には、原因まで深掘りして自動でアラートします。

ウェブ担当者は異常があったときだけデータに向き合えば良いので、最短の工数でサイト状態を把握することが可能です。

セッション数に異常がないか自動でチェックしてくれる「AIアナリスト」はこちら


この記事を書いた人

大屋 広貴

東京大学大学院在学中のインターン生で、2年以上勤務しているベテランです。