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サイト改善 |
サイト分析手法一覧【厳選8個!CV数アップに直結】
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こんにちは。「AIアナリスト」運営チームの藤田です。
今回紹介するテーマは、「サイトの分析手法」についてです。
サイトを分析して課題を発見することは、サイトのCV数を増やすためには欠かせません。
しかし、どのようにサイトを分析すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
実は、サイトの分析手法にはいくつかの決まった型があるのです。
そうした型さえ身に着けてしまえば、高度なスキルを身に着けなくても誰でもCV数アップのための課題を発見することができます。
そこでこの記事では、明日から使える、CV数アップのためのサイト分析手法一覧をまとめてご紹介します。
サイト分析手法は、主に量的なアプローチと質的なアプローチに分けることができ、両方の視点からの分析が大切になってきますので、量的なものと質的なものを両方ご紹介します!
目次
- サイトの分析は「定量」と「定性」の両面から
- 定量分析はGoogleアナリティクスで!
- 定量情報を視覚的に理解するにはヒートマップを利用
- ユーザーテストで定性的分析も併せて行う
- 定量分析は人工知能におまかせ
サイトの分析は「定量」と「定性」の両面から
冒頭部でもお伝えしたとおり、サイト分析には量的、質的両面からのアプローチ、つまり「定量」と「定性」両方からの分析が必要になってきます。
「定量」とは、量的、つまり数字で調査や分析を行うことを意味します。
一方「定性」とは、数字で表せない概念、つまり感情などの観点から分析を行うことです。
定量的分析の代表例としては、Googleアナリティクスによるアクセス解析があります。
定性的分析の手法としてはユーザーテストが挙げられるでしょう。
ここから、これらの分析手法について一つずつ紹介していきます。
定量分析はGoogleアナリティクスで!
定量分析はアクセス解析ツールで行います。
アクセス解析とは、サイトの訪問者の行動や特性を分析することで、CV数のアップを目指すなどより良いサイトにしていくことを意味します。
このアクセス解析を実際に行うにはアクセス解析ツールが必要で、その中の代表的なものがGoogleアナリティクスなのです。
以下でGoogleアナリティクスでできる効果的な分析を紹介します。
分析の基本「クロス集計」
まず一つ目の分析手法として「クロス集計」が挙げられます。
まずクロス集計の意味を簡単に説明します。
例えば好きな映画についてアンケート調査を行ったとします。
集まったアンケートから、ハリウッド映画が50人、日本映画が35人、インド映画が15人など、回答について集計を行い、数値や%(ハリウッド映画が50%、など)で置き換えることを単純集計と言います。
クロス集計はクロス、つまり単純集計に性別や年代、属性などもう一つの分析軸を加え、数値や%に置き換えることを指します。今回の例だと、「男性の80%がハリウッド映画が好き」などがクロス集計の例にあたります。
クロス集計は、膨大なデータを分析する際の基本的かつ重要なテクニックと言えるでしょう。
Googleアナリティクスではデバイス、性別、年齢など様々なユーザー分類が可能で、レポートを見る際にはこれらを組み合わせて、より詳細なユーザー分類によって分析するのがおすすめです。
Googleアナリティクスでクロス集計を行うには「セカンダリディメンション」を追加することが必要になります。
ちなみに「ディメンション」とは分析軸・切り口という意味で、ユーザーの属性や閲覧時間帯など、色々なものがディメンションになります。
それでは、実際にGoogleアナリティクスでセカンダリディメンションを追加して分析する方法を説明していきます。
左のバーの中の項目の「集客」をクリックし、「すべてのトラフィック」「チャネル」の順に選択していきます。
