ヒートマップとは? 特徴からおすすめツールまで徹底解説!

サイト改善|更新:2018.08.07|公開:2017.09.01

こんにちは。アクセス解析の人工知能「AIアナリスト」運営チームの兒島です。
今回紹介するテーマは、ヒートマップについてです。

アクセス解析をしている中で、解析の結果は数字の羅列ばかりで実際にWebサイトがどう見られているのかが直感的にわかりにくいなと思うことはありませんか?それに対し、数値での計測はできないものの直感的にWebサイトの状況が分かるのが「ヒートマップ」です。

ヒートマップとは、色を用いて、ユーザーがWebサイトをどう見ているかを可視化する手法のことです。Webサイトの中で、よくクリックされる場所は濃い色で、あまりクリックされない場所は薄い色で表示されます。視覚的に一目でWebサイトの状況が分かるのが特徴です。

今回は、ヒートマップの特徴やヒートマップでできること、おすすめツールまで、ヒートマップについて徹底的に解説します。

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目次

ヒートマップとは?

ヒートマップとは、色を用いて、ユーザーがWebサイトをどう見ているかを可視化する手法のことです。Webサイトの中で、よくクリックされる場所は濃い色で、あまりクリックされない場所は薄い色で表示されます。視覚的に一目でWebサイトの状況が分かるのが特徴です。
ちなみにヒートマップの本来の定義は、大量のデータを色を用いて可視化する手法のことですが、今回はWebサイト解析におけるヒートマップに焦点を絞って解説します。

ヒートマップでは、数字の違いに伴い、色に勾配を付け、カラーグラデーションによって表示を行います。 この際の配色は、一目で人間が分かりやすい配色を設定するケースがほとんどです。(よく読まれる部分は赤など)
そのため、よく読まれる(クリックされる)場所は濃い色で、あまり読まれていない(クリックされていない)場所は薄い色で表示されることが多いです。

ヒートマップ

そのためGoogleアナリティクスなど従来のアクセス解析ツールでは発見できない課題でも、ヒートマップを使用することで発見できる場合があります。例えば、ヒートマップでは、ユーザーがWebページのどの部分を熟読しているかを知ることができます。これは、ページ間の遷移しか計測できない従来のアクセス解析ツールでは発見できない課題です。このように、ヒートマップでは、視覚的にわかりやすく、ユーザーの興味・関心などのユーザー心理を把握することができます。

ヒートマップの作成に使われるデータは、スクロールやマウスの動きや滞在時間、クリックなどです。
かつては、マウスの動きやクリックのデータを中心にヒートマップが作られるのが主流でした。人間の目とマウスの動きには80%以上の相関関係がある事が実証されているため、これはユーザーの思考を可視化するのに最適な方法だったと言えます。

しかし、スマートフォンの普及に伴い、マウスでクリックではなく、スクロールとタップでWebサイトを見る人が増加し、マウスの動きだけでなくどこを熟読したかも重要な要素になりました。最近のヒートマップツールを見ると、「どこをクリックしたか」「どこを熟読したか」「どこで離脱したか」の三点が分かるようになっているものが多いです。

ヒートマップで可視化できること

ヒートマップを利用することで、以下のような情報が視覚的にわかります。

  • ページ内でよくクリックされる箇所、あまりクリックされない箇所
  • ページ内で熟読されている箇所、あまり読まれていない箇所
  • ページ内で離脱する人が多い箇所、少ない箇所

いずれも、ページ内でのユーザーの具体的な動きに特化したものなので、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールでは知ることのできないデータです。

ヒートマップから読み取れること

ここまでヒートマップとは何か、どんな情報を可視化できるのかをご説明してきました。
ここでは、その結果どういったことが読み取れて、どんな改善アクションに落とし込めるのかを解説します。

読んでほしい場所が読まれていない

その場所を強調したり、サイト上部にもっていくなどの改善が考えられます。また、文字が小さすぎないか、文字色は読みやすいかなどの配慮も必要です。

意外な場所が読まれている

なぜ読まれているかを考える必要があります。目立つから気になってただ見ているだけなのか、参考になる箇所だから熟読しているのか、分かりにくかったので読み返しているのか、などの要因が考えられます。それぞれ、必要以上に目立たせない、よりユーザーに熟読してもらうよう位置などを工夫する、分かりやすい書き方に改める、などの対策が考えられます。

