アンカーテキストとは?| 適切な書き方、SEOでの効果も解説

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こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」ライターチームの横山です。

Web担当者の皆様はアンカーテキストの適切な書き方や扱い方についてご存知でしょうか?
アンカーテキストはSEOにも関係のある軽視できないテキストです。記述する際にはいくつか注意すべき点もあります。

そこで今回は、アンカーテキストの意味から、適切な書き方、SEOとの関係までを具体的に解説いたします。
適切なアンカーテキストの扱い方をマスターしてSEO評価の向上を目指しましょう!

目次

アンカーテキストとは?

アンカーテキストとは、他のWebページへのリンクに表示する文章のことです。

アンカーテキストの記述例
<a href=”https://wacul-ai.com/blog/”>アンカーテキストの例(当ブログのトップページに飛びます)</a>

このようなHTMLを記述すると、Webページにはこのようなリンクが生成されます。
アンカーテキストの例(当ブログのトップページに飛びます)

アンカーテキストはユーザーがリンクをクリックするかどうかを判断し、リンク先の内容を把握するための文章です。
ユーザビリティの観点から、リンク先の内容が一目でわかるような簡潔な文言を記述しましょう。

最低限注意すべきは、「アンカーテキストの内容とリンク先の内容を一致させること」です。
例えばアンカーテキストに「おすすめランチ10選」と書いてあるリンク先が「ディナーのまとめサイト」だった場合、ユーザーが混乱してしまいます。リンク先の内容をよく理解しておきましょう。

また、アンカーテキストを見るのはユーザーだけではありません。検索エンジンのクローラーもアンカーテキストによってリンク先の内容を把握しています。
つまり、アンカーテキストはSEO内部対策において非常に重要な要素なのです。この点について次の章で詳しく解説します。

アンカーテキストのSEO上の効果

検索エンジンでは、クローラーと呼ばれるプログラムが世界中のWebサイトを回遊していて、「aタグ」で構築されたリンクを介してWebサイトを回っています。

このときクローラーはリンク先の内容を把握するためにアンカーテキストを利用するのですが、アンカーテキストとリンク先の内容が一致していると、検索エンジンはリンク先ページの情報を正しく認識・評価してくれますし、また、アンカーテキストに含まれているキーワードをそのページの重要なテーマだと認識してそのキーワードでの検索順位を向上させていきます
このため、アンカーテキストはSEO内部対策において非常に重要な要素ということができます。

リンクには大きく分けて2種類あります。1つはリンク先が他のWebサイトの場合。これを外部リンクと呼びます。もう1つはリンク先が自分のWebサイトの他のページの場合です。こちらは内部リンクと呼びます。
検索エンジンがアンカーテキストを見てリンク先の内容を把握することを考えると、内部リンクの場合にはアンカーテキストが自分のWebサイトのSEO評価に影響を与えることがわかります。
検索エンジンは人間が読んでわかりやすいものを、理解しやすいものを高く評価するため、ユーザーがわかりやすいようにリンク先の内容を完結にまとめた文言をアンカーテキストに設定しましょう。

アンカーテキストで抑えるべきポイント

それでは、アンカーテキストを記述する際に注意すべきポイントを1つずつ解説していきます。

1.リンク先の内容を簡潔かつ具体的に記述する

アンカーテキストの基本は「リンク先の内容をわかりやすく、かつ具体的に記述する」ことです。

例えば、「◯◯に関してはこちら」とか「ここをクリックしてください」のような内容の無いアンカーテキストは避けましょう。「こちら」や「ここ」以外にも「戻る」や「ホーム」なども不適切なアンカーテキストです。

新宿のおすすめランチ10選!をご覧下さい」や「Google アナリティクスの使い方はこちら」のように具体的な文言を記述しましょう。

2.キーワードを含める

上記のように内容を簡潔に記述するためには、SEOで狙いたいキーワードを利用して情報密度を高めると良いでしょう。
リンク先の内容に即したキーワードやユーザーが必要としているであろう情報に関するキーワードを入れ込むと、リンクのクリック率が増加しリンク先の集客増加を期待できます。

ただし、キーワードの入れ過ぎには注意が必要です。
キーワードを入れすぎるとリンク先の内容がわかりにくくなってしまいますし、検索エンジンのクローラーからのSEO評価も下がってしまうからです。

キーワードを入れすぎた例:
アンカーテキストの記述方法やアンカーテキストで抑えるべきポイントを紹介しています。詳しくはこちらのアンカーリンクをクリック
このように、キーワードを不自然に多く入れてしまうと、ユーザーが読みにくいだけでなく、単なる「SEO目的」だと検索エンジンから認識され、ペナルティを受けてしまうことがあります。
アンカーテキストにはキーワードは数個に押さえておきましょう。

3.画像リンクにはalt属性を記述する

画像をリンクにすることも可能ですが、その場合にはalt属性を必ず記述しましょう。alt属性とは、画像の内容をクローラーに伝えたり、画像が読み込めない場合に代替テキストとして表示されるHTMLタグの文章のことです。

alt属性の記述例
<a href=”/”><img src=”example.jpg” alt=”Googleアナリティクスの使い方はこちら”></a>

クローラーはalt属性を読み取って画像の内容を認識しています。
つまり、クローラーにとって画像リンクのalt属性は、リンク先の内容にあったものかどうかの指標となり、アンカーテキストと同様にSEOの評価対象となるわけです。
この章で紹介している注意点に従って完結でわかりやすいテキストを記述しましょう。
なお、画像リンクのalt属性を記述するにあたっては、リンク先の内容を反映した簡潔な内容であると同時に、画像の内容にも即している必要があります。
alt属性の記述について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説されていますので併せてお読みください。

▼参考記事
alt属性とは? SEOに効果的な記述方法を解説

4.長くしすぎない

ユーザーにリンク先の内容をわかってもらいたい、との気持ちが高まるあまりアンカーテキストに長い文章を記述してしまう方がいらっしゃいます。
なるべく多くのキーワードを含め、なるべくリンク先の内容について記述してユーザビリティを向上させようとの心掛けは良いのですが、長くしすぎるとかえって内容がわかりにくくなってしまいます。

例えば、
SEOに影響を与える内部リンクのアンカーテキストの適切な書き方と画像リンクの扱い方についてはこちら」

というアンカーテキストでは、長すぎてリンク先の内容を把握するまでに時間がかかってしまいます。

適切なアンカーテキストの書き方」や、「SEOのためのアンカーテキストの書き方」程度の簡潔な長さでまとめましょう。

まとめ

リンクに表示されるテキストであるアンカーテキストについて解説しました。
アンカーテキストは特に内部リンクにおいてSEOに影響を与えるため、キーワードを含めた簡潔でわかりやすい文章を書くようにしましょう。

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この記事の執筆者

横山 崇

マーケティングチーム所属。工学系の大学院生です。