WordPress(ワードプレス)でのSEOに効く9ポイントをご紹介!

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こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
今回紹介するテーマは、ワードプレスのSEO強化についてです。

「ワードプレスを使ってWebサイトを運営しているけど、検索エンジン経由の流入数・CV数が全然稼げない…」というような悩みを抱えているWeb担当者さま、いらっしゃいませんか?

Webサイトへの流入数やCV数を増加させるためには、SEOの強化をすることが必須です。
ワードプレスは、そもそもSEOを意識して作られているため、SEOに適しており、ちゃんと設定を行えば効率的にSEOを強化していくことができます。

このようなワードプレスの強みを生かせていないのは、とてももったいないことです。
今回ご紹介する9ポイントをしっかりチェックすれば、ワードプレスの強みを生かした効果的なSEOを行うことができます。

今回は、ワードプレスでSEOを行う際の9つのポイントについて、しっかり説明していきます。

目次

ワードプレスのSEOチェックポイント9選

今回は、ワードプレスでSEOを強化する際にチェックするべきポイントを9つに絞って解説します。ワードプレスはもともとSEOを意識して設計されており、メタディスクリプションの設定やパーマリンクの設定などSEOの必須施策の90%程度に対応するように作られています。

また、ワードプレスには、SEOに役立つプラグインも多く、比較的簡単にSEOを行っていくことができます。プラグインは、アクセス解析機能やスパム削除機能を持つものなど多種多様であり、その中にはSEOに効果があるプラグインもあるのです。

今回紹介するのは、「no indexの設定」「パーマリンクにキーワードを含める」「パン屑リスト」「タイトルタグ」「メタディスクリプション」「XMLサイトマップを作成してサーチコンソールに送信する」「SNS設定」「ワードプレスの表示速度」「アクセス解析ツールの導入」の9つのチェックポイントです。一つずつ解説していきましょう。

 

1) 「All in One SEO Pack」でno indexを設定する

ワードプレスでは、「All in One SEO Pack」というプラグインで「no index」の設定をすることができます。

「no index」とは、指定したページをGoogleなどの検索エンジンにインデックスさせない(検索画面に表示させない)ための設定です。

編集中のページを検索結果に表示させたくない場合やページを削除するとサイトの利便性を損なう場合に、検索エンジンにインデックスさせないことで、優先順の高い記事の露出が相対的に増加することになります。そして、優先順位の高い投稿や固定ページの記事の露出が増えることで、SEOの面でよい循環が生まれます。

一般的に「no index」を設定したほうが良いページの例は、

  • 編集中の記事
  • 検索結果ページ
  • 404エラー(not found)
  • のページなどです。

     

    2) デフォルト機能でパーマリンクにカテゴリ名とキーワードを含める

    ワードプレスでは、デフォルトでパーマリンクを変更することができます。
    パーマリンクとはコンテンツごとの個別のURLのことです。例えばこの記事なら、
    「https://wacul-ai.com/blog/seo/internal-seo/wordpress-seo」
    がパーマリンクです。

    ワードプレスのデフォルトの設定では、 「http://トップレベルドメイン/?p=記事番号」となっています。
    これは、トップレベルドメインが「wacul-ai.com」、記事番号が111の記事のパーマリンクは、「http://wacul-ai.com/?p=111」となるということです。

    この際に、

  • カテゴリ名を入れる
  • 記事と関連ある単語を入れ込む
  • ことで、ユーザーや検索エンジンにとってわかりやすいURL構造にすることができます。

    ワードプレスのパーマリンク設定で、各記事のパーマリンクが、
    http://トップレベルドメイン/カテゴリー名/記事タイトル
    となるように設定し、「記事タイトル」の部分を個別の記事の編集画面で、記事と関連ある英単語にしましょう。

    ちなみに、パーマリンクのカスタマイズによって検索順位が上昇するなどの直接的なSEO効果があるかは疑問視する声もありますが、ユーザーの利便性には大いに関係するので結果的にSEO効果があるといえます。

    このときに気を付けたほうが良いのは、英語の単語を入れ込んだほうが良いことです。日本語の単語を入れてもSEOの効果がないわけではありませんが、HTML上の記述が長くなってしまい、わかりにくくなってしまいます。記事に関連するキーワードに関する英語の単語を入れ、複数の単語を入れたい場合はハイフン(-)でつなぐと良いでしょう。

    ちなみに、このブログ記事のパーマリンク設定は、これらのポイントを実践した結果、
    「https://wacul-ai.com/blog/seo/internal-seo/wordpress-seo」となっています。

  • 「seo」という大カテゴリ
  • 「internal-seo」という小カテゴリの中の
  • 「wordpress」と「seo」というキーワードに関連する記事
  • という構造になっています。

     

    3) 「Yoast SEO」でパン屑リストを設定する

    ワードプレスでは、「Yoast SEO」というプラグインを使用することで「パン屑リスト」を簡単に設定できます。

    パン屑リストとは、ユーザーがいまWebサイトのどこの位置にいるかを視覚的にわかりやすくするために、今いるページとその上位の階層となるページのタイトルを階層順にリストアップしたリストのことです。

    下の画面でいうと、左上に表示された「AIアナリスト ブログ / アクセス解析 / Googleアナリティクス 設定」が、パン屑リストです。

    パン屑リスト

    パン屑リストを設定することで、読者にだけでなく、検索エンジンにもサイト構造をわかりやすく伝えることができます。そのため、SEOの強化につながります。

     

    4) 「Yoast SEO」でタイトルタグを作成する

    ワードプレスでは、「Yoast SEO」というプラグインを使ってタイトルタグを作成することができます。

    タイトルタグは、Webページのタイトルを示すもので、ヘッダー部分で使用されます。
    検索結果で、下の青文字で表現された「Googleアナリティクス」「アナリティクスのヘルプ、リソース、サポート資料|Googleアナリティクス…」というのがタイトルタグです。

