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ランディングページの作り方|7ステップの作成方法と便利なツール5選
Web制作 |
こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。
ランディングページ(LP)の作成には、事前の準備から公開後の効果測定まで、さまざまな専門スキルや多くの作業工数を要します。社内のみで良質なLPの作成が難しい場合は、作成ツールの利用や外注化といった選択肢も考慮する必要があります。本記事では、魅力的なLPを作成するポイントや手順、ツール、外注化について解説します。LPの作り方について詳しく知りたい場合は、参考にしてください。
目次
- ランディングページとは
- ランディングページ作成の3つのポイント
- ランディングページ作成の7つのステップ
- ランディングページの作成で活用したいソフト・ツール5選
- ランディングページは外注することもできる
- まとめ
ランディングページとは
ランディングページ(LP)とは、ユーザーがWebサイトにアクセスした際に、はじめに表示されるページです。商品やサービスの販売が目的のサイトでは、購買や申し込みなどの行動をユーザーに促したい場合に、縦長のLPが利用されることもあります。
また販売用のLPは、購買や申し込み、お問い合わせといったコンバージョン用のページに、ユーザーを誘導するのが一般的です。コンバージョン用のページへとリンクをするためのボタンを、「CTAボタン」と呼びます。
ランディングページ作成の3つのポイント
LPを作成する場合には、以下で解説する3つのポイントを意識しましょう。
ファーストビューで読者を惹きつける
ファーストビューとは、初めにユーザーの目に入る部分です。ファーストビューで、ユーザーの興味を引くことが重要です。ファーストビューでユーザーの興味を引きつけると、LPの本文へと読み進んでもらったり、購買や申し込みにつなげたりできます。
キャッチコピーや実績、権威性、画像などでユーザーを魅了するファーストビューを作成しましょう。LPのファーストビュー作成について詳しく知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。
関連記事:LPのファーストビュー作成における5つのポイント|売れるデザインや適正サイズも解説
型を意識して構成を練る
効果的なLPを作成するためには、型を意識した構成にしましょう。一般的なLPの構成は、以下のとおりです。
- ファーストビュー(CTAボタンを設置することもある)
- 導入文(リード文)
- 本文
- CTAへの誘導
他にもLPに利用可能な型があります。たとえば、PASONAの法則やAIDCASの法則など、セールスレターの作成で利用される型をLPに応用するのもおすすめです。
読者からアクションを引き出す
LPの目的は、読者からアクションを引き出すことです。販売用LPの場合は、購買や申し込み、問い合わせのページにユーザーが遷移できるように、CTAボタンを設置します。
さらに、CTAボタンから発生したユーザーの申し込みや購入といった、コンバージョンの検証も重要です。検証と改善の繰り返しによるLP成績の向上が、良質なLP構築につながります。
ランディングページ作成の7つのステップ
ここでは、LPの作成方法について7ステップに分けて解説します。準備段階から公開後の取り組みまで詳しく解説するので、参考にしてください。
読者に取ってもらいたいアクションを決める
LPを作成する前に、ユーザーに促したい行動を決めましょう。たとえば、次のような行動が考えられます。
- 電話やメールでの問い合わせ
- 資料請求
- メ-ルマガジン配信への登録
- サービスへの申し込み
- 商品の購入
読者に取ってもらいたいアクションが、CTAとなります。LP作成の目的に深く関わるため、明確にしておきたいポイントです。
ターゲットと訴求軸を考える
ターゲットとは、LPを見て商品やサービスの購入を検討する想定ユーザーで、ペルソナとも呼ばれます。ターゲットはランディングページのデザインにも関わるため、事前に決めておきましょう。
訴求軸には、商品のアピールポイントや商品を購入したくなるキャンペーンなどが該当します。たとえば、次のような内容が挙げられます。
- 低価格や無料オファーなどの価格軸
- 有名人の推薦などの権威軸
- 限定されたキャンペーン期間などの期間軸
LPにおいては、複数の訴求軸を組み合わせて構築されるのが一般的です。
構成を作成する
構成作成の際に考慮すべき点は、以下のとおりです。
- 伝える内容
- 伝える順番
- 画像や文章の配置
LPの構成は、販売成績に大きな影響を与えます。そのため、適切な順番でコンテンツを組み立て、ユーザーの購買意欲を刺激する必要があります。
LPの構成には、効果的とされる基本の型があります。作成にあたっては、基本に沿って作成しましょう。以下の記事で、コンバージョンにつながるLP構成の基本的な作り方について解説しています。ぜひ参考にしてください。
関連記事:コンバージョンにつながるLPの構成|必要な要素と作成のポイントを解説
ランディングページの文章を書く
LPの文章を書く場合は、以下の点に注意しましょう。
- 端的で冗長ではない表現を心がける
- 具体的な内容を盛り込む
- スマートフォンで見た場合の読みやすさも考慮する
- 難しい漢字や言葉を使わない
- 前後の内容につながりを持たせる
LPの文章作成で意識すべきポイントは、文章を読むユーザーの負担軽減です。可能な限り短い文章で、必要な情報を伝えられるように工夫しましょう。
ランディングページをデザインする
LPは、ユーザーの興味を引きつけるようにデザインする必要があります。文字装飾や画像挿入を活用したり、フォントサイズなどを工夫したりと、ユーザーを魅了するデザインを目指しましょう。
特にCTAボタンやファーストビューは、読者の注意を引きつけられるように意識するのも重要です。
コーディングを依頼する
コーディングとは、LPをWebブラウザ上で見られるようにするプロセスです。コーディングを実施するには、プログラミング言語に関する知識が必要です。