するとユーザーの流入チャネルごとに分類された表が出てきます。
ちなみにOrganic search(自然検索)は検索エンジンでの検索から、Displayはディスプレイ広告から、DirectはURLの直接入力またはブックマークなどから、SocialはSNSからの流入を意味します。
こうしたチャネルなどのディメンションはGoogleアナリティクスでレポートを表示した際に初めから現れるもので、「プライマリディメンション」と言います。
ちなみにレポートに反映するプライマリディメンションは、「プライマリディメンション」の横の項目から変更することも可能です。
この時点ではまだ分析軸は一つです。
そこで、「プライマリディメンション」の下にある「セカンダリディメンション」をクリックして、新たな分析軸を選択してみましょう。
「セカンダリディメンション」とは、各レポートに追加できる二つ目の分析軸のことです。
今回はセカンダリディメンションのなかにある「ユーザー」の項目のうち、「性別」を選択してみました。そうすると、画面が下のように切り替わります。
先ほどのチャネル別の分析軸に加え、性別の分析軸が加わりました。
例えば、上の画面の1の列は、自然検索経由の男性の数値を示しており、2の列は自然検索経由の女性を示しています。
このように、セカンダリディメンションを使ったクロス集計は、データをさらに深堀するのに有効な手段と言えるでしょう。
アトリビューション分析
二つ目は「アトリビューション分析」です。
アトリビューション分析とは、コンバージョンに直接関連する行動だけでなく、コンバージョンに至るまでのすべての経路を対象に分析する手法のことを指します。
例えば商品購入サイトの場合で言うと、通常の分析は、商品購入に至った際に直前にいたページや直前のクリックを分析対象とします。
それに対し、アトリビューション分析では、コンバージョンにはじめてその商品を閲覧したものの、結局購入には至らなかった、購入時以前のユーザーの訪問も分析対象に入ります。
なおアトリビューションは以下の記事で詳しく説明してありますので、そちらもご参照ください。
参考 : Googleアナリティクスのアトリビューション分析で、ホントにCVに貢献している要素を見つけよう!
コホート分析
他にも、ややマイナーですが「コホート分析」という手法が挙げられます。
コホートとは、「仲間グループ」という意味です。
コホート分析では、ユーザーの行動をグループ化し、そのグループ毎に分析していきます。
例えば「ページAを入口ページとしてサイトを訪問したユーザー」を1つのグループとしてみましょう。
そして「このグループのうち、何割がコンバージョンに至ったか」など、グループごとの特性を分析するのがコホート分析です。
このコホート分析についても、以下に詳しくまとめた記事がありますので、参照してみてください。
参考 : コホート分析とは? | Googleアナリティクスでユーザーの維持率をチェック
バブルマップ分析によるCVに直結するページの探索
最後に、バブルマップ分析による、CVに直結するページの探索方法について紹介します。
これはGoogleアナリティクスによって集計したデータを以下のようにExcelにエクスポートし、バブルマップを作成することでCVに直結するページを見つける分析手法です。
ちなみにこのマップは、サイトへの流入元と入口ページに毎に作られています。
これは弊社オリジナルの分析手法なのですが、最もシンプルかつ確実な分析手法だといえます。
実際、弊社がWebコンサルティングサービスを行っていた際はこの分析手法で成果を出していました。
下の図がそのバブルマップの例です。
縦軸はCVR、つまりコンバージョンが達成された割合を示しており、バブルの大きさはコンバージョンの数を表しています。
それに対し横軸はセッション数、つまりWebサイトへの訪問数を示しています。
このグラフを縦横に4等分すると、左上はコンバージョン率が高いのに、あまり閲覧はされていないゾーン、右下はコンバージョン率が低いのにも関わらず、閲覧はよくされているゾーンになります。
それでは、このバブルマップからどのようなことが分かるでしょうか?
