GDN・YDA広告のバナーサイズ一覧とおすすめのサイズを解説

Web広告 |

こんにちは。広告運用代行サービス「AIアナリストAD」ライターチームです。

バナーとは、Web広告において、他のページへと誘導するために使われる画像で、適切なサイズで作成する必要があります。この記事では、GDN・YDAで配信できるバナーサイズやおすすめのサイズを解説します。バナー作成時の注意点も解説しているので、参考にしてください。

目次

おもなバナーサイズのタイプ

おもなバナーサイズ5種類について解説します。

レクタングル

レクタングルタイプのバナーは、長方形で、横300px(ピクセル、以後省略)・縦250pxの大きさのものが、よく使われます。パソコンやスマホ向けに配信され、サイドバーに表示されることが多いです。縦横比がテレビ画面と近いため、GIFアニメなどの動画コンテンツの表示におすすめです。

スクエア

スクエアタイプのバナーは、正方形型で、横300px・縦300px、横250px・縦250pxの大きさのものが、よく使われます。サイドバー・コンテンツ内、どちらにも表示され、視覚効果が高いのが特徴です。

スカイスクレイパー

スカイスクレイパータイプのバナーは、縦方向に細長く、横120px・縦600px、横300px・縦600pxの大きさのものが、よく使われます。縦の画面いっぱいに表示されることが多いですが、いくつかに分割して配信されることもあります。

バナー

バナータイプのバナーは、横に細長く、横728px・縦90pxや横468x・縦60pxの大きさのものが、よく使われます。横幅が縦幅の2倍以上あり、スマートフォン向けの小さなサイズもあります。さまざまな媒体にて配信され、Webサイトの上下部分に掲載されることが多いです。

モバイル

モバイルタイプのバナーは、モバイルやスマートフォン用に最適化されたバナー広告です。横320px・縦50pxや横320px・縦100pxなどのサイズが一般的で、画面に合わせてサイズを調整してくれる、レスポンシブタイプのバナーもあります。

GDN・YDAで配信できるバナーサイズ一覧

GDNとYDAではどのようなバナーを配信できるのでしょうか。具体的なサイズを紹介します。

GDN・YDAとは

GDN・YDAとは、Webサイトやアプリ内に掲載されるディスプレイ広告です。広告の配信先・バナーサイズ・ターゲティングに違いがあります。

GDN

GDN(Google Display Network)は、Googleによって運営されており、Youtube・GmailなどのGoogleが提供するサービス、食べログなどの提携サイトに広告配信できます。子供の有無・世帯収入の設定ができます

YDN

YDA(Yahoo Display Ad Network)は、Yahoo!によって運営されており、YDAはYahoo!ニュースやヤフオク!などYahoo!が提供するサービス、法人サイトに広告配信できます。ユーザーデータをもとにターゲットを設定することが可能です。ただし子供の有無・世帯収入は、設定できません。

GDN・YDAで配信できるバナーサイズ一覧表

GDN・YDAで配信できるバナーサイズを一覧表にて紹介します。

タイプ サイズ GDN YDA
PC モバイル PC モバイル
レクタングル 300×250
336×280
スクエア 200×200
250×250
180×180
300×300
スカイスクレイパー 160×600
300×600
120×600
240×400
300×1050
バナー 728×90
468×60
300×50
320×100
970×90
970×250

必ず用意したいバナーサイズ

横300px・縦250px、横336px・縦280pxの2サイズは、パソコンとスマートフォンに最適化できるため、必ず用意しましょう。横300px・縦250は、GDNとYDAいずれにも対応しているので、どちらにも使え便利です。横728px・縦90px、横160px・縦600px、横468px・縦60pxの3サイズは、モバイル・スマートフォン用に用意しましょう。横320px・縦50px、横320px・縦100pxなども、高い広告効果が期待できるため、用意しておくとよいでしょう。

