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これだけはやりたいSEO施策のまとめ!効果がある施策を厳選して紹介!
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
SEO施策は、SEO(検索エンジン最適化)を目的として行う施策です。
この記事では、SEO施策に初めて取り組む人や、取り組み始めて日が浅い人に向けて、取り組みやすいSEO施策、Googleの仕組みや考え方、中長期的に取り組むべき施策などをわかりやすく解説します。ぜひ役立ててください。
目次
- SEOとは
- 最初に取り組みたい5つのSEO施策
- SEO施策で大きな成果を得るためには「Google施策」を
- Googleが検索順位を決める仕組み
- SEO施策で重要なGoogleの考え方
- SEO施策の種類は主に3つ
- 中長期に渡りしっかりと取り組むべきSEO施策
- やっちゃだめ!絶対NGなSEO施策
- SEO施策に取り組むメリット・デメリット
- まとめ
SEOとは
SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化を意味します。検索エンジンに評価されて上位表示されることを目的とし、Webページを最適化します。単にWebページを増やすのではなく、ユーザーにとって有益な情報にすることが基本です。以下では、SEO施策について解説します。
SEO施策とは
SEO施策とは、SEOを目的として実施する施策のことです。検索エンジンは、Webサイトをさまざまな項目で総合的に評価します。そのため、ユーザーの要求に応えるコンテンツの作成や、目的のページに遷移しやすい設計、ナビゲーションの配置など、項目ごとに最適なSEO施策を実施する必要があります。SEO施策の種類については、後述します。
最初に取り組みたい5つのSEO施策
SEO施策をする際に初めに取り組むべき施策について解説します。初めて取り組む人は、参考にしてください。
タイトル・見出しの設定を見直す
SEO施策をする際には、まずはタイトルや見出しの設定を見直しましょう。具体的な対策は、以下の通りです。
- タイトルや見出しの前半にキーワードを入れる
- タイトルの文字数を30字程度にする
- ユーザーが興味をひく工夫をする(数字を入れる、キャッチーな言葉を入れるなど)
タイトル・見出しの設定についてはこちらの記事も合わせてご確認ください。
メタディスクリプションを設定する
SEO施策をする際には、メタディスクリプションを設定することも大切です。メタディスクリプションとは、検索結果に表示されるWebページの概要文で、ディスクリプションとも呼ばれます。
メタディスクリプションは、SEOに直接的な影響はありませんが、ユーザーが検索結果からクリックするかどうかの判断基準になります。文字数は長くても120字程度で、ユーザーの求める情報を示すことが大切です。
メタディスクリプションについてはこちらの記事も合わせてご確認ください。
リード文を工夫する
リード文を工夫することも、SEO施策の1つです。リード文は、コンテンツを訪問したユーザーが記事を読み進めるかどうかを判断する、コンテンツのなかでも重要な箇所です。何が書かれている記事か、記事を読むメリットを簡潔に示すことで、ユーザーの離脱を防げます。
内部リンクを設置する
SEO施策をする際には、内部リンクを設置することも重要です。内部リンクが多いページは、重要なページと判断されやすいため、積極的に設置しましょう。内部リンクは、コンテンツの本文以外にも設置できます。以下は、一例です。
- パンくずリスト
- グローバルナビゲーション
- アンカーテキスト
- サイドバー、フッター
- HTML サイトマップ
競合となるWebサイトを調査する
競合となるWebサイトを調査することも、SEO施策をする上で大切です。上位表示されているのは、ユーザーにとって有益であると認められたコンテンツであるためです。まずは、対策キーワードで上位表示されているコンテンツを調査しましょう。調査したなかから、自社のコンテンツに足りない要素があれば、随時追加します。
SEO施策で大きな成果を得るためには「Google施策」を
SEO施策において大きな成果を得るためには、「Google施策」が重要です。日本の検索エンジンは、Googleが約8割の圧倒的なシェアを持ちます。2位のYahoo!も、Googleのアルゴリズムを採用しているため、合わせると約9割にも及びます。
Googleがどのようなアルゴリズムで検索順位を決定しているかは非公開ですが、その仕組みや考え方を理解することで適切な対応が可能です。Googleの検索順位の仕組みや考え方については、後述します。