リンク先が存在しないのにクリックされている

リンク先があるかのようにユーザーに誤解させるデザインになっていることが原因です。デザインがバナーのようになっていたり、文字が青色で書かれていると、ユーザーがリンクがあると勘違いする確率が高くなります。リンクを設定してしまうか、デザインを変更するといった改善が求められます。

写真がクリックされている

写真をクリックする意図は様々ですが、写真を拡大して見たかったり、写真についての詳しい説明を知りたかったりする場合が多いです。拡大できる仕様にしたり、写真の下に二、三行の説明文を入れるなどの改善ができます。

おすすめのヒートマップツール比較

 

UserHeat

UserHeat

UserHeatは、言わずと知れたヒートマップの代表的なツールです。1サイトにつき月間30万PVまで無料で使用することができ、その後自動で課金されることもありません。

「熟読エリア」「終了エリア」「クリックエリア」「マウスムーブ」「離脱エリア」という5種類のヒートマップを利用することができます。

「熟読エリア」は、訪問者のマウスの動きや滞在時間をもとにして、ページがユーザーにどのように見られているかをわかりやすく表示したヒートマップです。
「終了エリア」は、このページがどこまで読まれたかを示したヒートマップ。
「クリックエリア」は、ユーザーがクリックした場所を表示するヒートマップ。
「マウスムーブ」は、このページを訪れたユーザー複数人が、どのようにマウスを操作したのかを見ることのできるヒートマップ。
「離脱エリア」は、ユーザーが離脱した箇所を表示するヒートマップです。

UserHeatは、ページ数、ページビュー数が多くても無料で使えるというのが大きなポイントで、まず無料で試してみたい方にオススメです。

 

MIERUKA

MIERUKA

MIERUCAは、無料で使うことのできるヒートマップのツールです。月間10000PVまで無料で使用することができます。

スクロール解析機能(読了・離脱率)、クリックヒートマップ機能(クリック・タップ)、アテンションヒートマップ機能(熟読エリア確認)の3種類の機能があります。

無料で使用できるPV数がUserHeatよりも限られています。
しかし、2017年5月に搭載された「有効熟読率」を測るという機能がついているのが特徴となっています。これは、ページ内のコンテンツ文字量に対して適切な時間をかけて閲覧したかどうかという「有効熟読」の度合を測ることができるもので、来訪ユーザーの質を知るのに役立ちます。

 

Ptengine

Ptengine

Ptengineは、ヒートマップ機能付きのアクセス解析ツールです。月間25000PVまで無料で使用することができます。「UserHeat」「MIERUCA」とは異なり、ヒートマップ機能を持つアクセス解析ツールという位置づけなので、イベントトラッキングが簡単にできる機能やリアルタイム計測などの機能も付いています。

ヒートマップ分析機能には、ユーザーのクリック、視線の集中度、スクロール到達率があります。アクセス解析ツールの一部なので、広告ごとのヒートマップ表示が可能なのがメリットの一つです。

ヒートマップツールと併用すべきツール

以上、ヒートマップでできることやオススメツールについて説明してきました。
ヒートマップを利用することによって、視覚的・直観的に、アクセス解析ではわからない課題を発見することができます。

とはいえ、ヒートマップだけではWebサイトの課題発見や改善として不十分で、アクセス解析ツールを利用したうえでのヒートマップ利用が前提となります。アクセス解析を行って改善するべきページを特定し、そのページをどう改善するかのヒントを得るためにヒートマップで深堀していく、というようなイメージになります。

しかし、Googleアナリティクスを使って改善すべき(=CV数の伸びしろが大きい)ページを特定するには一定のスキルが必要です。
またスキルがあっても、サイトを網羅的に集計・分析するには数十時間ほどの工数がかかりますし、ミスのリスクもあります。

そこで、アクセス解析をもっと効率的に行いたいという方にオススメなのが、弊社サービスのアクセス解析ツール「AIアナリスト」です。
AIアナリストは、Googleのアクセス解析サービス「Googleアナリティクス」のアクセス解析データと連携させた大量のデータを人工知能が分析して課題を発見し、課題ごとの改善方針提案まで全て自動で行ってくれるサービスです。
手作業で行うと膨大な工数がかかってミスのリスクも生じるアクセス解析を自動化して、改善提案まで出してくれるのです。これさえあれば、アクセス解析の手間を少なくすることができ、ヒートマップを用いた改善案の深堀により時間をかけることができます

みなさまも、AIアナリストを使ってヒートマップとアクセス解析を効率的に併用していきましょう!
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この記事を書いた人

兒島 紗季

東京大学在学中のインターン生。フリーペーパーの編集長も務めていたアクティブ派。

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