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あなたのサイトは大丈夫?SEOにおけるペナルティの原因から確認・解除方法まで解説!
SEO |
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
この記事では、SEOにおけるペナルティについて解説しています。
最近サイトのSEO順位が急に下がったと感じているサイト運営者の方、もしかしたらGoogleからペナルティを受けてしまっているかもしれません。
Googleからペナルティを受けると検索流入が途絶えることになり、商用サイトにとっては死活問題です。
- ペナルティとは何なのか
- どうしたらペナルティを受けるのか
- ペナルティを受けてしまったらどうすればいいのか
をきちんと理解して、ペナルティのリスクや受けてしまった場合の損失を最大限減らしましょう!
目次
SEOにおけるペナルティとは?
SEOにおけるペナルティとは、Googleなどの検索エンジンによる、
- サイトの検索順位を下げる
- そもそもサイトを検索結果に表示させなくする
といった処置のことを指します。
このページを見ているWeb担当の方なら、これがいかに重大な問題かすぐに分かっていただけるのではないでしょうか。当然これらの処置は検索流入を大きく減少させることになり、商用サイトにとっては死活問題です。
なお、Googleの場合には、
- 手動ペナルティ
- 自動ペナルティ
の2種類が存在します。
手動ペナルティとはその名のとおり、Googleの運営側が手動で与えるペナルティです。
一方の自動ペナルティとは、Googleのアルゴリズムが自動で課すペナルティです。
ペナルティを受けてしまう原因
Googleペナルティは、Google公式の「ウェブマスター向けガイドライン」内の、「品質に関するガイドライン」にサイトが違反している場合に課せられます。
ここには4つの基本方針が書かれており、これらを簡単にまとめると、
- 検索エンジンからの評価ではなく、ユーザーの利便性を最優先する
- ユーザーを騙すようなことをしない
- 検索順位を上げるための不正をしない
- 自サイトの独自性・魅力を高める
となります。
どれもある種当たり前のことであり、つまりは「検索エンジンの存在を意識し過ぎず、ユーザーにとって真に良質なコンテンツを作りましょう」ということになります。
具体的なガイドライン違反行為としては、以下に挙げたものなどがあります。
- コンテンツの自動生成
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの生成
- クローキング(ユーザーと検索エンジンに対しそれぞれ異なるコンテンツを表示すること)
- 隠しテキストや隠しリンク…白背景に白文字など
- リンクプログラムへの参加(不正なリンクを集めること)
その他の具体例はこちらをご覧ください。
ペナルティの確認方法
手動ペナルティの場合
手動ペナルティが課されているかどうかは、Search Console(サーチコンソール)を利用することで確認することができます。
サーチコンソールは、
- ユーザーがどんなキーワードで検索してサイトを訪れているのか
- 現在の掲載順位はどのぐらいなのか
といったことが分かるSEOのためのツールとしてはもちろんのこと、WebサイトオーナーとGoogleをつなぐコミュニケーションツールでもあるので、サイト運営を行うなら必ず入れておきたいツールです。
サーチコンソールの導入に関しては以下の記事をご覧ください。
サーチコンソールの登録方法|アクセス解析ツール「人工知能AIアナリスト」ブログ
ペナルティが課されている場合、サーチコンソールに警告メッセージが届く場合があります。
また、警告メッセージが届かなくてもペナルティを受けている場合があるので注意が必要です。
これに関してはサーチコンソールで、
「検索トラフィック」 → 「手動による対策」
を確認してみてください。
手動ペナルティを課されていなければ、「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」と表示されるはずです。
逆にペナルティを課されている場合はここにその詳細が表示されます。
自動ペナルティの場合
自動ペナルティの場合は、手動のように確認する方法がありません。
警告メッセージが届くこともありません。
ある時点を境に、
- 急激に検索順位が落ちる
- 急激に検索流入が減る
などの事態が起きたら、ペナルティを疑ってみる必要があるかもしれません。
ペナルティを受けてしまった場合の解除方法は?
ここまで、ペナルティの意味・原因と解除方法をご説明しました。
ガイドラインに則したWebサイト運営を行っていれば、基本的にペナルティを受けることはありません。
しかし、それでもペナルティを受けてしまうことはあります。
その場合は、以下の手順を参考に丁寧にペナルティを解除していきましょう!
