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Googleアナリティクスの新規・リピーターとは?画面の見方まで解説!
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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。
今回ご紹介するテーマは、Googleアナリティクスの「新規」と「リピーター」についてです。
Googleアナリティクスでよく見かける指標のひとつに「新規」と「リピーター」があります。
なんとなく「新規ユーザーとリピーターのことじゃないの?」と思っている方も多いでしょう。
しかし、この指標、意外にくせもので誤解している方が多いのです。
指標の意味することを理解していなければサイト改善にはつながる分析はできません。
ということで今回はGoogleアナリティクスの「新規」と「リピーター」の指標について詳しく解説します!
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目次
Googleアナリティクスの「新規」と「リピーター」とは?
まず指標の定義からご説明します。
Googleアナリティクスの「新規」とは、過去2年以内ではじめてサイトに訪問したユーザーのセッションのことを指します。
Googleアナリティクスの「リピーター」とは、過去2年以内でサイトを訪れたのが2回目以上のユーザーのセッションのことを指します。
ここで注意すべきなのは、「新規」「リピーター」はユーザーではなくセッションについての指標だということです。
「新規」「リピーター」と聞くとユーザー数を示すものであるかのように思えます。しかし、Googleアナリティクスの「新規」「リピーター」は「ユーザー数」ではなく「訪問数(セッション数)」なのです。
たとえば、Aさんが昨日初めてWebサイトを訪問して、本日朝と夕方に1回ずつ合計2回訪問してくれた場合、この2日間のデータとしては、
新規(New Visitor)は1、リピーター(Returning Visitor)は2とカウントされます。
また、「新規」「リピーター」は、そのブラウザのCookieを見て通算何回目なのかをカウントしています。Cookieの有効期限は2年なので「リピーター」は厳密には「過去2年以内に訪問したことがある人」ということができます。
Cookieはブラウザごとに付与されるので、厳密には同じユーザーが別のブラウザで閲覧した場合は、過去2年以上でサイトを訪れたのが2回目以上であっても「新規」セッションとなります。
ちなみに、「新規」「リピーター」のどちらを重視すべきなのかはサイトの種類によります。
例えば化粧品や衣類など頻繁に購入してほしいものを扱うサイトの場合、新規を増やすことはもちろんリピーターを増やす方にも十分に力を入れることで売り上げの最大化が見込めます。
逆に家具や車など購入頻度が少ない場合はリピーターを増やすのは難しいので、新規獲得のみに注力すべきです。
また、SEOを行った際に、「どのキーワードで、どれくらい獲得できたのか」といったことを適切に把握するためには、サーチコンソールを併用する必要があります。
下記参考記事で、キーワードの確認方法をチェックしてくださいね。
【参考記事】
「Googleアナリティクスの検索キーワード確認方法 | not providedの対応も解説!」
Googleアナリティクス上での「新規」と「リピーター」の数の見方
続いて、Googleアナリティクス上で「新規」「リピーター」の数を確認する方法を解説します。
ホーム画面から、「ユーザー」 → 「行動」 → 「新規とリピーター」をクリックしましょう。
ここで全体の新規/リピーター比率が見られます。
「New Visitor」が新規セッション、「Returning Visitor」がリピーターのセッションとなります。
(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」)
「新規」「リピーター」は別々に分析しよう
この記事ではGoogleアナリティクスの「新規」と「リピーター」について解説してきました。
指標の意味についての理解はできたでしょうか?
改めて要点をまとめると
- Googleアナリティクスの「新規」「リピーター」はユーザー数ではなく訪問数についての指標
- 両者の区別は過去2年以内に訪問したことがあるかどうか
- どちらをより重視していくかはサイトの種類による
となります。
「新規」のセッションと「リピーター」のセッションではユーザーのニーズや属性が異なるので、別々に分析して施策を打っていく必要がありますが、「新規」「リピーター」別々に分析を行うとなると分析工数が2倍になってしまいます。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。