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検索順位チェックツールのおすすめ15選!機能や料金を徹底比較|ツール選びのポイントも解説
SEO |
こんにちは。WACULの「SEOコンサルサービス」ライターチームです。今回のテーマは、SEOの効果を測定するための必須ツール「検索順位チェックツール」です。
「検索順位チェックツール」とは、自分のWebサイトが検索サイトでの順位を確認するためのツールです。設定しているキーワードの検索順位を正確に把握しておくことは、SEO対策の必須事項です。
手動でキーワードごとに日々の順位を追い、さらに競合サイトの順位までチェックするとなると膨大な工数がかかります。機能やコストなどの特徴を理解し、自分に合ったツールで日々の作業を効率化しましょう。
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検索順位チェックツールとは
検索順位チェックツールは、GoogleやYahoo!などで特定のキーワードを検索した際に、自社サイトや特定のページが何位に表示されるかを自動的に測定できるツールです。順位を確認するには、自分で検索エンジンにキーワードを入力する方法がありますが、効率がよいとはいえません。
検索順位チェックツールは、 SEO対策の効果や順位変動を把握したり、競合サイトの順位と比較したりする際に欠かせないツールです。
検索順位チェックツールの重要性
SEOでは検索順位がアクセス数に直結するため、順位の把握が不可欠です。検索からの流入は大きな割合を占め、順位はPVやコンバージョンにも影響します。検索順位チェックツールを利用すれば、狙ったキーワードにおける自社サイトの位置を効率的に把握できて、順位の推移から施策の効果、アルゴリズム変動も読み取れます。
さらに、キーワードごとの結果を分析することで、リライトすべき記事の判断や新たに狙うべきキーワードの発見など、SEO戦略の改善と継続的な実施につなげられます。
検索順位チェックツールの種類
検索順位チェックツールは、「簡易型」「クラウド型」「インストール型」の3種類があります。それぞれ特徴があるため、運用のしやすさやコストなどのメリット・デメリットを把握し、目的に合わせて選択しましょう。
簡易型の特徴
「簡易型」はブラウザ上ですぐに順位をチェックできるWebサービスです。ログインや登録の必要がなく、無料で手軽に順位を確認できる点が大きな特徴です。その反面、毎回キーワードやURLを入力する必要があったり、自動計測や競合サイトの順位チェックには対応していなかったりするため、本格的なデータの確認には向いていません。
クラウド型の特徴
「クラウド型」はブラウザ上で操作ができて、決まった時間に自動で測定をするため、パソコンを起動していない土日にも、計測漏れを起こすことがありません。また、データはクラウド上に保存されるため複数人で運用が可能というメリットがあります。デメリットとしては、インストール型と比べると、コストがやや高い点が挙げられます。
インストール型の特徴
「インストール型」は、インストールしたPCで順位の計測をします。複数人での共有には向かず、PCも常に起動させる必要があるというデメリットがありますが、クラウド型よりも低コストです。
検索順位チェックツールの無料版と有料版の違い
検索順位チェックツールには、無料で利用できるものと、月額などの料金がかかるものがあります。ここでは、無料版と有料版について解説します。
無料版
無料の検索順位チェックツールは、URLとキーワードを入力するだけで手軽に順位の確認や複数キーワードの一括検索ができます。また、競合サイトの順位調査も可能です。ただし、手軽ではあるものの、機能には制限があります。無料版の多くは過去順位や推移の確認、検索結果の保存ができないため、長期的なSEO分析や大量キーワードの管理には不向きです。
なお、対応する検索エンジン(GoogleやYahoo!、Bingなど)は、ツールごとに異なります。
有料版
有料版の特徴は、大量のキーワードや複数のURLを一度に計測できることで、1,000語以上や無制限で登録できるプランを設けているものもあります。また、順位変動通知や推移レポート、競合比較といったSEOに役立つ機能が充実していることから、自社だけではなく競合サイトの動向も把握できます。
さらに、リスティング広告の表示状況の計測や自動データ取得、インストール型・クラウド型の選択など、運用に合わせた使い方が可能です。
検索順位チェックツール選びのポイント
「検索順位を調べる」という目的は同じでも、ツールによって機能や使い勝手などが異なります。ここでは、検索順位チェックツールを導入する際に考慮すべきポイントについて解説します。
検索できるキーワード数
検索順位チェックツール選択の判断基準として、計測したいキーワード数が挙げられます。キーワード数が数個〜数十個であれば、無料版で十分でしょう。ただし、サイトの規模や競合分析が拡大するほど、計測すべきキーワードが数百〜数千に増える可能性があります。
有料版も無料版もツールによって内容が異なるため、将来的なキーワード数の増加も考慮して、必要な計測数に応じて選ぶことが重要です。
ツールの使いやすさ
検索順位チェックツール選びでは、使いやすさも重要なポイントです。無料版は毎回キーワードとURLを手動で入力しなければならず、順位の確認に手間がかかります。一方で有料版は、キーワードとURLを登録すると自動的に順位データを取得するため、繰り返しの作業は不要です。
また、効率よく活用するには、直感的に使えるインターフェースや視覚的なレポート機能が備わっているなど、操作性に優れたツールを選びましょう。
搭載されている機能
検索順位チェックツールには、順位を確認するだけのものから、詳細な分析ができるものまで幅広い種類があります。例えば、CSV出力やPDFレポート作成、順位変動の自動通知、サーチコンソール連携によるデータ可視化などが挙げられます。ツールを選ぶ際には、自社に必要な機能が搭載されているか、不要な機能がないかを確認しましょう。
一般的には、高機能なツールほど費用が高くなるため、自社に必要な機能を明確化することが重要です。
簡易型ツールのおすすめ7選
簡易型は無料で利用できて、Web上で手軽に順位をチェックできる点が大きな魅力です。「とりあえず順位を知りたい」という場合の簡易チェックに向いています。
検索順位チェッカー

