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ランディングページでSEO対策を行う方法|効果的な実践法を解説
Web制作 |
こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。
ランディングページ(LP)は、購入や問合わせ、資料請求などのコンバージョン(CV)の最大化を目的に、効率的に誘導するように構成されたWebサイトのページです。
その種類は、SEO対策に不向きな「1ページ完結型」と、SEO対策に適している「サイト一体型」があります。
この記事では、「1ページ完結型」ランディングページがSEO対策に向いていない理由や、サイト一体型でSEO対策を行う際のメリット・デメリットのほか、SEO対策を最大化するポイントなどを解説します。
ランディングページでSEO対策の効果を上げたいと考えているWebマーケティング担当者などは、ぜひ参考にしてください。
目次
- ランディングページとは
- 「1ページ完結型」ランディングページがSEO対策に不向きな理由
- SEO対策に適した「サイト一体型」ランディングページのメリット
- SEO対策に適した「サイト一体型」ランディングページのデメリット
- 「サイト一体型」ランディングページでSEOの効果を最大化するポイント
- まとめ
ランディングページとは
最初に、ランディングページの目的や種類について説明します。
ランディングページの目的
ランディングページは、自然検索やWeb広告を経由してユーザーが最初に訪れるページで、購入や申込み、問合わせなどのコンバージョン(CV)を最大化するために作られるWebサイトのページです。
HPのように広範囲の情報を届けるサイトと異なり、CVに効率的に誘導することが目的なので、新商品のローンチ時や、期間を限定したキャンペーンなどで頻繁に利用されます。
ランディングページの種類
ランディングページには、「1ページ完結型」LPと、「サイト一体型」LPの2種類があります。
1ページ完結型は、メインビジュアルやキャッチコピーを含むファーストビューや、商品訴求、CVへの誘導などが、1ページにコンパクトにまとめられたタイプです。
一方のサイト一体型LPは、一見すると通常のWebサイトと同じように見え、1ページ完結型よりも多くの情報を掲載しているものの、ユーザーの離脱を防いでCVにつなげることに変わりはありません。
一般的に1ページ完結型よりも、サイト一体型の方が、SEO対策に向いているとされています。
「1ページ完結型」ランディングページがSEO対策に不向きな理由
ではなぜ、1ページ完結型のランディングページが、SEO対策に不向きなのでしょうか。その理由を解説します。
テキスト数・ページ数・コンテンツ量の不足
1ページ完結型は、コンパクトに情報をまとめるため、テキスト数やページ数、情報・コンテンツ量が少ないのが一般的です。
検索エンジンのクローラーは、ページ数が多く情報量が多いサイトを品質の高いサイトとして評価しますが、1ページ完結型は評価できる対象が少ないことから、上位表示が難しくなってしまいます。
内部リンクが少なく被リンクを集めづらい
1ページ完結型は、効率よくCVにつなげるために、他サイトへ遷移するリンクが少ないのも特徴です。
また、情報量が少ないことから、役立つ情報を発信していると他サイトが認める証でもある、被リンクが少なくなります。こうした内部リンクや被リンクがないことも、マイナス評価となるので、SEO対策に向いていない一因となります。
サイトの運営歴が短い
ランディングページは、キャンペーンなど短期間で結果を出す際に作られるので、サイトの運営歴が短くなります。この点も、Googleなどの評価基準に合わず、上位表示が難しくなります。
SEO対策に適した「サイト一体型」ランディングページのメリット
一方で、SEO対策に適しているサイト一体型には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
集客効果を高めることができる
サイト一体型のランディングページは、情報量が多いので、その分検索エンジンの評価が上がり、上位表示の可能性が高まります。また、広告流入だけではなく、SEO効果による自然検索の訪問も増えるので、集客増を期待できます。
広告嫌いの見込み客を獲得できる
SEO対策で上位に表示されるようになれば、広告を嫌うユーザーの自然検索流入を後押しすることにもなります。その結果、幅広い層の見込み客獲得につながります。
継続的に見込み顧客を獲得できる
SEO対策による検索順位は、一度上位に表示されると、途中でSEO対策をやめても、しばらくはその効果を持続できます。そのため、継続的な見込み客獲得も来たいできます。
SEO対策に適した「サイト一体型」ランディングページのデメリット
サイト一体型のデメリットも確認しておきましょう。
他ページに離脱しやすい
一般的にサイト一体型は、ランディングページの下層ディレクトリにほかのページを作るため、ユーザーが行動を起こす前に離脱してしまう可能性が高まります。
1ページ完結型よりもCVが下がる可能性もあり、情報が増えてもCVしたくなるようなコンテンツを充実させるほか、導線の工夫が重要となります。
制作費用が高くなる
情報量が増える分、1ページ完結型よりは制作費が高くなり、時間も長くかかる傾向にあります。
サイト一体型ランディングページは、SEO対策ができるものの、費用対効果は1ページ型よりも劣ることもあるので、目的や予算に合わせて選択するようにしましょう。
「サイト一体型」ランディングページでSEOの効果を最大化するポイント
最後に、サイト一体型で、SEO効果を最大化するための対策を説明します。
コンテンツのクオリティを高める
サイト一体型ランディングページの情報が、検索エンジンの高い評価を得るために、コンテンツの質を高める必要があります。ターゲットのペルソナを意識して、ユーザーニースに合ったコンテンツの提供を行うようにしましょう。
良質な被リンクを集める
被リンクによるSEO効果も高いので、良質な被リンクを集めることも、効果を最大化するポイントです。下層ディレクトリを活用して、役立つコンテンツや独自の調査データなどを発信することで、被リンクを獲得しやすくなります。
まとめ
ランディングページは、CVの最大化を目的に作りますが、SEO対策を行うなら、1ページ完結型よりもサイト一体型の方が適しています。
サイト一体型でSEOの効果を高めるには、コンテンツの質の向上や良質な被リンクを集める必要があり、定期的なLPOによる改善も重要です。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。