Googleアナリティクスのreferralとは?チャネルの種類や確認方法を解説

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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

Googleアナリティクスのreferral(リファラー)とは、ユーザーが別サイトのリンクからWebサイトに流入したことを意味します。アクセス経路がわかれば、課題や対策がみえてきます。この記事ではWebマーケターに向けて、Googleアナリティクスの分類の中から、referralやチャネルについて解説します。チャネルの種類や注目するメリットを解説しているので、アクセス状況を分析する際に役立ててください。

目次

Googleアナリティクスのreferralとは?

referral(リファラー)とは、別サイトのリンクからユーザーが流入したことを示すGoogleアナリティクスの分類です。個人ブログやほかの企業のWebサイトに、自社のリンクが貼られていることを意味します。

ただし、referralが急激に増えた場合は、スパムサイトの可能性があります。参照元を確認し、不明なサイトであれば不用意にクリックせず、URLを検索しましょう。リファラースパムの場合、対処法や対策に関する記事が出てきます。

集客経路を示すチャネルグループの分類

チャネルとは、Googleアナリティクスにおいては流入経路を意味します。ユーザーがどのような経路をたどってWebサイトを訪問したかを、チャネルをみて分析できます。Googleアナリティクスにおいては、referralを含めて10個の分類があります。チャネルグループは、以下のとおりです。

チャネルの種類 意味
referral 別サイトからの流入
Organic Search 自然検索での流入
Paid Search 有料検索からの流入
Social SNSからの流入
Direct 直接入力やブックマークからの流入
Email メールからの流入
Affiliates アフィリエイトからの流入
Display ディスプレイ広告からの流入
Other Advertising ほかの広告からの流入
Other そのほかからの流入

ユーザーからのアクセスは、必ず10個のどれかに分類されます。Googleでは、チャネルの定義を以下のようにルール化しています。分析やタグの設定時の参考にしてください。

※参考:デフォルト チャネルの定義|アナリティクスヘルプ

▼チャネルグループについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
Googleアナリティクスのチャネルグループとは? 概要からカスタマイズ方法まで解説!

Organic Search

Organic Searchとは、ユーザーが自然検索で訪問したことを意味する分類です。GoogleやYahoo!、Bing、楽天などの検索エンジンで検索し、Webサイトをクリックしたユーザーの数を指します。Organic Searchの数値が多いほど、SEOの方向性が正しいと判断できるでしょう。

referralにカウントされる場合がある

Organic Searchにカウントされるものは、Googleが認識している検索エンジンのみが対象です。認識していない場合は、たとえ自然検索での流入でも、ほかのWebサイトのリンクによる流入を示すreferralに分類されることがあります。

Paid Search

Paid Searchとは、リスティング広告(検索連動型広告)経由のアクセスを示す分類です。Googleのリスティング広告は自動で分類されますが、Yahoo!のリスティング広告の場合は、パラメータの設定が必要です。パラメータを付与しないと、Organic Searchに分類されてしまいます。

▼パラメータの設定手順については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
Googleアナリティクス「パラメータ」の設定手順をイチから解説!

Social

Socialとは、SNSからの流入を示す分類です。Facebook、Twitter、Instagramなどで紹介され、それらのリンクから流入した数字が反映されます。FC2、Amebaなど、有名なブログサイトからの流入も含まれます。マーケティングにSNSを活用している企業は、とくに注目したい指標です。

すべてのSNSに対応しているわけではないことに注意

Socialは、すべてのSNSに対応しているわけではありません。あくまでもGoogleがSNSとみなすものだけが、Socialに分類されることに注意しましょう。

Direct

Directとは、直接Webサイト訪を問したユーザーを示す分類です。URLの直接入力以外に、登録したブックマークからのアクセス、アプリやQRコードから訪問した場合にカウントされます。直接入力とブックマークの判別はできませんが、それ以外の流入は、パラメータを付与すると分析の精度を上げやすくなります。

パラメータの付与が必要なその他のチャネル

上記で解説した4つのチャネルは、自動で振り分けられます。ここでは、その他のチャネルとして、パラメータの付与が必要なチャネルについて解説します。

Email

Emailとは、メルマガからの流入を分類するチャネルです。パラメータを設定しないと、Directとして割り振られてしまいます。Emailのパラメータを設定すると、メルマガのURLをクリックしたユーザーが、Webサイトでどのような行動をとっているのかを分析できます。

Affiliates

Affiliatesとは、成果報酬型広告の検証ができるチャネルです。パラメータを付与しないと、referralとして計測されます。リンク先となるURLにパラメータを設定すると、自動的に分類されます。

Display

Displayとは、ディスプレイ広告を分類するチャネルです。パラメータのメディアに、ディスプレイ広告は「display」、リスティング広告は「cpm」、バナー広告は「banner」として設定することで、自動で分類されます。たとえばFacebook広告でパラメータを付与しないと、Socialに分類されることとなり、自然流入か広告流入かが判断できなくなります。

Other Advertising

Other Advertisingとは、パラメータを付与することで、ネット広告の効果計測に活用できるチャネルです。Paid SearchではGoogle広告を、Other Advertisingではその他のネット広告を分析できます。チャネルグループで分類された10個目の「Other」は、上記で紹介した9個の分類に含まれない流入元が分類されます。

流入チャネルをみるメリット

流入チャネルをみれば、ユーザーがどの経路からWebサイトを訪れたかがわかります。流入経路別の流入数・CV数を確認して分析すれば、課題がわかり、次のアクションにつなげられます。CV(コンバージョン)とは、商品の購入やサービスの契約などの成果のことです。

たとえば、Organic Searchからの流入数が増えていれば、SEOが成功したことがわかります。ただし流入が増加したのにCV数が増えていなければ、流入が収益に結びつきません。ユーザーの検索語句と設定キーワードにギャップがないか、Webサイトの導線設計に問題ないかなどを検証し、見直す必要があると判断できます。このように流入チャネルをみることで、Webサイトの状況・効果を把握できます。

Googleアナリティクスでチャネルをみる方法

左のメニューから集客>すべてのトラフィック>チャネルをクリックしましょう。一覧表に流入経路別の表が表示され、直帰率・平均セッション時間・コンバージョン率などがわかります。チャネルだけではわからない具体的な情報は、以下で解説する参照元/メディアでみられます。

より詳細なアクセス状況は参照元/メディアが便利

参照元とは、チャネルよりも詳細に分類したものです。Organic Searchでは、Googleからの流入は「google / organic」、Yahoo!からの流入は「yahoo / organic」と区別されます。Referralもより詳細な情報が表示されるため、どのWebサイトからのリンクが多いかを分析できます。

参照元/メディアを確認する際は、場合に応じて以下のように表示しましょう。

  • Webサイト全体を確認する場合:集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア
  • 個別のページのアクセス状況を確認する場合:行動>サイトコンテンツ>すべてのページを表示し、中程にあるセカンダリディメンションで「参照元/メディア」を指定

まとめ

referral(リファラー)とは、ユーザーが別のWebサイトのリンクから流入したことを示すGoogleアナリティクスの分類の1つです。Webサイトへのアクセス経路を分析することで、課題や対策がみえてきます。チャネルごとのユーザーの動きやCV数をチェックして、分析に役立てましょう。自社で分析することに不安を感じる人は、ツールの活用もおすすめです。

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この記事を書いた人

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。