検索順位チェッカーは、ブラウザ上で気軽に順位のチェックができるツールです。キーワードは5つまで検索できて、100位までの順位を表示します。また、スマートフォンにも対応しています。CSV形式のデータもダウンロード可能です。
SEOpitshu

SEOpitshuは、3つまでのキーワードの同時検索が可能で、パソコンとモバイル端末の順位にも対応しています。300位まで表示されて、サイトカテゴリーや都道府県など、調査環境も指定できます。また、過去3か月分の履歴を保存できる点が大きな特徴です。
SEOTOOLS 順位チェックツール

SEOTOOLS 順位チェックツールは、3キーワードまで検索できて、モバイル端末の順位にも対応しています。順位チェックツール以外にも、キーワードプランナー・SEOアクセス解析・被リンクチェックといったSEOツールも利用できます。
SEOチェキ!

SEOチェキ!は動作が軽いため、手早く順位を調べたい場合に便利です。1回につき最大3キーワードを検索可能で、Googleは100位、Yahoo!は10位まで計測できます。ただし、1日の利用回数には上限があります。
ohotuku.jp

ohotuku.jpは、最大3キーワードを同時にチェックできる無料のツールです。Googleは50位まで、Yahoo!は10位まで計測可能で、履歴検索にも対応しているため、日々の順位確認や競合の簡易調査に便利です。
SEOラボ

SEOラボのSEO検索順位チェッカーは、Google検索の順位を50位まで確認できる無料のツールです。スマートフォンでの検索結果を基準に、50位までを数秒で表示します。対策キーワードの状況把握や改善効果を素早く確認できます。
LYNX

リンクスの検索順位分析は、Googleでの表示順位を無料で調べられるツールです。指定したキーワードに対する自社サイトの位置を確認することで、SEO施策の効果測定や改善点を把握できます。SEO対策や方針の改善や、より効果的な対策に役立ちます。
クラウド型ツールのおすすめ5選
BULL

BULLは、毎日自動で順位データを取得できる、完全自動の順位チェックツールです。順位変動グラフで300位までのサイト順位が確認できます。また、Windows・Mac・スマートフォンに対応しており、CSV形式・Excel形式でダウンロードも可能です。
最小プランは、30URL・30キーワードまで13,200円/年間(1,100円/月)。2週間、機能制限なしの無料体験版もあります。
AZC

AZCは、クラウド型ながら安価に利用できる点が大きな特徴です。毎日の自動計測やグラフ表示もあり、過去3か月の記録もできます。検索順位は50位まで対応しています。5URL・5キーワードまでは無料版で利用可能で、50URL・50キーワードから2,980円/年の有料プランになります。
本格的な計測には不十分であるものの「無料でクラウド共有と手軽な自動計測ができればよい」という人に向いています。
Gyro-n SEO

Gyro-n SEOは、検索順位チェック以外にも、SEOに便利な機能がある高機能SEOツールです。完全自動計測や変動グラフ、競合サイトの検索順位チェックなどのほか、特定の地域を指定したローカル検索機能やページ分析などもできるため、順位チェック以外にもSEOツールとして活用できるというメリットがあります。
ただし、無料で利用できるのは1URL・10キーワードまでです。
Nobilista

Nobilistaは、Google・Yahoo・Bingの順位を100位まで自動で計測・記録します。ローカル検索や海外主要国14か国の順位にも対応し、推移グラフや競合比較などの分析機能も充実しています。また、共有用のURLでレポートを閲覧できるため、チームでの活用にも便利です。
料金は、パーソナルプランが3URL150キーワードまで990円/月、ビジネスプランは10URL200キーワードで1,290円から、最大1,000キーワードまで9段階に分かれています。いずれも7日間の無料トライアルが利用可能です。
キーワードファインダー

キーワードファインダーは、効果的なキーワードの抽出や月間検索数・難易度・関連度の自動取得に加え、順位を毎日チェックできるツールです。Google・Yahoo!の順位を100位まで計測し、推移グラフで変動を把握できます。さらに、競合との比較にも対応し、流入数や上位ページの差異を可視化します。
料金プランは、1URL500キーワードの無料(デモ)、3URL2,000キーワードのスタンダード、10URL5,000キーワードのプロフェッショナル、30URL15,000キーワードのエンタープライズの4種類です。
インストール型ツールのおすすめ3選
インストール型は、パソコンにインストールが必要であるため、複数人の共有はできないものの、高機能で低コストであることが魅力です。パソコンを起動していれば自動計測も可能です。
GRC

