動画広告とは?広告の種類から効果測定の方法、運用のコツまで詳しく解説

ネット広告|更新:2020.10.13|公開:2020.10.09

こんにちは。「AIアナリストAD」ライターチームです。

動画広告とは、文字や静止画ではなく、動画を使った広告のことです。動画広告にはインストリーム動画広告やインバナー動画広告といった種類があり、それぞれに特徴があります。動画広告は、どのような効果があるのか、どんなユーザーにアピールしたいのかを検討してから制作・配信することが大切です。

この記事では、動画広告の出稿を検討している人に向けて、動画広告の特徴や種類、効果測定の方法を解説します。自社の商品の認知拡大やマーケティングに役立ててください。

目次

動画広告とは?

動画広告とは、文字や静止画ではなく、動画を活用した広告のことです。動画広告には、「インストリーム広告」や「インバナー広告」「インリード広告」「インフィード広告」といった種類があり、それぞれに役割や特徴があります。

近年の動画広告市場は成長を続けています。株式会社サイバーエージェントの調査によると2019年時点での市場は2,592億円で、前年比141%の値となっています。今後も、2020年で3,289億円、2023年で5,065億円と成長が予想されています。動画広告の中でも、特にスマートフォンでの動画広告は高い需要があります。

※参考:サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施 | 株式会社サイバーエージェント

動画広告の種類と特徴

動画広告には主に4つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。

インストリーム動画広告

インストリーム動画広告とは、YouTubeのような動画コンテンツの中に掲載される動画広告のことです。動画の視聴中に広告が流れるため、音声や映像、文字など様々な形で情報を伝えることができます。インストリーム動画広告には、広告を再生したあと数秒でスキップできるスキッパブル広告と、スキップできないノンスキッパブル広告の2つがあります。

インバナー動画広告

インバナー動画広告は、Webサイトのバナー広告を掲載する箇所に表示される動画広告のことです。インストリーム動画広告と違い、インバナー動画広告が配信されるのは、動画サイトに限りません。広告の配信先の選択肢が多くなるため、普段あまり動画を見ないユーザーに対してもアプローチができるでしょう。

インリード動画広告

インリード動画広告は、WebサイトやSNSにあるコンテンツやタイムラインの途中に掲載される動画広告です。ユーザーがサイトをスクロールしている際に、記事などのコンテンツの途中にある動画広告が表示されると再生が始まります。動画を最初から見てもらえるほか、静止画による広告に比べてユーザーの目を引きやすいという特徴もあります。

インフィード動画広告

インフィード動画広告もインリード動画広告と同様に、WebサイトやSNSのコンテンツやタイムラインに表示されます。どちらも動画を使った広告であり、コンテンツとコンテンツの間に表示されるという特徴があります。しかし、「インリード」が動画をフォーマットとした広告を指すのに対し、「インフィード」は動画と静止画、両方のパターンを指すことがあります。

動画広告の3つのメリット

動画広告には、テキスト広告や静止画広告にはないメリットがあります。ここでは、動画広告を利用する3つのメリットについて解説します。

1.情報やイメージが印象に残りやすい

見ている人の頭の中に印象が残りやすいのが、動画広告のメリットです。動画の方が文字や静止画よりもインパクトがあります。そこへ映像や音を組み合わせることで、言葉では説明しづらい商品のイメージや使用感なども伝えられます。長く記憶に残ることで、後になって商品を思い出すきっかけも生まれやすくなります。

2.テキスト広告よりも多くの情報を伝えられる

動画広告は、静止画と比べて約5,000倍の情報量があると言われています。動画広告を利用すると、テキストのみの広告よりも多くの情報を伝えられるようになります。また、商品の使い方やメリットなど、文字だけではうまく伝えられない情報も、映像や音声で簡潔に伝えられます。

3.拡散力があり話題になりやすい

動画には、TwitterなどのSNSやYouTubeなどで拡散されやすいという特徴があります。注目や話題を集めた動画広告は、ユーザーによってネット上に拡散されるでしょう。この「バズる」という現象は、テキスト広告にはないものです。うまくいけば、一気に大勢の人に動画広告を見てもらうこともできるでしょう。

動画広告の3つ課題

ここでは、動画広告の持つ課題について解説します。実際に動画広告を運用する際の注意点として、参考にしてください。

1.動画制作のためのノウハウやリソースが必要

広告を作るには、動画制作の知識や経験のある人材が必要になります。また、テキスト広告やバナー広告と違い、コストも時間もかかります。認知拡大や購買促進など、動画広告を作る理由や、コスト計算を行うことが大切です。

もし、自社内に動画制作のノウハウを持つ人材がいない、不足しているという場合には、外注の必要も出てくるでしょう。

2.動画の品質ための分析とターゲティングが必要

動画広告は映像や音声で商品やサービスが伝えやすい分、動画のクオリティが効果に影響しやすいです。動画広告は最初の5秒が勝負とも言われており、ユーザーの分析やターゲティングが不十分だとすぐにスキップされる恐れもあります。

