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【サイト改善事例】ランキングを設置しただけでCV数1.5倍に!

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こんにちは、「AIアナリスト」マーケティング担当の小池です。
この記事では、AIアナリストの提案に基づいたサイト改善を行ってCV数を1.5倍にした事例をご紹介します。
ここでご紹介するサイト改善事例を参考に、効率的にCV数をアップさせていきましょう!

目次

どんなサイトを改善した?

今回改善事例をご紹介するサイトは、個人向けに家電を販売しているECサイトです。
カテゴリ・値段・メーカー・耐久年数・生産地域など、とにかく多数の専門的な軸から家電を選べるようになっています。家電の購入数を増やすことが目標です。
「家電は日常的に使うものだから詳しい人も多いだろう。だから選ぶ軸をできるだけ多くした方が使いやすいサイトになるはずだ」というサイト運営者さまの想定にもとづいて、多数の選ぶ軸が設定されたUIとなっています。

このECサイトは1ヶ月あたり200万近くのセッション数を誇る大規模サイトです。運営企業様は、アクセス解析データが膨大すぎて取り扱いが難しく、CV数アップにつながるインサイトを得られない、という課題を抱えていました。

そんな中、人工知能にアクセス解析データの分析を自動で行ってもらえば膨大な量のデータからもCV数アップにつながる知見がかんたんに得られるのではないか、との思いでAIアナリストを導入していただきました。

AIアナリストが見つけた課題

「AIアナリスト」は、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」からデータを読み込んで自動で分析を行い、サイト改善に直結する課題を出してくれます。

分析の結果様々な課題が浮き彫りになりましたが、中でも成果へのインパクトが大きかった課題が、「商品一覧ページから商品詳細ページへの誘導が弱い」というものでした。このサイトに訪れるユーザは、大半がPCユーザで、トップページを入口として流入します。その多くのユーザーが商品一覧ページを見るのですが、その先の商品詳細ページまでたどり着くユーザーの割合が非常に少ないことがわかったのです。

とりわけ、特定の人気のある商品の詳細ページにたどり着くとCVRが2~4倍に跳ね上がるため、いかにスムーズにその商品詳細ページまで誘導できるかが効率良くCV数を増やすためのポイントであることが明らかになりました。

どんな改善をした?

商品一覧ページから商品詳細ページへの誘導を強化するために、商品一覧のページにランキングを設置しました。

「商品一覧ページから商品詳細ページへの誘導が弱い」理由として、商品を選ぶ時の軸が多すぎてユーザーが選択できずに離脱してしまうのではないか、という仮説を立てて、上記の改善方針を決定しました。

「家電を買いたい」というニーズを持ったユーザーのほとんどは、あくまでも生活における必需品として家電を買おうとしているだけで、家電そのものに興味があるわけではありません。よって、カテゴリ・値段・メーカー・耐久年数・生産地域など家電の属性について専門的な多数の軸を提示されても、かえって混乱してしまい離脱を招いてしまうのではないか、というわけです。

そこで商品一覧ページにランキングを設置することで、ユーザーが多数の商品の中からニーズに合致した商品をストレスなく選べるようになり、さらにCV率が特に高い特定の人気商品への誘導も自然にできるようになることを期待しました。

改善前 | 改善後

どのくらい伸びた?

改善の結果、CV数が1.5倍まで伸びました
詳細なデータを確認したところ、狙い通り、特定の商品詳細ページへの誘導率が高まっていました。
訪問数の大きな変化や季節要因も特になかったので、上記の改善施策による数字変動だといえます。

それほど専門知識がないために「商品を選べない」ユーザーが選びやすくなるようにランキングを挿入することで、CV数を向上させることができたのです。

この「選べない」ユーザーのための施策は、成果に結びつきやすい施策のひとつですが、そのサイトを訪問するユーザーのニーズや悩みがみんな似通っているかどうかには気をつけましょう。多くのジャンルの商品を販売していて、ユーザーのニーズが多様である場合は、あまり効果がない可能性が高いです。

また、今回のように「選ぶ」ほどの専門知識をて持ち合わせていないユーザー向けの施策としては効果がありますが、確かな専門知識を持っいて「自分でしっかりと商品を選びたい」と思っているユーザーが多いサイトでは逆効果となる恐れがあります。ご自身のサイトのユーザーのニーズをしっかりと見極めたうえで施策を実施していきましょう。

データ分析についてもっと詳しく知りたい方は…

今回は、AIアナリストの分析に基づいたサイト改善でECサイトのCV数を1.5倍にした例をご紹介しました。データに基づいたサイト改善の事例として参考にしていただければ幸いです。

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この記事の執筆者

小池 真幸

小池 真幸

マーケティング担当。インターンを経て、現在は社員としてマーケティング業務に従事。

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