例えば、該当のサイトが左上のゾーンに属するとき、コンバージョン率自体は高いため、そのサイトがもっと閲覧されやすくなるようにすれば良いとわかります。
それに対し、該当のサイトが右下のゾーンに属するとき、サイトはよく閲覧されているため、そのサイトからのコンバージョンが高まる施策を考えることが求められていると言えるでしょう。
これは成果に直結する有効な分析ではありますが、結構高度な作業で、初心者にはちょっとむずかしい分析手法とも言えます。
しかし、弊社ツールの「AIアナリスト」なら、Googleアナリティクスのデータを利用して、自動でこのバブルマップを作成してくれます。以下に詳細としてURLを貼っておきますのでご参照ください。
参考 : すぐに成果が出るサイト分析の方法を一挙公開!【CVR4倍も夢じゃない】
定量情報を視覚的に理解するにはヒートマップを利用
クリック座標の変化など、ユーザーのサイト上での動きは、定量情報ではありますが数字で理解することはなかなかに困難です。
しかしこれをビジュアル化し、分析可能にしてくれるのがヒートマップツールです。
ヒートマップツールはマウスの動きに関するログを基に、クリックの多かった部分やじっくり読まれた箇所をサーモグラフィーで表してくれます。
このヒートマップを作成してくれるヒートマップツールは、具体的には以下のようなものがあります。
User Heat
User Heatはヒートマップ解析専用の無料ツールです。
具体的には以下のような特徴があります。
- ヒートマップ解析に特化したツール
- 「熟読エリア分析」「クリックエリア分析」「終了エリア分析」「離脱エリア分析」「マウスムーヴ」の5種類のヒートマップを作成でき、充実した分析ができる」
- 無料でサイトの全ページについて分析できる
→月30万PVを超えた時点で計測がストップし自動で課金されることはありません
Ptengine
こちらはアクセス解析の機能もついたものです。具体的には以下のような特徴があります。
- リアルタイム分析、マルチデバイス分析、イベントトラッキングなど基本的な機能はすべて揃っている
→ ヒートマップ機能と通常のアクセス解析機能が同時に使える - 一部無料
→ 無料プランは月2.5PVまでで、ヒートマップ分析は1ページのみ
→ 有料プランはPV数に応じて課金。(月5万PVの場合は月14800円〜)また、ヒートマップ利用可能ページ数は無制限になる - グラフィカルでおしゃれな画面が特徴、2013年にはグッドデザイン賞を受賞
ユーザーテストで定性的分析も併せて行う
定量的分析によって課題となるページを見つけても、そのページの何が問題なのかまではデータだけではわかりません。
しかし、定性的なお客さんの感情(ここが使いにくい / わかりにくい など。)がわからなければ改善施策を立てることはできません。
こうした定性的分析を行うためにはユーザーテストを行うことが必須になってきます。
今はユーザーテストをオンライン上で行えるツールもあります。
ユーザーテストとは、ユーザーに実際のWebサイトを利用してもらい、課題を実行する過程のユーザーの行動を観察し問題点を発見する手法です。
ユーザーテストの形式としては、専門のコンサルタントがユーザーの使用している場面に立ち会う対面型もありますが、現在はユーザーテストをオンライン上で行えるツールもあります。
具体的には以下のようなツールがあります。
Ghost Rec
GhostRecはオンラインでユーザテストを実施できるツールです。
具体的には以下のような特徴があります。
- ユーザーの実際の利用画面を録画・再生することができる
- スマホ対応のバージョンも登場
- 月3980円~
ONI Tsukkomi
ONI Tsukkomiはオンラインでユーザーに依頼する形式をとります。
具体的には以下のような特徴があります。
- オンライン上でユーザーに依頼して、Webサイトへの「ツッコミ」をもらうことができる
- ユーザーは、自社で直接依頼しツッコミをもらうか、ONI登録ユーザーからONI Tsukkomiが全自動で回収してもらう形式がある
- ツッコミは吹き出しのように画面に表示される
- 料金は自社で依頼・回収する場合は10万円(税抜き) / 3ヶ月〜
ONI Tsukkomiに回収してもらう場合は20万円(税抜き) / 40人〜
定量分析は人工知能におまかせ
これまでサイトの分析手法を定量的、定性的両方の観点から紹介してきました。
なかでも、定量分析のバブルマップ分析は、どのページをどのように改善すれば良いか具体的な方針が見えてくる点で、最もCV数アップに直結すると言えるでしょう。ただ、バブルマップ分析はかなり面倒な分析作業です。
Googleアナリティクスのデータをエクスポートし、さらにそれをエクセルでバブルマップ化しなければならないからです。
人が手作業で行っては膨大な工数がかかるうえ、ミスも発生しかねません。
その作業を肩代わりしてくれるのが「AIアナリスト」です。
AIアナリストは、Googleアナリティクスのデータを基に、人口知能が自動でバブルマップ分析を作成してくれます。さらにそれらのデータを踏まえ、サイトの改善点も指摘してくれます。
登録は無料で、Googleアナリティクスのアカウントを連携するだけで簡単に導入できるので、是非ご検討してみてください。
この記事の執筆者
藤田 麻莉子
東京大学在学中のインターン生。マーケティングチーム所属で、趣味は吹奏楽。
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