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【Facebook広告】動画広告を活用してCPA改善! | メリット・成功事例から動画制作時のポイントまで解説
Web広告 |
こんにちは。「AIアナリスト」運営チームの大屋です。
Web担当者のみなさまにとって、Facebook広告はすでに馴染み深いと思いますが、その中でも今回はFacebookの動画広告についてご説明します。
動画広告は画像広告に比べて、情報量が大きく多様な表現ができるため、ネット広告運用時にCPA改善していくためには欠かせないものとなっています。
以下では、Facebook動画広告のメリットや成功事例、動画制作時に気をつけておきたいポイントなどを詳しくご紹介します。
これからFacebook広告を始める方はもちろん、既存の画像広告よりもさらにCPAを改善したい方は必見です。
目次
- Facebook動画広告のメリット
- Facebook動画広告の成功事例
- Facebook動画広告作成のときに押さえておくべきポイント
- 動画制作に自信がなければ素材サイトを活用しよう
- 広告で集客した後のCVRもアップさせよう
Facebook動画広告のメリット
動画広告は画像広告と比べて、ユーザーの関心を引きやすい・印象に残りやすいというメリットがあります。
Facebook動画広告は、タイムライン上でスクロールされると自動で再生されます。これによってユーザーの関心を引き、興味をもってもらえればそのまま見てもらうことができます。ユーザーにクリックやタップなどのアクションを要求しないので、自然に広告を見てもらえるというわけです。
また、Facebook画像広告には、いわゆる「文字20%ルール」という、画像内にテキストが占める割合が20%をこえると配信が全く行われないという規制があります。すると画像内のテキストで訴求できないので、ユーザーにインパクトを与えることができません。結局、広告は見逃されやすくなってしまいます。
これに対して、動画広告ではそのような制限はありません。ユーザーに対して動画内のテキストでも訴求することができるため、よりユーザーの印象に残りやすいというわけです。
このように、Facebook動画広告は、画像広告に比べて、認知度アップやコンバージョン獲得に貢献しやすいといえます。
Facebook動画広告の成功事例
それではFacebook動画広告の実際の成功事例を見てみましょう。以下ではFacebook公式の「facebook business」から2つ、ピックアップして紹介します。
1) 訪日来場者数が30%アップ!
まず紹介するのは姫路城の例です。
参考 : https://www.facebook.com/business/success/himeji-castle
姫路城はみなさまご存知のとおり、世界文化遺産ともなっている、日本でも屈指の観光地です。
そんな姫路城では、海外からの観光客誘致を目標に、以下のような方法でFacebook動画広告を配信しました。
対象地域 | 台湾、香港、タイ、シンガポール |
---|---|
対象ユーザー | 日本文化に興味のあるユーザー |
内容 |
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この結果、166万回を超える動画視聴回数を獲得し、結果訪日来場者数も約30%増加したということでした。
世界的なシェアを持っており、細かなターゲティングも可能というFacebookの強みを活かして海外ユーザーをターゲティングし、ユーザーに姫路城の美しさを動画でダイレクトに訴えかけた成功事例といえるでしょう。
2) カルーセル形式の動画広告で認知度アップ!
