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ランディングページのURLの決め方|サブディレクトリとサブドメインどちらにすべき?

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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

ランディングページ(LP)は、購入や問合わせ、資料請求などのコンバージョン(CV)を高めるために、ユーザーを効率よくCVに誘導するよう作られたサイトページです。そのURLの決め方は、サブディレクトリに配置する方法と、サブドメインに配置する方法の2種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

この記事では、ランディングページのURLの決め方や、サブディレクトリとサブドメインに配置するそれぞれのメリット・デメリットについて、詳しく解説します。これからランディングページを作る場合や、効果的なランディングページの活用について知りたいWebマーケティング担当者は、ぜひ参考にしてください。

目次

ランディングページのURLの決め方は2種類ある

ランディングページのURLは「サブディレクトリ」か「サブドメイン」の2種類から選ぶことになります。それぞれ説明します。

「サブディレクトリ」に配置する

ひとつは、サブディレクトリに配置する方法です。サブディレクトリとは、メインドメインの後ろに付ける名称のことです。

例えば、「wacul.co.jp/」というメインドメインがあり、サブディレクトリにランディングページを配置する場合は、「wacul.co.jp/lp/」のように、メインドメインの後ろに「/(スラッシュ)」を入れて、任意の名称を追加します。

「サブドメイン」に配置する

もうひとつは、サブドメインに配置する方法です。サブドメインとは、メインドメインの直前に付ける名称のことです。

例えば、「wacul.co.jp/」というメインドメインに対して、「lp.wacul.co.jp/」がサブドメインとなります。メインドメインの前に任意の名称と、「.(ピリオド)」を追加します。

サブディレクトリに配置するメリット・デメリット

次に、サブディレクトリに配置する場合の、メリット・デメリットを解説します。

サブディレクトリに配置するメリット

まずは、メリットを確認しましょう。

メインドメインのSEO評価を受け継げる

評価が高ければ、ランディングページでもそれを受け継ぐことができます。その結果、広告流入だけではなく、自然検索による多くの流入も期待できます。

解析ツールで管理・運用しやすい

サブディレクトリ配置の場合は、解析ツールを別に設定する必要がなく、管理がしやすいのも特徴です。メインドメインの配下となるので、Googleアナリティクスによる分析や改善も容易となります。

また、Googleの広告サービスであるGoogle AdWordsは、「広告グループ1つにつき1つのWebサイト」という決まりがあります。そのため、サイト内で同じテーマ商材のランディングページを切り離すことは、広告出稿面でも不利となります。

サブディレクトリに配置するデメリット

サブディレクトリに配置するデメリットは、以下の通りとなります。

メインドメインのSEO評価を下げる可能性もある

サブディレクトリにランディングページ配置する際は、一般的にメインサイトと同テーマの商材を扱うことが多く、その場合両者の商材が重複するので、ペナルティを受けることがあります。その結果、SEO評価が下がることもあるので、注意が必要です。

メインドメインの影響でスムーズに制作ができない可能性がある

サブディレクトリは、メインドメインを構築する際のCSS(装飾タグ)などの影響を受けるので、最初からランディングページを作るよりも、費用や時間がかかる可能性もあります。予想以上に設定内容の影響を受けることもあるので、事前に確認するようにしましょう。

サブドメインに配置するメリット・デメリット

続いて、サブドメインに配置する場合の、メリット・デメリットも確認しておきましょう。

サブドメインに配置するメリット

サブドメインに配置するメリットは、以下となります。

メインドメインとは別に検索結果に表示される

サブドメインにランディングページを配置すると、メインドメインと別のドメインとして検索結果に表示されます。Googleでは、同じドメインのページは一定数以上表示されないので、サブドメインのLPが複数ある場合は、多数表示されることから、自然検索の流入増を期待できます。

独立したサービスと判断される可能性が高い

サブディレクトリの場合は、メインドメインの後ろに商品名などの名称が付くのに対し、サブドメインは、本サイトのドメインよりも前に表示されます。そのため、ユーザーの目に付きやすく、独立したサービスと判断される可能性が高まります。

サブドメインに配置するデメリット

一方のデメリットは、以下となります。

SEOの評価が分散してしまう

サブドメインは単独サイトと認識されるので、本サイトのSEO評価が高くても、ランディングページはその恩恵を受けることができません。本サイトのSEO対策も効果が届かないので、事前検索で上位を狙う場合には向いていません。

解析ツールで管理・運用しづらい

サブドメインのランディングページは、GoogleアナリティクスやGoogle AdWordsなどのツールで、メインとは別のドメインと扱われるので、管理や広告出稿が煩雑となります。また、サブドメインのランディングページを、WordPressなどのCMSで運用している場合も、メインとは別に管理することになります。

サブディレクトリとサブドメインは目的によって使い分ける

サブディレクトリとサブドメインのどちらを選ぶかは、目的によって使い分けるようにしましょう。

Google Adwordsなどを利用して広告出稿したい場合

Google Adwordsなどを用いて広告出稿を行うのであれば、サブディレクトリへの配置をおすすめします。Googleでは、「広告グループ1つにつき1つのWebサイト」という条件があるので、異なるドメインとして扱われるサブドメインでは、広告審査が通らなくなってしまいます。

ランディングページのA/Bテストを行いたい場合

ランディングページのクリエイティブ評価ができるA/Bテストを行う場合も、サブディレクトリへの配置をおすすめします。A/Bテストを効果的に行うには、Google Adwordsなどによる広告出稿が欠かせないことから、サブディレクトリを選ぶようにしましょう。

メインドメインと異なる商材のLPを作りたい場合

本サイトと異なる商材のランディングページを作るなら、サブドメインへの配置を選びましょう。サブドメインは、ユーザーに別商品と判断されやすく、メインドメインとは別に検索結果に表示されることから、集客増を期待できます。

まとめ

ランディングページは、CVの最大化を目的に作られるWebサイトのページで、そのURLの決め方は、サブディレクトリかサブドメインのどちらかに配置する2種類の方法があります。

サブディレクトリに配置すると効果分析などを行いやすいメリットがあります。一方のサブドメインに配置すると、メインドメインとは異なるサービスと判断されることが多いので、メインとは別商材のLPを作成したい場合に適しています。

いずれの場合も、ランディングページは作って終わりではなく、定期的な見直しや改善を行うLPO(ランディングページ最適化)が必要となります。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

株式会社WACUL

株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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