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コンテンツマーケティングに必要なスキル11選|成果を出すために習得すべきスキルとは
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
コンテンツマーケティングを担当するマーケターにはさまざまなスキルが求められます。この記事では、SEO担当者、Webマーケティング担当者に向けて、コンテンツマーケティングの効果をあげるために必要な11のスキルについてどのようなものか分かりやすく解説します。
合わせてコンテンツマーケティングとは何か、どのような流れで行うかも解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
- コンテンツマーケティングとは
- コンテンツマーケティングの流れ
- コンテンツマーケティング担当者のスキル習得が重要
- コンテンツマーケティングに必要な11のスキル
- コンテンツマーケティングに役立つツール
- まとめ
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって有益で価値のあるコンテンツを継続して制作・発信し続けることで見込み客のニーズを育て、購買へとつなげていくマーケティング手法のことです。
インターネットやSNSの普及により、ユーザー自身が情報を取捨選択できるようになりました。それに伴い、一方的に提示される従来型の広告は敬遠されるようになり、それに変る形でコンテンツマーケティングが注目されています。実際に、現在では大企業、中小企業問わず多くの企業が取り入れられています。
なお、以下の記事では、コンテンツマーケティングについて詳しく解説しています。
コンテンツマーケティングとは?仕組みや従来のマーケティングとの違い、実践方法を解説
コンテンツマーケティングの流れ
コンテンツマーケティングは、購買サイクルに沿って進めることになります。そのため、それぞれのタイミングで最適なコンテンツを制作して提供することが大切です。ここでは、コンテンツマーケティングの流れを解説します。
自社に興味を持ってもらうために情報発信をする
コンテンツマーケティングは、まず自社の商品やサービスなどに対する認知を獲得し、興味を持ってもらうところからスタートします。興味を持ってもらうためには、魅力的な記事を作成し、自社のWebサイトやブログ、SNSなどで継続的に発信することが必要不可欠です。また、動画配信やセミナーの開催もコンテンツマーケティングにおけるコンテンツとなります。
見込み客を獲得するため関係を構築する
見込み客を獲得するためには、ユーザーが興味・関心を持つようなコンテンツを継続して発信し、関係性を構築する必要があります。また、興味・関心を持ったユーザーに対してコンテンツの中でメールマガジンや会員制の情報サイトなどを案内し、登録してもらうことも関係構築を図るうえでは重要です。
購入につなげるためのアクションを行う
関係性が築けたら、ユーザーが自社商品・サービスと他社を比較・検討し、自社を選択(購入)してもらうためのコンテンツ配信を行います。具体的には、メールマガジンや情報サイトで、商品やサービスの定期的な案内を行うといった形が挙げられます。
リピーターの獲得、定期的な購入につなげる
ユーザーが商品やサービスを実際に購入した場合、その後リピーターとなり、定期的に購入してもらえるようにコンテンツを配信することも大切です。具体的には、アフターサービスを案内する、会員向けのコンテンツを作成するといったことができます。
コンテンツマーケティング担当者のスキル習得が重要
ユーザーにとって価値のあるコンテンツを継続して作る、つまりコンテンツマーケティングを成功させるためには、担当者であるマーケターが、スキルを身につけておくことが必要不可欠です。マーケターとは、マーケティングに関する理論や調査、分析など専門的な知識を持ち、マーケティング戦略を立案する人のことです。
マーケターが高いスキルを持っているかどうかが、コンテンツマーケティングの成否を左右するといっても過言ではありません。
コンテンツマーケティングに必要な11のスキル
ここでは、コンテンツマーケティングに取り組む際に必要となる11のスキルを紹介します。
1.企画・計画、適切な進行管理スキル
コンテンツマーケティングは、すぐに成果が出るような手法ではないため、時間をかけて取り組まなければなりません。そのため、長期的な視点を持って企画・計画をして、進行管理するスキルが必要不可欠です。
数ヶ月先、1年先、数年先を見据えて、今何をするべきか、ユーザーはどのようなニーズを持っていて、どのような情報を知りたがっているのか、それに応えられるコンテンツは何なのかを考える必要があります。
2.顧客ニーズを調査・研究するスキル
コンテンツマーケティングは、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツの提供が前提となるため、顧客視点を持って、ニーズを調査・研究するスキルが必要です。具体的には、ニーズ分析やオーディエンスリサーチなどが挙げられます。
また、調査スキルはコンテンツ制作前だけでなく、コンテンツ内容に関連する調査やケーススタディの調査など制作中も随時必要となります。
3.データを分析するスキル
コンテンツマーケティングは、データに基づいてその後の戦略や方向性、コンテンツの内容などを検討するため、分析スキルも欠かせません。また、コンテンツマーケティングでは、KPI(主要業績評価指標)を設定した上でそれらを追跡し、次の戦略を考えるため、KPIに対する理解も深める必要があります。
