SHARE 8
SHARE 8
検索クエリをチェックしてSEO・リスティング広告に活かす方法を解説!
SEO |
こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」運営チームの大屋です。
今回は、検索クエリについて説明します。
この検索クエリという言葉、なんとなく聞いたことがあるかと思いますが、正確な意味はご存知でしょうか。
「え、検索クエリって検索キーワードのことじゃないの?」
という方も多いと思いますが、そうした方はぜひこの記事をお読みください。
検索クエリの意味を正しく理解していなければ、効果的なSEOやリスティング運用を行うことはできません。
そこでこの記事では、検索クエリについて、定義から確認方法・活用方法まで詳しく解説します。
目次
検索クエリとは?
検索クエリとは、ユーザーの意図に基づく検索語句やフレーズのことです。
意味を混同しやすい「検索キーワード」という言葉との違いは以下の通りです。
すなわち、検索クエリはユーザーが検索する語句やフレーズであるのに対し、検索キーワードは広告主・サイト運営者が設定する語句やフレーズであるということです。
両者ともに語句やフレーズという点では似ていますが、検索クエリには実際のユーザーの意図が含まれている、という点をまずは押さえておいてください。
さて、検索クエリにはユーザーの意図によって大きく3つにわけることができます。
インフォメーショナルクエリ(情報型クエリ) |
情報型クエリとは、ユーザーの 「知りたい」 「疑問を解決したい」 という意図に基づいているクエリです。 例えば、
などが挙げられます。 |
---|---|
トランザクショナルクエリ(取引型クエリ) |
取引型クエリとは、ユーザーの 「何かアクションを起こしたい」 「何か欲しい」 という意図に基づいているクエリです。 例えば、
などが挙げられます。 |
ナビゲーショナルクエリ(案内型クエリ) |
案内型クエリとは、 特定のサイトにアクセスしたいという意図に基づくクエリです。 例えば、
などが挙げられます。 |
検索クエリの確認方法
では、検索クエリを確認する方法です。
Googleアナリティクスで確認する
Googleアナリティクスでは、自分のサイトの検索クエリを調べることができます。
もっとも、サーチコンソールでアカウント登録し、Googleアナリティクスとサーチコンソールを連携させる必要があります。
ちなみに、もともとはGoogleアナリティクスだけでも検索クエリを見ることができました。
しかし、近年Googleは検索ユーザーのプライバシー保護の点から通信をSSL化しました。その結果、Googleアナリティクスでは検索クエリは(not provided)(=取得不可能)と表示されてしまうようになりました。
そこで、すべての検索クエリをみることができるサーチコンソールとの連携が必要になったというわけです。
まだ登録が済んでいない方・連携が済んでいない方は以下の記事で詳しく説明していますので、あわせて参考にしてみてください。
- サーチコンソールの登録・設定方法
→ サーチコンソール(旧ウェブマスターツール)の登録・設定方法 - サーチコンソールの連携方法
→ 【5分で完了】サーチコンソールとGoogleアナリティクスを連携する方法
さて登録と連携が完了したら、「集客」 → 「Search Console」 → 「検索クエリ」の順にクリックしましょう。
すると以下のようなページが表示されます。クリック数や平均検索順位などが確認できます。
なお、クエリの中に、(not set)と表示されることがあります。
(not set) は選択したディメンションについて情報が得られなかったときに表示されます。
つまり、Googleがデータを取得できなかったということを表しています。
そして、(not set)の割合は案外多いです。よって、各クエリの表示回数やクリック数の実数はもっと多い可能性もありますので、その点も留意しておくとよいでしょう。
キーワードプランナーで確認する
Google AdWordsのキーワードプランナーでは、クエリの検索ボリュームや競合性などを確認することができます。
上で紹介したGoogleアナリティクス・サーチコンソールは自社サイトの検索クエリがわかるのですが、逆にそれしかわかりません。
一方、このキーワードプランナーでは世の中のユーザーの検索クエリを調べることができます。
つまり、
- 自社サイトのユーザーの検索クエリを調べたい時 → Googleアナリティクス・サーチコンソール
- 世の中のユーザーの検索クエリを調べたいとき → キーワードプランナー
というように使い分けるとよいでしょう。
では、キーワードプランナーの使い方について説明していきます。
Google AdWordsにログインしたら、「運用ツール」→「キーワードプランナー」の順にクリックします。
