Googleアナリティクスでメルマガの効果を測定しよう!

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こんにちは。「AIアナリスト」運営チームの曽我です。

この記事では、Googleアナリティクス上でメルマガからの流入やメルマガの開封率を測定する方法についてご説明します。

メルマガの効果測定、できていますか?
メルマガは打って終わりでは意味がありません。
きちんと効果測定を行ってPDCAサイクルをまわしていかないと、マーケティングの成果は伸びないのです。

メルマガの効果測定をする際にはGoogleアナリティクスを使うのがおすすめです。
この記事では、Googleアナリティクスを使ってメルマガの効果測定をする方法をご説明します。効果測定をする方法を身に着けて、着実にマーケティングの成果を伸ばしていきましょう。

目次

Googleアナリティクスでメルマガの効果測定をする方法

Googleアナリティクスでメルマガの効果を測定する際は、

  • WebサイトURLのクリック数
  • メルマガの開封率
  • の2つのパターンがあります。これからその2つのパターンについて詳しく解説していきます。

     

    1) URLのクリック数を計測する方法

    URLのクリック数を測定するために、まずURL生成ツールというツールを用いてダミーパラメーターのついたURLを作成します。ダミーパラメーターとは、URL内の「?utm~」から始まる文字列のことをいい、&を使っていくつも繋げることができます。このダミーパラメーターをつけることで、Googleアナリティクス上でメルマガからの流入を判別することができるのです。

    まずは、メルマガからの流入をほかと区別するために、URL生成ツールを使ってURLにパラメータをつけます。

    URL生成ツールを開き、「GoogleアナリティクスのデモとツールサイトのキャンペーンURL生成ツール」をクリックします。

    URL生成ツール

    すると、「Campaign URL Builder」というページがでてきます。そこで、必要事項を入力していきます。必要事項は以下の4つの項目で、入力する内容は以下の通りです。

  • Website URL → メルマガで誘導するリンク先URL
  • Campaign Source → mailmagazine
  • Campaign Medium → email
  • Campaign Name → 任意のキャンペーン名
  • 4項目を入力したら、URLが自動で作成されるので、「Copy URL」をクリックするとコピーできます。

    Campaign URL Builder

    このURLをメルマガに貼り付けて送信します。

    これで、Googleアナリティクスの「集客>キャンペーン>すべてのキャンペーン」から、メルマガからの流入を計測できるようになりました。

     

    2) メルマガの開封率を計測する方法

    メルマガの開封率とは、メルマガを送信した人のうち、そのメ―ルを開いてくれた人の割合のことをいいます。

    Googleアナリティクスで開封率を計測するには、Measurement Protocolというものを使用します。
    Measurement Protocolとは、Googleアナリティクスのコードを張り付けずにデータをGoogleアナリティクスで計測できるための新しい仕組みのことを指します。Measurement Protocolは、httpリクエストによってアナリティクス情報をGoogleに送ります。すなわち、HTMLメールの中の画像タグに、Measurement ProtocolのURLを設置することで、メルマガの開封率が測定できるのです。

    実際にメルマガの開封率の測定をしてみましょう。

    まず、Hit BuilderというツールでMeasurement ProtocolのURLを作成します。
    Hit Builderをひらいたら、Googleアナリティクスのアカウントでログインします。

    次に、必須パラメーターを記入していきます。

    v(プロトコルのバージョン) 1
    t(ヒットタイプ) event
    tid(トラッキングID) GoogleアナリティクスのID(欄をクリックすると候補が出てくる)
    cid(クライアントID) 右のマークをクリックすると、自動で作成

    Hit Builder

    次に、メルマガ開封率の計測に必要なパラメーターを設定します。

    ec(eventカテゴリ) email
    ea(eventアクション) open
    dp(ドキュメントパス) /からはじまる文字列(配信したメルマガの識別番号のようなイメージ)

    また、ページトラッキングも行う場合は、以下のパラメーターも追加してください。

    cs(キャンペーンの参照元) 例:メルマガ
    cm(キャンペーンのメディア) mail
    cn(キャンペーン名) 任意のキャンペーン名

    パラメータの追加は「Add parameter」をクリックして行うことができます。

    パラメーターを入力すると、自動でURLが生成されるので、必要事項をすべて入力したら、「validate hit」をクリックします。

    必要事項をすべて入力したら、「validate hit」をクリック

    下のような画面が出たらそのURLに誤りがないということを表しているため、このタグをコピーします。

    確認画面

    このタグをHTMLメールのソースに挿入すれば、Googleアナリティクスの「行動 → イベント」から開封率を測定できるようになります。

    メルマガの効果をより高めるためには?

    いかがでしたか?
    繰り返しますが、メルマガは打って終わりでは意味がありません。
    この記事でご説明した手法でGoogleアナリティクス上でメルマガの効果測定を行い、PDCAサイクルをまわしていきましょう。

    また、せっかくメルマガで集客数が増えてもCVに結びつかなければ意味がないので、CVR向上のためのサイト改善にも取り組みましょう。
    とはいえ他の業務だけでも精一杯で、サイト改善にまでなかなか手が回らないという方も多いでしょう。

    そんな方にオススメしたいのが、弊社サービスの「AIアナリスト」です。
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    この記事を書いた人

    株式会社WACUL

    株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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    株式会社WACUL