情報を収集するだけでは、Webサイトの課題解決やマーケティング戦略は検討できないため、数値を理解し、その数値がどのような意味を持つのか理解できるようにしておきましょう。
4.トレンドや時代の流れをおさえる情報収集スキル
コンテンツマーケティングで扱うコンテンツ内容は、トレンドや時代の流れなどが反映されるため、マーケター自身が情報収集スキルを備え、トレンドをおさえられるようにしておかなければなりません。いくら優れたコンテンツであっても、トレンドに沿っていない、時代の流れに逆行している内容だとユーザーには見てもらえません。
5.良質なコンテンツを継続的に作り出すスキル
コンテンツマーケティングを行う上で大前提となるのが、ユーザーにとって有益なコンテンツを継続して発信し続けることです。そのため、マーケターには優れたコンテンツを継続的に作るスキルが求められます。コンテンツ制作における主なスキルには「ラインティングスキル」「コピーライティングスキル」「ビジュアルコンテンツスキル」などが挙げられます。
また、コンテンツの基本となる文法を正しく理解することもコンテンツ制作には欠かせません。
6.編集・ディレクションスキル
コンテンツを発信する前には、マーケターなど編集担当者によるコンテンツがチェックされ、必要に応じて修正などが行われます。そのため、マーケターには編集・ディレクションスキルも必要となります。
編集の際は、コンテンツの誤字脱字や文法の間違いがないかチェックするほか、読みやすさや分かりやすさなどもチェックします。ちなみに、規模の大きいプロジェクトの場合、編集業務を外注することもあります。
7.販売ファネルを理解するスキル
販売ファネルとは、顧客が商品を認知する段階から購入に至るまでのプロセスのことです。消費者が購入へ近づくにつれて、その数がどんどん減っていくため、購買プロセスとその人数をファネル(漏斗)に当てはめて考えています。
販売ファネルは、以下の3つから構成されています。
上部(TOFU = Top of the sales funnel)
中間(MOFU = Middle of the sales funnel)
下部(BOFU = Bottom of the sales funnel)
それぞれの段階で特徴が異なるため、マーケターはそれらの違いを踏まえたうえで戦略を練らなければなりません。
8.SEOスキル
ユーザーの中には、Googleなどの検索エンジンを経由してコンテンツにアクセスするケースも多いため、SEO(検索エンジン最適化)スキルはマーケターにとって非常に重要です。ユーザーが検索すると考えられるキーワードに合わせてコンテンツを最適化できれば、検索順位が上がりアクセスが増える可能性があります。
SEOスキルの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- キーワードリサーチ
- コンテンツに対するキーワードの設定
- 競合他社の分析
など
9.コンテンツプロモーションスキル
コンテンツマーケティングにおいては、優れたコンテンツを制作することだけでなく、いかにしてコンテンツを広めるか、といったプロモーションスキルも必要です。企業の中には、コンテンツ制作に注力する一方で、プロモーションにはあまり取り組んでいないケースもあります。
しかし、コンテンツマーケティングは、ユーザーがコンテンツとの接点を持たないことには、何も始まりません。そのため、マーケターはSNSやブログ、メールといった各種プラットフォームを活用してコンテンツのプロモーションにも取り組む必要があります。
10.コミュニケーションスキル
コンテツ制作にあたっては、コミュニケーションを通してチーム内でさまざまなアイデアを出すことが重要であるため、コミュニケーションスキルは欠かせません。例えば、マーケターから年齢や役職に関係なくコミュニケーションを積極的に取るようにすることで、意見を出しやすい雰囲気を作ることができます。
11.分析ツール等を使用する技術的なスキル
コンテンツマーケティングでは、分析ツールなどさまざまなツールを使用するため、それらを使い熟す技術的なスキルも必要です。もし分析ツールを扱えないとなると、分析が十分にできないため、適切な戦略や改善策を検討することができません。実際にコンテンツマーケティングに取り組む企業の多くはGoogleアナリティクスのような分析ツールを使用しています。
また、コンテンツを掲載するWebサイトをWordPressで制作・管理している場合、WordPressの操作方法を覚えておく必要があります。
コンテンツマーケティングに役立つツール
コンテンツマーケティングをする際は、マーケティング活動をサポートしてくれる各種支援ツールの活用がおすすめです。ツールを利用すると、キーワードや検索順位、アクセス数、競合サイトの状況など、コンテンツマーケティングに必要な情報がまとめて確認できます。主なツールには以下のようなものが挙げられます。
- SEOツール
- キーワード分析ツール
- マーケティングオートメーション(MA)ツール
- 営業支援・営業管理(SFA/CRM)ツール
- コンテンツマーケティングプラットフォーム
など
まとめ
コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって有益なコンテンツを継続して発信することでユーザーとの関係構築を図るマーケティング手法です。コンテンツマーケティングに取り組むマーケターには、企画や進行管理、分析スキル、SEOスキル、情報収集スキルなど、幅広いスキルを備えていることが求められます。今回の内容を参考に、必要なスキルの習得に取り組んでみてください。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。