参考:日本の検索エンジン市場シェア | Statcounter のグローバル統計
Googleが検索順位を決める仕組み
Googleが検索順位を決める仕組みは、クロール、インデックス、ランキングの3つの段階に分けられます。ここでは、それぞれについて解説します。
1.クロール
クロールは、Googleの検索エンジンロボット「クローラー」がWebページを巡回し、コンテンツの内容を認識することです。クロールされることで、GoogleにWebページを認識してもらえます。効率的にクロールされるためには、自社サイト内の別ページからのリンクや他サイトからの被リンクなど、クローラーの経路を確保する必要があります。
2.インデックス
インデックスとは、「クローラー」の巡回で認識されたWebページがGoogleのデータベースに登録されることです。Webページがそのまま登録されるのではなく、検索エンジンが必要なときに情報を確認できるよう整理された上で、保存されます。
3.ランキング
インデックスされたページは、Googleのアルゴリズムに従って分析されます。その後、検索結果が生成されて、順位が決定します。インデックスに登録されているページでも、検索結果に表示されないものは多いです。検索結果に表示されるのは、そのごく一部に過ぎないため、上位表示を目指すためにはSEO施策が重要です。
SEO施策で重要なGoogleの考え方
SEO施策で重要なGoogleの考え方は、主に2つあります。ここでは、2つの考え方について解説します。
Googleが掲げる10の事実
Googleが提示する10の事実には、SEO施策の本質が明確に示されています。10の事実の1つ目は、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」というものです。検索エンジンへの最適化ではなく、「ユーザーに向けた最適化」を基本的な考え方としています。Googleが掲げる10の真実は、以下の通りです。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
- 遅いより速いほうがいい
- Web上の民主主義は機能する
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズはすべての国境を越える
- スーツを着なくても真剣に仕事はできる
- 「すばらしい」では足りない
引用:Google が掲げる 10 の事実 - Google
Google公式「SEOスターターガイド」
Google公式「SEOスターターガイド」は、SEO施策の基本がまとまっているGoogleのガイドラインです。SEOに関する基礎から応用まで、幅広くカバーした内容になっています。そのため、SEO施策をする際には定期的に見返すことをおすすめします。
参考:Google 公式 SEO スターター ガイド | Google for Developers
SEO施策の種類は主に3つ
SEO施策の種類は、主に3つに分けられます。以下では、コンテンツ施策、内部施策、外部施策と重要な順に解説します。
コンテンツ施策
コンテンツ施策は、対策キーワードのニーズに合わせたコンテンツを作成するための施策です。検索結果の順位付けでは、Webページ内のコンテンツが重要視されています。そのため、ユーザーのニーズを満たすためにメンテナンスし続けることが大切です。
具体的な施策として、古いWebページをメンテナンスする、WebサイトやWebページの信頼性を向上させるなどが挙げられます。
内部施策
内部施策は、WebサイトのHTML上での最適化を図るための施策で、すでにあるWebサイトの仕組みを修正することです。サイト構造・サイト設計、内部リンクの設計、タイトルタグ、見出しの調整などが例として挙げられます。robots.txtやサイトマップの扱い、ユーザビリティの改善も含まれます。
外部施策
外部施策は、対象サイトのドメイン以外から、「被リンク」を集めることです。被リンクは、さまざまなWebサイトから参考にされる良質なサイトである証となります。特に関連性の高いページからのリンクが評価されます。ただし、人為的に被リンクを増やす行為はペナルティの対象となるため、注意が必要です。
中長期に渡りしっかりと取り組むべきSEO施策
SEO施策は、中長期的に取り組み続ける必要があります。ここでは、5つの施策について解説します。
ユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツを作成する
SEO施策では、ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを作成することが大切です。自社の顧客となり得るユーザーはどのようなキーワードで検索するのか、キーワードからユーザーの課題や目的を探りましょう。キーワードプランナーやGoogleトレンドなどを活用する方法がおすすめです。
