マイクロコンバージョンとは?活用するメリットや設定方法を解説

サイト改善 | 更新:2021.04.26 | 公開:2018.11.08

こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

マイクロコンバージョンとは、成果であるコンバージョンまでの途中段階に設定する目標のことです。Webサイトの管理や広告運用で活用するメリットが大きく、導入したい指標のひとつです。この記事では、企業のWebマーケティング担当者に向けて、マイクロコンバージョンについて詳しく解説します。活用するメリットや設定方法も紹介するので、参考にしてください。

目次

マイクロコンバージョンとは

マイクロコンバージョン(MCV)の定義や、コンバージョン(CV)との違いについて解説します。

マイクロコンバージョンの概要

マイクロコンバージョンとは、最終的なコンバージョンの中間で設定するゴールのことです。自社のマーケティングの運用目的にあわせて自由に決められ、コンバージョンするまでのユーザーの細かいデータの取得が可能になります。

たとえばECサイトでは、「商品をカゴに入れる」「入力フォームに遷移する」「注文を完了する」などのマイクロコンバージョンを複数設定できます。

マイクロコンバージョンとコンバージョンの違い

どちらも目標となる指標ですが、コンバージョンは最終的な成果を示し、マイクロコンバージョンは成果までの通過点を示していることに違いがあります。両者は扱うサービス・商品の運用目的にあわせて設定するため、画一的な正解はありません。

たとえばコンバージョンが「資料請求」の企業の場合、マイクロコンバージョンは「サービス紹介ページに遷移する」「入力フォームで名前欄をタップする」「確認画面に遷移する」など途中段階の成果を設定します。コンバージョンについてはこちらの記事も参考にしてください。

※参考:コンバージョンとは?Googleアナリティクスでの設定方法まで解説

マイクロコンバージョンを活用するメリット

マイクロコンバージョンを指標として導入することで、主に3つのメリットが得られます。

必要なデータ量を補足できる

マイクロコンバージョンを設定することで、必要なデータ量の補足が可能です。広告予算が少ない企業や、不動産や投資などの高額な商品に向いています。また、購入までに長い時間が必要なハードルの高いコンバージョンを扱うケース、月数件しかコンバージョンが得られないケースにも有効です。

データ量が少ないと成果の良し悪しを判断しづらいですが、マイクロコンバージョンで途中経過のデータが増えれば、施策ごとの効果や現状の課題を見つけやすくなります。

自動入札の精度を高められる

コンバージョンのデータが多いほど、Google広告やFacebook広告の自動入札の予測精度が高まります。Google広告では過去30日間に50件以上、Facebook広告では広告セットごとに1週間で50件以上の目標コンバージョン数が必要とされています。

一般的にコンバージョンのみでの達成は難しいとされる数値ですが、マイクロコンバージョンを含めればデータ量が増え、目標数が達成しやすくなります。自動入札の精度を高めるための十分なデータ量の確保が可能です。

ユーザーがコンバージョンするまでの動きを数値化できる

マイクロコンバージョンを設定すれば、成果を達成するまでのユーザー行動を数値で追えることもメリットです。コンバージョンの件数が下がった場合でも、マイクロコンバージョンの数値を定期的に確認していれば、途中で問題がなかったかどうかを早い段階で発見しやすくなります。

たとえば入力フォームへ進んだ人数が減ったことがわかれば、広告に行動を促す文章を加えるなど、課題にあわせた施策を実施できます。

マイクロコンバージョンを活用する際の注意点

活用する際は管理の手間が増えること、設定の変更が必要になることに注意しましょう。注意点を解説します。

管理の手間がかかる

マイクロコンバージョンを新しい指標として加えることで、従来よりも管理の手間が増えます。通常、管理画面上では、マイクロコンバージョンはコンバージョンとして、まとめて集計されることが多いです。

レポート作成時や管理画面の確認時には、手作業でデータの仕分けを行い、分析しなければいけません。スムーズにマイクロコンバージョンを導入するためにも、事前に指標ごとの管理について検討しておきましょう。

広告の管理画面で設定を変更する必要がある

コンバージョンデータを使ってGoogle広告やYahoo!プロモーション広告へ自動入札する場合、広告の管理画面の設定を変更する必要があります。自動入札にマイクロコンバージョンを活用する場合は、「コンバージョン列に含める」を有効にします。

一方、ユーザーの動きを把握するためにマイクロコンバージョンに活用したいものの、自動入札で用いない場合は「コンバージョン列に含める」を無効します。

マイクロコンバージョンの活用方法

ここでは、マイクロコンバージョンをWebサイト内の「フォームの到達」に設定した場合の活用方法を解説します。

フォーム離脱率から導線を改善する

「フォームの到達」の数値から離脱率を求めれば、フォームに到達したユーザーのうち、何割が最終的なコンバージョンに至らず離脱したかがわかります。離脱率は「離脱率=(1-最終コンバージョン数÷マイクロコンバージョン数)×100」で求められます。たとえば離脱率が80%なら、フォームに到達した人の80%が離脱することになります。

同様に、マイクロコンバージョンをポイントごとに設定すれば、離脱率からコンバージョンを高めるために改善すべき導線が明らかになります。

フォーム到達率からニーズを把握する

フォーム到達率を求めれば、ユーザーのニーズの把握にも役立ちます。フォーム到達率は広告をクリックしたユーザーのうち、どれだけのユーザーがフォームに到達したかを示します。これは「到達率=マイクロコンバージョン数÷広告のクリック数×100」で求められます。

どちらの広告がユーザーからの反応が良いかを確かめる、ABテストにも役立ちます。広告からWebサイトへのクリック数は多いのに、フォームへの到達率が低い場合は、Webサイト内の導線の見直しや、離脱につながる改善ポイントを見つけ、その後の施策につなげましょう。

マイクロコンバージョンの設定の仕方

マイクロコンバージョンを設定する際は、コンバージョンにつながるかを見極め、必ず検証を行うことが必要です。

コンバージョンにつながる指標を見極める

マイクロコンバージョンはコンバージョンを達成するために、関連性のある指標を見極めることが大切です。設定時は、ユーザーの獲得数の差異がみられる部分に注目しましょう。

たとえば、ECサイトで商品の紹介ページを見ているユーザーがたくさんいるのに、注文ページに進むユーザーが少ないとします。この場合は注文ページへの到達にマイクロコンバージョンを設定します。説明がわかりづらい、注文ページがわかりづらいなどの課題を改善することで、効果的なコンバージョンの向上が期待できます。

マイクロコンバージョンは必ず検証を行う

マイクロコンバージョンは設定するだけでなく、最終的な成果や売上につながっているかを検証する必要があります。マイクロコンバージョンの設定で自動入札の精度が高まれば、広告が最適化し、コンバージョンが急増したようにみえることもあります。しかし、実際はアクセス数が増えただけで、コンバージョンには変化がない可能性もあります。

あくまでもマイクロコンバージョンは、最終的な成果の手前の指標です。必ず検証を行い、コンバージョンにつながる改善や施策を行うようにしましょう。

まとめ

マイクロコンバージョンは、コンバージョンの向上に役立つ重要な指標です。Webサイトの管理や広告運用時にはぜひ活用しましょう。集客改善やWebサイトの改善に不安を感じる場合は、ツールの活用もおすすめです。

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この記事を書いた人

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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