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リスティング広告のアカウント構成はどうすべき?効果的に運用するポイントも紹介
Web広告 |
こんにちは。広告運用代行サービス「AIアナリストAD」ライターチームです。
リスティング広告を運用する担当者は、アカウント構成について理解しなければなりません。この記事は、リスティング広告のアカウント構成とは何か、効果的な構成方法とはどういうものか、について詳しく解説します。リスティング広告のアカウント広告について、よく知りたいという人は参考にしてください。
目次
- リスティング広告のアカウントは4つの構成からできている
- リスティング広告のアカウント構成で注意すべき点
- キャンペーンの構成方法
- 広告グループの構成方法
- キーワードの決め方
- ユーザーを動かす広告文の作り方
- まとめ
リスティング広告のアカウントは4つの構成からできている
リスティング広告のアカウントとは、広告を統括するようなものです。そのなかに、目的や種類などによってキャンペーンというグループがあります。キャンペーンのなかには広告グループというグループがあり、広告グループのなかにキーワードや広告を配置します。
つまり、リスティング広告のアカウントは階層的な構造となっています。階層は、上からアカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告です。階層ごとにグループわけすることにより、広告の設定や管理がしやすくなっています。
アカウント
アカウントには、アカウント名や支払情報など、その広告を運用する企業や人の情報が保存されています。基本的には企業ごとに1つのアカウントを運用することが多いですが、ショップごとや商品の種類ごとにアカウントを作成するケースもあります。自社にとって管理しやすいようにアカウントを作成してみてください。
キャンペーン
キャンペーンは目的別、商品種類別に商品やサービスをまとめるためのものです。1日単位の予算、どのデバイスに配信するか、対象地域、入札のルール、配信スケジュールなどを設定します。配信のルールやスケジュールなどを大まかに決めるほか、ターゲティングの設定などもここで管理可能です。
広告グループ
広告とキーワードをセットで管理するための階層が広告グループです。このなかに複数のキーワードと広告を入れられますが、1つの広告グループのなかに1つのキーワードと広告を入れて管理する方法もあります。ここでは、入札単位、除外キーワード、広告文、ターゲティングなどをこまかく設定できます。
キーワード
ユーザーが検索するキーワードのなかで、どのキーワードで広告を出すかどうかを設定します。リスティング広告において一番重要な部分といえます。どのようなキーワードで検索しているユーザーが、自社製品やサービスを利用するのか予測、分析し、設定しましょう。キーワードの設定の仕方は後述するので、そちらも参考にしてみてください。
広告
ターゲットに対して、実際に表示させる広告文を登録します。ターゲットに広告を表示できても、魅力的な文章でなければクリックしてもらえません。思わずクリックしたくなるような魅力的な文章を用意しましょう。広告は、タイトル、説明文、リンク先URLで構成されます。
リスティング広告のアカウント構成で注意すべき点
リスティング広告は複数の階層で構成されています。管理しやすく効果的なリスティング広告を配信するためには、バランスよく構成していかなければなりません。たとえば、キャンペーン内の広告の数に対し予算が少なすぎると、予算が足りず配信されない広告が出てしまいます。
キャンペーン内の広告がまんべんなく表示されるように、バランスよく広告を割り振りましょう。また、広告の数が多くなると管理も大変になります。広告担当者が運用しやすいように構成することも大切です。リスティング広告の構成をどうすべきか、以下で解説していきます。
キャンペーンの構成方法
リスティング広告で、アカウントのすぐ下の階層であるキャンペーンの構成方法について解説します。
予算とキーワードの個数のバランスを整える
キャンペーンでは1日で使用できる広告予算を設定します。先程も解説しましたが、キャンペーン内の広告が多すぎると、予算が足りなくなります。そうなると、表示されない、もしくは表示回数が少なすぎる広告が出てしまうかもしれません。そのため、力を入れたい広告だけ厳選して構成するなど工夫しましょう。
ビッグキーワードのキャンペーンを作成する
ビッグキーワードとは検索数が多く、多くの人のもとへ広告を届けられる可能性が高いものです。自社の商品やサービスの認知度を上げられるよいチャンスとなるでしょう。しかし、その分競合も多いため、表示させるためには高額の広告費を使用します。ビッグキーワードは力を入れたい広告に絞り、予算を多めに設定すると良いでしょう。
社名や商品名などの指名検索も取りこぼさないようにする
