リッチスニペットとは?設定の仕方から効果まで徹底解説!

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こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

今回はリッチスニペットについてです。検索結果には基本的にサイトのタイトルとページの内容などの文章情報(スニペット)が表示されます。しかし、表示させることができるのは文字情報だけではありません。

設定を施すと画像やレビューなどの情報を合わせて表示させることができます。このさらなる情報をリッチスニペットと言います。

この記事ではリッチスニペットを表示させるための設定方法、及びリッチスニペットに期待できる効果を解説します!

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目次

リッチスニペットとは

リッチスニペットの定義

検索結果の画面では、webサイトのタイトルの下にそのページの要約や抜粋などの情報が表示されており、それをスニペットと呼びます。スニペットは基本的に文章情報を指します。リッチスニペットはそれらの情報に加えて、画像や評価、値段などを表示します。通常のスニペットの内容をさらに豊富(リッチ)にということでリッチスニペットです。

リッチスニペットの種類

リッチスニペットにもいくつか種類があります。

画像、写真

ページのトピックとして画像を表示させることができます。レシピの画像など、視覚的に内容を表現できます。

レビュー、評価

レストランや観光地のページなどがユーザーからどれだけ評価されているのか、星の数で表されます。何件のレビューがあるかも表示できます。

価格

紹介しているものの価格も表示できます。価格は商品の評価に関係する情報であり、レビューと並べて表示されることが多いです。

イベント

通常のスニペットの他にページで紹介しているイベントの情報を表示することができます。日時や場所、イベント名などです。

リッチスニペットのSEO効果

Google検索の順位はページの構造や内容そのものを分析した評価とアクセス数などの外的な評価によって決まります。

確かにリッチスニペットを設定をすることでページの構造が代わり評価の向上はあるかもしれません。しかしリッチスニペットがそのまま順位向上に直結するとは考えない方が良いです。

リッチスニペットによる効果は、検索結果の画面においてページのタイトルを目立つようにすることでクリック率をあげることにあります。文字情報のみが並ぶ通常の検索画面では画像は目を引きます。

このようにリッチスニペットはユーザーの目に止まるようにして、検索流入を増やす施策として取り入れるのが適切です。

リッチスニペットを表示させる方法

ここからはリッチスニペットを表示させる方法を紹介していきます。

構造化データマークアップについて

構造化マークアップとは簡単にいうとコンピュータがテキスト情報の内容を正確に認識できるようにすることです。コンピューターはテキスト情報のみから意味を認識することはできません。「株式会社◯◯」と書いてあっても、機械はそれが会社名であるというのはわかりません。「これは社名だぞ」という記述を施すことによって認識させることができます。

ページの内容に対しどれが料理の画像でどれがレビューかなどを設定しておくと、検索エンジンが認識します。そうすると検索結果に表示すればユーザーにとってよりわかりやすくなると判断され、スニペットに表示してくれます。

構造化マークアップの設定の仕方は主にHTMLに記述する方法とデータハイライターを使う方法があります。

HTMLを記述する方法

まずはHTMLに記述する方法を説明します。基本的には既存のHTMLに書き加えるだけなので難しくはないです。

HTMLに記述する時にはボキャブラリーとシンタックスを選ぶ必要があります。

ボキャブラリー:マークアップする対象を定義するものです。Google、Yahoo、microsoftの3社で策定を進めているschema.orgという規格を使いましょう。

シンタックス:コンピュータに理解させるための文法のことです。Googleはmicrodata、RDFa、JSON-LDの3種類をサポートしています。GoogleはJSON-LDを最も推奨しているので、JSON-LDを使うのが良いでしょう。

データハイライターを使う方法

HTMLに直接記述する方法の他にGoogle サーチコンソールの「データハイライター」という機能を使う方法があります。

まず、Googleサーチコンソールにログインします。そして左の「検索の見え方」→「データ ハイライター」の順番でクリックします。

リッチスニペットの表示条件

リッチスニペットは設定したらそれが全て表示される訳ではありません。表示されるためには満たさなければならない条件があります。

技術的に正しく実装できている

当然のことではありますが文法などのミスがあると正しく認識されず、スニペットにも表示されません。検索エンジンがサポートしているボキャブラリーとシンタックスを正しく使いましょう。

Googleのガイドラインに沿っている

Goolgeの検索エンジンを対象にしているならGoogleのガイドラインに従う必要があります。むやみやたらにリッチスニペットが使われてユーザーが混乱しないように規定が設けられているのです。リッチスニペットが表示されるかどうかは検索エンジンによる自動分析に加え、手動によって表示するかどうかが決まります。

Googleのガイドラインはこちら

検索クエリと関連性が高い

検索クエリとは検索されたキーワードのことを指します。検索キーワードと全く関係ないスニペットはユーザーのためになりませんので表示されません。いたずらに目立たせて流入数を増やすことはできないようになっています。
場合によってはスパムと見なされてしまうので注意しましょう。

サイトの品質が高い

サイト自体の内容がユーザの求める情報がわかりやすく記載されているものでなかったりすると、そもそも検索結果の上位に表示されません。いくらリッチスニペットの設定にこだわってもユーザーの目に触れることがなければ意味がありません。サイトの品質を高めることにもしっかりと注力しましょう。

まとめ

リッチスニペットは構造化データマークアップによる検索順位の向上ではなく、視覚的に目立つようにして流入数を増やすことが主な効果です。画像やレビューなどサイトの内容に適したスニペットを選びましょう。

リッチスニペットの最適化とあわせて、SEOで成果をあげたい方が今取り組むべきなのはコンテンツマーケティングです。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。