GDN・YDAで配信できるファイル形式

GDNとYDAは、「JPEG」「PNG」「GIF」の3つのファイル形式で配信できます。

JPEG

JPEGは、画像の容量を小さくできるファイル形式です。約1,600色のフルカラーを使えるため、色鮮やかな画像の保存に向いています。画像の容量を抑えたい場合におすすめです。上書き保存すると画質が劣化するため、注意が必要です。

PNG

PNGは、他の形式に比べると画像の容量が大きいです。上書き保存しても、画質の劣化が起きず、背景を透明にできます。何度も繰り返し画像を調整したい場合におすすめです。

GIF

GIFは、画像に動きを与えられるファイル形式で、アニメーションを作成できます。データ容量が小さく、背景を透明にできます。動きのある広告を作成したい場合におすすめです。

GDN・YDAで配信できるファイルサイズ(容量)

GDNとYDAで配信できるファイルサイズ(容量)を紹介します。

GDN

GDNで配信できるファイルのサイズは、下記のとおりです。容量を超えないように注意しましょう。

  • バナー広告:150KB
  • レスポンシブディスプレイ広告:5,120KB
  • ファインド広告:5,000KB

YDA

YDAで配信できるファイルのサイズは、下記のとおりです。YDAでは、バナー広告の画像が150KBに自動圧縮されるため、注意が必要です。

  • バナー広告:3MB
  • レスポンシブ広告:3MB
  • PCブランドパネル:3MB
  • ロゴ画像(180×180):150KB

バナー制作時の8つの注意点

バナー制作を行う時には、気を付けるべき8つの注意点について解説します。

画像を鮮明にする

バナーの画像は、思わずクリックしたくなるように、鮮明な画像を用意しましょう。見やすく分かりやすい画像を使い、ユーザーに訴えることが重要です。第一印象で、ユーザーを引きつけられるバナーを制作しましょう。

画像を組み合わせて使用しない

画像を組み合わせて使用しないように気をつけましょう。2つ以上の画像を組み合わせて作られたバナーは、Googleでは承認されません。画像に分割線があるものや、同じ画像を組み合わせたものも不承認となります。

背景が白い場合は枠線を使用する

背景が白い場合は、広告の領域が分かるように枠線を使用しましょう。コンテンツと広告の領域が分かりにくいと、審査に通りづらくなります。バナーと認識されないと、クリックの誘発もできないため、誰が見ても広告だと分かることが重要です。

画像の明るさに注意する

画像が明るすぎると、広告が見づらくなるため、注意が必要です。コントラストが強い画像は、明暗の差が激しくなり見づらいため、適度な明るさに調節しましょう。明るさと彩度のバランスがとれると、商品や背景がよりきれいに見えます。

画像内のテキストを多くしすぎない

画像内にテキストを多く記載し過ぎないように注意しましょう。テキストの量が多くなりすぎると、画像が見えなくなり、伝えたい情報が伝わらなくなります。Facebook広告は、テキストを20%以内に抑えるよう推奨しています。

ファイル形式・サイズが適切か確認する

広告媒体ごとに、掲載できるファイル形式・サイズが決められているため、適切かを確認しましょう。GDNとYDAの場合は、JPEG・JPG・PNG・GIF形式で、150KB以下の画像を準備しましょう。

リサイズで利用できるものある

レクタングルやスクエアなどのタイプのバナーのように、リサイズで利用できるものがあります。長方形型と正方形型は、形状が似ているため、新規に作成しなくても、リサイズで十分に対応できます。

「主体者の明示」を守る

広告を配信している主体者が誰であるかを、しっかりと明示する必要があります。出稿の際は、画像内に会社名やブランド名を記載しましょう。全体のバランスを整えて、主題者情報が分かりやすく見えるように記載することをおすすめします。

まとめ

バナーサイズは、配信先や掲載場所に合わせて決めます。パソコンとスマートフォンに最適化できる、横300px・縦250px、横336px・縦280pxの2サイズのバナーは、必ず用意しましょう。出稿の際は、適切なバナーサイズを選んで、運用効果を高めてください。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

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