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指名検索とは?その効果や重要性・アクセスを増やす方法を解説
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こんにちは。広告運用代行サービス「AIアナリストAD」ライターチームです。
多くの人に自社サイトを訪問してもらうには、検索順位をあげるためのSEO対策が重要です。しかし、検索エンジンのアルゴリズムはアップデートされるケースがあり、都度変更する手間がかかります。その点、指名検索であれば検索アルゴリズムに左右されません。この記事では、自社サイトへの訪問者を増やしたい人に向けて指名検索について解説します。
目次
指名検索とは?
指名検索とは、社名や商品名など、アクセスしたいものが定まっている場合の検索方法です。指名検索では特定の企業や製品についてアクセスしたい、情報や詳細を知りたいという明確な目的がある点が特徴です。ブランド名、型番、人物名なども当てはまります。
「おすすめ 電子レンジ」といった検索では、特定の企業や商品、サービス名などが含まれません。特定のキーワードで探しているわけではないため、指名検索には当てはまりません。
指名検索の対策が重要な理由
自社サイトへの流入数を効率的に増やすために、指名検索の増加が重要です。明確な目的があって指名検索されれば、高確率で自社サイトにたどり着き、訪問してもらえる可能性が高まります。興味や関心が高いため、購入・問い合わせのチャンスも広がります。
指名検索をよくされているサイトは、SEOが強くなる傾向にあります。SEOを高めれば検索上位に表示されやすくなるため、SEO対策として指名検索増加を目指すこともよいでしょう。
指名検索数の確認方法
指名検索数の確認では、Googleが提供している「Googleサーチコンソール」を利用しましょう。Googleサーチコンソールは、検索順位やユーザーがどのようなキーワードで自社サイトにたどり着いたのかを確認でき、サイトの管理や改善の参考になります。
確認方法は、Googleサーチコンソールの左側にある「検索パフォーマンス」から、該当ページを選択し、「クエリ」をクリックしましょう。どのような検索クエリで自社サイトにたどり着いたのかを確認できます。ここに自社の企業名や商品名があれば、指名検索がされていることがわかります。
指名検索を増やすと起こる効果
指名検索を増加させると、どのような効果が得られるのでしょうか。ここでは、指名検索増加の効果について解説します。
検索アルゴリズムに影響されにくくなる
SEO対策をしっかり行っていても、検索アルゴリズムの変更により検索順位が変動するケースがあります。検索エンジンはアルゴリズムを用いて順位を決定していますが、このアルゴリズムはずっと同じではありません。変更される場合があり、今まで上位に表示されていたのに順位が低下するケースも珍しくありません。
しかし、指名検索の場合は、自社や自社商品という目的があるため、検索アルゴリズム変更に左右されず、流入数を保ちやすいことがメリットです。
自社のブランディングにもなる
指名検索を増やすための施策は、自社のブランディングになります。指名検索の増加を目指す場合、ユーザーに自社についての情報を覚えてもらう必要があります。SNSやメールマガジンなどを利用して情報を提供すれば、自社についての理解が深まって印象に残りやすくなる可能性が高いでしょう。また、自社のファンになってもらう施策も指名検索増加には重要です。
これらの施策は指名検索増加だけでなく知名度や信頼度の向上にもつながり、自社のブランディングになります。
すでに購買意欲が高い人を集客できる
自社名や自社商品・サービス名などで検索する人は、購買意欲が高い状態であると予測されます。例えば「電子レンジ 人気」というような一般検索よりも、「○○社 電子レンジ」などと指名検索した人のほうが、その商品への興味・関心度は高い状況であると推測できます。
自社サイトで情報を得て購入につながったり、オンラインショップからそのまま購入したりする可能性が高くなります。顧客になる可能性が高い人を効率的に集客できるため、マーケティング効果が期待できます。
指名検索を増やす方法
