被リンクチェックツール19選|チェックする方法と確認すべきポイントを解説

SEO |

こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

SEO対策に取り組むうえで、被リンクチェックは欠かせません。この記事では、被リンクのチェックについて、その重要性からチェックする際のポイントなどについて解説します。記事の後半では無料・有料のチェックツールも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

被リンクをチェックする理由

ここでは、なぜSEO対策を行ううえで被リンクチェックを行うのか、その理由について解説します。

被リンクの観点で他のサイトと比較する

被リンクチェックを行えば、競合となる他社のWebサイトとの比較が可能となります。チェックツールを使うことで、自社サイトと他社サイトの被リンク数が把握でき、被リンク数からどちらのWebサイトが検索エンジンから高い評価を得ているか、比較可能です。

また、単純な被リンク数だけでなく、被リンクの質を考慮して比較できるツールもあります。質のいい被リンクを集めているWebサイトはコンテンツの質が高いと考えられるため、コンテンツの傾向を分析する際にも役立つでしょう。

ページランクを予測できる

被リンクチェックにより、ドメインパワーやページランクの予測が行えます。ページランクとは、Webサイトが検索エンジンからどのくらい高く評価されているかを示す言葉のことです。自社サイトと他社サイトのページランクが把握できれば、自社サイトのどこが優れているのか、逆にどこを改善する必要があるのかなども検討できます。

ページランクを1つの指標として考えることで、今後のサイト運営の参考になるでしょう。

ペナルティをさける

被リンクはSEO対策を行ううえでも重要なものですが、スパムサイトから受ける被リンクはSEOに悪影響を及ぼします。そのため被リンクチェックを行い、リンク元の検証によって質の悪い被リンクがないか確認しましょう。質の悪い被リンクは、ペナルティの対象となるため、場合によっては検索順位が下がる可能性もあります。

チェックツールを使用してリンク元を確認しスパムサイトからの被リンクがあるようなら、リンク否認ツールを活用し、被リンクを削除しましょう。

被リンクをチェックする際に確認すべきポイント

ここでは、被リンクをチェックする際にどういった点に注目するべきなのか、具体的なポイントを解説します。

被リンクの質

被リンクチェックにおいて、被リンクの質は非常に重要です。被リンクの質は、検索エンジンがWebサイトを評価する際に重視するとされています。被リンクの質を確認する場合、以下のような評価基準を把握しておきましょう。

  • ナチュラルリンクかどうか
  • 被リンク元のWebサイトとの関連性が高さ
  • 被リンク元のWebサイトの知名度

被リンクの量

被リンクは質だけでなく量、つまり数も評価の対象となるためチェックしておきましょう。被リンク数が多いWebサイトの方が、検索順位において上位に表示される傾向があります。なお、検索エンジンは被リンク元のページの多さよりもドメイン数の多さを高く評価します。そのため、被リンク数を確認する際は合わせてドメイン数も確認するといいでしょう。

アンカーテキスト

アンカーテキストとは、リンクが付いた文字列のことです。検索エンジンは、Webサイトが被リンク元のページと関連性が高いかどうかを、アンカーテキストを調べることで判断しています。そのため、アンカーテキストに関連性を持たせることで、よりSEO対策を行ううえでも効果的であると考えられます。

被リンクをチェックする方法

ここでは、どのようにして被リンクをチェックするのか、具体的な方法について解説します。

Google サーチコンソールで調べる方法

被リンクは、Googleが提供する「Google サーチコンソール」というツールで調べられます。具体的には、以下の手順で確認可能です。

1.Googleサーチコンソールのメニューから「リンク」をクリック

2.外部リンクの「詳細」をクリック

3.被リンクページが一覧表示される

4.リンク元を調べたい被リンクページをクリック

5.リンク元のドメインをクリック

6.リンク元のページが一覧表示される

なお、リンク元の一覧はCSV形式で弾雨ロード可能です。また、Googleサーチコンソールは、被リンクチェックはできますが、被リンク数がどのように推移してきたか、といった分析はできません。

ペナルティを避けるためのチェック

スパムサイトから被リンクを受けると、Googleの手動ペナルティの対象となります。こちらは、Googleのスタッフが実際にリンクを確認したうえで課されるペナルティのことです。手動ペナルティの前には、必ずGoogleから警告メッセージが届くため、メッセージが届いたら目視によって非リンク元のWebサイトをチェックしスパムかどうか判断してください。

