マイクロコンバージョンとは?設定の仕方から分析まで徹底解説!

サイト改善|2018.11.08

こんにちは。アクセス解析の人工知能「AIアナリスト」運営チームの若島です。
今回はマイクロコンバージョンについてです。サイト改善を目指すにあたってコンバージョンに注目することも大切ですが、それより前の各段階の到達率を分析することによっても課題を発見することができます。

また、コンバージョン数が少なくて有意なデータ量として十分でない場合はマイクロコンバージョンを設定することにより、データ量を担保することもできます。

この記事を読んでマイクロコンバージョンをうまく設定できるようになりましょう!

目次

マイクロコンバージョンとは?

マイクロコンバージョンというのはコンバージョンに到達するまをでいくつかの段階に分けた中間コンバージョンのことです。

例えば ECサイトを考えます。コンバージョンは「注文完了」ですよね。注文完了までのよくある流れとしては
流入→商品検索→商品詳細→カートに入れる→会員登録(ユーザー情報入力)→注文完了
となります。この時の注文完了の前までの各段階がマイクロコンバージョンです。

コンバージョン率を高めるに当たっては、マイクロコンバージョンを分析してコンバージョンにどれくらい近づいているのかを知ることも有効な方法になります。

何のために設定するの?

マイクロコンバージョンを設定する目的やメリットとはどんなことがあるのでしょうか。
まず、マイクロコンバージョンはコンバージョンの前の段階であることから、どの段階で離脱されているのか(いわゆるボトルネック)を知る手がかりとなります。

その他の技術的な目的としては、コンバージョン数が少ないサイトにおいて、広告の成果を分析したり広告の自動最適化機能を利用したりすることがあります。広告の成果や自動最適化はそもそものデータの絶対量が少ないと有意な分析結果が得られないケースがあるのでデータ量は重要な項目です。コンバージョン数は少ないけど直前の段階のデータ量はあるといったサイトでは、マイクロコンバージョンを使うのが有効です。

マイクロコンバージョンを使って分析しよう

それでは実際にどのように分析するのかを見ていきましょう。

ボトルネックを見つけたい場合

まず、コンバージョンの前の段階をマイクロコンバージョンに設定します。その後各段階での到達率を見ていけば、数値が大きく下がるところがボトルネックであるとわかります。また、単純に各段階での到達率だけを見るのではなくユーザーをセグメント(カテゴリー)に分けて分析するとより問題点が明確になります。
セグメント分けの例

例えば「会員」と「非会員」に分けて分析した結果が下の表のようになったとします(数値は仮定のものです)。

  検索、広告流入 商品検索 商品詳細 カート ユーザー情報入力 注文完了
会員 1000 800 650 500 400 300
非会員 1000 800 600 450 350 50

流入からユーザー情報の入力までは会員と非会員でそれほど変化率に差はありませんが、ユーザー情報入力から注文完了にかけて非会員は離脱したユーザーがとても多くなっています。このことからは「非会員に対して要求する入力事項が多かったりフォームが煩雑である」ことが考えられます。非会員の入力フォームを改善したり、会員登録が増えるような宣伝をするなどの対策があります。

CV数が少ない場合

分析サイトで扱っている商材の性質などの理由により、コンバージョン数が少ない場合があります。例えばコンバージョン数が月に2,3件であったりすると成果の悪い検索キーワードの抑制や停止の判断が難しいですよね。そういった時にはマイクロコンバージョン設定して分析してみましょう。コンバージョンを達成している数は少なくても、その直前の段階の数字がある程度大きければキーワードの抑制、停止といった最適化もしやすくなります。

また、購入フォームへの到達をマイクロコンバージョンに設定すれば広告Aからのフォーム到達率と広告Bからの到達率を見ることによって広告の比較を行うこともできます。

広告に関して、自動入札機能を使っている方も多いと思います。しかし、導入推奨条件にコンバージョンが◯◯件以上といった制約があり、条件が満たせないことも考えられます。そのような時にはマイクロコンバージョンを設定することによって導入条件をクリアすることができます。また、自動入札の精度の面から考えてもある程度のデータ量を担保することは重要になります。コンバージョン数が少ない場合はマイクロコンバージョンを設定してデータ量を確保しましょう。

まとめ

ここまでマイクロコンバージョンの設定の仕方と分析について説明してきました。マイクロコンバージョンを設定することによってボトルネックの解明やデータ量の確保を図ることができます。

とはいえこれらの分析を手動で行うのは大変ですよね。そこでオススメなのが弊社が提供するツール「AIアナリスト」です。「AIアナリスト」はサイトのアクセス数などのデータを人工知能が分析し課題を発見、さらには課題に対する改善案も自動で提案してくれるツールです。無料で登録できるのでサイト改善にお役立てください。

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この記事を書いた人

若島 久幸

東大工学部在学中のインターン生。カスタマーサポート・マーケティング担当。