ミラーサイトとは?ペナルティを受けないための適切な対処法を解説

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こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」ライターチームの堀です。
今回紹介するテーマは、ミラーサイトです。

日頃、コンテンツ作成や被リンク対策によってSEOを強化しているみなさん、ペナルティを受けないよう対策を講じていますか?
実は、自分に非がなくてもペナルティを受けてしまうこともあるんです。
この記事では、ペナルティの原因の一つである「ミラーサイト」について解説します。

目次

ミラーサイトとは?

ミラーサイトとは既にあるWebサイトと全く同じ内容を持つ、あるいは一部が同一の内容を持つ、複製のWebサイトのことです。
ミラーサイトは必ずしもペナルティの対象となるわけではありません。有益な目的で使われることもあります。
以下ではミラーサイトがなぜ作られるのかを解説します。

ミラーサイトが作られる理由

ミラーサイトが作られる理由は主に次の3点です。

  • SEOのため

現在はSEOにマイナスの影響を与えるミラーサイトですが、以前はSEOに有利に働いたため、SEO効果を期待してミラーサイトが作られることが多くありました。
今はマイナス要因となるため、気をつけましょう。

  • 個人情報、ログイン情報を取得するため

悪質な目的として、ミラーサイトを作ることで本当のWebサイトと思いこませ、ユーザーが入力する個人情報やログイン情報を盗み取るということがあります。
「フィッシングサイト」「偽サイト」「模倣サイト」などと呼ばれます。

  • アクセスの集中によるサーバーダウンを防ぐため

良い目的として、サーバーにかかる負荷を軽減するということがあります。
たとえば災害時にアクセスが集中する自治体のWebサイト等で使われています。

SEO上の問題点

ミラーサイトのSEOにおける問題点は、どちらかが検索結果に表示されなくなってしまうということです。両方が表示されるということはありません。
これは2011年に行われたGoogleの検索アルゴリズムのアップデート「パンダアップデート」がきっかけです。
それ以降、Googleの検索アルゴリズムでは、重複コンテンツのサイト順位は下がるようになり、現在では検索結果に表示されることすらありません。

自分で作るのはもちろん、競合によって作られている場合も不利になるので注意しましょう。

ミラーサイトへの対処法

「急に検索順位が下がっている」という場合、ミラーサイトが作られてしまっている可能性があります。
その際、ミラーサイトが原因かどうかツールを用いてチェックしましょう。
sujiko.jpを使うと、二つのページの類似度を判定することができます。
また、Googleでは検索したURLの最後に「&filter=0」と入れて再度検索すると、重複コンテンツが表示された検索結果が出てきます。
これらの方法でミラーサイトの有無を確認しましょう。

ミラーサイトがあると分かったら、Googleに著作権侵害申請をしましょう。
「デジタルミレニアム著作権法」というものがあります。
Googleに「このコンテンツは著作権を侵害しています」と通知すれば、Googleがそのコンテンツの削除、そのコンテンツへのアクセスの無効、そのコンテンツの登録ユーザーのアカウント停止などの適切な対処を取ってくれます。
詳細はGoogle Legalヘルプをご覧ください。

また、ミラーサイトからご自身のWebサイトにリンクが貼られていることもあります。
その場合はリンクを否認しましょう。Googleサーチコンソールから外部リンクの否認が可能です。

まとめ

ミラーサイトによってペナルティを受けないように気をつけることが大事です。
ミラーサイトを作られてしまいペナルティを受けてしまってもすぐ気づけるように、自身のサイトの検索順位は毎日確認しましょう。

ミラーサイト対策とあわせて、SEOで成果をあげたい方が今取り組むべきなのはコンテンツマーケティングです。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。

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この記事の執筆者

堀 文香

堀 文香

東京大学経済学部在学中のインターン生で、マーケティングチームに所属しています。