2つめの事例は、サントリーの例です。
参考 : https://www.facebook.com/business/success/suntory-cinzano-asti
サントリーが展開するワインブランド「チンザノ」。このブランドが手がけるスパークリングワイン「チンザノ アスティ」はまだまだ認知度が高くないことが課題でした。
そこで、サントリーは「チンザノ」の認知度アップを目標として、以下のような方法でFacebook動画広告を配信しました。
対象地域 | 首都圏 |
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対象ユーザー |
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内容 |
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結果、広告に接触していない人との比較において広告想起が13ポイント上昇、ブランド認知が6ポイント上昇しました。また売り上げが前年比で22ポイント上昇と、認知度のアップに貢献できたということでした。
ここでもFacebook広告の詳細なターゲティングが活かされています。またFacebookのカルーセル形式をうまく活用したアイデアが独創的な事例といえます。
Facebook動画広告作成のときに押さえておくべきポイント
それでは実際に動画広告を作る際、どのようなことを意識したらよいのでしょうか。ここでは、押さえておくべき基本のポイントをご紹介いたします。
1) 最初の3秒で印象付ける
先ほど述べたように、Facebook広告はユーザーのタイムライン上に表示され、自動で再生されます。
ユーザーは絶えず画面をスクロールしていますから、一瞬でも興味を引かなければ広告は見過ごされてしまいます。
冒頭の画面でユーザーにインパクトを与え、最初の3秒でアピールするよう心がけましょう。
2) 動画は30秒以内に
上のポイントとも通ずるところがあるのですが、Facebookのタイムライン上では長時間の動画はユーザーが最後まで見ることなく離脱してしまいます。動画の長さは30秒以内、長くても1分以内にしましょう。
3) 無音でもわかるように
音声は動画広告の大きなメリットの一つですが、無音でもわかるようにしましょう。
外出時にスマホをチェックするときは基本マナーモードですし、家に帰ってもそのままというユーザーが多いかと思います。そのようなユーザーにも訴求できるよう、字幕やテロップを用意し、広告を見てもらえるようにしましょう。
4) 画面サイズはスマホを意識する
FacebookなどのSNSは、やはりスマホで空き時間に利用できるというのが強みです。
これにあわせて、Facebook動画広告もスマホを意識し、細かい文字などは使わないようにしましょう。
5) 動画内にリンクを用意
リンク誘導などのアクションボタンは常に表示し、動画の最後にもわかりやすい誘導を設置しましょう。
こうすることで、興味をもってくれたユーザー、最後まで動画を見てくれたユーザーをスムーズにサイトへ誘導することができます。
まずは上記のポイントに注意して動画を作成してみてください。
動画制作に自信がなければ素材サイトを活用しよう
さて、実際に動画制作するためにはどうすればよいのでしょうか。特に初心者の方はそもそも動画をどのように用意すればよいかわからないという方もいらっしゃると思います。
専門の業者に外注すれば安心ではあるのですが、製作費が50万というように決して低くはないコストがかかってしまいます。そうすると自前で作るということになりますが、撮影機材を用意して撮影し自分で動画を編集するというのも、時間と労力がかかってしまいます。
そこでまずは以下のような動画素材サイトを利用して、動画制作してみることをオススメします。
以下のサイトでは1000円~の安価な素材や無料の素材があります。まずはこのような素材から動画制作してみて、後に自分で本格的に動画制作したり、プロに頼んでみたりするのがよいでしょう。
Mazwai
自然系の動画素材が豊富で、ハイクオリティな動画が多数あります。
orangeHD
動物や自然、テクノロジーなど様々なカテゴリーから動画を選択できます。目当ての動画を見つけやすいでしょう。
PIXTA
こちらは1620円~と安価で、高画質な素材が数多くあります。カテゴリも細かく、さまざまな業種に対応しています。
広告で集客した後のCVRもアップさせよう
以上のように、動画広告の成功事例や注意すべきポイントをご紹介してきました。
動画広告は画像広告より、ユーザーに多くの情報を伝えて印象付けることができるため、訴求力が高いです。
また、動画制作のコストも今後下がっていくでしょう。
成果をあげるために、動画広告をうまく活用して顧客を獲得していきましょう。
とはいえ、集客数をアップさせただけでは意味がありません。
集客した後は、ユーザーに自社サイトを回遊してもらい、最終的にはコンバージョンしてもらう必要があります。
そこで、広告で集客したユーザーのCVRを最大限アップさせたい方には、弊社サービスの「AIアナリスト」がオススメです。
このAIアナリストは、人工知能がGoogleアナリティクスのデータを自動で分析し、サイトの改善案までご提供するアクセス解析ツールです。
めんどうなデータ分析はAIアナリストに任せてサイトを改善し、集客の成果を最大限コンバージョンにつなげましょう。
この記事の執筆者
大屋 広貴
東京大学大学院在学中のインターン生で、2年以上勤務しているベテランです。