Googleカスタマーマッチとは?概要から設定方法、活用事例まで紹介

ネット広告|更新:2020.07.07|公開:2020.07.07

こんにちは。「AIアナリストAD」ライターチームです。

カスタマーマッチとは、自社が保有する顧客データをもとにターゲティングを行う広告配信の手法です。自社の顧客データを活用して、ユーザーにアプローチを行うことで、Google広告の費用対効果を高めることができます。

この記事では、カスタマーマッチの定義、設定方法、注意点、効果的な使用方法などについて詳しく解説しています。カスタマーマッチを利用し、効果的な広告運用を行いましょう。

目次

カスタマーマッチとは?

カスタマーマッチとは、メールアドレスや電話番号など、自社が所有する顧客データを活用してユーザーに広告配信を行う手法です。広告管理画面で顧客データをアップロードすることで、簡単に設定することができます。

カスタマーマッチを利用することで、Google広告のさまざまな配信面で費用対効果を高めることができます。企業は、自社商品やサービスの認知度の向上、コンバージョン獲得など様々な目的達成につなげることが可能になります。

マッチングの仕組み

カスタマーマッチにおけるマッチングは、メールアドレスや電話番号、住所などの顧客データと企業が所有する情報を照合して、マッチしたリストを配信対象にできる仕組みとなっています。マッチ率は平均して20~30%程度となっていますが、マッチングには最低1,000件以上のデータが必要なので注意が必要です。

カスタマーマッチの費用は?

カスタマーマッチは、あくまでもGoogle広告のさまざまな機能のうちの1つであり、利用に対して費用が発生するものではありません。また、費用の設定に関してはデータ件数10,000件に対して5万~10万円程度で設定するのが一般的です。

カスタマーマッチを利用できる配信面とは?

ここでは、カスタマーマッチを利用できる配信面について解説します。

Google検索広告・Googleショッピング広告

Google検索に連動した広告やGoogleショッピングに連動した広告を配信することができます。また、カスタマーマッチで連携したリストのユーザーが、特定の検索行動をとった際に、キーワードの入札や入札単価の調整を行うことも可能です。

Gmail広告

Gmailも広告配信面として活用可能です。Gmail広告では、カスタマーマッチで連携したユーザーのGmail受信トレイに対して広告を配信することができます。また、自社顧客の類似ユーザーに対してもGmail広告を配信することが可能です。

Youtube広告

YouTubeにもカスタマーマッチを利用して広告を配信することができます。この場合、連携したリストのユーザーが、YouTubeを閲覧する際にTrueview広告を配信します。また、YouTube広告でも、自社顧客の類似ユーザーに対しても動画広告を配信することが可能です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に掲載される広告です。バナー形式で表示されることが多いため、バナー広告と呼ばれることもあります。ディスプレイ広告は元々カスタマーマッチの配信面ではありませんでしたが、2019年10月から利用できるようになりました。

カスタマーマッチを利用する際の注意点

ここでは、カスタマーマッチを利用する際に覚えておきたい注意点について解説します。

利用条件を満たしている必要がある

カスタマーマッチはどのGoogleアカウントでも利用できる訳ではありません。利用にあたっては「これまでポリシーを尊守してきたこと」「これまで支払いの問題が発生していないこと」などのいくつかの条件を満たしている必要があります。条件を満たした上で、Google側にホワイトリスト申請を行うと利用ができるようになります。

詳しい利用条件については以下を参考にしてください。
カスタマー マッチのご利用要件

マッチングには最低1,000件以上のデータが必要

カスタマーマッチはメールアドレスと電話番号でマッチングを行うことが可能ですが、マッチングをするには最低でも1,000件以上のデータが必要になります。また、1,000人分のリストを所有していたとしても、1,000人のGoogleアカウントとマッチするとは限らないので注意してください。

個人情報の取り扱いに注意する

カスタマーマッチは自社が所有する顧客の情報を使用するため、個人情報の扱いを慎重に行う必要があります。顧客情報は暗号化せずにそのままアップロードすることも可能ですが、安全を考慮するとハッシュ化(暗号化)しておくことが望ましいと言えます。入稿を外部の広告代理店などに委託している場合も、必ずハッシュ化するようにしましょう。