キャンペーン構成のときには、指名検索のキーワードについてもきちんと設定しましょう。指名検索とは、自社の商品やサービスを目的として検索されるものです。しかし、ブラウザの検索アルゴリズムによっては、指名検索であっても競合他社が上位にでてしまうかもしれません。
自社商品を購入してもらえる機会を失わないように、指名検索のためのキャンペーンも作成しましょう。指名検索は検索数が少ないスモールキーワードであるため、予算は少なめで問題ありません。
競合他社のキーワード用のキャンペーンを作成する
競合他社の商品を目的としたキーワード用に、キャンペーンを作成することもおすすめです。競合他社の商品に興味がある人は、その企業のファンではない限り、自社の顧客となる可能性が高いといえます。自社と似たような商品に対して興味があるユーザーを、自社の顧客とするためのキャンペーンも作成しましょう。
広告グループの構成方法
広告グループ内にはキーワードと広告を配置します。どのように配置して構成する方法があるのか解説します。
キーワードごとに広告グループを作成する
広告グループには複数のキーワードと広告文を配置可能です。しかし、ヒットしたキーワードに対し広告文がランダムに選ばれるため、キーワードとあまりあっていない広告文が表示されてしまうリスクがあります。そのため、まとめて管理はできなくなりますが、広告グループに入れるキーワードと広告文は1つにする、というやり方が主流となっています。
リンク先URLごとにまとめる
リンク先URLが同じ広告文で広告グループをまとめる方法もあります。リンク先URLが同じであれば、キーワードや広告文も類似するはずです。この方法であれば、先程解説したキーワードと広告文がマッチしないというリスクを防げるでしょう。複数の広告文とキーワードをまとめたほうが管理しやすい場合、このようなやり方もおすすめです。
ターゲットの属性や悩みでわける
女性向け、男性向け商品などを扱う場合は、広告グループを属性でわけるという方法もあります。また、ユーザーのなかには、どの商品を買うべきか、おすすめの商品が知りたい、といった悩みをもって検索する人も数多くいます。そのため、ターゲットの悩み別に広告グループを作成しても良いでしょう。
キーワードの決め方
キーワードには、どの検索キーワードのときに広告文を表示させるのかを決めます。
ツールを使用する
ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのかを知るために、検索キーワードを調べるツールを活用しましょう。Googleキーワードプランナーといったツールは無料で使用可能です。ツールにより、主観ではなく客観的に分析してみてください。
検索キーワードのサジェストを参考にする
自社商品やサービスにちかいキーワードを入力すると、そのキーワードとよく組みあわせて検索するワードが表示されます。ユーザーの多くがどのような検索をしているのかを把握できるため、サジェストを参考にしてみても良いでしょう。
ユーザーを動かす広告文の作り方
効果的にユーザーに広告を表示できても、広告文が魅力的でなければクリックされません。ユーザーの行動を後押しする広告文の作り方を解説します。
ユーザーの目的を予測する
ユーザーは何かしらの目的をもって検索するケースが多いです。その目的にあった広告文を表示できれば、クリックされる可能性があがります。キーワード別にどのような目的で、どんな悩みをもって検索しているのか分析し、それにあった広告文を作成しましょう。
簡潔にわかりやすい内容を心がける
リスティング広告の文章はそこまで長くありません。短い文章のなかで、どのような商品やサイトがリンク先にあるのか、簡潔にわかりやすく伝えましょう。伝えたいことを羅列するのではなく、必要な内容を抽出し、重要度順に並べて文章を作成します。
リンク先URLの内容とあった文章を作成する
リンク先URLと広告文の内容はマッチするようにしてください。リンク先のサイトが広告文と関係ないものであれば、クリックしてもすぐに離脱されてしまいます。クリックしてもらうために使用した広告費が無断になるため、大げさな広告文などは書かないようにしましょう。
まとめ
リスティング広告を管理するアカウントは、キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告の4層の階層構造となっています。リスティング広告を効果的に運用するためには、それぞれバランスよく構成していきましょう。
ただ、はじめはリスティング広告を上手に構成することは難しいかもしれません。そういった場合は広告運用代行サービス「AIアナリストAD」がおすすめです。AIアナリストADは低コストで効率的に広告運用のサポートを行います。豊富な実績からのノウハウでCVに繋がる広告配信を実現可能です。ぜひ一度ご相談ください。
この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。