なお、警告メッセージは、Googleサーチコンソール宛に届きます。トップ画面「手動による対策」のクリックで確認可能です。

Google アナリティクスで調べる方法

被リンクチェックは、「Googleアナリティクス」でも行えます。チェックは以下の手順で行ってください。

1.Google アナリティクスの「参照サイト」をクリック

2.被リンク元のサイト一覧が確認できる

3.一覧にあるドメインをクリックすると被リンク元のWebサイトのURL一覧が表示される

なお、Google アナリティクスでは、被リンクの質を細かく調べることはできません。これは、非リンク元のWebサイトが検索エンジンから評価されているWebサイトかどうか調べられないためです。また、アンカーテキストも調べることはできません。

チェックツールで調べる方法

被リンクは、チェックツールを利用して調べることも可能です。チェックツールには有料のものと無料のものがあり、それぞれ特徴も異なります。そのため、自社にあったものを選ぶ必要があります。

被リンクとページランクの関係性

Googleには被リンクの質や数、関連性を踏まえてWebサイトを評価する「ページランキング」と呼ばれるアルゴリズムがありました。ページランキングのもとでは、Webサイトの重要度を示す数値が割り振られ、高い数値を持つWebサイトからの被リンクがより効果的となります。

しかし、現在ではページランクが廃止されています。そのため、被リンクチェックツールとサーチコンソールやドメインオーソリティなどを使って被リンクの質や数、Webページの重要度を確認することが重要だといえます。

【無料】被リンクチェックツール13選

ここでは、無料で利用できる被リンクチェックツール13選を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

Googleサーチコンソール

Googleが提供するツールで、被リンクの調査をはじめとして、検索順位やクリック数などの調査ができます。スパムサイトなどからの被リンクの否認機能も備えているなど、被リンク対策には欠かせないツールです。なお、競合サイト分析はできないため注意してください。

Google Search Console

Google アナリティクス

Googleも提供するツールの1つであり、主にアクセス解析を行う際に使用されます。Googleサーチコンソールに比べると被リンクチェックでできることは多くありませんが、非リンク元のページやドメインなどの調査は可能です。アクセス解析をメインで行いつつ被リンクのチェックも行いたいといった時におすすめのツールです。

Google Analytics

hanasakigani.jp

株式会社ディーボが提供する被リンクチェックツールです。利用にあたってのアカウント登録は不要で、手軽に被リンクチェックを行える点が大きな特徴です。調査したいWebサイトのURLを入力するだけで被リンク一覧が確認できるほか、競合サイトの被リンクをチェックする機能も備えています。

マイサイト被リンクチェックツール|被リンクチェック hanasakigani.jp

SEOチェキ!

チェックしたいWebサイトのドメインを入力するだけで、被リンクのチェックが行えるツールです。被リンク以外にも、Webサイトの読み込み時間やインデックス数などさまざまな情報を取得できます。nofollowリンクの確認もできるため、間違って指定してしまっていないかチェックしたいときなどに役立つでしょう。

SEOチェキ! 無料で使えるSEOツール

SEOTOOLS

ブラストホールディングス株式会社が提供するツールです。被リンクのチェックができるだけでなく、アルファベット表記による判定も行ってくれるため、被リンクの良し悪しの判断も簡単にできるでしょう。そのほかにも、タグの使用回数やドメイン取得年月日の調査などにも対応しています。

SEOTOOLS - SEO対策を無料ツールで診断!

Backlinktest.com

ドイツの企業が提供しているツールです。他のツールでは検出できないような被リンクを検出することもあるため、新たな気づきや発見が得られる可能性もあります。大手のツールと合わせて利用することで、より高度な被リンクチェックが可能となるでしょう。

Backlinkchecker Backlinktest.com - DAS Backlink Check Tool

Ubersuggest

キーワードプランナーとしても活用できる被リンクチェックツールです。こちらのツールでは、ドメインスコアを独自に設定しており、Webサイトのドメインパワーも把握できます。また、被リンクの数だけでなく、アクセス流入がある被リンクの確認も可能です。

無料キーワード提案ツール UbersuggestでSEO対策

Moz

Mozは、アメリカの企業が提供するツールです。会員登録することで、被リンク数のチェックや既に消えてしまっている被リンク数の数などを確認できます。被リンク元のWebサイトがどのくらいの規模であるのか、数値化によって把握できる機能も備えているため、被リンクの質を視覚的にも把握できるでしょう。


Moz - SEO Software for Smarter Marketing

Open Link Profiler

海外のツールで、全て英語表記となります。WebサイトのURLを入力すればリンク数がグラフで表示されるため、わかりやすく、使いやすいでしょう。また、被リンク元のWebサイトのパワーを独自の割合で表示してくれます。

Free link analysis tool - Link research

WebMeUp

ベラルーシ発の被リンクチェックツールです。Webサイトの被リンク数を把握できるほか、どの国から被リンクを得ているのかも確認できます。さらに、アンカーテキスト別の被リンク一覧や被リンク元のIPアドレスなどの情報も把握可能です。なお、こちらのツールも英語表記となります。