手動ペナルティの場合
手動ペナルティの解除は、次の3ステップで行います。
1.警告メッセージを読み、ガイドラインのどこに違反しているのかを確認
2.違反箇所を修正
3.再審査リクエスト
1,2は当然のこととして理解できると思いますが、重要なのは「3.再審査リクエスト」です。
違反箇所の修正後、一定期間がすぎれば自動的にペナルティは解除されますが、その期間はまちまちです。
よって、修正が完了したらサーチコンソールから再審査をリクエストしましょう。
検索流入の回復はWeb担当の方々にとっては急務だと思いますので、待つのではなくこちらからリクエストしましょう。
再審査リクエストはサーチコンソールでペナルティの確認を行うのと同じ、
「検索トラフィック」 → 「手動による対策」
から行えます。
不自然なリンクによるペナルティを受けた場合
手動ペナルティの中でもやっかいなのが、「不自然なリンク」によるペナルティを受けた場合です。
これは、上で述べたガイドラインで禁止されている「リンクプログラムへの参加」に違反していると判断されたということです。この場合、どのリンクが不自然だと判断されたのかをGoogleが教えてくれるわけではないので、怪しいリンクを自分で見つけ、否認する、もしくは削除する必要があります。その手順を解説します。
1) 外部リンクを調査する
サイトに貼られた外部リンクはサーチコンソールで確認することができます。
サーチコンソールで、検索トラフィック→サイトへのリンク を選択してください。
すると、リンクの一覧が表示されます。
さらに、右側の「最も多くリンクされているコンテンツ」の下の「詳細」をクリックすると、自サイトのページが被リンク数の多い順に表示されます。ここで各URLをクリックすると、どこのサイトからリンクが貼られているのか分かります。
この中から、怪しいリンクを探していくことになります。探す際には、
- リンク元ページのアンカーテキストが、文脈に合わない不自然なものでないか
- アンカーテキストは日本語なのに、サイト自体は海外でないか
- リンク元ページが内容的にちゃんと関連性があるか
といった視点でチェックしていきましょう。
2) 不自然なリンクを削除・否認する
調査により不自然なリンクを発見したら、リンク元に連絡して削除するようお願いしましょう。
しかし、削除に応じてくれない場合もあるかもしれません。その時は、そのリンクを否認しましょう。否認することで、Googleのサイト評価時に、そのリンクが考慮されなくなります。
否認の方法については、以下のリンク先を参照してください。
バックリンクを否認する - Search Console ヘルプ
ただし、リンク先にも
"標準的なサイトのほとんどではこのツールを使う必要はありません。"
と書いてある通り、多くの方には必要ない機能です。
自動ペナルティの場合
一方、自動ペナルティの場合は、手動の場合のように、ペナルティが課されているかどうかが分かりません。
そのため、ペナルティが疑われる場合には、ガイドラインと自サイトを照らし合わせて、独力で違反項目を見つける必要があります。疑わしい部分があれば修正しましょう。
違反部分の修正が完了したら、アルゴリズムによって再びサイトが評価された際にペナルティは解除されるはずです。
SEOで成果をあげたい方に
SEOの本質は良質なコンテンツを作ることです。そのことをちゃんと理解していれば悪質なSEOに手を出すことはないでしょう。
しかし、初心者の方などは意図しないところでガイドライン違反をしてしまいペナルティを受けてしまう可能性があります。
もしペナルティを受けてしまっても慌てる必要はありません。ガイドラインとサイトを照らし合わせて、違反箇所をきちんと修正すれば、ちゃんとペナルティは解除されます。
ペナルティを受けることなく、SEOで成果をあげたい方が今取り組むべきなのは質にこだわったコンテンツマーケティングです。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。
SEOに強い良質なコンテンツを作るためにおすすめなのがWACULが提供する「AIアナリストSEO」です。「AIアナリストSEO」月額30万円で戦略から実行まで一貫サポートする「SEOコンサルティング」サービスです。本サービスは、貴社サイトデータだけでなく、競合サイトや弊社が保有するビックデータの分析に基づき、CV獲得に特化したSEO戦略を立案し、記事制作からCVR改善提案まで幅広くサポートいたします。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。