指名検索を増やすためにはどのような施策を行えばよいのでしょうか。ここでは、指名検索を増やす方法を解説します。
SNS運用
SNSはユーザー数が多く、拡散力が高いという特徴があります。SNSを運用して上手に利用すれば、自社の情報が拡散されて知名度が高まる、自社のファンが増加するといった効果が期待できます。ユーザーが求める情報を積極的に発信・アピールしましょう。ただし、発言内容を誤ると炎上し企業イメージが悪化するなど、逆効果になるケースもあります。
各種広告を打ち出す
自社の知名度を高めて情報を広めるには、広告を利用することも効果的です。広告には多数の媒体がありますが、なかでもテレビCMや新聞広告などは費用が高くなりがちです。コスト面を考慮するのであれば、広告費を抑えやすいWeb広告を利用するとよいでしょう。
SNSに掲載するタイプの広告などWeb広告も種類がさまざまです。自社にとってどの広告媒体がよいのか比較検討しましょう。
ページのタイトルを検索内容にあったものにする
ページタイトルが店舗名だけの場合、思ったように集客できないケースがあります。「店舗名 品川店」というようにエリア名・地域名を入れて工夫しましょう。また、社名だけでは業種がわからないような場合、「○○社 広告代理店」などのように業種名を入れてみてください。
自社サイトにたどり着くのにどのようなキーワードが使われているかを分析し、該当キーワードをページタイトルに入れてみましょう。
指名検索するとメリットを得られるキャンペーンを行う
指名検索してサイトにアクセスした場合のメリットを用意する方法も効果的です。例えば、指名検索からの流入者限定で安く購入できる仕組みを作る、プレゼントがもらえるキャンペーンを展開するなど、ユーザーが指名検索したいと思えるようなものを用意しましょう。これによって、指名検索してもらいやすくなります。
商品名を特徴的なものにする
指名検索をしてもらうためには、そもそも自社の名前や商品・サービス名を覚えてもらわなければなりません。社名や商品名がわかりにくい、覚えにくい場合はなかなか指名検索につながらないため注意しましょう。
できるだけ特徴的で覚えやすい名前がベストですが、社名の変更は容易ではありません。そのため、商品名を工夫し、ユーザーが覚えやすいものにするとよいでしょう。
プレスリリースを打ち出す
プレスリリースによる発表は世間の話題になりやすいという特徴があります。特に、マスメディア広告を展開するような予算がない企業にはおすすめです。プレスリリースを取り上げてもらうには、記者との関係を育てるなど地道な活動が必要です。自社の認知度アップにつながるよう積極的な広報活動を行いましょう。
指名検索の増加を目指すときのポイント
指名検索の増加を目指す場合には、2つのポイントを押さえましょう。ここでは各ポイントについて解説します。
ランディングページを魅力的なものにする
指名検索でサイトへの流入数が増えたとしても、ランディングページが魅力的でない、商品情報が不足しているなどの場合は、商品購入につながりにくくなります。サイトを訪れてくれた人に「この商品を購入したい」と思ってもらうようなページ作りが重要です。売上につながるように、ユーザーのニーズに沿ったランディングページにしましょう。
本業をしっかりと行っていく
自社サイトの改善やSEO対策などで指名検索を増やす施策を打つのも重要ですが、本業をしっかりと行うことも大切です。ユーザーの声や反応などを分析し需要に応じた商品開発を行う、アフターフォローやサポートを充実させるなど、本業をしっかり行えば指名検索は自然と増えていきます。地道に企業運営を行いましょう。
まとめ
指名検索とは、社名や商品名で検索する検索手法です。検索エンジンのアルゴリズムに左右されないため、アルゴリズムの変更があっても流入数を保ちやすくなります。自社ブランディングや購買意欲の高い層の集客にもつながります。指名検索を増やす方法のひとつとして、広告の活用が有効です。
広告運用代行サービス「AIアナリストAD」では、低コストで効率的な広告運用サポートが可能です。30,000サイトを改善したノウハウで、入札調整から予算配分まで一貫支援できます。Web広告の運用にお悩みの場合はお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。