SHARE 13
サイト改善 |
サイト改善9ポイント|30,000サイトの分析で判明した知見を大公開!
SHARE 13
こんにちは。「AIアナリスト」マーケティング担当の小池です。
この記事では、サイト改善で最低限チェックすべきポイントを9個厳選してご紹介します。
これは、「AIアナリスト」が30,000サイト以上(2020年3月現在)を分析してきた経験に裏付けられたノウハウなので、コンバージョン数アップにつながりやすい内容となっています!
サイト改善はアクセス解析データを根拠に行っていくべきことです。思い付きでなんとなくサイトを直していても、コンバージョン数アップにはつながりません。
よって、サイトによって改善すべきポイント(=直すことでコンバージョン数アップが見込めるポイント)はさまざまです。
しかし、どんなサイトにも当てはまるような基本的な改善ポイントもあります。この記事ではそうした最低限チェックすべきポイントを、技術面・UI設計面・文言面の3ジャンルであわせて9個ご紹介します。
今回ご紹介するポイントが十分に達成されていないようなら、まずそれを直してコンバージョン数アップに結びつけましょう!
目次
技術面の改善ポイント
まずは、UIなどではなく技術的な面で改善すべきポイントを2つご紹介します。
1)表示速度は遅くないか?
サイトの表示速度はユーザー体験において決定的に重要です。
少しでも表示速度が遅かったり、そもそもページが表示されなかったりすると、ユーザーはすぐにストレスを感じて離脱してしまいます。(みなさんも普段ユーザーとして似たような体験をされているのではないでしょうか?)
どんなに優れたサービス・Webサイトを用意したとしても、表示速度が遅ければ見てすらもらえないのです。
もし表示速度が遅くて直帰率・離脱率が高まっているような場合は、そこを改善するだけで大幅にコンバージョン率が上がる可能性が高いです。
表示速度のチェックはGoogleアナリティクスを使うか、表示速度チェック専用のツールを使うのが良いでしょう。具体的なチェック方法については、こちらのSEOラボさんの記事に詳しく書かれておりますので参考にしてみてください。
2)スマホ対応はできているか?
スマホ対応は抜かりなく行っておきましょう。
Googleがモバイルファーストインデックスの導入を発表したことが記憶に新しいですが、Webサイトの主体はPCサイトからスマホサイトに移り変わりつつあります。もはやPCサイトはおまけとなりつつあるのです。
よってスマホ対応は、たとえPCユーザーからの訪問者が大半のサイトであっても、サイト改善において必須のポイントだといえます。
設計時は、スマホというデバイスの特性を考慮して、
- ページ遷移をできるだけ少なくする(現状スマホでのページ遷移はPCよりもかなりストレスがかかる)
- 狭い画面内でも情報が一覧できるように、アコーディオンなどを活用する
といった点などに気を付けると良いでしょう。
UI設計面の改善ポイント
続いて、サイトのUIを設計していくうえでの改善ポイントを4つご紹介します。
3)一般的なUIとなっているか?
競合サイト・同業種サイトなどと比べた時に違和感のないUIとなっているかどうかを確認しましょう。
奇をてらったようなデザインだと、何のWebサイトなのかが伝わらずすぐに離脱されてしまいます。
できるだけ競合サイトに負けないように革新的なデザインのWebサイトにしたいと思われる方もいるかもしれませんが、それはユーザーのことが考慮されていません。
ユーザーが求めているのは、革新的なサイトではなく使いやすいサイトです。
もし運営しているサイトが同業他社のサイトと比べて独特なUIであったならば、できるだけ一般的なUIのサイトになるよう改善しましょう。
4)UIを構成するすべての要素を説明できるか?
サイトのUIを構成しているすべての要素・パーツについて、それをどういった目的で置いているのか説明できるでしょうか?
1パーツ1パーツそれぞれについて、その場所に置いている理由を自信を持って説明できる状態でなければいけません。
「このバナーはどんなユーザーにどういった点を訴求するために置いているのか?」
「この検索窓は、どんなユーザーのどういったニーズに応えるために置かれているのか?」
「このリンクを置くことで誰にどんなメリットがあるのか?」
など、サイトのUIを構成している全てのパーツについて、なぜそれがそこに置かれているのかを自信をもって説明できる状態でなければいけません。ユーザーの動線を想定したうえで、それに沿った形でパーツを配置していきましょう。
逆に、そこに置いている理由が説明できないようなパーツがあれば、他にもっと合理的・ユーザーの動線に合った設置場所がないか検討しましょう。
パーツの合理的な設置場所が思いつかなかったら、思い切って削除してしまいましょう。
運営者側も設置意図を説明できないような要素が、ユーザーにメリットを及ぼすことはあり得ません。
5)伝えたいことは一つに絞られているか?
