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アフィリエイトサイトのアクセス解析方法|確認すべきポイントを解説

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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

アクセス解析とは、Webサイトの閲覧状況を把握することです。アフィリエイトサイトを運営する上で、アクセス解析は欠かせません。この記事では、企業のマーケティング担当者やブログ初心者に向けて、アフィリエイトサイトのアクセス解析方法について解説します。見るべきポイントもわかりやすく解説するため、参考にしてください。

目次

アフィリエイトサイトのアクセス解析でわかること

アクセス解析とは、Webサイトを訪問したユーザーの行動を分析することです。ここでは、アクセス解析でわかることを解説します。

ページ閲覧数・訪問者数

Webサイトのページを閲覧した数・訪問した人数がわかります。ページ閲覧数はPV(ページビュー)数、訪問者数はユーザー数と呼ばれます。ページ閲覧数と訪問者数は、同数にならない場合があります。たとえばページ閲覧数は、1ページ見ると1PV、5ページ見ると5PVとカウントされますが、1人のユーザーが閲覧していると、訪問者数が1のままになるためです。

どこからサイトに訪問したか

ユーザーがどのような経路から、Webサイトに訪問したのかが明らかになります。参照元と呼ばれ、検索エンジンで自然検索して訪問したのか、SNSやメルマガなどから遷移したのかがわかります。参照元の分析は、広報や広告の効果を測定する際に役立ちます。Googleアナリティクスにおいては、参照元として9つの流入元に振り分けられます。デフォルトで設定されている流入経路は、以下の9つです。

Direct 直接流入・ブックマークからの訪問
Organic Search 自然検索からの訪問
Paid Search 有料広告からの訪問
Social FacebookやTwitterなどSNSからの訪問
Referral 別のWebサイトに貼られたリンクからの訪問
Email メルマガからの訪問
Affiliates アフィリエイトからの訪問
Display ディスプレイ広告からの訪問
Other Advertising ほかの広告からの訪問

どのようなデバイスで見ているか

パソコンやタブレット、スマートフォンなど、どのようなデバイスを使っているのかがわかります。アクセスの多い手段を把握することで、Webサイトの情報量や内容、コンテンツの配置を工夫できます。デザイン変更によって、使いやすいWebサイトに仕上がると、成果や売り上げ向上につながります。デバイス別の分析については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:Googleアナリティクスでデバイス別のデータを分析しよう!

どのようなキーワードで検索されたか

ユーザーがどのようなキーワードで検索して、Webサイトにたどり着いたのかがわかります。検索ワードと呼ばれており、アクセスの多い検索ワードを見ると、ユーザーが知りたいことや悩み、興味があることが把握できます。反応のよい検索ワードに関連した商品・サービスを紹介したり、検索ワード関連の記事やテーマを増やしたり、今後の方向性の参考にできます。

どのように申し込みや問い合わせをしたか

Webサイト内で、どのような行動をして、申し込みや問い合わせなどの目的達成をしたのかが把握できます。たとえばPV数が多いにもかかわらず、ページの平均滞在時間が短く、セッション数が多い場合を例にします。この場合は、途中で中断するユーザーが多いことがわかります。完了したのか、中断したのかを細かく分析することで、Webサイト内の改善点が見えてきます。

アフィリエイトサイトのアクセス解析方法

アクセス解析には、Googleアナリティクスのタグを設置する方法と、ブログの機能を利用する方法があります。

Googleアナリティクスのタグを設置する

Googleアナリティクスを導入する方法は簡単です。設置方法について、手順を解説します。

Googleアカウントを作成する

Googleアカウントが必要になるため、アカウントを作成しましょう。アカウントを持っている場合は、ログインします。

Googleアナリティクスに登録する

Googleアナリティクスの「お申し込み」ボタンをクリックし、アカウント名やウェブサイト名など、必要情報を入力します。申し込み手続きが完了すると、トラッキングコードとしてグローバルサイトタグが表示されます。グローバルサイトタグとは、Googleアナリティクスでの測定やGoogle広告などのサービスが利用できるようになるタグです。

タグを設置する

グローバルサイトタグをコピーしたら、WebサイトのHTMLファイルの<head>タグの中に貼り付けます。「</head>」の直前に貼り付ける作業を、全ページに行いましょう。WordPressの場合は、管理画面の1か所に貼り付けると作業は完了します。管理画面>テーマエディター>テーマヘッダーを選択し、表示された「</head>」の直前に、コードを貼り付けましょう。「ファイルを更新」をクリックすると、タグの設置が完了します。

データが取れているか確認する

Googleアナリティクスのレポート>ユーザー>概要でデータが表示されると、設置は成功したといえます。タグの設置方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:Googleアナリティクス導入時の設定・設置方法【初心者向け】
※参考:WordPressでGoogleアナリティクスを導入する3つの方法【かんたん5分】