GRCは、検索順位チェックツールにおいて代表的なツールです。指定時刻の自動チェック、過去の順位履歴の保存、競合サイトのチェックなど、機能が豊富です。Windowsのみ対応で毎日パソコンを起動する必要がありますが、20キーワードまで無料で利用できて、最小プランは500キーワードで4,860円/年と低コストが魅力です。
チームで共有する必要がなく、本格的に計測をしたい人に向いています。
RankTracker

RankTrackerは、600以上の海外の検索エンジンに対応しているツールで、Windows・Mac・Linuxに対応しています。サイト数キーワードが無制限であることに加え、自動巡回や変動グラフ記録があり、Excel出力も可能です。
基本的な機能を備えた有料版は15,000円からですが、無料版もあるため、試してみることをおすすめします。
SERPOSCOPE

SERPOSCOPEは、海外の検索順位チェックツールです。最大の特徴は、キーワード・URL登録数が無制限であるにも関わらず、無料という点です。また、Windowsだけではなく、Mac・Linuxでも利用できます。
キーワードごとの変動グラフの表示や、パソコン・モバイルの順位のチェックもできます。
出力機能はないものの、無料でも十分な機能を備えています。
おすすめの検索順位チェックツール15選の比較表
各ツールの機能や価格を比較できるようにまとめた一覧表です。必要な機能や料金など、目的に合わせたツール選択の参考に役立ててください。
機能比較一覧
「とりあえず順位を知りたい」といったワンタイムチェックには、簡易型で十分です。本格的に計測をしたいという場合も、はじめは無料版で試してみることをおすすめします。無料版で利用して操作や機能が気に入ったら有料版も検討しましょう。
| ツール名 | タイプ | モバイル順位 | 対象の検索エンジン | 調査順位の範囲 |
| 検索順位チェッカー | 簡易 | 〇 | GoogleYahoo!Bing | ~100位 |
| SEOpitshu | 簡易 | 〇 | ~100位 | |
| SEOTOOLS 順位チェックツール | 簡易 | 〇 | GoogleYahoo!Bing | ~100位 |
| SEOチェキ! | 簡易 | ✕ | GoogleYahoo! | ~10位 |
| ohotuku.jp | 簡易 | ✕ | GoogleYahoo! | ~50位~10位 |
| SEOラボ | 簡易 | ✕ | ~50位 | |
| LYNX | 簡易 | ✕ | ~10位 | |
| BULL | クラウド | 〇 | GoogleYahoo!Bing | ~50位 |
| AZC | クラウド | ✕ | Yahoo! | ~50位 |
| Gyro-n SEO | クラウド | 〇 | GoogleYahoo! | ~30位~100位 |
| Nobilista | クラウド | 〇 | GoogleYahoo!Bing | ~100位 |
| キーワードファインダー | クラウド | ✕ | GoogleYahoo! | ~100位 |
| GRC | インストール | 〇※GRCモバイルでは可 | GoogleYahoo!Bing※Google.Bingは停止中 | ~100位 |
| RankTracker | インストール | ✕ | GoogleYahoo!Bing | ~100位 |
| SERPOSCOPE | インストール | ✕ | Google※現在は停止中 | ー |
料金比較一覧
| ツール名 | キーワード数 | 料金形態 |
| 検索順位チェッカー | 5キーワード | 無料 |
| SEOpitshu | 10キーワード | 無料 |
| SEOTOOLS 順位チェックツール | 3キーワード | 無料 |
| SEOチェキ! | 3キーワード | 無料 |
| ohotuku.jp | 3キーワード | 無料 |
| SEOラボ | 1キーワード | 無料 |
| LYNX | 1キーワード | 無料 |
| BULL | 30キーワード~ | 月額1,150円~ |
| AZC | 5キーワード | 無料※有料版はキーワード数増加 |
| Gyro-n SEO | 10キーワード~ | 月額500円~ |
| Nobilista | 1サイト当たりの計測範囲によりプランが変動 | 1~100位の範囲、計測回数でプラン・料金形態変動 |
| キーワードファインダー | 登録サイト数で変動 | プランにより変動 |
| GRC | ~500キーワード | 月額495円年額4,950円 |
| RankTracker | 無制限 | 無料版ありプランにより変動 |
| SERPOSCOPE | 無制限 | 無料 |
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まとめ
今回は、おすすめの順位チェックツールについて解説をしましたが、それぞれメリットやデメリットがあります。動作環境や予算・チームで共有の有無など、目的に合わせてツールを選択しましょう。
選定に迷ったら、検索順位チェックツールの代表である「GRC」との比較をおすすめします。
「GRC」の機能を基準にして予算や動作環境・キーワード数を明確化すると、自分に必要な機能が把握できます。また、いずれのツールも無料版が出ているため、迷ったら無料版で試してみるのもよいでしょう。
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この記事を書いた人
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。
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