    タイトルタグには、必ず対策キーワードを含めるようにしましょう。

    タイトルタグには、必ず対策キーワードを含めるようにします

    検索エンジンとユーザーの両方にページタイトルをよりわかりやすく伝えることができるため、SEOの強化につながります。また、ユーザーは、タイトルタグを見ることで、そのWebページにどんな情報があるのかを知ることができます。

    上記の例「アナリティクスのヘルプ、リソース、サポート資料|Googleアナリティクス…」のように、ページタイトルの後に「|」をつけてサイト名を入れるという設定も可能です。

     

    5) 「Yoast SEO」でメタディスクリプションを書く

    ワードプレスでは「Yoast SEO」というプラグインを使用してメタディスクリプションを簡単に書くことができます。

    メタディスクリプションとは、Webページの内容を簡単に説明したものです。
    下の画面でいうと、「Googleアナリティクス」というタイトルタグ、「https://~」というパーマリンクの下にある、「Googleアナリティクスでは広告の投資収益率の測定や、Flash、動画、ソーシャルネットワークのサイトやアプリケーションのトラッキングができます。」という文章がメタディスクリプションです。

    メタディスクリプションとは、Webページの内容を簡単に説明したもの

    メタディスクリプションは、検索しているユーザーにWebページの魅力を伝え、クリックを促す役割を果たします。そのため、メタディスクリプションには、Webページの関連キーワードを入れると良いとされています。

    メタディスクリプションを設定しないと、自動的にWebサイトの一部が切り取られて表示されます。それでは見にくく、また伝えたい情報がユーザーに伝わるとも限らないので、必ず設定したほうがよいでしょう。

    ちなみに、メタディスクリプションの設定自体が直接検索順位に関係するわけではありません。しかし、ユーザーのクリック率に大いに関係するので、結果的にSEO効果があるといえます。

     

    6) 「Google XML Sitemaps」でXMLサイトマップを作成してサーチコンソールに送信する

    「Google XML Sitemaps」というプラグインを使って、XMLサイトマップを作成し、検索エンジンに更新を通知することも重要です。
    一般的に、サイトマップはWebサイトの来訪者にサイト構造をわかりやすく伝えるために作成するものですが、XML形式のサイトマップは検索エンジンのためのサイトマップです。

    XMLサイトマップを作成したら、サーチコンソールに送信してWebサイトの更新を通知しましょう。

    「Google XML Sitemaps」というプラグインは、ほとんど自動でXMLサイトマップを生成してくれるので、ほとんど手間をかけずにできます。

     

    7) 「Jetpack」や「Social Networks Auto-Poster」でSNS設定を行う

    「Jetpack」「Social Networks Auto-Poster」などのプラグインを使うことで、ワードプレスとSNSの連携を簡単に行うことができます。

    SNSが普及している現在では、SNSとの連携や設定も怠ってはなりません。検索順位を上位に上げるためには、Webサイトの被リンクを獲得する必要があります。そこで、TwitterやFacebookなどのSNSで拡散されることが重要となってきます。

    厳密にはSNSのシェア数と検索順位との直接の関連性はわかっていませんが、シェア数増は流入増に直結するので、設定しておいて損はないでしょう。

     

    8) 「WP Super Cache」や「DB Cache Reloaded Fix」で表示速度を上げる

    「WP Super Cache」「DB Cache Reloaded Fix」といったプラグインを使用してWebページの表示速度を上げることができます。

    検索エンジンではページの読み込み速度も検索順位の決定に影響します。ページの表示速度が遅いと、検索エンジンからの評価が下がり、順位が低下してしまいます。
    そのため、必要以上にWebページが重くならず、Webページが早く読み込めるようにしておく必要があります。

    そのために、「キャッシュ」を利用することをオススメします。ワードプレスは、データベースから動的にコンテンツを生成する仕組みになっており、これがアクセスのたびにサーバーに負荷がかかる要因となっています。キャッシュとは、本来は動的であるコンテンツを静的なコンテンツにすることで、データベースの呼び出し回数を減らせる仕組みです。

    「WP Super Cache」「DB Cache Reloaded Fix」といったプラグインは、インストールするだけで自動的に作動してキャッシュを行ってくれます。

     

    9) 「Googleアナリティクス」を導入する

    アクセス解析ツールの「Googleアナリティクス」を導入しましょう。

    SEOには様々な方法があり、それぞれの方法を一つ一つ試していくことは重要です。しかし、それだけでなく、本当にそのSEOに効果があるのかの効果測定をするのを忘れてはいけません。何か対策を行ったら効果をして検証し、続行するか別の手段を取るかなどを考え直す、ということを繰り返さなければなりません。

    そのように、SEOを継続的に行っていくためには、Webサイトの弱点がどこかを発見したり、行った対策が適当な結果をもたらしているのかを計測したりする必要があります。そのため、Googleアナリティクスを用いてアクセス解析を行っていくのがよいでしょう。
    (Googleアナリティクスをワードプレスに導入する方法を知りたい方はコチラの記事をご覧ください)

    SEOで成果をあげたい方に

    以上、ワードプレスのSEOについて説明してきました。
    ワードプレスでSEOを強化していく際には、プラグインをうまく利用して様々な機能を搭載させることが重要です。これを続けていけば、おのずと検索順位は上がってくるはずです。

    また、よりSEOで成果をあげたい方にはコンテンツマーケティングがおすすめです。
    良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。

    SEOに強い良質なコンテンツを作るためにおすすめなのが弊社の弊社が提供する「AIアナリストSEO」です。

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    この記事を書いた人

    株式会社WACUL

    株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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