Facebook広告とは?基本から出稿方法まで5分でスピードマスター!

Web広告 |

こんにちは。広告運用代行サービス「AIアナリストAD」運営チームの竹本です。

今回はこれからネット広告の運用を始めようという初心者の方を対象に、Facebook広告について分かりやすく解説していきます。

目次

Facebook広告とは?

Facebook広告とはネット広告の1種で、世界最大級のSNS「Facebook」内に表示される広告のことです。Facebookを知らないインターネットユーザーはほとんどいないでしょう。Facebookは世界最大級のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、国内のMAU(月間アクティブユーザー)は約2500万人にも及びます。
(参照:Facebookの国内アクティブユーザーは2500万人、92%がモバイル利用——10代ユーザーの割合は少ない? | TechCrunch Japan
そんなFacebook上で配信できるのがFacebook広告です。

Facebook広告はどこに表示される?

PCの場合

PCのFacebook広告の掲載場所

PCでアクセスした場合、Facebook広告は上の図のように、

  • デスクトップニュースフィード
  • 右側広告枠
  • に表示されます。

    デスクトップニュースフィードはFacebookの友達の投稿の間に挟まれるため、ユーザーが必ず目を通す場所なのでCTR(クリック率)が比較的高く、認知拡大に効果抜群です。

    一方右側広告枠はニュースフィードに比べCTRは低くなる傾向にありますが、ユーザーがニュースフィードをスクロールしても画面に残り続けるという特徴があります。

    スマートフォンの場合

    スマートフォンのFacebook広告の掲載場所

    スマホ表示では、モバイルニュースフィードのみとなります。こちらもデスクトップニュースフィードと同様、ユーザーが必ず目を通す場所なので認知拡大に効果抜群です。

    Instagram広告

    Facebookと同じSNSというカテゴリのサービスで「Instagram」があります。Instagramが買収によりFacebookの傘下にある関係で、Facebook広告を出稿する際、掲載場所としてInstagram広告も選べるのです。

    Instagram広告

    Facebook広告の種類

    Facebook広告には主に3種類の形態があります。

    1)リンク広告

    リンク広告

    リンク広告は、特定のURLやFacebookページへのリンクを内蔵した広告です。

    Facebook内のイベントページだけでなく、外部サイトへの誘導も可能で、ランディングページや自社WEBサイトへの誘導に利用できます。

    2)カルーセル広告

    カルーセル広告

    カルーセル広告は、1つの広告枠に複数の商品やページを掲載することのできる広告です。ユーザーはスワイプにより複数の商品から選択することができます。

    広告を複数出稿するよりも予算的にお得だったり、1つのサービスを訴求する場合でも広告内容に起承転結を作ることができ表現力が増したりします。

    3)動画広告

    動画広告

    動画広告は、タイムライン上に動画という形式で配信される広告です。

    動画をクリックすると再生・停止が切り替わり、リンク広告のようにページ移動はしません。動画をその場で視聴してもらうこと自体が目的であり、動画による認知拡大・ブランドイメージの定着などに利用できます。動画自体はリンクになりませんが、説明文中にリンクを含ませることは可能です。

    Facebook広告の強み|「ターゲッティング」と「低コスト」

    Facebook広告の特徴は何と言っても詳細なターゲッティングが可能な点です。Facebookは実名利用が原則となっており、さらには

  • 居住地
  • 出身学校
  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 配偶者の有無
  • など様々な個人情報の登録を推奨しています。実際他のSNSと比べて個人情報を登録して利用しているユーザーが多い印象がありますよね。これらの情報を利用して細かなターゲットを指定して広告を出稿できるのがFacebook広告ならではの強みです。このような個人単位のターゲッティングに基づくアプローチが可能な点から、BtoBというよりは、BtoCの広告が適している場合が多いです。
    また、少額からスタートできるのもポイントです。出稿金額100円からスタートが可能です。もちろんある程度の成果を出すためにはそれなりの予算を用意するのが現実的ですが、初心者の広告運用スタートに際してのハードルが低いのは魅力的ですよね。

    Facebookの出稿の仕方

    それでは、実際にFacebookで広告を出向する場合のやり方を解説していきます。

    1)準備

    Facebookで広告を出稿するにあたって、以下のものを準備する・決めておく必要があります。

  • 広告内容(画像・文章・動画・誘導先URL・etc…)
  • 予算
  • 配信ターゲット
  • 支払情報
  • 2)目的を選ぶ

    準備ができたところで、早速広告出稿の方法を解説していきます。
    Facebookの右側の広告欄にある「広告を作成」をクリックします。

    「広告を作成」をクリック

    すると、次のような画面になるので、この中からあなたの広告の目的に合ったものを選んでください。

    広告の目的に合ったものを選択

    選んだ目的によってこの先の手順は少しづつ変わってきますが、ここでは多くに共通する部分を解説していきます。

    3)アカウント情報の入力

    広告出稿主の国・通貨・時間帯を選択します。日本をターゲットとする場合は、必ず日本にしましょう。

    広告出稿主の国・通貨・時間帯を選択

    4)ターゲットの設定

    ターゲットの設定

    この画面で、

  • 地域
  • 年齢
  • 性別
  • 言語
  • 趣味・関心
  • 行動
  • などの条件を設定することができます。条件を追加するたびに右側の推定値がリアルタイムで変化します。適切なターゲティング範囲を設定しましょう。

    5)配置の設定

    配置の設定

    広告の掲載場所を選択することができます。自動で配置しない場合は、モバイル・デスクトップといった機種タイプの限定や、Instagramのみといったプラットフォームの限定もできます。

    6)予算と配信期間の設定

    予算と配信期間の設定

    広告の予算と、配信期間を設定します。
    予算は、1日あたりの予算を設定する「1日の予算」と、期間内にの上限予算を決めて、そこに達するまで広告を配信する「通算予算」の2タイプから選ぶことができます。

    7)広告の形式の選択

    広告の形式の選択

    広告の形式を選択します。選択後、画像なら利用する画像素材を、動画なら動画素材をアップロードします。

    8)見出しとテキストの入力

    広告で表示される見出しとテキスト本文を入力します。これを入力すると横に実際の広告のプレビューが表示され、イメージを掴むことができます。

    見出しとテキストの入力

    9)支払情報の入力

    最後に支払いを行うクレジットカードなどの情報を入力します。

    以上で出稿は完了です。説明すると長くなってしまいましたが、実際にやってみればナビゲーションが分かりやすいためそれほど困難なく完了できるでしょう。

    まとめ

    以上、Facebook広告とは何たるかというところから、出稿の手順までまとめてみました。Facebook広告の強みは何と言っても詳細なターゲッティングです。他の広告媒体にはない細かさと、出稿時点でのリアルタイムシミュレーションが可能な点はとても魅力的です。

    また広告形態も画像や文章だけでなく、カルーセル広告・動画配信など表現の幅が広いので、ブランドイメージの拡大などにも向いているでしょう。

    初期投資が少なくても始められますので、是非チャレンジしてみてください。

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    この記事を書いた人

    株式会社WACUL

    株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。

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