まずは、社内で1本動画広告を作ってみてから、外注するポイントを模索する。もしくは、最初の1本を外注して、2本目以降を自社内で制作するといった形で、スモールスタートをするのがよいでしょう。

3.制作・配信だけでなくPDCAによる改善も必要

動画広告は、一度制作して配信すれば終わりではありません。配信後はPDCAを回して、改善を重ねることが重要です。PDCAのためには、動画広告の効果測定のための指標も把握しておきましょう。また、効果測定のためのツールを導入するなどして、効果測定ができるように体制を整えることも大切です。

動画広告の効果測定方法

ここでは、動画広告で効果測定を行う際の方法について解説します。実際に測定を行う手順の参考にしてください。

動画広告を配信する目的を明確にする

動画広告を作成するにあたっては、なぜその広告を配信するのか、目的を明確にしましょう。動画広告はメリットも多いですが、目的が定まらないまま配信してしまうと効果も十分には得られません。動画を作る前に、まずは「商品の認知度を高める」「商品の購入を検討してもらう」「問い合わせてもらう」など、自社が動画広告で何を得たいのかを明らかにします。

動画広告の役割に合ったKPIを決める

目的を定めたら、目的を達成するためのKPI(Key Performance Indicator:重要業績指標)を設定します。KPIとは目標の達成度合いを測るための指標で、継続的に計測するものです。例えば、商品を認知してもらうことが目的であれば、動画広告の視聴回数や表示回数がKPIとなります。

分析ツールを使って効果を測定する

目的とKPIが定まったら、実際に広告を配信します。配信後は分析ツールを活用して、目的に対してどのくらい達成できているのか確認してみましょう。主な分析ツールには「Google Adwords」や「YouTubeアナリティクス」「Facebookオーディエンスインサイト」などがあります。

分析結果とKPIを照合して改善を重ねる

分析ができたら、実際にKPIと照らし合わせてみます。どの部分が達成していて、どの部分が未達成なのかが分かるはずです。達成できている部分はそのままに、不十分な箇所は修正や改善を行っていきましょう。なお、結果が不十分であってもKPIは継続して測定することが重要です。KPIは安易に変更しないようにしましょう。

動画広告の効果測定に用いる指標

効果測定では「再生回数」や「完全視聴率」「CV(コンバージョン率)」「クリック数」などが指標になります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。

1.再生回数(視聴回数)

再生回数とは、動画広告が何回視聴されたのかを示す数値です。再生回数が多ければ多いほど、多くの人に見てもらったことになります。大勢に視聴されたのであれば、広告としての宣伝効果もあったと考えることができます。YouTubeは30秒以上視聴、Twitterは50%以上ある状態でといったように、媒体ごとに再生回数の数え方は異なります。

2.完全視聴率

完全視聴率とは、表示された動画広告が30秒以上、もしくは最後まで視聴された割合を示します。いくら再生回数が多くても、動画の冒頭部分しか見られていないのであれば、宣伝効果はあまり高くないと考えられます。完全視聴率を高めるためには、動画の最初の部分で見ている人に興味を持たせる内容にするのがポイントです。

3.CV(コンバージョン)率

CV率は、動画広告を見た人のうち、実際に商品の購入や問い合わせ、資料請求など広告の成果につながった数値を示します。CV率はCV数をクリック数で割ることで求めることができます。クリック数は多いのにCV率は低い場合は、商品と広告とのイメージのズレや、商品の申し込みページなどのユーザビリティが低いといったことが考えられます。

4.クリック数

クリック数とは、動画広告を見た人が広告をクリックした回数を表す数値です。視聴者が動画広告をクリックするということは、広告に興味を持ってもらえた、商品やサービスを魅力的に感じたということです。クリック数を表示回数で割った数値がクリック率となります。クリック率を上げるには、関連キーワードや動画の内容、配信する媒体を見直しましょう。

動画広告の出稿先の選び方

動画広告の出向先は、各プラットフォームの機能や、利用しているユーザーの特徴を見て選ぶようにしましょう。

YouTubeは国内外で利用されている媒体で、幅広い層にアプローチすることができます。ユーザーの属性を設定して配信できるので、ターゲティングがしやすいです。Twitterはリアルタイムで情報を得られるSNSです。速報性が高いので、バズることがあれば、広告費に対して大きな効果を得ることができるでしょう。

Instagramは、若年層を中心としたユーザーがスマートフォンで利用しています。「インスタ映え」を意識して、見栄えのよい動画を目指すとよいでしょう。Facebookは、プラットフォームの中でも、最も年代のバランスがよいとされています。若年層だけでなく、ミドル層以上をターゲットにしたい場合によいでしょう。

まとめ

動画広告は、静止画やテキストを使った広告よりも、見ている人の興味や関心を引きやすい広告です。情報をよりしっかりと伝えることができるので、うまくいけば大きな効果が得られるでしょう。一方で、動画制作のノウハウが必要なほか、PDCAを回し続ける必要があるなどいくつかの課題もあります。

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この記事を書いた人

株式会社WACUL

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