GoogleアナリティクスでQRコードの効果測定をしよう!

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こんにちは。「AIアナリスト」運営チームの曽我です。

この記事では、Googleアナリティクスを使ってQRコードからWebサイトへの流入を測定する方法についてご説明します。また、QRコードの測定に必要なパラメータの設定方法についても解説しています。

マーケティング施策の一環としてQRコードを利用されている方も多いと思いますが、どのQRコードからの流入・CVが多かったのかを計測しているでしょうか?
施策は打ちっぱなしでは意味がありません。
この記事を読んでGoogleアナリティクスでQRコードの効果測定をする方法を学び、しっかりとPDCAサイクルをまわして成果を最大化しましょう!

目次

  1. URLにパラメータをつける
  2. QRコードを作成する
  3. GoogleアナリティクスでQRコードからの流入を確認する
  • まとめ
  • GoogleアナリティクスでQRコードの効果を測定するには?

    QRコードの効果をGoogleアナリティクスで測定するステップは

    1. URLにパラメータをつける
    2. QRコードを作成する
    3. GoogleアナリティクスでQRコードからの流入を確認する

    というたったの3つです。
    以下では、それぞれのステップについて詳しくご説明していきます。

    1) URLにパラメータをつける

    まずはQRコードから飛ぶリンクのURLにパラメータをつけましょう。

    ここでいうパラメータとは、Googleアナリティクス上でアクセスデータを分類するためにURLの末尾に追加する特定の文字列のコードのことをいいます。Googleアナリティクスにおけるパラメータについて詳しく知りたい方は、Googleアナリティクス「パラメータ」の設定手順をイチから解説!を参照してください。

    まずは、URL生成ツールを開き、「URL 生成ツール」セクションのキャンペーン URL 生成ツールをクリックします。
    URL生成ツール

    すると、「Campaign URL Builder」というページがでてきます。そこで、必要事項を入力していきます。必要事項は以下の4つの項目で、入力する内容は以下の通りです。

  • Website URL→QRコードで誘導するリンク先URL
  • Campaign Source→qrcord
  • Campaign Medium→dm
  • Campaign Name→任意のキャンペーン名
  • 4項目を入力したら、URLが自動で作成されるので、「Copy URL」をクリックしてコピーします。

    2) QRコードを作成する

    次に、Adobe Expressを使ってQRコードを作成します。
    Adobe Expressを開いたら、下のような画面が出ます。先ほどコピーしたURLを貼り付けると左側にQRコードが表示されます。

    これでQRコードの完成です。このQRコードを貼りたいところに貼り付ければ使用することができます。ファイル形式を指定することもできます。

    3) GoogleアナリティクスでQRコードからの流入を確認する

    作成したQRコードからWebサイトへの流入がどれくらいあったのかを確認しましょう。
    Googleアナリティクスにログインして集客 → すべてのトラフィック → 参照元/メディアを開いてください。

    「参照元/メディア」の列を見ると、「qrcode/dm」という項目を確認できます。
    この行を見ればQRコード流入のセッション数、直帰率、コンバージョン率などが分かります。

    QRコードからWebサイトへの流入を確認

    このように、URL生成ツールで作られたリンクからの流入は、「設定したCampaign Source名/設定したCampaign Medium名」で表示されます。

    今回はステップ1)で説明した際にCampaign Sourceを「qrcode」、Campaign Medium名が「dm」と指定したために「qrcode/dm」という表示になっています。
    もし「dm」ではない文字列を指定した場合は、その文字列を探してみてください。

    GA4での流入数の確認方法は以下の記事を参考にしてください。
    GA4の基本指標とは?UAとの違い、レポートの種類なども徹底解説

    まとめ

    以上、Googleアナリティクスを使ってQRコードからWebサイトへの流入を測定する方法とQRコードの測定に必要なパラメータの設定方法についてご説明しました。ここでご紹介した3つのステップを踏むことで、まずはひとしきりQRコード施策の効果検証ができるようになります。

    とはいえ、GoogleアナリティクスでQRコードの成果を計測しても、それだけで終わっては意味がありません。その計測結果から改善案を考えて実施していかなければなりませんが、アクセス解析結果から改善案を導き出す方法がわからないという方も多いでしょう。

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    この記事を書いた人

    株式会社WACUL

    株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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    株式会社WACUL