E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOで重要視される背景とGoogleの評価を高める19の対策

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こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

E-E-A-Tとは、Googleで定義されるWebサイトの評価基準のひとつです。

この記事では、E-E-A-Tそれぞれの意味や重要視される背景、19の対策をわかりやすく解説します。E-E-A-Tの概要や、評価を高める方法を知りたいマーケターは参考にしてください。

目次

E-E-A-Tとは

E-E-A-Tとは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」で定義されるWebサイトの評価基準を指す言葉です。「ダブルイーエーティー」や「イーイーエーティー」と発音します。以前は、「E-A-T」の3つが評価基準でしたが、2022年12月に新たに「Experience(経験)」が加えられて「E-E-A-T」となりました。

E-E-A-Tの頭文字が表す4つの評価基準は、経験(Experience)専門性(Expertise)権威性(Authoritativeness)信頼性(Trustworthiness)を意味します。
それぞれの概要を以下で解説します。
eeat

E-E-A-Tの構造図(出典:品質評価ガイドライン:General Guidelines)P.26より

E:Experience(経験)

経験(Experience)は、コンテンツの著者が言及している内容について、実体験や経験をどれほど持っているかを表すものです。実体験や経験に基づく記述は、ユーザーに価値があると考えられているためです。
Experience

E:Expertise(専門性)

専門性(Expertise)は、コンテンツの著者にどれだけ知識や技術があるかを表すものです。コンテンツに言及した内容について必要な知識や技術が著者に備わっていると、価値が高いとみなされます。
Expertise

A:Authoritativeness(権威性)

権威性(Authoritativeness)は、コンテンツの著者やWebサイトが、どれほど情報源として認識されているかを示すものです。権威性が高いほど、価値がある優れたコンテンツやWebサイトであるとみなされ、評価が高まります。
Authoritativeness

T:Trustworthiness(信頼性)

信頼性(Trustworthiness)とは、ページ運営者の正確性や安全性、信頼性、誠実性があるかを示すものです。信頼性を表す要素として、「http」での運営も重要です。信頼できる企業や人物が運営するページは、正確性や安全性、誠実性が高いと判断され、信頼しやすいとみなされます。
Trustworthiness

SEOにおいてE-E-A-Tが重要視される背景

E-E-A-Tが重要視される背景には、E-E-A-Tを高めると、SEO効果が期待できる点にあります。
Googleは公式の見解として、以下のとおり、明記しています。

「E-E-A-T 自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-T が優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です。」

E-E-A-Tが高いWebサイトやコンテンツが、良質であると判断されて上位に表示されれば、ユーザーがGoogleへの信頼度を高めるきっかけになるでしょう。

E-E-A-TとYMYLとの関係

E-E-A-Tと密接な関係にあるのが、YMYLです。ここでは、YMYLの意味やE-E-A-Tとの関連について解説します。

YMYLとは

YMYLとは、「Your Money or Your Life」を略した言葉です。主に、生命、健康などに関連したり、政治や金融、不動産など、情報の正確がユーザーの人生に大きな影響を与えたりするジャンルを指します。

「Google検索セントラル」は、「YMYLのトピックはE-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します」としているため、YMYLジャンルでは、特にE-E-A-Tを高める対策が必要です。

YMYLについては、こちらの記事で詳しく解説します。
YMYLとは何か?YMYLとSEOの関係・YMYLに関するGoogleの考え方を解説

GoogleがYMYLを重視している理由

GoogleがYMYLを重視するのは、医療・健康・お金・法律などの情報が、ユーザーの人生や安全に直接的な影響を与えるためです。幸福、健康、医療や金融といった分野においては、不正確な情報が身体的な危険や財産喪失といった深刻な問題を引き起こしかねません。

そこでGoogleは、ユーザーを守るために、特にYMYLの分野では情報の根拠や正確性、発信者の専門性や信頼性、権威性を厳しく評価し、信頼できる情報を優先的に表示させています。

E-E-A-Tについて知っておくべきポイント

E-E-A-Tについて、理解を深めるための3つのポイントを解説します。

E-E-A-Tでより重視されるのは「信頼性」

E-E-A-Tにおいて中核となる要素は「信頼性」です。信頼できるページほど、ユーザーの疑問や悩みを的確に解決できる可能性が高いと考えられています。経験、専門性、権威性という他の3つの指標は、すべて信頼性を補強し、担保するために存在しています。

そのため、すべてが完璧である必要はなく、特定の項目が不足していても、他の要素で信頼を補完できれば評価を得られます。ただし、SEOにおいて重要なのは、単にそれぞれの指標を満たすのではなく、ユーザーとGoogleの両方から信頼されるサイトを目指すという視点です。
※参考有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成| Google Search Central

