リスティング広告の文字数はどのくらい?Google・Yahoo!広告に分けて解説

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こんにちは。広告運用代行サービス「AIアナリストAD」ライターチームです。

新しくリスティング広告の運用担当者になった人の中には、リスティング広告の文字数や文の作り方が分からずに困っている人もいるでしょう。そこで本記事ではこうした悩みを持つ人に向けて、ブラウザの広告ごとの文字数やルールを説明します。記事の後半では、広告文を作るコツも解説するので、リスティング広告の作成に役立ててください。

目次

Google広告の文字数

ブラウザのリスティング広告は主にGoogle広告とYahoo!広告の2つですが、まずはGoogle広告の文字数を確認しましょう。

テキスト広告の文字数

テキスト広告の文字数は、項目ごとに下表の通り定められています。

項目 文字数(半角)
広告見出し1~3 30文字
説明文1・2 90文字
パス 15文字

なお、上表に記載した最大文字数は半角の場合です。例えば、広告見出し1をすべて全角で入力する場合は、15文字までになるので広告文を作成する際は注意してください。

レスポンシブ広告の文字数

検索結果に良い影響を与えるとされるレスポンシブ広告の文字数は、下表のとおりです。

項目 文字数(半角)
見出し 30文字
説明文 90文字
パス 15文字

レスポンシブ広告は広告の枠にあわせて、フォーマットや表示形式が自動調整される特徴を持ちます。ただし、広告文の順序が変わる可能性があるので、気を付けて運用しましょう。

広告表示オプションの文字数

広告表示オプションとは、通常の広告文と別に設定できる情報を指します。オプションの種類ごとに文字数が決められているため、下表で確認しておきましょう。

項目 文字数(半角)
サイトリンク表示オプション
  • サイトリンクテキスト:25文字
  • 説明文1、2:35文字
構造化スニペット表示オプション 25文字
コールアウト表示オプション 25文字
価格表示オプション ヘッダー・説明文ともに25文字
プロモーション表示オプション 20文字

Yahoo!広告の文字数

次に、Yahoo!広告の文字数を確認します。一覧表で紹介するので、Google広告と比較しながらチェックすると良いでしょう。

検索広告の文字数

Yahoo!広告の検索広告の文字数は、以下の通り規定されています。

項目 文字数(半角)
タイトル1~3 30文字
説明文1・2 90文字
ディレクトリ1・2 15文字

なお、Yahoo!広告は2020年8月に、タイトル3および説明文2が新たに追加されました。説明文の文字数も変更されており、80文字から90文字に増えました。

広告表示オプションの文字数

Yahoo!広告にも広告表示オプションはありますが、それほど数が多くありません。オプションごとに設定された最大文字数は、下表のとおりです。

項目 文字数(半角)
クイックリンクオプション
  • クイックリンクテキスト:25文字
  • 説明文1、2:35文字
カテゴリ補足オプション 25文字
テキスト補足オプション 25文字

いずれも文字数のカウント方法は、全角が2文字、半角が1文字です。

リスティング広告で使える記号は制限されている

広告に使用できる記号は制限されているため、必ず出稿先のルールを確認しなければいけません。

Google広告で使用できる記号

Google広告で使用できる記号は、下表のとおりです。

記号 使用可否
[ ] 「」 『』 《》(全角)
{}<> (全角) ×
<>(半角)《》 (全角)
【】(全角)
“ ” (全角)” (半角)
×
ー(全角)
– (半角)
± ÷ = ≠ ∞ (全角) ×
≦≧ (全角) ×
\ (全角)
?(半角)
/ /
? ! ? !
⇒ ⇔ → ← ↑ ↓ (全角) ×
~ (全角)
$ * 〃(全角)
♪ 〆 ※ 〒(全角) ×
¥ $ # ^(半角)
♯(全角) ×
ギリシャ文字、キリル文字 ×

Yahoo!広告で使用できる記号

Yahoo!広告の検索広告で使用できる記号は、下表のとおりです。

記号 使用可否
[ ] 「」 『』 《》(全角) ×
{}<> (全角) ×
<>(半角)《》 (全角) ×
【】(全角)
“ ” (全角)” (半角) ×
ー(全角) ×
– (半角) ×
± ÷ = ≠ ∞ (全角)
≦≧ (全角) ×
\ (全角) ×
?(半角) ×
/ / ×
? ! ? ! ×
⇒ ⇔ → ← ↑ ↓ (全角) ×
~ (全角) ×
$ * 〃(全角) ×
♪ 〆 ※ 〒(全角) ×
¥ $ # ^(半角) ×
♯(全角)
ギリシャ文字、キリル文字

広告文が全文表示されるとは限らない

前述の通り、広告を出すためには文字数の制限を守る必要があります。しかし、作成した広告文がすべてユーザーに表示されるとは限りません。表示される広告文の長さは、ユーザーが使用する媒体によって異なるため注意が必要です。

Google広告の表示例

Yahoo!広告の表示例

成果につながる広告文を作成するコツ

広告文を作成する前に、成果につながりやすい文章を作成するコツをおさえておきましょう。

ユーザーが気になるフレーズを使う

広告文には、ユーザーがつい気になって、ページを見てしまうようなフレーズを取り入れると成果につながりやすいです。例えば、数字を使って商品・サービスの魅力を具体的に伝えると良いでしょう。他社に負けていない実績、ユーザーが購入しやすい価格、キャンペーン期間などを広告文にうまく取り入れるのがコツです。

検索キーワードに関連するワードを使用する

1つ目のタイトルなど、ユーザーの目が付きやすい場所に検索キーワードに関連するワードを挿入するのもコツです。検索結果が表示されるページをざっと見たユーザーが、「この記事に知りたいことが書かれている」と判断できるようにしましょう。キーワードをうまく活用して関連性を高めれば、広告自体の質も向上します。

詳しい内容は説明文に入力する

説明文は、リスティング広告の中で一番長い文章を設定できる項目です。そのため、商品やサービスの詳しい説明を説明文に挿入するのに適しています。ユーザーが商品・サービスを使用したときに感じられる便宜について記載したり、ユーザーに対して具体的な行動を促す広告文を入力したりすると良いでしょう。

2つ目のタイトルをうまく活用する

2つ目のタイトルとは、Google広告における「広告見出し2」を指します。Yahoo!広告では「タイトル2」です。2つ目のタイトルの設定は必須ではありませんが、感情的・機能的ベネフィットを挿入するなどの工夫が可能です。

まとめ

Google広告とYahoo!広告は、それぞれ規定の文字数や使用できる記号の種類が異なります。ユーザーが使用する媒体によって広告文の長さが変わってくることを理解して、成果につながる魅力的な広告文を作成しましょう。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

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