動画つきランディングページの効果とは?参考事例6選とメリット・デメリットを解説

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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

Webマーケティングのなかでもランディングページ制作は重要な施策です。昨今では、より多くのお問い合わせを獲得するために、動画付きランディングページを制作する企業も増えています。本記事では、動画付きランディングページの制作を検討している方へ、メリットやデメリット、活用事例などを解説します。是非参考にしてください。

目次

動画付きランディングページとは?

動画付きランディングページとは「ランディングページ内に、動画コンテンツを設置したページ」のことをいいます。ランディングページに訪問したユーザーに、商品やサービスの購入を促したい場合や、動画を通して企業のブランドイメージを強めたい場合に利用されます。

ユーザーに寄り添って、悩みを解決できるような分かりやすい動画にすることで、ランディングページの効果をより高めることができるでしょう。

ランディングページに動画を入れたほうが良い理由とは?

ランディングページに動画を入れるべき理由は主に3つあります。

  • ページの品質が向上する
  • ユーザーに注目されやすくなる
  • SEOで良い影響を与える

ランディングページに動画を設置することで、リッチコンテンツ化されるためページの品質が上がります。ここでいう品質とは「ユーザー視点」と「SEO視点」の2つがあります。

ユーザー視点では、テキストより情報量の多い動画コンテンツを視聴することで、より情報を収集しやすくなります。一方でSEO視点では、動画によりリッチコンテンツ化されることで検索エンジンに評価されやすくなります。

動画付きランディングページのメリット

ここでは、動画付きランディングページのメリットについて解説します。

1.テキストより伝えられる情報量が多くなる

動画付きランディングページには、テキストより情報を伝えやすいメリットがあります。テキストのみで構成されるコンテンツでは、視覚情報以外に訴求することはできません。

しかし、動画コンテンツでは、視覚や聴覚などに複数の情報を伝えられるため、テキストより情報を訴求しやすいといわれています。一説では、テキストより動画の方が5000倍情報を伝えられるというデータもあります。ただし、動画情報の有用性で訴求力も左右されるため注意が必要です。

2.閲覧時間が長くなりやすい

閲覧時間が長くなりやすいことは、動画付きランディングページのメリットです。動画コンテンツを設置して、動画を視聴するユーザーが増加すればランディングページ内の閲覧時間も増加します。

動画をきっかけに、商品やサービスに興味をもってもらうことで、コンバージョン率向上も期待できるでしょう。また、ページの閲覧時間が長くなるとSEOに良い影響を与えるため、検索エンジンで上位表示しやすくなるメリットもあります。

3.モバイルでも閲覧されやすい

スマートフォンの画面で閲覧しやすいことも大きなメリットです。モバイル端末で多くの文字や画像を閲覧するより、動画の方がわかりやすいメリットがあります。しかし、ランディングページのデザインを含めて、モバイルフレンドリーにすることが重要です。

動画付きランディングページのデメリット

ここまで、動画付きランディングページのメリットについて解説しましたが、デメリットについても解説します。

1.ページの読み込み速度が遅くなる

動画付きランディングページのデメリットとして、ページの読み込み速度が遅くなる可能性があります。軽微な速度の低下であれば問題はないですが、ユーザーがストレスを感じるほど遅くなれば、ページの直帰率も上がるでしょう。

動画付きランディングページを作成する場合は、動画を長くしすぎずに、できるだけストレスのないページ速度を保つことも重要になります。

2.動画制作のコストがかかる

動画付きランディングページは、通常のランディングページより、制作コストがかかる傾向があります。動画作成費用も含まれて、通常のランディングページよりも1.5倍〜2倍程度費用がかかるケースが多いでしょう。

社内に動画制作に経験者がいれば、ディレクターとして担当して、動画部分はクラウドソーシングで外注することでコストを抑えることも可能です。

動画付きランディングページの参考事例6選

ここでは、動画付きランディングページの参考事例6選を紹介します。

世界5大陸フォトウェディング特設サイトの活用事例

ウェディング業界では、イメージ感や世界観が重要になります。新郎新婦や参加者の表情、ウェディング風景などを映像に盛り込んで、イメージが伝わりやすい動画を制作しています。

マルコメ株式会社の活用事例

マルコメ株式会社では、「おいしいみそ汁の作り方」について動画を作成しました。ランディングページをクリックすることで、淡々と味噌汁を創っていく動画が流れて、おいしそうな料理とともに動画が流れます。映像だけでなくBGMにもこだわり、企業イメージ向上や購入促進につなげています。

警視庁の活用事例

警視庁では、「令和2年度警視庁採用サイト」にて動画付きランディングページを活用しています。「ここにしかないドラマがある」をキャッチコピーに、求職者に向けて仕事内容や、警視庁で働きたくなる動画を制作しています。採用目的で動画付きランディングページが活用された事例です。

日本たばこ産業株式会社(JT)の活用事例

日本たばこ産業株式会社の「想うた」では、「ひとがひとを思う気持ち」を題材に動画を制作しました。歌の魅力を伝えるために、動画を作成して「音」にフォーカスしています。映像と音を組み合わせて、心地の良い動画付きランディングページに仕上げています。

三井住友銀行の活用事例

三井住友銀行では、人材採用を目的として動画付きランディングページが制作されました。「CONCEPT MOVIE」をクリックすることで、社員インタビュー動画を視聴できます。社員の考えやストーリーについて動画で発信することで、採用ブランディングにつなげています。

黒川温泉「奥の湯」の活用事例

熊本県にある黒川温泉では、「奥の湯」の動画付きランディングページを制作しています。ランディングページの背景に動画を設置して、熊本県にある自然の魅力や施設周辺の案内をスライドショーでまとめています。映像情報だけのスライドショー動画であり、温泉のゆったりとした雰囲気を伝えています。

ランディングページに動画を入れるときの注意点

ここでは、ランディングページに動画を入れるときの注意点について解説します。

ファーストビューで動画を設置する

動画付きランディングページを制作する上で、ファーストビューで動画を設置することは重要です。ファーストビュー付近に動画を設置することで、動画のクリック率や視聴数が高まります。スマートフォンとパソコンで表示範囲が異なるため、デバイスの特性を理解した上で制作することが重要になります。

動画時間は1分程度に収める

動画時間は短く、1分程度にまとめることが重要です。動画が長ければユーザーが飽きて、離脱につながるおそれがあります。また、動画が長すぎるとページ速度が遅くなる可能性があるため注意が必要です。最初の5秒でユーザーを引き込めるように制作出来れば、離脱も少なくなるでしょう。

ユーザーの心理を意識する

ランディングページへユーザーが訪問している場合、ある程度商品やサービスに関心がある可能性が高いと考えられます。そのため、広告的な動画だけでなく別の付加価値を意識しましょう。例えば、商品やサービス紹介だけでなく、ユーザーの利用シーンや使い方なども含めることで、宣伝目的だけでないユーザー視点に寄り添った動画を制作できます。

まとめ

この記事では、動画付きランディングページのメリットやデメリット、活用事例などを解説しました。動画コンテンツをランディングページに設置することで、ユーザーにより多くの情報を伝えられ、お問い合わせ数増加も期待できます。ランディングページを最適化して成果につなげていきましょう。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。