E-E-A-Tには明確なスコアリングが存在しない

E-E-A-Tは、あくまでも、コンテンツやページの品質を評価するためのガイドラインに過ぎません。そのため、評価の基準となる明確なスコアリングが存在しない点は、念頭に置いておきましょう。ただし、明確な基準はないものの、Googleが役に立つと判断したページやコンテンツは、優先順位が高くなります。E-E-A-Tが検索順位に影響を与えることは、間違いありません。

E-E-A-Tそれぞれの対策が必要である

E-E-A-TがGoogleの検索順位に影響を与えるものの、高品質なコンテンツを定期的に更新するという、SEOの基本は変わりません。SEOの基本を踏まえて、E-E-A-Tそれぞれの対策への意識が求められます。E-E-A-Tの理解を深め、E-E-A-Tの基礎理念や構想にそった質の高いコンテンツの作成、Webサイトの運用を心がけましょう。

E-E-A-Tの評価を高めるための対策|経験(Experience)

E-E-A-Tのうち、経験(Experience)の評価を高めるための対策を3つ解説します。

経験をもとにコンテンツを作成する

Googleにより信頼されるために、経験に基づいたコンテンツの作成を心がけましょう。Googleは、経験に基づく情報があるコンテンツやページを、価値が高いと判断します。経験の評価を高めるためには、実体験や経験をもとにした真実性がある情報の提供が大切です。経験や体験の多さは、コンテンツ制作者の評価につながります。

著者情報の充実を心がける

Googleは、同じ内容でもその情報の発信者が誰であるかを重要視しています。コンテンツを作成するときは、どのような経験や体験をしてきた著者が書いているかを明確に示しましょう。著者情報として、プロフィール、ポートフォリオ、コンテンツに関連した所有資格、実績などを記入すれば、専門性や権威性の向上につながります。

インタビューやレビューを盛り込む

経験者へのインタビューやユーザーレビューの活用により、多様な視点や実体験を取り入れることで、読者に対して具体的な情報を提供できます。発信者自身に直接の経験がなくても、外部の専門家や利用者からヒアリングをして掲載することで、記事に説得力が生まれます。また、一次情報としての独自性も高まり、経験の強化につながります。

E-E-A-Tの評価を高めるための対策|専門性(Expertise)

専門性(Expertise)の評価を高めるための対策を、5つ解説します。

Webサイトのテーマを特化する

Webサイトはテーマを絞り、できるだけ内容を特化させましょう。Webサイトの内容に統一性がなく、幅広いカテゴリーが混在していると、専門性が薄れます。特定のテーマに絞ってコンテンツを充実させれば、Googleやユーザーが、その分野における専門性が高いWebサイトであると判断します。

監修者の追加や専門家への取材を実施する

コンテンツの作成時に、実績のある専門家の監修を入れたり、取材したりすると、専門性が高まります。専門性の高いコンテンツは、信頼性や権威性の評価にもつながります。監修者や専門家のプロフィールを充実させて、専門性の高さをGoogleやユーザーが理解できるようにしましょう。

一次情報を提供する

Googleは、専門性の高いコンテンツを優れているとみなし、高い評価を与えます。Googleが公開するすべてのコンテンツのなかで、ユーザーは一次情報を最も信頼します。具体的な経験や体験に紐づけられた内容のほか、経験から推測・分析したデータ、論理的な根拠に基づいた考察など、一次情報を積極的に発信しましょう。

情報の質と量を高める

専門性を高めるには、特定のテーマに絞り、質の高い情報を継続的に発信しなければなりません。専門知識を活かした内容を積み重ねることで、サイト全体の信頼感や専門的な印象が強まります。必ずしも発信者自身に資格や肩書きは必要ではなく、ユーザーにとって有益で深い情報を提供できていることが重要です。

関連分野まで網羅し、情報量と正確性を充実させると、Googleから専門性の高いサイトとして認識されやすくなります。

内部リンクを設定する

サイト内の関連するページを内部リンクでつなぐことで、専門性の高いサイトを構築できます。キーワードごとのニーズに対応したコンテンツをつなぐことで、ユーザーは読者が関連情報を効率よく得られて、理解を深められます。

また、滞在時間が延び、ユーザー満足度も高まります。さらに検索エンジンにもサイト構造やテーマ性が伝わりやすくなり、SEO評価の向上も期待できます。

E-E-A-Tの評価を高めるための対策|権威性(Authoritativeness)

E-E-A-Tのうち、権威性(Authoritativeness)を高めるための4つの対策について解説します。

サイテーションを獲得する

権威性を高めるためには、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを運用して、新規公開したページの拡散が大切です。SNSによる拡散は、サイテーション獲得にもつながります。サイテーションとは、商品名や著者などの情報が、ほかのWebサイトやSNSで話題に出されることです。

GoogleはサイテーションがWebサイトの評価に直接影響するとは、明記していません。しかし、ほかのWebサイトやSNSで言及されるコンテンツやページは、権威性や専門性の高さを現します。SNSを活用して、より権威性を高めましょう。