ブログのアクセス解析機能を利用する

ブログに搭載された機能を利用して、アクセス解析を行う方法もあります。ここでは、FC2、はてなブログ、アメーバブログのアクセス解析機能を紹介します。

FC2

FC2では、時間別・日別・月別のアクセス数、リンク元、クリック先などがわかります。120ページの解析が可能で、過去4か月分の解析ログを閲覧できます。リアルタイムにアクセス状況を把握したり、携帯電話のアクセス解析をしたりといったことも可能です。

はてなブログ

はてなブログの管理画面では、日別・時間別のアクセス数、最近のアクセス傾向が把握できます。最近のアクセス傾向では、訪問者が多いWebサイトの順番に表示されるため、SNSやブログなど、どのような経路でユーザーが訪問したのかがわかります。

アメーバブログ

アメーバブログでは、今日・昨日・期間ごとのアクセス数、記事ごとのアクセス数、アクセスのリンク元、アクセスに使用されたデバイスが表示されます。集計結果がグラフで表示されるため、視覚的にもわかりやすく、容易に把握できます。

アフィリエイトサイトのアクセス解析で見るべきポイント

アフィリエイトサイトのアクセス解析では、キーワードの順位・収益が出た記事・訪問数の伸び率の3点に注目しましょう。

キーワードの順位

ユーザーは検索して表示される検索結果を、上から順番に見てクリックをします。キーワードの順位が上位に表示されるほど、アクセスを増やせるため、キーワード順位のチェックは重要といえるでしょう。キーワードの順位を調べる場合は、以下の2つの方法が便利です。

検索順位チェッカー

WebサイトのURLとキーワードを入力すると、指定したキーワードがGoogleやYahoo!で、100位までの何位であるかを示します。半角スペースをあければ、複数のキーワードをチェックできます。

※参考:検索順位チェッカー

SEPROSCOPE

Google上の検索順位を、定期的に観測できるツールです。キーワード登録数に上限がなく、無料で利用できます。

※参考:SERPOSCOPE

収益が出た記事

どの記事からどの商品が売れたかを確認し、どのような記事が成果につながるのかを把握しましょう。アフィリエイトの成果が出ていない場合は、アドセンスの収益性を分析することが大切です。デフォルトの設定では、Googleアナリティクスとアドセンスはリンクされていません。分析のために連携しましょう。指定期間中の収益・クリック数・表示1,000回あたりの収益がわかるようになります。

Googleアナリティクスとアドセンスの連携方法

連携方法は、以下のとおりです。

  1. Googleアナリティクスにログインし、アナリティクス設定をクリック
  2. アカウント・プロパティを選択し、「AdSenseのリンク設定」をクリック
  3. 「+新しいアドセンスリンク」から「コンテンツ向けAdSense」にチェックをして続行
  4. リンクの設定で「すべてのウェブサイトのデータ」にチェックを入れ、有効化をクリックし完了

連携ができているかを確認する際は、アドセンスにログインし、歯車マークの「設定>アクセスと認証>Googleアナリティクスとの統合」で表示された一覧を見ましょう。青文字で「リンクを解除」と表示されていれば、リンクの連携が完了しています。「リンク」になっていた場合は、クリックして有効化しましょう。

訪問数の伸び率

記事を更新していることが前提となりますが、訪問数の伸び率によってアフィリエイトサイトの方向性の成否を確認できます。Googleアナリティクスでデータを比較する方法は、以下の手順です。

  1. レポート>ユーザー>概要を開く
  2. 日付をクリックし、比較にチェックマークを入れて比較したい期間を選択する

期間が選択できると、比較した期間における訪問数の伸び率が、グラフで表示されます。数字が伸びていれば、方向性は正しいと判断できるため、引き続き努力を続けましょう。伸びていない場合や結果が下がっているなら、改善策を考えなければなりません。ユーザーの検索意図や、Webサイトの方向性を見直し、対策を立てましょう。

定期的にアクセス解析をしてレポートを作ることが大切

アクセス解析は、定期的に実施することが大切です。一定期間の推移を追うことで、Webサイトの傾向が見えやすくなります。アクセス解析をする際は、画面上で振り返るのではなく、レポートに落とし込むことも欠かせません。

レポートでは、アクセスの伸び率・収益の伸び率・PV単位の収益率の3点を押さえましょう。エクセルやスプレッドシートを活用して、簡単な表にするだけでもじゅうぶんです。月毎・四半期ごとの結果が蓄積されることで振り返りがしやすくなり、結果や改善点も明確になるでしょう。

まとめ

アフィリエイトサイトを運営する際は、アクセス解析が重要です。ページの閲覧数・訪問者数のほか、ユーザーがどこからどのようにWebサイトに訪問したのかがわかります。解析はGoogleアナリティクスやブログの機能を活用して、定期的に行いましょう。アクセス解析に自信がない人は、ツールの活用もおすすめです。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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