カスタマーマッチの設定方法

ここでは、カスタマーマッチの設定方法について解説します。

配信プランの設計

最初に、配信プランの設計を行う必要があります。設計にあたっては、自社がどのような種類の顧客データを所有しているのか、さらに顧客データのボリュームはどれくらいなのかを把握しておく必要があります。所有しているデータのボリュームをもとに、どのような活用方法が有効なのか見極めて、広告を配信するプランを決めます。

この配信プランは、実際の配信に関わってくる重要な部分なので時間をかけて設計するようにしましょう。

顧客リストの作成

設計した配信プランの内容に基づいて顧客情報のリストをCSVファイル形式で作成します。CSVファイルはGoogleがテンプレートを提供しているのでそれを参考にすることが可能です。なお、顧客情報はそのままの状態でもアップロードすることができますが、個人情報なので必ずハッシュ化(暗号化)を行うようにしてください。

リストのアップロード

リストを作成したらアップロードを行います。アップロードは以下の手順でおこなってください。

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・管理画面の「ツールと設定」→「オーディエンスマネージャー」を選択

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・「顧客リスト」を選択

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・オーディエンス名(任意)を入力したうえで、データの種類を選択
・「リストをアップロードして作成」を選択して完成

出典:Google広告カスタマーマッチの概要と設定方法【使用例あり】|falk

配信設定自体は、従来の広告の作成と手順は変わらないため、決して難しくはありません。

リストのキャンペーンへの適用

アップロードが完了したらリストをキャンペーンに適用します。まず、リストを適用したいキャンペーンを選択してください。その後「オーディエンス」→「ターゲット設定」を選択し、アップロードした「顧客リスト」を選択し、保存すれば完了です。

リマーケティングを利用する際にリストを適用する手順と同じなので、リマーケティング経験者であれば簡単に行うことができるでしょう。

カスタマーマッチの効果的な活用方法

ここでは、カスタマーマッチを効果的に活用する方法について解説します。

Google検索広告

Google検索広告では、新規顧客と既存顧客のそれぞれに対して、最適化された広告を配信することができます。例えば、新規顧客に対しては、「無料お試し」や「資料請求」などの広告を配信でき、既存顧客に対しては、当該ブランド名や商品名で検索をした際に再購入を促し、オンラインサイトへ誘導するような広告を配信するといったことが可能です。

そのほかにも、既存顧客であれば、就学、就職、子育てといったライフステージの変化に応じた広告を配信することもできます。

Googleショッピング広告

ショッピンング広告では、既存顧客が特定のキーワードで検索した際に、顧客に対して入札の強化を行うことができます。これを活用することで、高額な商品を勧めたり(アップセル)、関連商品を勧めたり(クロスセル)することができます。これは、あくまでも既存顧客に対して行うもので、新規顧客に対しては行われません。

Gmail広告

Gmail広告では、商品を購入している、サービスに申し込んでいる、といった自社の優良顧客、さらには自社顧客に類似しているユーザーに対してGmail広告を配信することができます。これにより、効果的に新規の顧客を獲得することが期待できるでしょう。

なおGmail広告の場合、広告は受信トレイに表示されます。そのため、金融系や不動産など入力する項目の多いフォームを利用している業種との相性がいいと言えます。

YouTube広告

YouTube広告は、動画が広告となるため、視聴してもらうだけで他社にはない自社ならではのこだわりや商品やブランドの歴史、さらには商品やサービスのCMなどを伝えることができます。

そのため、自社の商品やサービスを購入・利用したユーザーおよびその類似ユーザーに広告を配信することでブランドロイヤリティの向上や、新商品の宣伝を行うことが可能です。

まとめ

カスタマーマッチは自社の顧客データを活用することで、より効果的な広告の配信を行うことができます。検索広告やショッピング広告、Gmail広告、YouTube広告など配信面も多岐にわたるほか、既存顧客に類似しているユーザーにも広告を配信することができます。本記事で紹介した、カスタマーマッチの利用方法ついて、ぜひ実践してみてください。

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この記事を書いた人

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