Facebook広告の最適な画像サイズとは?フォーマットの種類や注意点も解説

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こんにちは。広告運用代行サービス「AIアナリストAD」ライターチームです。

Facebook広告は配信方法や目的によって、思いどおりの画像サイズの広告配信が可能です。この記事はこれからFacebook広告を出稿しようとしている人向けに、適切な画像サイズや文字数、注意したい点などを網羅的に解説します。Facebook広告出稿の際に、ぜひ役立ててください。

目次

Facebook広告の画像サイズとは

Facebook広告に出稿する際は、形式によって適切な画像サイズや文字数が異なります。
例えば広告フォーマットは以下があります。

  • 画像
  • カルーセル
  • コレクション
  • 動画
  • スライドショー

ここでは最も一般的な設定方法について解説します。

Facebook広告には正方形の画像が必要

画像における縦横の比率のことを「アスペクト比」と呼びます。Facebook広告において推奨されるアスペクト比は広告が表示される場所によって異なりますが、まずはアスペクト比1:1の画像を用意します。これは、コンバージョンを獲得しやすいFacebook フィードと Instagram フィードの広告配信における推奨アスペクト比は1:1で、汎用性が高いといえるからです。正方形の画像は広告の画像が表示されたときに視覚効果によって縦長に、大きく見えるという錯覚を生みます。その結果、クリック率も高くなるのです。

縦長の画像は注意が必要

かつては縦長の動画もFacebook広告では利用可能でしたが、2019年8月より仕様が変更されました。モバイルニュースフィールドには最大で4:5のアスペクト比率で画像と動画が表示されます。
そのため縦長すぎる画像は途切れる場合があるため注意が必要です。

画像ファイル形式はJPGかPNG

Facebook広告の画像ファイル形式はJPGかPNGの使用が推奨されています。画像を選択する際にはファイル形式の確認が必要です。また、JPGかPNG以外のAdobe illustrator形式のデータなどはFacebook広告では使用できません。JPGかPNGの画像ファイル形式を選択するようにしましょう。

解像度に限界はない

「解像度」とは画像の粒度のことです。解像度が高ければ高いほど画像が鮮明に表示されます。Facebook広告では解像度の下限は100×100ですが、上限については設定されていません。解像度は高い方が、よくみえますので反応率も高い傾向にあります。そのため画像を選ぶときは、なるべく高画質のものを使うようにしましょう。

Facebook広告の文字数

Facebook広告のテキスト入力欄は「メインテキスト」「見出し」「説明文」の3箇所です。それぞれに役割があるため文字数の目安も異なります。例えば、メインテキストは125文字以上入力ができないと決まっています。また、62文字以内は省略され「…続きを読む」と表示される仕組みです。
それぞれの文字数の目安は以下のとおりです。

メインテキスト 125文字以内(必須条件)
見出し 25文字以内(任意)
説明文 30文字以内(任意)

モバイルファーストが推奨値

モバイルファーストとは、スマートフォンやタブレットなど小さなデバイスの画面でも広告テキストが見やすく表示される目安です。ユーザーの9割以上がスマートフォンでFacebook広告を見るため、モバイルファーストを押さえておくことは重要になります。推奨値はFacebookが公式のヘルプページであげられていますので参照にしてください。

Facebook広告はさまざまなフォーマットの種類がある

Facebook広告は商品やサービス、広告出稿の目的に合わせてさまざまな種類のフォーマットが用意されています。以下はそのフォーマットの種類になります。

  • 画像広告
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • イベントの参加広告
  • 投稿のエンゲージメント広告
  • リード獲得広告
  • インスタントエクスペリエンス広告
  • スライドショー広告
  • ページへの「いいね」広告
  • ダイナミック広告
  • Messenger誘導広告

上記の中から目的にあったフォーマットを選択し、広告配信していきます。

Facebook画像広告の推奨サイズ

Facebook画像広告は一般的なテキストと1枚の画像をメインとした広告です。通常「バナー広告」とも呼ばれます。画像広告は配置によって推奨されるアスペクト比率が異なります。例えば、フィードと動画フィードの推奨アスペクトは1:1、Facebook右側広告枠とインスタント記事は1.91:1などです。配置ごとの推奨アスペクト比率は下記の表のとおりです。

配置箇所 推奨アスペクト比
フィード(Facebook、Instagram) 1:1
動画フィード(Facebook) 1:1
Facebook右側広告枠 1.91:1
ストーリーズ(Facebook、Instagram、Messenger) 9:16
インストリーム動画 16:9
インスタント記事 1.91:1
検索結果 1.91:1
Marketplace 1:1
発見タブ(Instagram) 1:1
Audience Network 9:16
受信箱(Messenger) 1:1
広告メッセージ(Messenger) 1.91:1

Facebook広告の動画推奨サイズ

Facebook動画広告はテキストと1つの動画で構成されます。動画は画像よりも多くの情報を数秒で伝えられるため、高い広告効果を期待できるでしょう。また、画像よりもユーザーの注意を惹きつけやすいという特徴もあります。動画の推奨アスペクト比は、配置によって異なります。各動画の推奨アスペクト比は以下のとおりです。

選択できる配置 推奨アスペクト比
フィード(Facebook、Instagram) 4:5
動画フィード(Facebook) 4:5
ストーリーズ(Facebook、Instagram、Messenger) 9:16
インストリーム動画 16:9
検索結果 1:1
Marketplace 4:5
発見タブ(Instagram) 4:5
Audience Network 9:16

Facebook広告の画像と動画を使う際の注意点

Facebook広告には広告ポリシーがあり、違反すると審査に通過できないため広告出稿ができません。例えば、広告画像内の文字数です。以前は広告画像内の文字数が20%以下という決まりがありましたが、今は広告画像内のテキストは少ない方がいいという規定に変更されています。

文字数が多すぎると警告が表示されることがあり、配信数に影響する可能性があるため注意しましょう。また、推奨文字数でない場合、デバイスによっては途切れて表示される場合があります。重要なテキストは広告画像の左側に配置することで多少のリスクを軽減できますが、意図通りの広告配信をするには、できるだけ推奨文字数を守ることが大切です。

プレビューで内容を必ず確認する

広告を作成する際や作成した後は、意図通りに表示されるかを必ず広告プレビュー画面で確認します。広告プレビューでは、不必要なインプレッションを生じさせることなく、自分が意図する形式で配信できるのか確かめることができます。

スマートフォンで見たときの表示を確認する場合は、「モバイル機器でプレビュー」機能の活用が便利です。エラー発生を防ぐためにも、必ず広告プレビューで内容を確認しましょう。

画像や動画をアップロードする際はできるだけ高解像度で

先述したとおりFacebook広告には、画像の解像度に制限はないためできるだけ高解像度のものでアップロードする必要があります。解像度が直接、審査に影響されるわけではありませんが、ユーザーの使用するデバイスに最適化されたものが好ましいです。

Facebook広告の公式運用ガイドの中でもアスペクト比率やファイルサイズの要件を満たすことに加えて、できるだけ画像や動画は高解像度のものを使うように推奨されています。

まとめ

Facebook広告の最も一般的な画像サイズは正方形です。ユーザーの心をつかむ広告配信をするには、広告内に記載する画像テキストの量やファイル形式、解析度についても理解しておく必要があります。Facebook広告を始めたい場合や運用にお悩みでしたら、広告運用サービスを利用すると効率的です。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

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