サイト上でユーザーに伝えることは一つに絞るようにしましょう。
つまり、一つのページに設置するコンバージョンは一つに絞りましょう。
たまに、お問い合わせ・資料請求・会員登録など複数のコンバージョンを同じページ内に並べているような設計のサイトが見られますが、これでは結局何を伝えたいサイトなのかわかってもらえません。
一つのページで何種類もコンバージョンをとろうと欲張らないようにしましょう。
何種類ものコンバージョンを一つのページでとろうとしても、結果的にすべてのコンバージョン機会を失ってしまいます。「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。
6)ユーザーに刺さるキーワードはページ上部に来ているか?
ユーザーに一番訴求したいこと、つまりユーザーに一番刺さるだろうと思われるキーワードはできるだけページの上部に置きましょう。
ユーザーにとって、ひと目見て興味がないページを下までスクロールすることはありません。
まず文頭・ページ上部に刺さるキーワードを置いてユーザーを惹きつけて、それから詳細な説明をしていくようなコミュニケーション設計にしましょう。
文言面の改善ポイント
最後に、サイト上に書かれている文言(ユーザーに訴求する文言)についての改善ポイントを3つご紹介します。
7)文言は具体的か?
訴求文言はできるだけ具体的にして、ユーザーに解釈の余地を与えないようにしましょう。
数値などを含めると、よりイメージがわきやすくなると思います。
例えば、ECサイトを例にとると、
「格安セール中!」
という文言よりも、
「最大30%OFF!」
という文言の方がより具体的にユーザーに魅力を訴求することができます。
8)文言は端的か?
訴求文言はできるだけ端的にしましょう。
ダラダラと言いたいことをいくつも並べても、一目見て何が言いたいのかわからなければユーザーはすぐに離脱してしまいます。
これは先述の「伝えたいことは一つに絞られているか?」というポイントにも通ずるところがありますが、訴求したいことは一つに絞って、その上で端的な表現を用いるようにしましょう。
例えば、ECサイトで言えば、
「業界でNo.1の15%以上のシェアを誇り、競合他社平均の5%を大きく上回っています!」
といった文言よりも、
「圧倒的業界シェアNo.1!」
という文言の方が望ましいです。
9)文言は平易か?
難しくてカッコよさそうな表現をむやみやたらと使うのは避け、だれが読んでもわかるくらい平易な表現にしましょう。
その際に、
- 漢字を3個以上続けない
- 漢字、ひらがな、カタカナ、数字をまんべんなく使う
- 専門用語、英語を使わない
- 「おいて」「ついて」「関して」などは使わない
- 平易な動詞を使い、熟語は避ける
などの点に留意すると良いでしょう。
サイトごとの改善ポイントを発見するには?
以上、サイト改善の際に最低限チェックしておきたいポイントを厳選して10個ご紹介しました。
これらのノウハウはすべて、「AIアナリスト」で30,000サイト以上(2020年3月現在)を分析してきた経験に裏付けられたものなので、すぐにコンバージョン数アップにつながること間違いなしです!
しかし、この記事でご紹介したポイントはあくまでも「最低限」チェックしておきたいポイントにすぎません。
より本質的で成果に結びつくサイト改善を行っていくためには、個々のサイトのアクセス解析データに基づいて改善ポイントを発見していかなければいけません。
「結局、私のサイトの変更すべき点はどこなんだろう…」
「さらにデータ分析をしたいけどどのようにすればいいかわからない。」
「もっと効率的にデータ分析ができないかな…」
このような方にお勧めなのが以下のリンク先から読むことのできるe-bookです。
それぞれのサイトが優先して変更すべき点が簡単にわかります!
無料配布中ですので是非ご一読くださいね!
この記事の執筆者
小池 真幸
マーケティング担当。インターンを経て、現在は社員としてマーケティング業務に従事。
38,000サイト以上の分析データから
効果的な集客とリード獲得を支援します