そのため、LPの作成にあたっては、コーディングに関する専門知識を有するエンジニアが必要です。社内のエンジニア、もしくは専門業者に外注する手段が考えられます。LPには改善を加える機会が多いため、修正を前提にしたコーディングを依頼しましょう。
その他の手段として、Webサイト作成ツールを使う方法もあります。LP作成に使えるツールについては後述します。
公開して効果測定を行う
LP公開後には、CTAのクリック数や申し込み件数などのコンバージョンをチェックし、効果測定を行いましょう。効果測定と改善を繰り返すことで、コンバージョン向上を目指します。LPの改善の詳細は、次の記事を参考にしてください。
関連記事:売れるLPに改善する方法|チェックすべき指標とおすすめツール5選
LP効果測定の基本は、Googleアナリティクスによる分析ですが、扱い慣れていない場合は、AIアナリティクスの利用がおすすめです。AIアナリティクスの機能については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:AIアナリストの機能紹介
ランディングページの作成で活用したいソフト・ツール5選
LP作成におすすめのソフトやツールを紹介します。ぜひ参考にしてください。
デザイン作成ソフト2選
LP構築に使えるデザイン作成ソフトを2つ紹介します。
Adobe Photoshop
Adobe Photoshopは写真の加工で使えるツールです。Webサイト用の画像加工ツールとして、広く浸透しているため、検索でさまざまな当該ツールの情報を入手できます。
さらに、チュートリアル機能など、サポート体制も充実しているため、初心者にも扱いやすいツールといえるでしょう。
Adobe Illustrator
Adobe Illustratorは、ロゴやイラスト作成向けのツールです。LP内のイラストやロゴ、CATボタンなどをAdobe Illustratorを使って作成することで、魅力のあるコンテンツになります。
Adobe Photoshopと同様、広く利用されているツールであるため、使い方や機能などの情報の入手が容易です。オリジナリティのあるLPを作成したい場合に、導入をおすすめしたいツールです。
ランディングページ作成ツール3選
ここでは、LP作成ツールを3つ紹介します。
WIX(ウィックス)
WIXはLPの作成から管理、集客までを一元化して行える、本格的なホームページ作成ツールです。ドラッグ&ドロップの直感的な操作性で、初心者にも扱いやすい点が魅力です。基本的に利用は無料ですが、機能の拡張や独自ドメインの取得の際には料金が発生します。
ペライチ
ペライチは、LP作成に特化したWebサイト作成ツールです。1ページのみLPを作成してみたい場合は、ペライチの無料版を試してみるのもおすすめです。オンライン決済や予約システムを構築する機能も備えているため、初心者でも手軽にLP作成をはじめられます。
Jimdo(ジンドゥー)
JimdoはAIの質問に答えるだけで、ホームページ作成が可能なツールです。AI機能を利用して手軽にLPを作成し、その後に細かなカスタマイズを加えるのもよいでしょう。コーディングで作成するモードも選択できるため、コードを利用して自由にLPを構築したい人にもおすすめです。
ランディングページは外注することもできる
ランディングページは外注化による制作も可能です。ここでは、外注化の方法や相場について解説します。
外注する方法
LPの外注は、フリーランスもしくはWeb制作会社に依頼することになります。フリーランスに依頼する場合は、クラウドソーシングを利用するとよいでしょう。代表的なサービスとしては、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などがあります。Web制作会社に依頼する場合は、複数の会社を比較して、相見積もりをとることをおすすめします。
外注する場合の費用相場
ここでは、外注した場合の費用相場ごとのサービス内容について解説します。
10万円以下の場合
フリーランスや個人事務所などにLPの制作を依頼すると、10万円以下など費用を比較的安価に抑えられるでしょう。
10万円以下のLPの多くはテンプレートのLPで作成されるため、オリジナリティを求める場合は不向きです。LP公開後の改善や修正といったサポートも受けられません。コストを抑えてLPを作成したい利用者向けといえるでしょう。
10万円~40万円の場合
経験豊富なフリーランスや中小規模のWeb制作会社に依頼する場合の目安は、10万円~40万円程度です。また、10万円~40万円の価格帯のLP制作サービスであれば、ターゲットやコンセプトを考慮したLP制作も可能でしょう。
ただし多くの場合、LP作成の準備に必要な競合調査や、LP公開後のサポートは設けていません。LPで成果を上げるためのサポートを受けたい利用者には不向きといえます。
40万円以上の場合
40万円以上でLP制作の依頼をする場合は、中小規模以上および大手の制作会社にもLPの制作を依頼できます。LP制作だけではなく、制作前の準備から公開後のサポートまで設けていることもあり、LPで成果を出すためのサポートも充実しています。
事前準備から公開後の専門的なサポートを受けたい場合は、ある程度の費用を見込む必要があります。
まとめ
効果的なLPを構築するには、さまざまなスキルと多くの作業工数が必要です。コーディングや画像加工などの専門スキルを持たない場合は、専門家への依頼や作成ツールを有効活用して、魅力的なLPを作成しましょう。
LP作成後は効果測定を繰り返し、LPによる販売成績の向上を図るのも重要です。LPの効果測定はGoogleアナリティクスの利用が基本ですが、初心者には重要指標の評価が難しい場合があります。
AIアナリストを利用すると、AIの自動化されたアクセス解析による改善点の提案を受けられます。35,000サイトの分析データを元にした、根拠のある提案を元にした改善策を実施すると、LPの成績向上が期待できるでしょう。
2分でGoogleアナリティクスへの連携が完了するので、まずは無料版からお試しください。
この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。