アシストコンバージョンとは? レポートの見方や用語まで解説!

アクセス解析|更新:2019.07.04|公開:2018.01.12

こんにちは。アクセス解析の人工知能「AIアナリスト」運営チームの兒島です。
今回紹介するテーマは、Googleアナリティクスのアシストコンバージョンについてです。

アクセス解析を行っている皆様は、コンバージョンに至ったユーザーがどの経路から流入したかはしっかりチェックされていることと思います。しかし、直接のコンバージョンだけでなく間接コンバージョンについてもチェックしていますか?

広告の成果を最大化するには、直接的なコンバージョンの原因だけではなく、アシストコンバージョンについても確認していく必要があります。アシストコンバージョンとは、コンバージョンはしていないが、コンバージョンに間接的に影響を与えた訪問のことです。
今回は、アシストコンバージョンの意味から、確認方法、独自の指標に至るまで、丁寧に解説していきます。

目次

アシストコンバージョンとは?

アシストコンバージョンとは、コンバージョンはしていないものの、コンバージョンのきっかけを与えたり、コンバージョンに何らかの影響を与えたりした訪問のことを指します。

ユーザーがコンバージョンに至る過程はシンプルなものではありません。
例えばあなたが、黒い長靴がほしいと思ったとしましょう。その場合にあなたがとる行動を想像してみます。

  1. まず、「長靴 黒」というキーワードで検索
  2. 検索画面に現れたリスティング広告の中から、Aサイトをクリックして閲覧
  3. 他のサイトも検討しようと思い、長靴の比較を行っているまとめブログを閲覧
  4. そこで再び、Aサイトのバナー広告を発見しクリック。この時点で買う意思を持つ
  5. しかし友達の意見を聞いてから買おうと思い、Aサイトをブックマークに登録
  6. 後日、ブックマークからAサイトに飛び、黒の長靴を購入

この場合、Googleアナリティクスのレポートのコンバージョン画面では、コンバージョンの流入元は「direct/none」と表示されます。ブックマークからの流入はリファラーが送信されず、ノーリファラーとしてカウントされるためです。ノーリファラーについて知りたい方は、以下の記事で詳しく解説されていますので併せてお読みください。

参考 : Googleアナリティクスのノーリファラーとは?原因と解決方法を解説!

しかし、この事例をよく見てみると、あなたはAサイトのリスティング広告によってAサイトの存在を知りましたし、Aサイトのバナー広告によって長靴を買う意思を持ちました。つまり、リスティング広告もバナー広告も、あなたの長靴購入(=Aサイトのコンバージョン)に影響を与えていることになります。

このように、コンバージョンの直接の原因ではないものの、コンバージョンのきっかけを与えたり、コンバージョンに何らかの影響を与えたりした訪問をアシストコンバージョンと言います。

アシストコンバージョンを見ることで、実際にユーザーがどのような行動をとってコンバージョンに至ったのかをより具体的に知ることができるのです。
アクセス解析を行う際は、コンバージョンだけでなくアシストコンバージョンをしっかりチェックしていくことが重要になるのです。

アシストコンバージョンレポートの見方

では、アシストコンバージョンのレポートの見方を確認しましょう。
アシストコンバージョンのレポートを開くには、まず、Googleアナリティクスのホーム画面から、左側にある「コンバージョン」をクリック。
「コンバージョン → マルチチャネル → アシストコンバージョン」の順で開きます。

アシストコンバージョン

アシストコンバージョンのレポートは以下のようになっています。

左上の赤枠がアシストコンバージョン全体の数を表しています。これは、コンバージョンに至った直接の要因以外に別の要因があったコンバージョンの総数を表しています。
それに対し、真ん中下の赤枠で囲った部分は、各要素がいくつアシストコンバージョンとしてかかわったのかを示します。そのため、この列の合計数はアシストコンバージョンの総数とは異なります。
(上記の長靴の事例でいうと、これはアシストコンバージョンとしては1とカウントされますが、それぞれリスティング広告とバナー広告がアシストをしているため、「ディスプレイ」で1、「他の広告」で1と、二重にカウントされます。)

アシストコンバージョンのレポート

また、各チャネル内のメディアやキャンペーンを確認することができます。たとえば「ディスプレイ」をクリックしたときに、以下のような画面になっていたとします。
「Twitter/display」に注目すると、Twitterはコンバージョンに対しては全体の16.8%しか貢献していませんが、アシストコンバージョンの面で見ると31.5%もの貢献があることが分かります。

コンバージョンの結果だけを見てTwitterに力を入れなくなると、思いのほかコンバージョン数が落ちてしまうかもしれません。

各チャネル内のメディアやキャンペーンを確認

アシストコンバージョンレポートの用語

レポートを見た際にお気づきかと思いますが、アシストコンバージョンには、通常のコンバージョンレポートでは使用しない特殊な指標が複数出てきます。見慣れない単語がいくつかあると思うので、確認してみてください。

アシストコンバージョン 「アシストコンバージョン」の数を表します。コンバージョンの過程で影響を与えたときにカウントされます。
アシストコンバージョン価値 「アシストコンバージョン数×1コンバージョン当たりの価値」で表されます。
ラストクリックまたは直接のコンバージョン 「ラストクリック」とは、コンバージョンに至ったアクセスのことです。「直接のコンバージョン」とは、一度目のアクセスでコンバージョンを達成したことです。
ラストクリックまたは直接のコンバージョン価値 「ラストクリックまたは直接のコンバージョン数×1コンバージョンあたりの価値」で表されます。
アシストコンバージョン/ラストクリックまたは直接のコンバージョン 「アシストコンバージョン÷ラストクリックまたは直接のコンバージョン」です。0に近いほど、そのチャネルの終点としての貢献度が高いことを示します。

まとめ

以上、アシストコンバージョンの意味や必要性、レポートの見方などについて確認してきました。Webサイトの成果を伸ばしていくには、Googleアナリティクスでアシストコンバージョンを確認し、改善を続けていく必要があります。

しかし、Googleアナリティクスの使い方がよくわからない方や、長い時間を分析にかけすぎてサイト改善までたどり着けていない方も多いのではないでしょうか。

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これを読めば、アクセス分析の基礎からサイト改善の際に優先して行うべきことがわかります。Webサイトの改善の工数を大幅に削減し、効率的に作業を進められるようになるでしょう。

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この記事を書いた人

兒島 紗季

東京大学在学中のインターン生。フリーペーパーの編集長も務めていたアクティブ派。

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