WebMeUp backlink tool - the most accurate link checker

itomakihitode.jp

会社ディーボが提供するツールです。こちらのツールはWebサイトのURLとキーワードを入力することで、そのキーワードで表示されるWebサイトの平均データも把握できます。平均値と自社サイトを比較することで、自社の強みや弱点なども明らかになるでしょう。

SEO診断ツール itomakihitode.jp

Bing Webmaster Tool

Microsoftの検索エンジンであるBingのサービスの一部として提供されているツールです。自社サイトと競合サイトの被リンク数や被リンク元のURLなどのチェックができるほか、競合サイトと比較したとき、どのドメインから受ける被リンクが少ないのか分析も行えます。

Bing Webmaster Tools

Online Broken Backlink Checker

被リンクのリンク切れを調べる際に活用できるツールです。ドメインを入力すると、被リンクがいつ切れたのかその日付まで把握できるほか、競合サイトの分析にも対応しています。ほかのツールと合わせて利用するとより効果的でしょう。

Online Broken Backlink Checker - Find broken backlinks with this tool

【有料】被リンクチェックツール6選

ここでは、被リンクチェックツールの中でも有料で利用できるものを6個紹介します。

Ahrefs

被リンクや取得キーワード、さらにはSNSでのシェア数などが調べられるツールです。競合サイトの被リンクチェックにも対応しているほか、被リンクに増減があった際のアラート機能なども備えています。ユーザーインターフェースも優れたものとなっているため、使いやすいでしょう。料金は月額99ドル〜となっています。

SEOの被リンク分析・競合調査ツール | Ahrefs(エイチレフス)

Majestic SEO

自社サイト、競合サイトの被リンクチェックに加え、相互リンクの分析も行えるツールです。「フレッシュインデックス」と「ヒストリックインデックス」という2種類のデータを保持しており、長期間にわたる被リンクの推移状況分析が行える点が強みです。料金は月額49.99ドル〜となっています。

SEO 被リンクチェッカーとリンク構築ツールセット | Majestic.com

Seokicks

ドイツの企業が提供するツールです。独自のクローラーによってデータ収集を行っている点が特徴で、大手ツールでは把握できていない被リンクも見つけられます。さらに、APIが公開されているため、自社のモニタリングシステムに組み込むことも可能です。料金は月額9.9ユーロ〜となっています。

SEOkicks Backlink Checker

Backlinks

Webマーケターとしても有名なNeil Patel氏が提供するツールです。ドメインパワーや被リンク数の推移、参照ドメイン数とその推移などSEO対策を行ううえで役立つさまざまな情報を調べることができます。なお、こちらのツールは調査量の制限はありますが、無料版も用意されています。有料版は、月額2,999円〜となっています。

被リンクチェックツール:無料の被リンク対策

Link Explorer

MOZ社が提供するツールです。被リンクがスパムであるかどうかをチェックできる機能を備えているため、検索エンジンからのペナルティ回避に活用できます。そのほかにもドメインパワーはFacebookでのシェア数、アンカーテキストなどの調査も可能です。料金が月額99ドル〜となっています。

Link Explorer - Backlink Checker with 40T Links! - Moz

Ubersuggest

Webサイトが獲得した被リンクだけでなく、消滅した被リンクのチェックまで行えるツールです。被リンクチェック以外にも、独自のスコア設定によるドメインパワーのチェックができるほか、キーワードプランナーとしても利用できます。料金は月額2,999円〜となっています。


無料キーワード提案ツール UbersuggestでSEO対策

スパムサイトからの被リンクを無効にするツール

スパムサイトからの被リンクを受けている場合、被リンクを無効にする「リンク否認ツール」を使用しましょう。リンク否認ツールは、Googleサーチコンソールから以下の手順で利用できます。

  • 否認する被リンク元のURLをリストアップ
  • URLを記載したテキストファイルを作成
  • リンク否認ツールでファイルをアップロード

まとめ

被リンクは検索順位に影響するため、チェックツールを使ってこまめに状況を確認しておきましょう。スパムサイトからの被リンクはペナルティ対象となるため、否認ツールを利用して、解消しておきましょう。

SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」は、1位獲得31%上位表示73%の実績を持つ、高品質SEO記事提供サービスです。狙うべきキーワード選定から、ユーザビリティを考慮した記事づくりまで一括してサポートします。コンテンツ公開後はユーザーの動向を分析して改善施策の提案まで行います。コンテンツマーケティングにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

AIアナリストSEOの資料請求はこちら



この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。