参考:コンテンツSEOとは?手順やメリット・注意点をわかりやすく解説
E-E-A-Tを理解し意識する
E-E-A-Tを理解して、意識することもSEO施策において重要です。E-E-A-Tとは、以下の言葉を略した概念です。
経験 | Experience |
---|---|
専門性 | Expertise |
権威性 | Authoritativeness |
信頼性 | 表示確認用テキストTrustworthiness |
E-E-A-Tは、YMYLがテーマの場合に必須です。YMYLとは、Your Money or Your Lifeの略で、「人の健康、経済的安定、安全に潜在的な影響を持つトピック」を意味します。専門家・有識者に執筆してもらう、監修をつけるなど、対策をとりましょう。
E-E-A-Tとは?重要視される背景と評価を高める12の対策
一次情報を発信する
SEO施策を進める際には、一次情報を発信するように心がけましょう。また、単に一次情報を取り扱うだけではなく、以下のようにオリジナルの情報を盛り込むことも大切です。
- 独自の解釈や分析・研究結果を用意する
- 専門家にインタビューする
オリジナルが難しい場合は、公的機関や論文などの一次情報を盛り込むことで信頼性が高まるでしょう。
最新情報を更新し続ける
SEO施策をする際には、最新情報を更新し続けることも大切です。すでに公開したコンテンツの情報が、法改正や新たな制度などで古くなることがあります。場合によっては「間違った情報」となることもあるため、注意しましょう。コンテンツの内容を定期的に確認し、必要であればリライト、追記など更新し続ける必要があります。
指名検索を増やす取り組みをする
指名検索を増やす取り組みをすることも、SEO施策において重要です。指名検索とは、ユーザーが社名やサイト名で検索することです。知名度向上がカギとなり、中長期にわたる多角的な取り組みが不可欠です。指名検索を増やすためには、検索エンジンに頼らずにユーザーとの接点を持てる、広告出稿やSNS運用などが有効です。
弊社の主な取り組みとしては、SNS運用、研究レポートの定期的なリリース、書籍の出版、外部セミナーやフォーラムでの登壇、などがあります。
やっちゃだめ!絶対NGなSEO施策
SEO施策をする際には、気をつけるべき点があります。ここでは、2つの注意点について解説します。
外部リンクを「自作」する
SEO施策をする際には、外部リンクを自作してはなりません。被リンクが有効だからと、リンクを目的として外部サイトを作成する行為は、「スパム行為」と判断されます。「ブラックハットSEO」とも呼ばれ、Googleからペナルティを受ける可能性が高いため、注意しましょう。例えば、キーワードの頻出度を意図的に高めようとする行為が該当します。
コンテンツの「量産だけ」にこだわる
コンテンツを量産することだけに注力するのは避けましょう。単にコンテンツの数を増やすよりも、質の高いコンテンツを重視することが大切です。数を増やすためだけに作成した、品質を伴わないコンテンツは、Webサイト全体の信頼性を脅かします。無断コピーのコンテンツは、ペナルティの対象になるため、絶対に避けましょう。
SEO施策に取り組むメリット・デメリット
SEO施策に取り組むとメリットが得られる反面、デメリットもあります。ここでは、メリット・デメリットについて解説します。
SEO施策に取り組むメリット
SEO施策に取り組むと、ユーザーにとって価値のある良質なコンテンツを増やせます。良質なコンテンツが増えると、検索結果の順位が上がり、自然検索からの流入数が増加します。結果的に、自社のWebサイトが「資産」となり、中長期的に集客コストを削減できるようになるでしょう。海外市場向けのサービスを提供している場合、海外への発信も有効になります。
SEO施策に取り組むデメリット
SEO施策に取り組んでも、すぐに成果が出るわけではありません。SEO施策に割いたリソース・コストを回収するまでに時間がかかります。
また、SEO施策で結果を出すためには、専門的知識とノウハウが必要であるため、長期的に取り組んだからといって、必ずしも成果が得られるとは限りません。SEOに関する知識がない場合は、専用のツールを導入する、プロのアドバイスを参考にするなどをおすすめします。
まとめ
SEO施策とは、SEO(検索エンジン最適化)を目的として実施する施策を指します。SEO施策に取り組む際には、まずはタイトルや見出し、メタディスクリプションの設定を見直しましょう。リード文の工夫や、内部リンクの設置、競合サイトの調査も必要です。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。