「検索ボリュームと傾向を取得」の欄に調べたいクエリを入力します。
すると以下のような画面になります。月間平均検索ボリュームや競合性等を確認できます。
検索クエリの活用方法
次に、検索クエリの活用方法です。
検索クエリは、SEOとリスティングの2つの場面で活用することができます。
検索クエリのSEOでの活用
SEOにおいては検索クエリの意図を理解して、ユーザーに役立つコンテンツを作成することが重要です。
というのも、Googleは良質なコンテンツを持ち、検索クエリとの関連性の高いサイトを上位に表示するからです。
そして先ほど検索クエリはユーザーの意図が表れていることを説明しました。
よって、検索クエリはユーザーの意図を把握し、それに合わせた施策を考えることに役立ちます。
例えば、スマホの販売サイトを運営していて、検索クエリを確認したところ「スマホ iphone」が多かったとします。
ここから
- タイトルや見出しに「スマホ」「iphone」を入れる
- 「スマホ」「iphone」にかかわるコンテンツを充実化させる
などの施策を考えることができます。
このように、検索クエリからユーザーの意図を読み取って施策を実行することで、SEOの成果最大化につなげることができます。
ただ、日々の業務に追われ、具体的な施策の実行まで手が回らない、という方もいらっしゃるのではないかと思います。そのような方におすすめなのが弊社のSEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」です。
コンテンツSEO支援サービスは、CV数を獲得できるSEOコンテンツを低コストで企画・制作するサービスです。適切なキーワード選定から作成した記事の効果検証まで、独自のノウハウを半自動化することで、成果の出るコンテンツマーケティングを低コストで支援します。資料請求は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
検索クエリのリスティングでの活用
検索クエリはリスティングにおいても活用できます。
主な活用方法は以下の3種類です。
1) キーワードの修正に活用
ひとつは、検索クエリからキーワードの修正を行うことができます。
キーワードの修正というのは、検索クエリによりマッチしたキーワードを設定しなおすということです。
例えば、パソコンの販売サイトを運営していて、「パソコン」でキーワード設定していたとします。
この時、サイトの検索クエリが「パソコン 格安」が多かった場合、キーワードも「パソコン 格安」に設定しなおした方がよいでしょう。こうすることでニーズのあるユーザーに効率よく広告を表示させることができます。
2) キーワードの追加に活用
次に、検索クエリからキーワードを追加することができます。
キーワードの追加というのは、コンバージョンにつながっているキーワードを追加するというものです。
自分では予想できなかったクエリがコンバージョンにつながっているということは多々あります。
このような検索クエリをキーワードとして追加することで、広告からのコンバージョン数アップが望めます。
3) 無駄なキーワードの除外に活用
3つめは、検索クエリから無駄なキーワードを除外することができます。
限られた予算で効果をあげるには無駄をカットすることも重要です。
例えば、先ほどのパソコン販売サイトの場合を考えます。
販売サイトですから、「パソコン 格安 修理」「パソコン 格安 教室」などは、ターゲットユーザーではありません。
このような場合に検索クエリを確認して、不要なキーワードを除外設定して広告運用を効率化しましょう。
SEOで成果をあげたい方に
いかがでしたか。
以上の通り、検索クエリは、ユーザーの意図が含まれた重要なデータです。
まずはGoogleアナリティクスなどで検索クエリをチェックしてみましょう。
検索クエリが確認できるようになったら、今度はコンテンツマーケティングで集客を行い、CVを伸ばしていきましょう。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やすことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。
SEOに強い良質なコンテンツを作るためにおすすめなのが弊社のSEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」です。
AIアナリストSEOは、CV数を獲得できるSEOコンテンツを低コストで企画・制作するサービスです。
適切なキーワード選定から作成した記事の効果検証まで、独自のノウハウを半自動化することで、成果の出るコンテンツマーケティングを低コストで支援します。
資料請求は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
大屋 広貴
東京大学大学院在学中のインターン生で、2年以上勤務しているベテランです。