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メタキーワードとは?その効果とSEO対策には不要な理由を解説
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
メタキーワードとは、メタキーワードタグ内に記載するキーワードのことです。かつてはSEO対策として重視されていましたが、現在はほとんど効果がないと言われています。しかしまったくメリットがないというわけでもありませんので、本記事でメタキーワードの効果やメリット、SEO対策で重視されない理由などを詳しく紹介します。Webサイト運営の参考にしてください。
目次
- メタキーワードとは
- メタキーワードはSEO対策として重視されていない
- 今後メタキーワードが重視されることはある?
- メタキーワードを設定するメリット
- メタキーワードを設定するデメリット
- メタキーワードの記述方法
- メタキーワードを設定するときの注意点
- googleが認識するメタタグもある
- まとめ
メタキーワードとは
メタキーワードとは、HTMLの
内に記述するメタタグのことです。かつては検索エンジンに重要なキーワードを伝える役割がありましたが、現在はその効果もありません。詳しくは後述します。メタキーワードはSEO対策として重視されていない
メタキーワードは現在Googleが推奨しているSEO対策に含まれておらず、検索順位を向上させる効果もほとんどありません。どれだけ記述してもGoogleのクローラーに認識されないため、メタキーワードによって高評価を受けることは難しいでしょう。
かつてのメタキーワードの効果
かつてメタキーワードは、検索エンジンに重要なキーワードを伝える役割がありました。検索エンジンの精度がそれほど高くなかった2000年代中期までは、とくに重要視されており、SEO対策の優先事項として扱われていました。
しかし2009年にGoogleがメタキーワードをSEO評価に入れないことを発表してからは、SEOとしては効果が期待できません。
検索エンジンがメタキーワードを認識しなくなった理由
検索エンジンは、なぜメタキーワードを認識しなくなったのでしょうか。具体的な理由を解説します。
スパム対策
検索エンジンがメタキーワードを認識しなくなった理由のひとつとして、メタキーワードを悪用するスパム行為が挙げられます。かつての検索エンジンは精度が低く、意味もなくメタキーワードを羅列したコンテンツでも検索上位に表示されていました。
その結果、ユーザーの利便性を損なう低品質のコンテンツが氾濫したため、メタキーワードはSEO評価の対象から外されました。
検索エンジンの向上
度重なるアップデートにより検索エンジンの精度が向上したことも、メタキーワードを認識しなくなった理由のひとつです。現在の検索エンジンはコンテンツ内でキーワードを評価できるようになり、相対的にメタキーワードの重要性も低下しています。
キーワードを羅列した意味のないコンテンツよりも、ユーザーの利便性を第一とするコンテンツの方がSEO対策としてもはるかに重要です。
メタキーワードを設定したままでも問題はない
メタキーワードはそれ自体悪いものではありませんので、メタタグとして設定したままでも問題ありません。SEOの評価対象にはならないため、設定してもあまり意味を感じられないというだけです。
今後メタキーワードが重視されることはある?
メタキーワードはサポート対象から外れて10年近く扱いが変わっていませんので、今後Googleから再評価される見込みはないと考えられます。メタキーワードを設定するよりも、メタディスクリプションなどのメタタグに時間をかける方が合理的です。
メタキーワードを設定するメリット
メタキーワードは、本当に設定する意味がないのでしょうか。現在考えられるメリットを解説します。
ページごとのメインワードを明確にすることができる
メタキーワードを設定することで、そのページがどのようなキーワードを重視しているのか確認できます。狙いたいキーワードが明確になるため、コンテンツ作成もやりやすいです。キーワードに則ってコンテンツを制作していけば、結果的に優れたSEO対策になります。複数人体制でコンテンツを制作したい時などにもおすすめです。
キーワードの重複を避けられる
メタキーワードで狙いたいキーワードを設定しておけば、ページごとのキーワードを管理しやすくなり、重複コンテンツを避けることが可能です。重複コンテンツはユーザーの利便性を損なうため、検索エンジンから低い評価を受ける可能性があります。メタキーワードは、キーワードのリサーチが不十分になりがちな、スタッフブログなどで有効です。
メタキーワードを設定するデメリット
メタキーワードはSEOに影響を与えませんので、デメリットと呼べるものもほとんどありません。強いてあげるなら競合他社に上位表示したいキーワードを知られるくらいですが、それもページの内容を確認するだけでだいたい理解できますので、デメリットとまではいえないでしょう。
メタキーワードの記述方法
メタキーワードは、HTMLのhead内に以下のように記述します。コンテンツ内で使用するメインキーワードを指定するのが一般的です。「メタキーワード SEO」のように、半角スペースで区切ります。
<meta name="Keywords" content="メタキーワード" />
メタキーワードを設定するときの注意点
メタキーワードを設定する際に注意すべき点を解説します。
異なるページで同じキーワードを使用しない
同じメタキーワードを異なるページで設定すると、誤まって重複コンテンツを作成する可能性があります。重複コンテンツはSEO評価を下げる要因になりますので、同じキーワードを使用しないようにしましょう。SEOに影響しないからといって、安易にメタキーワードを設定するのはおすすめしません。
キーワードは盛り込みすぎない
キーワードは、1ページにつき多くても3~5個にとどめましょう。キーワードを盛り込みすぎると、コンテンツの内容か分かりづらくなり、検索エンジンからの評価を下げる可能性があります。シンプルなページにする場合は、キーワードを1つに絞っても問題ありません。
効果的なキーワードを選ぶ
SEOの評価を上げる場合は、検索エンジンに評価されやすいキーワードを選ぶ必要があります。キーワードは、検索ボリュームの大きさだけでなく、ユーザー視点でどんなキーワードを検索するか考えることが大切です。
メインキーワードとの関連性も考慮したうえで、Webサイト全体の評価を底上げするキーワードを選びましょう。
googleが認識するメタタグもある
メタキーワードとは異なり、Googleが認識するメタタグもありますので、SEOに大きく関係するものを中心にご紹介します。
メタディスクリプション(meta description)
メタディスクリプション(meta description)は、コンテンツの内容を検索結果に表示させるメタタグです。クリック率を向上させ、どのようなコンテンツなのか検索エンジンやユーザーに伝える役割があります。
メタディスクリプションを設定しなくても自動で本文の一部が掲載されますが、その場合はユーザーの検索意図に合った内容を表示できない可能性があります。ユーザーにきちんとコンテンツの内容を知らせたい場合は設定することをおすすめします。
タイトル(title)
タイトル(title)は、ページのタイトルを検索結果に表示させるメタタグです。メタディスクリプションより目立つ場所に掲載されるため、クリック率やアクセス数などに大きな影響を与えます。SNSでの拡散されやすさにも関係するため、SEO対策として非常に重要です。メインキーワードを必ず入れ、ユーザーがクリックしたくなるような内容にしましょう。
まとめ
メタキーワードはSEOにほとんど影響をもたらしませんが、コンテンツごとのキーワードをチェックしたい時などに有効です。デメリットもほとんどありませんので、重複コンテンツを防ぎたい場合は設定しても良いでしょう。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。