SNSを活用したコンテンツ拡散方法については、こちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

被リンクを集める

ほかのWebサイトやSNSで言及されるサイテーションと併せて、被リンク獲得もGoogleからの評価につながります。Googleは、他者から信頼があるコンテンツであるかの判断を、被リンクの質と量などから行っているとされています。つまり、どのようなWebサイトからリンクされているかも、判断材料として重要です。

低品質なWebサイトや、悪意のある情報ばかり公開しているWebサイトからの被リンクは、かえって権威性に悪影響を及ぼしかねないため、注意しましょう。

被リンクを集める方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

著者・運営者情報を公開する

権威性の評価は、情報の中身よりも「誰が発信しているか」が重視されます。Googleは著者名や運営者の情報を手がかりに発信者の信頼度を判断します。著者の氏名・顔写真・経歴・資格・実績など、詳しいプロフィールを公開することで、情報の信ぴょう性が高まり、読者の安心感にもつながります。

特にYMYL分野においては、専門家や有資格者との関わりを示すことが、権威性を高める重要な要素となります。

認知度を高めて指名検索を増やす

指名検索とは、企業名やブランド名、サービス名などの固有名詞で直接検索されることです。指名検索数の増加は、ユーザーに認知され、信頼されている証であり、権威性を高める強力な指標となります。そのため、直接検索が増えるほど、Googleは「その分野で選ばれるべきサイト」と認識して評価を向上させます。

指名検索数を増やすには、SNSやマスメディアなどを活用した、認知度を高めるためのブランディング活動も必要です。

E-E-A-Tの評価を高めるための対策|信頼性(Trustworthiness)

信頼性(Trustworthiness)を高めるための6つの対策について解説します。

定期的に情報更新をする

信頼性を高めるためには、公開した後もコンテンツの内容を定期的に更新して、最新情報の提供を心がけましょう。更新されず、情報が古いままでは、Googleの検索エンジンの登録対象からも外れてしまいます。情報の更新は、内容のアップデートが必須です。しかし、内容は古いままで、「更新日」だけを変更する行為は止めましょう。

WebサイトをSSL化する

ページやコンテンツが上位表示される条件のひとつとされる、WebサイトのSSL化(HTTPS化)を進めましょう。Googleは、SSL化(HTTPS化)を推奨しています。SSL化(HTTPS化)は、ユーザー体験(UX)を向上させるための施策です。ブラウザとサーバー間の通信を暗号化してセキュリティを高めれば、Webサイトの信頼性向上につながります。

Whois情報を公開する

Whois情報の公開は、コンテンツやページの信頼性を高めます。Whois情報とは、ドメインの登録者名や連絡先、IPアドレスなどの情報を、インターネットに接続すれば誰でも知ることができる情報です。Whois情報は、取得したドメインサービスの管理画面から確認できます。

※参考:WHOIS検索 | ドメインの所有者情報を簡単検索 | すぐに使える便利なWEBツール | Tech-Unlimited

公的機関から引用して出典元を明記する

コンテンツに数字やデータなどを情報源とする場合、 政府や独立行政法人、地方公共団体といった公的機関の情報を引用しましょう。大手企業、ブランドメーカー、論文なども信頼性が高い引用元です。数字やデータを引用する際は、必ず引用元を記載し、リンクも貼りましょう。

「Googleビジネスプロフィール」に登録する

Webサイトを「Googleビジネスプロフィール」に登録すれば、信頼性が高まります。Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供しているビジネス情報管理サービスです。Googleビジネスプロフィールに登録すると、GoogleマップやGoogle検索などに記載される自社情報の管理が可能です。

Googleビジネスプロフィールでオーナー確認を行い、実在する企業情報であるとGoogle側に伝われば、信頼性の向上につながります。また、Googleビジネスプロフィールに書かれた口コミも評価の対象です。ユーザーからのよい口コミを獲得できるように、投稿を継続したりユーザーとのコミュニケーションを図ったりしましょう。

編集ポリシーを公開する

運営方針や制作基準を明文化した「編集ポリシー」の公開が、ユーザーやGoogleからの信頼性向上につながります。誰が、どのような基準でコンテンツを制作・監修しているのかを示すことで、運営の透明性が高まります。併せて、著者や監修者のプロフィール、専門分野、資格なども掲載すれば、情報の信ぴょう性や専門性も強化されるでしょう。

まとめ

E-E-A-Tとは、Webサイトの評価基準を指す言葉で、経験(Experience)専門性(Expertise)権威性(Authoritativeness)信頼性(Trustworthiness)の頭文字を表します。4つの評価基準について、それぞれの対策方法を実施すれば、SEOの効果創出にもつながるでしょう。

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この記事を書いた人

株式会社WACUL

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