GoogleアナリティクスでYahoo!プロモーション広告の成果を計測する方法

こんにちは。「AIアナリスト」運営チームの堀です。
この記事では、GoogleアナリティクスでYahoo!プロモーション広告からの流入状況を確認する方法をご説明します。

集客施策の一環として、YDNやYahoo!スポンサードサーチに出稿されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、現在のGoogleアナリティクスでは、特別な設定をしない限り、Yahoo!プロモーション広告からの流入状況が分からない状態になってしまいます。

そこでこの記事では、Yahoo!プロモーション広告からの流入状況を確認する方法を解説します。
Googleアナリティクスと広告管理画面を組み合わせることで、より幅広い分析をしていきましょう!

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目次

• GoogleアナリティクスでYahoo!プロモーション広告を計測する方法
• 広告のリンク先URLにパラメータを付与する方法
• 広告運用と並行してサイト改善をしよう

GoogleアナリティクスでYahoo!プロモーション広告を計測する方法

Googleアナリティクスにおいて何も設定をしていない場合には、Yahoo!検索からの流入とYahoo!プロモーション広告からの流入は区別されず、どちらも「yahoo/organic」 と表示されます。
つまり、Yahoo!プロモーション広告からの流入も自然検索だとみなされてしまいます。
また、YDNからの流入も何も設定しないと広告掲載サイトからのリファラーとして計測されてしまいます。

このような事態を防ぎ、Yahoo!プロモーション広告からの流入を正しく計測するには、広告のリンク先URLにパラメータを付与することが必要です。

Yahoo!プロモーション広告でリスティング広告を出している場合には、広告のリンク先URLに「これはYahoo!プロモーション広告のリスティングをクリックしたユーザーのセッションです」ということを示す文字列を付け加えることで、Googleアナリティクス上でもYahoo!プロモーション広告からの流入がカウントされるようになります。

広告のリンク先URLにパラメータを付与する方法

広告のリンク先URLにパラメータをつけるにはURL生成ツールを使います。
Googleアナリティクスが提供している無料ツールCampaign URL Builderを使ってみましょう。
ここに必要事項を記入していきます。

URLに追加できるパラメータには5種類あります。
以下の表をご覧ください。

たとえば、Yahoo!プロモーション広告の中でもYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)のデータを計測するとしましょう。
このとき、

Website URLには広告のリンク先のWebサイトのURL
utm_sourceには「ydn」
utm_mediumには「display」
を入力します。
utm_campaginはそれぞれのキャンペーンに応じて適切な名前をつけましょう。

こうして完成したURLを、Yahoo!プロモーション広告の広告作成画面に入力すれば完了です。

Googleアナリティクス上では画面左端の「集客」 → 「すべてのトラフィック」 → 「参照元/メディア」などからデータを見ることができます。
以下のように、流入元が「ydn/display」であるセッションの数、直帰率、コンバージョン率などが分かります。

広告運用と並行してサイト改善をしよう

GoogleアナリティクスでYahoo!プロモーション広告からの流入状況が分かるようになったら、そのデータをもとにさらに広告からのCV数を増やせるような施策を打っていきましょう。

また、せっかく広告からの集客数が増えてもCVに結びつかなければ意味がないので、CVR向上のためのサイト改善にも取り組みましょう。

とはいえ広告運用だけでも精一杯で、サイト改善にまでなかなか手が回らないという方も多いでしょう。

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